記事一覧
1 - 3件目まで(3件中)
- ベトナム縦断生リポ@フエ
-
エリア:
- アジア>ベトナム>フエ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産
- 投稿日:2012/07/15 20:59
- コメント(0)
ベトナム入りしてちょうど一週間が過ぎる。
ホーチミンから北上し、きのうフエに到着。
暑い! とにかく暑い〜〜〜〜
本日の気温、36度、ドピーカン。
古のパレスを見学しながら熱中症気味に。
あぁ、どうして世界遺産はいつもこうも暑いのか。
フエは旧市街、新市街とフォーン川で分かれている。
ツーリストエリアは新市街。
そのなかで歩いても行ける距離だが、地図上だと上下に分かれている。
私は下部の方に宿をとったが、上部の方が旅行者向けのレストランやみやげ物屋が多い。
けど、ホイアンの方が充実してる。
正直、フエはあまりおもしろくない。
私の泊ったホテル
一泊朝食付きで14ドル
10、12、15ドルと部屋があり、たまたま15ドルの部屋が空いていたので
値切って14ドル朝食付きにしてもらった。
同エリアのホテルもだいたい値段は同じ。
12ドルぐらいが平均のよう。
ただし、上部エリアはもっとホテルが多く、もう少し安くなる可能性あり。
最初上部エリアで提示された金額はエアコンなしで6ドル。
が、この7月の時期、ACなしは死活問題といえなくもない。
バイクで街を散策。
バイクはホテルで借りた。
マニュアル車一日4ドル、オートマ一日7ドル。
そこらへんのバイク屋だと交渉次第でマニュアル車は3ドル程度。
ただし、マニュアル車は少ないため、借りるまでに時間がかかる。
道は難しくないが、通りの名前がわかりづらいため、もしまちがえると
地元民に道をたずねてもまったく伝わらない。
王宮の周りは一方通行が多いので注意したい。
グルメに関しては、基本どこで何を食べても、さすがベトナム、失敗はない。けど意外に屋台は高い。
ピーナツだれをかけて和える汁ナシのブン(名前がわからん)
……20000VND(約80円)
あひるの丸焼きハーフサイズ……70000VND(約280円)
これだけ聞くと安いじゃんと思われそうだが、他の値段を知ると、??になる。やっぱツーリストだからボラれたのかなーと思い、隣で同じものを食べていたベトナム人のおねえさんに聞いたら、
「みんな同じよ」と笑われた。
ほんとかな〜〜??
今これ書いてるカフェ。
オクトパシーとかいうレストランでは、
揚春巻き…80000VND(約320円)
アイスコーヒー…20000VND(約80円)
これぞツーリストプライスって感じかな。。。
フエで一番当たりだったのは、甘味。
ハノイ通りで偶然見つけたビーバンというローカルな店。
店頭にドリアンが山盛りで、それで目に留まった。
ドリアンは、そういえば今がシーズンではなかったろうか。
思わず注文すると、
ドリアン100%の生ジュースが参上(もしかしたらコンデンスミルクが若干入っていたかも)。
冷たくて甘くて濃厚で臭くてとてもおいしかった。
ついでにチェーも食べた。
ドリアンジュース…25000VND(約100円)
コープマートというデカいショッピングセンターが、チャウティン橋のたもとにある。
そこでかわいらしい服を見つけたので、思わず買った。
日本でも売ってるようなヤツ。
最近はメイド・イン・ベトナム多いからね。
タンクトップ…80000VND(約320円)
カットソー…10500VND(約402円)
キャミワンピ……10000VND(約400円)
ふーん、高いのかなぁ、ベトナムの物価としては。
でもこんなもんかな。ならインドより若干安め、かも。
あーそれにしてもフエは暑かった。
暑いなかの観光はほんとぐったり。
まぁ、王宮さえ見られればそれで充分。。。という気になってしまう。
長く滞在するような街ではない。
旧市街なんかに行くと、でたー的な感じで、またかーもういいやと思ってしまう。
アジアの旧市街、つまり地元民のエリアはどの国も同じにおいがするものだ、としみじみ感じた。
