記事一覧
11 - 15件目まで(16件中)

- フルカ山岳蒸気機関車
-
エリア:
- ヨーロッパ>スイス
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 鉄道・乗り物
- 投稿日:2016/03/16 00:00
- コメント(0)
日本ではあまり知られていないフルカ山岳蒸気機関車に乗ってました。スイスには有名な鉄道が数多くありますが、この鉄道はヴァレー州のOBERWALDとウリ州のREALPを夏の間だけ結んでいる、ちょっと珍しいレトロな観光列車です。
1982年までは氷河特急もこの区間を走っていましたが、冬の間は豪雪のため、運行が不可能でした。そのためOBWERALDとREALPの間に15.4kmの長い新トンネルが建設され、それをフルカベーストンネルといいます。新トンネル開通以降は山岳線は廃線となった。。。のですが、旧線を守るための国際的なボランティア組織が結成され、1985年にはその団体が私鉄の免許を取得し、そして93年にREALP-FURKAPASS間が復活、2000年に旧フルカトンネルを含めてREALP-GLETSCH間が復活、最後に2011年夏は18キロの全区間が復活を果たしました。今回は人気のGLETSCH-REALP間(所要2時間)に乗って来ました。GLETSCHまではOBERWALDからポストバスで15分で行けますが、本数は少ないので調べておく必要があります。ちなみにスイスパスは適用されない列車ですが、一度乗ってみる価値は充分あります。

REALPへ!

これから旧フルかトンネル(1874メーター)

1等車両の様相

2等車両の様相

高原を走っている列車。うしろはフルカ峠の道路です。

ここがローンヌ川の始まり。

- 世界初!オープンデッキ付き2階建てロープウェイ
-
エリア:
- ヨーロッパ>スイス>ルツェルン
- テーマ:ハイキング・登山 鉄道・乗り物
- 投稿日:2015/08/10 00:00
- コメント(0)
シュタンザーホルンです。ルッツェルンから30分強でアクセスは便利です。山頂駅の標高は、1850m。山頂からは、ルッツェルン湖をはじめとする中央スイス地方の湖と、スイスアルプスの山並みの景観が広がります。2012年に中間駅のケルティKältiから山頂駅までの区間のケーブルカーが、ロープウェイに付け替えられました。このロープウェイは世界初となるオープンデッキ付き2階建てのキャビンで、「カブリオ」と命名されました。上層デッキからはガラス窓などに遮られることなく、周囲の景観を見ながら移動することができます。こちらのビデオで様相ご確認いただけます。風を感じながら上がっていくことは実に楽しくて気持ちのいい体験でした。

中間駅まではレトロなケーブルカーをご乗車いただけます。
シュタンス〜ケルティ間は、1892年から1893年にかけて敷設されたレトロなケーブルカー(フニクラ)です。それに対し、ケルティ〜スタンザーホルン間は世界最新のロープウェイと時代の異なる2つの山岳交通機関に乗ることができます。ケーブルカーは32人乗りです。ロープウェイは60人乗りで、最上階は30人までです。運行は例年4月中旬〜11月中旬で、冬季は運行停止。山頂には回転レストランがあります。

- ヨーロッパで一番急な坂を走るケーブルカーに乗ってみませんか?
-
エリア:
- ヨーロッパ>スイス>インターラーケン
- ヨーロッパ>スイス>グリンデルワルト
- テーマ:ハイキング・登山 鉄道・乗り物 自然・植物
- 投稿日:2015/05/27 00:00
- コメント(0)
バスでインターラーケンからグリムゼル峠方面に向かう途中にあるHANDECKという場所から出発しているGELMERケーブルカーに乗って、絶景が楽しめるGELMER湖に行ってきました。急な坂を走ると聞いていっていましたが、想像を超えた急な登りでした。ゆっくり動いているからジェットコースターのような感じはないのですが、やはりどきどきします。
上に着くと、周りの山々やきれいな色のGELMER湖の眺めが楽しめます。ハイキングされる方は湖の一周(約1時半)やGELMERの山小屋までのハイキング(往復で4時間半くらい)がお勧めです。
<インターラーケンからは日帰りは可能です。日本語ガイドの手配も承っております。
特に下る時にどきどきします。
GELMER湖
GELMER山小屋
GELMER山小屋の近くの景色
アルピニストじゃなければ、体験できないアルプスの朝焼けを、皆さんもZermattで実現できる?!?!これは、絶対に逃せない経験です。
みゅうスイス担当、ヒマラヤ、アフリカ、ロシア、アルプスと数々の高峰に登ってきた登山歴25年の私が、強くお勧めします!世界中探しても、登山電車やロープーウェイに手軽に乗れて、こんなに簡単に4000メートル峰を間近かに拝められるところはZERMATT以外にないでしょう・・・。
ちょうどチナル・ロートホルンに登った時の日の出の情景をカメラに収めましたので、ご覧下さい。アルプスの朝焼け体験がどんなものか、少しでも皆さんにお伝えできればと思い筆をとっております。出発は、早朝の暗いうちです。


