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エリア:
- アジア > ベトナム > ホーチミン
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
ホーチミンは雨だった。
雨季だとは知っていたが、東南アジアの雨はざっと降ってカラリと晴れる、が定番なのでさして気にしていなかった。
が、私が訪れた7月初旬は一日ほとんど雨だった。
降り出すとどっさり降って、そのまま小雨に。少しだけ止んで、しばらくするとまた雨が落ちてくるというお天気。
おかげで街歩きも気が気じゃなかった。
お散歩中、雨宿りしたサイゴン大教会近くのカフェ。
ベトナムアイスコーヒーとサイゴンビア。
サイゴン大教会、統一会堂、郵便局、元総理大臣官邸……
定番の見どころはすべて歩いてまわれる。私はホーチミンの最も繁華な通り、ドンコイ通りの近くにホテルをとっていたので、散歩するように主だったところは全て見てまわれた。
正直、ガイドもバスもタクシーも必要ない。地図があれば大丈夫だ。わざわざツアーに参加するほどのこともない。
有名なドンコイ通りは、東京でいえば銀座や青山といったところか。
ブランドブティック、おシャレなベトナム雑貨やファッションショップ。カフェやレストランが並び、高級ホテルがその周囲に建つ。
歩きやすいが、特に魅力的なわけでもない。
こうした通りはその街にとって「経済的成長」を表すランドマーク的存在で、どこも似たようなもの。だから新鮮さもないが、サイゴン川とドンコイ通りの接する部分にホテル・マジェスティック・サイゴンがある。私が二週間後に泊まるホテル。サイゴン川沿いの公園からトンドックサン通りを挟んでマジェスティックを眺めながら、2週間後、無事にここに戻ってこられるよう密かに祈った。
さて、ホーチミンでの最初の課題は両替。
タンソンニャット空港に深夜に着いたため、ベトナムの通貨、ドンに一銭も替えられなかったのだ。ベトナムにはドルを持っていった方がいいと聞いていたが、昨今の円高を考えて日本円で充分だろうと思ったのが、小さなミスだった。
空港からの白タクもドルを請求された。
旅をしていてわかったのだが、ベトナムはどこでもドルが使える。小さな屋台でも、だ。ベトナムは極端にいえば、ドンがなくてもドルを持っていれば旅ができる国なのだ。ホテルもレンタバイクもみやげ物屋も全てドル。もちろん、ドンで支払うといえばすぐにドンに換算してはくれるが。
だから、ベトナムにはある程度ドルを持っていった方が便利。
ドンコイ通りで両替屋を見つけ、そこで円からドンに換金した。
この日、ネットでレートをチェックすると、10000円=264万ドン。
両替屋では10000円=262万ドン。悪くないので両替し、ドンの札束を手に入れた。
まだベトナムの物価を把握していないので、この単位の大きなドンの基準がよくわからない。
ちなみに換金レートが最もよかったのは、ホーチミン。
北上するにつれレートはどんどん悪くなった。
最後のハノイでは10000円=220万ドン。交渉して引き上げてもらったが、ホーチミンのホテルでのレートの方がまだよかったくらいだ。
だからなるべくホーチミンで換金するのが得策。いくら使うか見通しがたたない場合は、やはりドルを持っていた方がいい。
一日ホーチミンを歩きまわったが、さほどこの街が魅力的には映らなかった。
が、こんなものではないはずだ。この街がおもしろい、と思うにはまだ時間が必要なのだろう。が、明日にはダラットへ向かう。2週間後、この街へ帰ってきたとき、その魅力を感じられることを願う。
Info.