フエはポエムのような街、とうたった詩人がいたそうだが、
そんな情緒的な気分になれたのは、
きっともう少し涼しい季節に訪れたからではなかろうか。
ホーチミンから北上し、きのうフエに到着。
暑い! とにかく暑い〜〜〜〜
本日の気温、36度、ドピーカン。
古のパレスを見学しながら熱中症気味に。
あぁ、どうして世界遺産はいつもこうも暑いのか。
フエは旧市街、新市街とフォーン川で分かれている。
ツーリストエリアは新市街。
そのなかで歩いても行ける距離だが、地図上だと上下に分かれている。
私は下部の方に宿をとったが、上部の方が旅行者向けのレストランやみやげ物屋が多い。
けど、ホイアンの方が充実してる。
正直、フエはあまりおもしろくない。
私の泊ったホテル
一泊朝食付きで14ドル
10、12、15ドルと部屋があり、たまたま15ドルの部屋が空いていたので
値切って14ドル朝食付きにしてもらった。
同エリアのホテルもだいたい値段は同じ。
12ドルぐらいが平均のよう。
ただし、上部エリアはもっとホテルが多く、もう少し安くなる可能性あり。
最初上部エリアで提示された金額はエアコンなしで6ドル。
が、この7月の時期、ACなしは死活問題といえなくもない。
バイクで街を散策。
バイクはホテルで借りた。
マニュアル車一日4ドル、オートマ一日7ドル。
そこらへんのバイク屋だと交渉次第でマニュアル車は3ドル程度。
ただし、マニュアル車は少ないため、借りるまでに時間がかかる。
道は難しくないが、通りの名前がわかりづらいため、もしまちがえると
地元民に道をたずねてもまったく伝わらない。
王宮の周りは一方通行が多いので注意したい。
グルメに関しては、基本どこで何を食べても、さすがベトナム、失敗はない。けど意外に屋台は高い。
ピーナツだれをかけて和える汁ナシのブン(名前がわからん)
……20000VND(約80円)
あひるの丸焼きハーフサイズ……70000VND(約280円)
これだけ聞くと安いじゃんと思われそうだが、他の値段を知ると、??になる。やっぱツーリストだからボラれたのかなーと思い、隣で同じものを食べていたベトナム人のおねえさんに聞いたら、
「みんな同じよ」と笑われた。
ほんとかな〜〜??
今これ書いてるカフェ。
オクトパシーとかいうレストランでは、
揚春巻き…80000VND(約320円)
アイスコーヒー…20000VND(約80円)
これぞツーリストプライスって感じかな。。。
フエで一番当たりだったのは、甘味。
ハノイ通りで偶然見つけたビーバンというローカルな店。
店頭にドリアンが山盛りで、それで目に留まった。
ドリアンは、そういえば今がシーズンではなかったろうか。
思わず注文すると、
ドリアン100%の生ジュースが参上(もしかしたらコンデンスミルクが若干入っていたかも)。
冷たくて甘くて濃厚で臭くてとてもおいしかった。
ついでにチェーも食べた。
ドリアンジュース…25000VND(約100円)
コープマートというデカいショッピングセンターが、チャウティン橋のたもとにある。
そこでかわいらしい服を見つけたので、思わず買った。
日本でも売ってるようなヤツ。
最近はメイド・イン・ベトナム多いからね。
タンクトップ…80000VND(約320円)
カットソー…10500VND(約402円)
キャミワンピ……10000VND(約400円)
ふーん、高いのかなぁ、ベトナムの物価としては。
でもこんなもんかな。ならインドより若干安め、かも。
あーそれにしてもフエは暑かった。
暑いなかの観光はほんとぐったり。
まぁ、王宮さえ見られればそれで充分。。。という気になってしまう。
長く滞在するような街ではない。
旧市街なんかに行くと、でたー的な感じで、またかーもういいやと思ってしまう。
アジアの旧市街、つまり地元民のエリアはどの国も同じにおいがするものだ、としみじみ感じた。
フエはポエムのような街、とうたった詩人がいたそうだが、
そんな情緒的な気分になれたのは、
きっともう少し涼しい季節に訪れたからではなかろうか。
- ベトナム縦断生リポ〜ベトナムをどう旅するか?