張りつめた冷たい空気を頬に感じながら、一歩一歩アイゼンをひっかけないように、下を向いて歩きます。ふと前を見上げると、ピカリと輝く北極星と、群青色から徐々にグラデーションがかかった水色が山のシルエットがくっきりと見え始めていることに気づき、シャッターを切りました。

ツェルマットの谷の東側は、SAAS FEEザースフェーの谷です。ミシャベル山群のほうから日が昇りますので、まずこちらの空にオレンジのベールがかかり始め、徐々に白んできます。

ツェルマットを代表するマッターホルン側は、ミシャベル側からの太陽光線が差してくるまで、なんの物音もなく静かに、そしてどっしりとたたずんでいるのです。平和の象徴のような情景です。


だいぶ日の出に近づいてきます。

マッターホルンの背後の空が、薄い紫色から薄いピンク色へ変わってきます。アルプスのスペキュタクラーが始まります。!!この色のグラデーションは柔らかく優しい・・・。

マッターホルンの北東壁側に太陽が当たりはじめます。ぞくぞくしてきます!


徐々にマッターホルンの姿が太陽に照らされ、誇り高く見えてきます。そして、山肌がどんどん薄いピンク色がオレンジ色へ、紅色へと変わっていきます。頂上直下400メートルほどの岩石は、アフリカ大陸から地殻変動でここまでやってきた事は遅筆学者により証明済みで有名な話ですが、今、目の前でそのマッターホルンが、歴史を超えて輝き始めています!

一瞬も目を離せません。一刻一刻、山はいろんな表情を見せてくれるのです。視界の良い日は、この写真のように遠く右の奥に、ヨーロッパ最高峰モンブランがピンクに染まっている姿さえも見えます。あまりの美しさに感動し、涙が出てきそうです。静かな荘厳な雰囲気に包まれたあなたの身も心も、一生この瞬間を忘れることがないでしょう。どんな著名なアーティストも自然の美には到底かないません。

・・・・、と、私の経験をブログを通じで皆さんと少し分け合ったわけですが、アルピニストは、ザイルやマテリアルが入った重いザックを背負い、一歩一歩雪上を登っていきます。指が凍え、時にはリスクを背負って・・・頂上を目指すのです。
**** このようなアルプスの朝焼けを、こんな苦労をしなくても皆さんも体験できるサンライズツアーがあります。ツェルマットにいらっしゃった際には、是非、感動する体験をしていただきたいと願っております。
みゅうスイス 担当 ゆき
注意事項:天候により朝焼けの空の色、山肌の色等は変わります。
- タグ:
- サンライズツアー 日の出ツアー ツェルマット マッターホルン 朝焼け

- スイスアルプスで雨の日は・・・・『トゥリュンメルバッハの滝』へ行こう!!
-
エリア:
- ヨーロッパ>スイス>インターラーケン
- ヨーロッパ>スイス>ミューレン
- ヨーロッパ>スイス>グリンデルワルト
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 鉄道・乗り物
- 投稿日:2015/05/20 00:00
- コメント(0)
せっかくグリンデルワルドにハイキングをしにやってきたのに、雨に降られたら・・・・・・山で天気が悪いと目も当てられませんよね。
そういう時にお勧めなのが、ラウターブルネンのU字谷の奥にある地中の滝、トゥリュンメルバッハ!!ここは、お天気関係なく楽しめます。ラウターブルネンの谷には、大小あわせると、なんと72本の滝があります。一番象徴的なのは、ラウターブルネンの駅から見える約300メートルの落差を誇るシュタウフバッハの滝ですが、今回ご紹介するのは、岩の中にあるすごい迫力の滝です。
ゴウゴウと水の音が岩の中のトンネルに響き渡り、薄暗いため、怖くて鳥肌が立ちそうです・・・・笑!!
アイガー・メンヒ・ユングフラウという名峰で有名なベルナーオーバーランドの氷河群からとけだす約2万トンの水が、険しい岩の洞窟内を10層の滝となり流れ落ちていきます。毎秒二万リットルの量で流れ落ちてきます。
トリュンメルバッハフェレ(トリュンメルバッハ滝)へは、ラウターブルネンからシュテッヘルベルグ行きの黄色いポストバスにのって7分!簡単に行けます。
1912年から岩山の内部に設置されたエレベーターで、上部の滝まで簡単にいくことができます。帰りは階段でくだりながら、滝を順番に見ながら下りてきます。一番水の量が多く、迫力があるのは、雪解けのころですが、雨の後も、見ごたえ十分です♪
11 - 15件目まで(16件中)











