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- ブブゼラ、今話題のアレです
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エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国
- テーマ:その他
- 投稿日:2010/06/29 14:46
- コメント(0)
やりました!!日本勝ちました。昨日の、あの歓喜の瞬間を皆様はどこで迎えましたか?私は夢中でボールを追いかけていた数年前の気持ちに戻り、自分自身もジャパンブルーを着ている気分で、自宅でビールを飲みながらあの瞬間を迎えました。思い返せば、ドーハの悲劇から17年。今思い出しても子供ながらにあの時感じたの悲しさは忘れることができません。“野人”岡野選手に心から感謝したジョホールバルの歓喜。そして、2002年日韓大会では、日本のワールドカップの歴史を作ったロシアとチュニジアからの勝利。
2006年ドイツ大会では既に社会人になっていて、大人のサッカー観戦をしながら、悔し涙をお酒でごまかしました。そして、2010年。昨日は喜びを肴においしいビールを飲むことができました。これがあと1ヶ月あまり続くとなると、今から肝臓が心配でなりません。
ということで、本日はワールドカップからお楽しみグッズのご紹介。本大会の映像を見ると、必ず聞こえてくる大きな音。そうです!話題のブブゼラです。うるさい、指示が通らないなど、懸命に試合を繰り広げている選手やスタッフからは大ブーイングですが、応援する我々としては一度は大きな音で鳴らしたいものです。このブブゼラ、要は大きなラッパをイメージして頂ければ、まさしくそのまま。しかし、このブブゼラは単なる楽器ではありません。実は由緒正しい使い方があったりします。
そもそも何でこのブブゼラが急に注目を浴びているかというと、今大会の開催地、南アフリカで昔から使用されていたものなんです。起源は先住民が動物の角や骨でつくった笛が原形です。さて、何に使用していたかというと、ブブゼラの名前の由来は“こっちへ来て”。その名の通り、集会を始める時など、村人を集める際に鳴らしていたらしいです。元々陽気なアフリカの人々なので、それをいつの間にかお祭騒ぎに使いだすあたりが、アフリカ人らしいですね。
今日はクリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガル戦、深夜からは我が秘境チームが取り扱うブラジル戦。今夜も眠れそうにありません。個人的には早くドログバに完治してほしくてたまりませんが、岡田ジャパンが目指すベスト4への脅威になるグループGの国々をあまり熱心に応援できません。でもやっぱり見たい。それでは、今日もアツい夜を。
2006年ドイツ大会では既に社会人になっていて、大人のサッカー観戦をしながら、悔し涙をお酒でごまかしました。そして、2010年。昨日は喜びを肴においしいビールを飲むことができました。これがあと1ヶ月あまり続くとなると、今から肝臓が心配でなりません。
ということで、本日はワールドカップからお楽しみグッズのご紹介。本大会の映像を見ると、必ず聞こえてくる大きな音。そうです!話題のブブゼラです。うるさい、指示が通らないなど、懸命に試合を繰り広げている選手やスタッフからは大ブーイングですが、応援する我々としては一度は大きな音で鳴らしたいものです。このブブゼラ、要は大きなラッパをイメージして頂ければ、まさしくそのまま。しかし、このブブゼラは単なる楽器ではありません。実は由緒正しい使い方があったりします。
そもそも何でこのブブゼラが急に注目を浴びているかというと、今大会の開催地、南アフリカで昔から使用されていたものなんです。起源は先住民が動物の角や骨でつくった笛が原形です。さて、何に使用していたかというと、ブブゼラの名前の由来は“こっちへ来て”。その名の通り、集会を始める時など、村人を集める際に鳴らしていたらしいです。元々陽気なアフリカの人々なので、それをいつの間にかお祭騒ぎに使いだすあたりが、アフリカ人らしいですね。
今日はクリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガル戦、深夜からは我が秘境チームが取り扱うブラジル戦。今夜も眠れそうにありません。個人的には早くドログバに完治してほしくてたまりませんが、岡田ジャパンが目指すベスト4への脅威になるグループGの国々をあまり熱心に応援できません。でもやっぱり見たい。それでは、今日もアツい夜を。