-
エリア:
- アジア>ベトナム
- テーマ:旅行準備 書籍・CD・DVD 世界遺産
- 投稿日:2012/07/01 22:28
- コメント(0)
ずっと前から気になっていたベトナム。
けれどずっと後回しになってしまっていた。
「食べてショッピングしてエステして」という女の子が大好きなキャッチフレーズのつくホーチミンへは何度さっと行こうかと思ったことか。
が、そう思うたび、ベトナムの細長い地図を見て、ホーチミンにだけ行くのはもったいないのではないかという思いに駆られる。
もし行くのなら時間をかけて南北を縦断したい。
見るところがたくさんあるはずだから。
縦に、鉄道かバスでところどころ寄り道しながらベトナムを旅してみたい。
ならば時間が必要だ。
そんな条件がベトナムへ行く機会を遠のけていたのだ。
が、ついにチャンスがやってきた。
とれる時間は二週間。
二週間あれば、決してたくさんというわけではないが、かなり行けるのではないか。
南から北上するか。
北から南下するか。
さっそく旅をプランニングしよう。
といっても私の旅の計画はいつもおおまかなものだ。
まずは目的をひとつおく。アレがどうしても見たい、あそこにどうしても行ってみたい。ここをおさえ、そのあと適当に肉づけをしていく。時間と予算と体力を考えて。
今回はまず、サイゴン--ホーチミンだ。
そして世界遺産、ハロン湾。
もうひとつハズせない場所が、ダラット。
ダラットは日本人が旅するベトナムのメジャーポイントからは外れている。それはダラットが内陸であり、これといった見どころがないからだ。が、私には、ベトナム内でも高原の気候を持ち、ティーガーデンがあるといい、そして林芙美子の「浮雲」の舞台にもなったダラットはとても興味ある場所だった。
このみっつが基点となる。
あとは……
世界遺産の並ぶ中部海岸沿いの街、ホイアン、フエ。
映画「恋するベトナム」で確かとてもきれいに映されていたっけ。
「一号線を北上せよ」でも沢木耕太郎がホイアンを歩くエピソードは鮮やかだった。
うん、ホイアンとフエのふたつの古都にも行ってみたい。
ニャチャン。ビーチリゾートか。--もうひとつピンとこない。
メコンデルタのミト-。ホーチミンからのオプショナルツアーでよく見るが……。
サパ。北部の山岳地帯。ここには惹かれるものがあるが、遠く時間がかかりそう。
地図を見ながら思いを巡らしていると、じょじょにイメージができてきた。
あとは北上するか、南下するか。
それはどこの航空会社でベトナム入りするかによるだろう。
では、国内移動は?
縦に長いベトナムは、日本の本州と同じくらいの長さがあるという。ホーチミンとハノイはまさに南北だ。そのふたつを結ぶ鉄道がある。いいな、列車の旅。
しかし、ダラットへ行く列車が見当たらない。どうやら鉄道の路線とは外れているようだ。となるとバスかエアーか……。
バス!
うーむ、たまにはバス移動もいいかも。
列車もバスも乗りたい。きっと移動がベトナム旅行の要になる。ならばその移動を楽しめるものにしたい。
ああそうだ、もうひとつ譲れないものがある。
それはホーチミンにあるホテル・マジェスティック・サイゴンに宿泊すること。
1925年創業のベトナム一格調高いクラシックなホテル。
最近旅に出ると、最後のしめくくりにステキなホテルに泊まることにしている。
今回、ベトナムならばやはりマジェスティックだ。
こうしてベトナムの旅の骨子ができあがっていった。
あとは……適当に。
現地へ行って急に予定を変えてもかまわない。
そこらへんは自由に、閃きで。
自分の旅なのだから。
けれどずっと後回しになってしまっていた。
「食べてショッピングしてエステして」という女の子が大好きなキャッチフレーズのつくホーチミンへは何度さっと行こうかと思ったことか。
が、そう思うたび、ベトナムの細長い地図を見て、ホーチミンにだけ行くのはもったいないのではないかという思いに駆られる。
もし行くのなら時間をかけて南北を縦断したい。
見るところがたくさんあるはずだから。
縦に、鉄道かバスでところどころ寄り道しながらベトナムを旅してみたい。
ならば時間が必要だ。
そんな条件がベトナムへ行く機会を遠のけていたのだ。
が、ついにチャンスがやってきた。
とれる時間は二週間。
二週間あれば、決してたくさんというわけではないが、かなり行けるのではないか。
