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エリア:
- アジア > 台湾
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テーマ:
- 観光地
台湾北東部の「蘭陽地方」のおすすめ観光スポットを2件、ご紹介いたします。
■ 太平山森林遊楽区
仁沢温泉森林公園、翠柏園、三畳の滝や蘭台苗圃などはいずれも区内の主要ポイントで、避暑、バカンス、登山や自然の探索などには絶好の地です。
その外、全長約3kmの遊覧列車があり、沿路冬の雪やご来光、雲海などの山の景色の観賞が可能です。
尚、同区には全客室数 104、約400人収容可能な宿泊施設「太平山荘」もあります。
■ 亀山島
〔概況〕
亀山島は20数年間、軍事管制下におかれていた事から、一般の人々の上陸は許可されておりませんでしたが、1999年に同島を「観光局東北角国家風景区管理処」の管轄下に置き、2000年8月01日より観光地として一般の人々に開放しています。
しかしながら冬場は季節風が強いため、実質的に観光が可能な時期は毎年3月01日〜10月31日の09:00〜16:00で、上陸人数も1日 250人に制限されています。(毎週月曜休み)
烏石漁港から亀山島への船便は09:00発・12:00発の2便のみです。団体で船をチャーターする場合には16:00以前に亀山島を出航するスケジュールであれば問題はありません。
烏石〜亀山間の所要時間は片道約40分、また約20分で船で島を一周することが可能です。尚、亀山島は現在のところ同島西部の町 亀尾しかオープンされておらず、上陸し徒歩で散策しても1時間程の時間があれば十分です。
一方、同島周辺では「ホエール・ウォッチング」も可能で、ホエール・ウォッチング専用の観光船も出ております。(毎日 05:30、09:00、12:00、15:00の1日4便、亀山島への上陸はありません)
「亀山島」は別名「亀山嶼」もしくは「亀嶼」と呼ばれ、宜蘭県頭城鎮に属します。烏石漁港と梗枋漁港のどちらからもわずか10km足らずの距離に位置しておりますが、現在は烏石からのアクセスのみ可能となっています。
亀山島の大きさは東西 3.3km、南北 1.7km、海岸線 9kmキロ、面積 2.81平方km。火山岩から構成されている同島は、台湾では唯一の活火山で、過去7,000年に最低4回は火山の噴火があったと考えられています。
島は頭と身と尾の三地域に分かれ、頭は東側、尾は西側に位置します。その形はちょうど海亀が頭を擡げて海上に浮んでいる形に似ています。また島には二つの高地があり中央の高地は海抜401m、東側(頭の部分)の高地は海抜239mです。(尾の部分は海抜141m)
尚、亀山島東側の海底には8〜9ヵ所の硫黄海泉があり、最高水温は約110度ほど。付近には硫黄を主食とする蟹(かに)が生息しており、地元では「亀かに」と称されています。
島からは「亀山八景」と称される絶壁や鐘乳石などがあり、その景色は絶景の一言に尽きます。
〔亀山八景概要〕
(1) 亀山朝日 --- 最も有名な景色で、昔から蘭陽八景中の第一景と称されています。
(2) 亀島黄煙 --- 火山活動によって生じる硫黄の棚引く煙。
(3) 亀岩絶壁 --- 硫黄の煙により崩れて生じた絶壁。
(4) 亀卵観奇 --- 亀の卵の恰好をした奇岩怪石。
(5) 霊亀擺尾 --- 霊気を帯びた亀がしっぽをふる様が見られる。
(6) 髪亀戴帽 --- 樹木が生い茂り、亀が帽子をかぶっているように見える。
(7) 眼鏡洞鐘乳石奇観 --- 鐘乳石で形成された眼鏡洞の奇観。
(8) 海底温泉湧上流 --- 海底温泉が浮上し、硫黄が棚引く景観。
また島の付近は黒潮と親潮の交差する場所にあたり、昔から良好な漁場としても知られています。
同島は元々、清王朝時代に中国大陸から渡って来た人々の子孫約1,000人が漁業を営んでおりましたが、交通が不便で子女の教育に支障を来すこと、また医療設備も十分でないとした理由から、当時の政府は1977年に住民を強制的に頭城の町に移住させ、その後20数年間、同島を軍事管制下においておりました。
尚、亀山島への上陸を希望刷る場合は「観光局東北角管理処大理管理站」へ事前に上陸申請を行わなければなりません。団体の場合は上陸日より一週間前までにリストをFAXで送らなければなりません。