ホーチミンに両替屋は多くない。おススメなのはドンコイ通りにある両替屋。
もしもの場合、店では円も使える。ただし、お釣りはもちろんドン。
50万ドン紙幣ばかりだと使いづらいので、両替するとき10万ドン札に何枚か換えてもらおう。
2012年7月のレートは10000ドンで約40円と考えていた。
ドンコイ通りの両替屋。愛想はないがレートはいい。
雨季だとは知っていたが、東南アジアの雨はざっと降ってカラリと晴れる、が定番なのでさして気にしていなかった。
が、私が訪れた7月初旬は一日ほとんど雨だった。
降り出すとどっさり降って、そのまま小雨に。少しだけ止んで、しばらくするとまた雨が落ちてくるというお天気。
おかげで街歩きも気が気じゃなかった。
お散歩中、雨宿りしたサイゴン大教会近くのカフェ。
ベトナムアイスコーヒーとサイゴンビア。
サイゴン大教会、統一会堂、郵便局、元総理大臣官邸……
定番の見どころはすべて歩いてまわれる。私はホーチミンの最も繁華な通り、ドンコイ通りの近くにホテルをとっていたので、散歩するように主だったところは全て見てまわれた。
正直、ガイドもバスもタクシーも必要ない。地図があれば大丈夫だ。わざわざツアーに参加するほどのこともない。
有名なドンコイ通りは、東京でいえば銀座や青山といったところか。
ブランドブティック、おシャレなベトナム雑貨やファッションショップ。カフェやレストランが並び、高級ホテルがその周囲に建つ。
歩きやすいが、特に魅力的なわけでもない。
こうした通りはその街にとって「経済的成長」を表すランドマーク的存在で、どこも似たようなもの。だから新鮮さもないが、サイゴン川とドンコイ通りの接する部分にホテル・マジェスティック・サイゴンがある。私が二週間後に泊まるホテル。サイゴン川沿いの公園からトンドックサン通りを挟んでマジェスティックを眺めながら、2週間後、無事にここに戻ってこられるよう密かに祈った。
さて、ホーチミンでの最初の課題は両替。
タンソンニャット空港に深夜に着いたため、ベトナムの通貨、ドンに一銭も替えられなかったのだ。ベトナムにはドルを持っていった方がいいと聞いていたが、昨今の円高を考えて日本円で充分だろうと思ったのが、小さなミスだった。
空港からの白タクもドルを請求された。
旅をしていてわかったのだが、ベトナムはどこでもドルが使える。小さな屋台でも、だ。ベトナムは極端にいえば、ドンがなくてもドルを持っていれば旅ができる国なのだ。ホテルもレンタバイクもみやげ物屋も全てドル。もちろん、ドンで支払うといえばすぐにドンに換算してはくれるが。
だから、ベトナムにはある程度ドルを持っていった方が便利。
ドンコイ通りで両替屋を見つけ、そこで円からドンに換金した。
この日、ネットでレートをチェックすると、10000円=264万ドン。
両替屋では10000円=262万ドン。悪くないので両替し、ドンの札束を手に入れた。
まだベトナムの物価を把握していないので、この単位の大きなドンの基準がよくわからない。
ちなみに換金レートが最もよかったのは、ホーチミン。
北上するにつれレートはどんどん悪くなった。
最後のハノイでは10000円=220万ドン。交渉して引き上げてもらったが、ホーチミンのホテルでのレートの方がまだよかったくらいだ。
だからなるべくホーチミンで換金するのが得策。いくら使うか見通しがたたない場合は、やはりドルを持っていた方がいい。
一日ホーチミンを歩きまわったが、さほどこの街が魅力的には映らなかった。
が、こんなものではないはずだ。この街がおもしろい、と思うにはまだ時間が必要なのだろう。が、明日にはダラットへ向かう。2週間後、この街へ帰ってきたとき、その魅力を感じられることを願う。
Info.
ホーチミンに両替屋は多くない。おススメなのはドンコイ通りにある両替屋。
もしもの場合、店では円も使える。ただし、お釣りはもちろんドン。
50万ドン紙幣ばかりだと使いづらいので、両替するとき10万ドン札に何枚か換えてもらおう。
2012年7月のレートは10000ドンで約40円と考えていた。
ドンコイ通りの両替屋。愛想はないがレートはいい。