南から北上するか。
北から南下するか。
さっそく旅をプランニングしよう。
といっても私の旅の計画はいつもおおまかなものだ。
まずは目的をひとつおく。アレがどうしても見たい、あそこにどうしても行ってみたい。ここをおさえ、そのあと適当に肉づけをしていく。時間と予算と体力を考えて。
今回はまず、サイゴン--ホーチミンだ。
そして世界遺産、ハロン湾。
もうひとつハズせない場所が、ダラット。
ダラットは日本人が旅するベトナムのメジャーポイントからは外れている。それはダラットが内陸であり、これといった見どころがないからだ。が、私には、ベトナム内でも高原の気候を持ち、ティーガーデンがあるといい、そして林芙美子の「浮雲」の舞台にもなったダラットはとても興味ある場所だった。
このみっつが基点となる。
あとは……
世界遺産の並ぶ中部海岸沿いの街、ホイアン、フエ。
映画「恋するベトナム」で確かとてもきれいに映されていたっけ。
「一号線を北上せよ」でも沢木耕太郎がホイアンを歩くエピソードは鮮やかだった。
うん、ホイアンとフエのふたつの古都にも行ってみたい。
ニャチャン。ビーチリゾートか。--もうひとつピンとこない。
メコンデルタのミト-。ホーチミンからのオプショナルツアーでよく見るが……。
サパ。北部の山岳地帯。ここには惹かれるものがあるが、遠く時間がかかりそう。
地図を見ながら思いを巡らしていると、じょじょにイメージができてきた。
あとは北上するか、南下するか。
それはどこの航空会社でベトナム入りするかによるだろう。
では、国内移動は?
縦に長いベトナムは、日本の本州と同じくらいの長さがあるという。ホーチミンとハノイはまさに南北だ。そのふたつを結ぶ鉄道がある。いいな、列車の旅。
しかし、ダラットへ行く列車が見当たらない。どうやら鉄道の路線とは外れているようだ。となるとバスかエアーか……。
バス!
うーむ、たまにはバス移動もいいかも。
列車もバスも乗りたい。きっと移動がベトナム旅行の要になる。ならばその移動を楽しめるものにしたい。
ああそうだ、もうひとつ譲れないものがある。
それはホーチミンにあるホテル・マジェスティック・サイゴンに宿泊すること。
1925年創業のベトナム一格調高いクラシックなホテル。
最近旅に出ると、最後のしめくくりにステキなホテルに泊まることにしている。
今回、ベトナムならばやはりマジェスティックだ。
こうしてベトナムの旅の骨子ができあがっていった。
あとは……適当に。
現地へ行って急に予定を変えてもかまわない。
そこらへんは自由に、閃きで。
自分の旅なのだから。
- 旅のトラブル対処法・健康編2 〜カンボジアであたったら。。。
-
エリア:
- アジア>カンボジア>シェムリアップ
- アジア>インド
- テーマ:街中・建物・景色 旅行準備 世界遺産
- 投稿日:2011/05/27 18:52
- コメント(0)
下痢、といえばインドだけど、
東南アジアもあなどれない。
健康編1では、すぐに病院へ行き薬を処方してもらう方がいいとおススメしたが、病院へ行かれない場合もある。
そんなときにはどうしたらよいのか。
まずは下痢の兆候を素早く読み、
それを受け入れる準備をすることが大事だろう。
カンボジアへ行ったときのことだ。
そのときも私はひどい下痢に見舞われた。が、
あのときほど下痢の原因がはっきりしていたことはなかった。
もう本当に完全に当たったのだ。
あの屋台で食べた「ニョアム・スダァウ」というサラダに。
その日は朝からシェムリアップの町をぶらぶら歩いていた。
シェムリアップは、世界に誇るカンボジアのアンコール遺跡の観光拠点である町で、年配の欧米人やら若い韓国人カップルやら中国人団体客やらがうじゃうじゃ。日本人ツーリストも多い。
ちなみにタクシーの運転手によれば、一番多い旅行客は韓国人だそうだ。日本人は3番目とか……。
ま、それはいいとして、私はその前の2日間、めいっぱいアンコール遺跡観光をした。
クソ暑いなか、相当歩き回り、急な遺跡の階段を上り下りし、ろくに水分も食べ物もとらず、とにかく遺跡を渡り歩いた。
三日目にしてようやく街歩きに繰り出したのだが、けっこう疲れていた。
シェムリアップのダウンタウン、オールドマーケットという市場。
市場好きの私にはハズせない場所だ。