また、同島への上陸時には、必ずパスポートなどの「身分証明書」を持参しなければなりません。
注) 船便の時間は変更になることもあるので、事前にチェックすること。
■ 太平山森林遊楽区
仁沢温泉森林公園、翠柏園、三畳の滝や蘭台苗圃などはいずれも区内の主要ポイントで、避暑、バカンス、登山や自然の探索などには絶好の地です。
その外、全長約3kmの遊覧列車があり、沿路冬の雪やご来光、雲海などの山の景色の観賞が可能です。
尚、同区には全客室数 104、約400人収容可能な宿泊施設「太平山荘」もあります。
■ 亀山島
〔概況〕
亀山島は20数年間、軍事管制下におかれていた事から、一般の人々の上陸は許可されておりませんでしたが、1999年に同島を「観光局東北角国家風景区管理処」の管轄下に置き、2000年8月01日より観光地として一般の人々に開放しています。
しかしながら冬場は季節風が強いため、実質的に観光が可能な時期は毎年3月01日〜10月31日の09:00〜16:00で、上陸人数も1日 250人に制限されています。(毎週月曜休み)
烏石漁港から亀山島への船便は09:00発・12:00発の2便のみです。団体で船をチャーターする場合には16:00以前に亀山島を出航するスケジュールであれば問題はありません。
烏石〜亀山間の所要時間は片道約40分、また約20分で船で島を一周することが可能です。尚、亀山島は現在のところ同島西部の町 亀尾しかオープンされておらず、上陸し徒歩で散策しても1時間程の時間があれば十分です。
一方、同島周辺では「ホエール・ウォッチング」も可能で、ホエール・ウォッチング専用の観光船も出ております。(毎日 05:30、09:00、12:00、15:00の1日4便、亀山島への上陸はありません)
「亀山島」は別名「亀山嶼」もしくは「亀嶼」と呼ばれ、宜蘭県頭城鎮に属します。烏石漁港と梗枋漁港のどちらからもわずか10km足らずの距離に位置しておりますが、現在は烏石からのアクセスのみ可能となっています。
亀山島の大きさは東西 3.3km、南北 1.7km、海岸線 9kmキロ、面積 2.81平方km。火山岩から構成されている同島は、台湾では唯一の活火山で、過去7,000年に最低4回は火山の噴火があったと考えられています。
島は頭と身と尾の三地域に分かれ、頭は東側、尾は西側に位置します。その形はちょうど海亀が頭を擡げて海上に浮んでいる形に似ています。また島には二つの高地があり中央の高地は海抜401m、東側(頭の部分)の高地は海抜239mです。(尾の部分は海抜141m)
尚、亀山島東側の海底には8〜9ヵ所の硫黄海泉があり、最高水温は約110度ほど。付近には硫黄を主食とする蟹(かに)が生息しており、地元では「亀かに」と称されています。
島からは「亀山八景」と称される絶壁や鐘乳石などがあり、その景色は絶景の一言に尽きます。
〔亀山八景概要〕
(1) 亀山朝日 --- 最も有名な景色で、昔から蘭陽八景中の第一景と称されています。
(2) 亀島黄煙 --- 火山活動によって生じる硫黄の棚引く煙。
(3) 亀岩絶壁 --- 硫黄の煙により崩れて生じた絶壁。
(4) 亀卵観奇 --- 亀の卵の恰好をした奇岩怪石。
(5) 霊亀擺尾 --- 霊気を帯びた亀がしっぽをふる様が見られる。
(6) 髪亀戴帽 --- 樹木が生い茂り、亀が帽子をかぶっているように見える。
(7) 眼鏡洞鐘乳石奇観 --- 鐘乳石で形成された眼鏡洞の奇観。
(8) 海底温泉湧上流 --- 海底温泉が浮上し、硫黄が棚引く景観。
また島の付近は黒潮と親潮の交差する場所にあたり、昔から良好な漁場としても知られています。
同島は元々、清王朝時代に中国大陸から渡って来た人々の子孫約1,000人が漁業を営んでおりましたが、交通が不便で子女の教育に支障を来すこと、また医療設備も十分でないとした理由から、当時の政府は1977年に住民を強制的に頭城の町に移住させ、その後20数年間、同島を軍事管制下においておりました。
尚、亀山島への上陸を希望刷る場合は「観光局東北角管理処大理管理站」へ事前に上陸申請を行わなければなりません。団体の場合は上陸日より一週間前までにリストをFAXで送らなければなりません。
また、同島への上陸時には、必ずパスポートなどの「身分証明書」を持参しなければなりません。
注) 船便の時間は変更になることもあるので、事前にチェックすること。