エジプト / 「ラマダン」(断食月) 期間中のご注意

  • 投稿日2010/08/11
  • 更新日2010/08/12
OTOA
OTOAさん
「OTOA World information」
エジプトでは、2010年8月11日(水) 00:00より「ラマダン」(断食月)が始まりました。

■ ラマダン(断食月)とは?
日の出から日没までの間、飲食を絶ち、ヒジュラ(聖遷)を追体験する宗教行事。
現在では、食べ物の有難味を再確認し、貧富の差なく、イスラム教徒同士の分かち合いの精神を維持するため、とも言われる。

■ 期間
30日間 (+断食明け祭り=イード・アル・フィトル 3日間)

■ ご注意事項
1) 最初の2週間は、ほとんどのローカルレストランで、アルコールサービスが中止されます。
 但しご宿泊のホテル等では、通常通りのサービスが提供されますので、ホテルにてアルコールをお楽しみください。
2) ベリーダンスは「ディナークルーズ船」、「ナイル河クルーズ船」ともに、中止となります。
 代りに「イスラムダンス」や「民族ダンス」へ変更されますのでご注意ください。
3) カイロ、ルクソール(一部)の観光地では、閉館時間が早まります。 (通常 16:00クローズの場合、14:30クローズとなります)
 そのため観光順序の入れ替えや、若干、通常よりも早目に観光することになります。
4) 今年からラマダン期間中のみ、冬時間となります。(日本との時差 -7時間)
 現在の夏時間(-6時間)から1時間遅れますので、お間違え無いようご注意下さい。

■ その他
観光にはマイナス要素と思われがちなラマダンですが、この時期は宗教色が一層強まり、普段、あまりイスラムを感じずに生活している人達も、この時ばかりは敬虔なイスラム教徒となります。
また街中には、ラマダンを祝う電飾ランプ(ファヌース)などが、あちこちに見られます。
さらに、日没後の最初の食事(イフタール)は、辛い断食を分かち合ったイスラム教徒同士で食べ物を持ち寄り、食卓をともにするという光景も見る事が出来ます。(イスラム教徒ではない人も、お呼ばれされる事もあります。)



※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。
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