シミだらけの肌を露出したでっかい欧米人老夫婦の間をかきわけながら、市場を物色しているうちに昼になりおなかが減ってきた。
まだカンボジアらしいローカルごはんを食べていない。
そこで市場に併設している半屋台の食堂でランチをとることにした。
まぁイヤな予感はしたのだ。
ものすごいハエの量。どの店に行っても皿に群がるハエの数は変わらないので、とりあえず人がけっこう入っている一軒に入った。
カンボジアのローカルごはんは、店頭のショーケースまがいの中から、おばんざいのように盛られているおかずを何品か選び、それを白飯にかけてもらうスタイル。
カンボジア語は読めないし、英語表記もなかったので、
「おススメはどれ?」と店のマダムに尋ねると、「これとこれとこれと」というので、「じゃそれ全部」といってごはんに盛ってもらった。
そのなかに「ニョアム・スダァウ」というサラダが入っていたのだ。
ナマだったしハエも多かったので、
「これ大丈夫??」と不安気に聞くと、
「大丈夫よー。これ、クメール人みんな好き。この葉っぱ、ちょっと苦くてねー胃にいいのよ」
ふーん、ちょっと漢方っぽいのか。
私はそのまま食べてみることにした。
他のおかずはチキンの炒り煮(このときはまだベジタリアンではなかった)、豆の煮込みと確か魚のから揚げだった。サラダ以外は全て火が通ったものだった。
そしてサラダはやっぱり苦かった。けど、キライな味ではなかった。
お会計は2ドルにいかないぐらいだった。
カンボジアのごはんはなんか曖昧な味だな〜〜と思いつつ、ネットカフェへ向かった。
PCへ向かい、メールチェックをし始めた。
そのときだった。
おなかに違和感が走った。きゅっと押されるような。でも痛くはない。
???
トイレに立った。
別になんでもない。
戻ってメールを打ち始める。
するとまたおなかがきゅっきゅっと疼く感じ。ほんの少し痛い?
も一度トイレに行く。
今度は変化があった。まだ壊れてはいない。けど、兆候があった。
「ヤバいぞ……」私はつぶやくと、トイレから出て、速やかにネットカフェを後にした。
そこから自分のホテルまでは歩いて12〜3分だ。
炎天下のなかを歩いているうちに、おなかの痛みが具体的になってきた。
まちがいない、あと数分で大変なことになる。
大変なことになった暁には、きっと動けなくなるだろう。
ヤバい。必要なものを用意しておかねば。
私はくらくらしながら、ホテルに戻る途中にある雑貨屋に立ちより、1ℓペットボトル2本と500mlの水、クッキーとチョコレート、オレンジ2個を買った。
食料と水は下痢になったとき、必ず必要なのだ。
脱水症状を防ぐため、そして下痢が過ぎたときの糖分の補充のために。
私は腹の刺すような痛みと半分貧血になったようなふらふら状態でホテルにどうにか帰り着いた。
部屋に戻り、トイレへ。
うっひゃーやっぱキタ。……が、まだ本格的ってわけではない。
いったんおさまった隙に汗でべとべとだったのでシャワーを浴びた。
服も清潔なものに着替え、枕元に買ってきたものを並べる。これで動けなくなってもしばらくはしのげる。
ベッドに横たわる。と、その瞬間、第二陣が襲いかかって来た。
結局、その日の午後から翌日いっぱいは下痢に苦しむことになった。
原因はどう考えてもあの屋台で食べたサラダだろう。
イヤな予感はしたのだ。
旅の最中は、そういう動物的なカンを無視してはやはりいけないのだ。
いわゆる食中毒だったのだと思う。この場合、菌が出てしまえば治る。が、前回もお話した通り、それに伴う体力の低下によって違う病気になることもあるので、ある程度したら下痢止めを飲む方がいいのだ。
今回の場合は、インドのときよりまだ軽かったので(インドが基準になってしまっているww)、私的には出して薬を飲めば治る、という確信めいたものがあった。が、やはり薬は現地の薬でないとダメなので、割によくしてくれたホテルのマネージャーに、
「薬買ってきて」と頼んだ。
彼はすぐに了解してくれ、2回もドラッグストアへと走ってくれた。その上、治りかけた頃にはくだものも差し入れしてくれた。(実際は下働きの少年を使っていたが)
翌日の夜になる頃には、まだ外に出られるほどではなかったが、私は空腹を覚え、買っておいたクッキーやチョコを食べ、くだものをたいらげた。シャワーも浴びた。日本から持って行ったポカリ粉末は全て飲みきった。
このときはこうして下痢を乗り切った。
が、このあと数日間をシェムリアップで過ごし、そのあとタイへ向かったのだが、日本へ帰るまでおなかはずっとゆるいことはゆるかった。
とにかく。
あ、なんかヘン……と感じたら、その感覚に従うのが大事だ。
だるいなーとか重いなーもその一種。それはまちがいなく体調不良の兆しだから。
そんなときはとりあえず必要なものを揃えておこう。
特に一人旅の人。
水。クッキーやスナック。血糖値を上げるチョコやキャンディー。
水分たっぷりのフルーツ。
ポカリ粉末。
あらかじめ病院の場所を宿のスタッフに聞いておいてもいいし、
自分の調子が悪いこと(悪くなりそうなこと)を告げておくのもテだ。
あ、これも超大事。トイレットペーパー。危ないと思ったら、多めに買っておこう。
薬は……何回も言っているが、下痢はその現地の薬が一番よく効く。日本の下痢止めはアジアではほとんど気持ちだけだ。
でも、菌が出ないうちに飲んでしまうと余計に悪い。しばらくは耐えて、そして飲む。これが治癒への早道だ。
下痢はインドや東南アジアだけではなく、もちろん世界共通にあること。
下痢を恐れていては旅はできない……といえなくもないかもしれないかもしれない。。。
東南アジアもあなどれない。
健康編1では、すぐに病院へ行き薬を処方してもらう方がいいとおススメしたが、病院へ行かれない場合もある。
そんなときにはどうしたらよいのか。
まずは下痢の兆候を素早く読み、
それを受け入れる準備をすることが大事だろう。
カンボジアへ行ったときのことだ。
そのときも私はひどい下痢に見舞われた。が、
あのときほど下痢の原因がはっきりしていたことはなかった。
もう本当に完全に当たったのだ。
あの屋台で食べた「ニョアム・スダァウ」というサラダに。
その日は朝からシェムリアップの町をぶらぶら歩いていた。
シェムリアップは、世界に誇るカンボジアのアンコール遺跡の観光拠点である町で、年配の欧米人やら若い韓国人カップルやら中国人団体客やらがうじゃうじゃ。日本人ツーリストも多い。
ちなみにタクシーの運転手によれば、一番多い旅行客は韓国人だそうだ。日本人は3番目とか……。
ま、それはいいとして、私はその前の2日間、めいっぱいアンコール遺跡観光をした。
クソ暑いなか、相当歩き回り、急な遺跡の階段を上り下りし、ろくに水分も食べ物もとらず、とにかく遺跡を渡り歩いた。
三日目にしてようやく街歩きに繰り出したのだが、けっこう疲れていた。
シェムリアップのダウンタウン、オールドマーケットという市場。
市場好きの私にはハズせない場所だ。
シミだらけの肌を露出したでっかい欧米人老夫婦の間をかきわけながら、市場を物色しているうちに昼になりおなかが減ってきた。
まだカンボジアらしいローカルごはんを食べていない。
そこで市場に併設している半屋台の食堂でランチをとることにした。
まぁイヤな予感はしたのだ。
ものすごいハエの量。どの店に行っても皿に群がるハエの数は変わらないので、とりあえず人がけっこう入っている一軒に入った。
カンボジアのローカルごはんは、店頭のショーケースまがいの中から、おばんざいのように盛られているおかずを何品か選び、それを白飯にかけてもらうスタイル。
カンボジア語は読めないし、英語表記もなかったので、
「おススメはどれ?」と店のマダムに尋ねると、「これとこれとこれと」というので、「じゃそれ全部」といってごはんに盛ってもらった。
そのなかに「ニョアム・スダァウ」というサラダが入っていたのだ。
ナマだったしハエも多かったので、
「これ大丈夫??」と不安気に聞くと、
「大丈夫よー。これ、クメール人みんな好き。この葉っぱ、ちょっと苦くてねー胃にいいのよ」
ふーん、ちょっと漢方っぽいのか。
私はそのまま食べてみることにした。
他のおかずはチキンの炒り煮(このときはまだベジタリアンではなかった)、豆の煮込みと確か魚のから揚げだった。サラダ以外は全て火が通ったものだった。
そしてサラダはやっぱり苦かった。けど、キライな味ではなかった。
お会計は2ドルにいかないぐらいだった。
カンボジアのごはんはなんか曖昧な味だな〜〜と思いつつ、ネットカフェへ向かった。
PCへ向かい、メールチェックをし始めた。
そのときだった。
おなかに違和感が走った。きゅっと押されるような。でも痛くはない。
???
トイレに立った。
別になんでもない。
戻ってメールを打ち始める。
するとまたおなかがきゅっきゅっと疼く感じ。ほんの少し痛い?
も一度トイレに行く。
今度は変化があった。まだ壊れてはいない。けど、兆候があった。
「ヤバいぞ……」私はつぶやくと、トイレから出て、速やかにネットカフェを後にした。
そこから自分のホテルまでは歩いて12〜3分だ。
炎天下のなかを歩いているうちに、おなかの痛みが具体的になってきた。
まちがいない、あと数分で大変なことになる。
大変なことになった暁には、きっと動けなくなるだろう。
ヤバい。必要なものを用意しておかねば。
私はくらくらしながら、ホテルに戻る途中にある雑貨屋に立ちより、1ℓペットボトル2本と500mlの水、クッキーとチョコレート、オレンジ2個を買った。
食料と水は下痢になったとき、必ず必要なのだ。
脱水症状を防ぐため、そして下痢が過ぎたときの糖分の補充のために。
私は腹の刺すような痛みと半分貧血になったようなふらふら状態でホテルにどうにか帰り着いた。
部屋に戻り、トイレへ。
うっひゃーやっぱキタ。……が、まだ本格的ってわけではない。
いったんおさまった隙に汗でべとべとだったのでシャワーを浴びた。
服も清潔なものに着替え、枕元に買ってきたものを並べる。これで動けなくなってもしばらくはしのげる。
ベッドに横たわる。と、その瞬間、第二陣が襲いかかって来た。
結局、その日の午後から翌日いっぱいは下痢に苦しむことになった。
原因はどう考えてもあの屋台で食べたサラダだろう。
イヤな予感はしたのだ。
旅の最中は、そういう動物的なカンを無視してはやはりいけないのだ。
いわゆる食中毒だったのだと思う。この場合、菌が出てしまえば治る。が、前回もお話した通り、それに伴う体力の低下によって違う病気になることもあるので、ある程度したら下痢止めを飲む方がいいのだ。
今回の場合は、インドのときよりまだ軽かったので(インドが基準になってしまっているww)、私的には出して薬を飲めば治る、という確信めいたものがあった。が、やはり薬は現地の薬でないとダメなので、割によくしてくれたホテルのマネージャーに、
「薬買ってきて」と頼んだ。
彼はすぐに了解してくれ、2回もドラッグストアへと走ってくれた。その上、治りかけた頃にはくだものも差し入れしてくれた。(実際は下働きの少年を使っていたが)
翌日の夜になる頃には、まだ外に出られるほどではなかったが、私は空腹を覚え、買っておいたクッキーやチョコを食べ、くだものをたいらげた。シャワーも浴びた。日本から持って行ったポカリ粉末は全て飲みきった。
このときはこうして下痢を乗り切った。
が、このあと数日間をシェムリアップで過ごし、そのあとタイへ向かったのだが、日本へ帰るまでおなかはずっとゆるいことはゆるかった。
とにかく。
あ、なんかヘン……と感じたら、その感覚に従うのが大事だ。
だるいなーとか重いなーもその一種。それはまちがいなく体調不良の兆しだから。
そんなときはとりあえず必要なものを揃えておこう。
特に一人旅の人。
水。クッキーやスナック。血糖値を上げるチョコやキャンディー。
水分たっぷりのフルーツ。
ポカリ粉末。
あらかじめ病院の場所を宿のスタッフに聞いておいてもいいし、
自分の調子が悪いこと(悪くなりそうなこと)を告げておくのもテだ。
あ、これも超大事。トイレットペーパー。危ないと思ったら、多めに買っておこう。
薬は……何回も言っているが、下痢はその現地の薬が一番よく効く。日本の下痢止めはアジアではほとんど気持ちだけだ。
でも、菌が出ないうちに飲んでしまうと余計に悪い。しばらくは耐えて、そして飲む。これが治癒への早道だ。
下痢はインドや東南アジアだけではなく、もちろん世界共通にあること。
下痢を恐れていては旅はできない……といえなくもないかもしれないかもしれない。。。
1 - 3件目まで(3件中)