- 暑い時こそ大人気!ミャンマーの伝統的化粧品「タナカー」
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エリア:
- アジア>ミャンマー
- テーマ:その他
- 投稿日:2010/06/17 10:25
- コメント(0)
ミンガラバー!6月に入り、日差しも段々強くなってきています。今日はミャンマーの化粧品、又は日焼け止めでもある「タナカー」をご紹介します。
元々乾燥地帯であるミャンマーでは、王朝時代から現在まで女性に大人気の化粧品があります。今ではミャンマーの一つの文化として観光客にも知られています。それは、「タナカー」という化粧品です。タナカーとは植物で、いい香りを放つ花が咲きます(女性が髪に飾ったりもします)。その幹を石のすずりに水を加えてすりおろしたものを肌(顔、手、足など)に付けると涼しく感じるのがタナカーの特徴です。女性だけが使うものではなく、夜のシャワー後に手や顔にタナカーを塗って寝る男性も多いです。肌が涼しくなり、寝心地がいいです。女性がいる家には、少なくとも必ず石のすずりとタナカーの幹が置いてあります。現在では、クリーム系のタナカーもあり、旅行用に使う人も多いです。
タナカーは自然の恵みとも言え、健康によく、赤ちゃんにも毎日食べさせたりもします(苦味があるので、よく泣き声を聞きます)。又、肌の保護に一番適切だとされていて、ニキビやシミも出にくいと言われています。そのため、性別、年齢、民族、宗教に関係なく、ミャンマー人に愛されています。
タナカーはミャンマー人にとってただの化粧品ではありません。油などで汚れてしまった洋服などの、汚れた部分にタナカーを塗って2、3時間おいてから洗濯すると汚れが取れるようになります。又、食べ合わせの悪いものを食べてしまった場合でも、すりおろしたタナカーを食べるとお腹を壊さないと言われています。
タナカーは植物の幹なので、似たようなニセモノも多くあります。本物のタナカーを安く買える地域は中部のバガンやマンダレー周辺です。幹の皮が厚ければ厚いほど、値段が高くなり、薄いものは安くなります。又、大きさや長さでも値段が違います。例えば、右の写真に写っているタナカーの幹は5,000チャットぐらい(500円ぐらい)で、一人の女性が毎日使うとすれば、2、3ヵ月間ぐらい持ちます。皮の部分を顔に付け、皮がない部分を手や足などに付けます。高級タナカー(一本3万〜5万チャット/5,000円ぐらい)に目がないという女性も多いようです。石のすずりも素材によって違い、普通のものは250円〜500円ぐらいです。
顔に付けるタナカーの形は自由で、決まっていません。丸いのや四角のものが普通ですが、葉っぱの形や毎日色々な形を変えて楽しむ女性もいます。
私も、ミャンマーにいた時は、毎日付けていました。タナカーを付けて見学する日本のお客様もたくさんいらっしゃいました。東南アジアの国々は、文化が似ているもの(例えば、腰巻やブラウスなど)が多く、タナカーも他国にもあるのではと思いましたが、未だに同じようなものを目にしたことや聞いたこともありません。まだ、私が知らないだけかもしれませんが、タナカーの文化だけはミャンマーの独自の文化かもしれませんね。
【ブログ:パゴダの国からミンガラバーより】
http://bit.ly/ctArHK
元々乾燥地帯であるミャンマーでは、王朝時代から現在まで女性に大人気の化粧品があります。今ではミャンマーの一つの文化として観光客にも知られています。それは、「タナカー」という化粧品です。タナカーとは植物で、いい香りを放つ花が咲きます(女性が髪に飾ったりもします)。その幹を石のすずりに水を加えてすりおろしたものを肌(顔、手、足など)に付けると涼しく感じるのがタナカーの特徴です。女性だけが使うものではなく、夜のシャワー後に手や顔にタナカーを塗って寝る男性も多いです。肌が涼しくなり、寝心地がいいです。女性がいる家には、少なくとも必ず石のすずりとタナカーの幹が置いてあります。現在では、クリーム系のタナカーもあり、旅行用に使う人も多いです。
タナカーは自然の恵みとも言え、健康によく、赤ちゃんにも毎日食べさせたりもします(苦味があるので、よく泣き声を聞きます)。又、肌の保護に一番適切だとされていて、ニキビやシミも出にくいと言われています。そのため、性別、年齢、民族、宗教に関係なく、ミャンマー人に愛されています。
タナカーはミャンマー人にとってただの化粧品ではありません。油などで汚れてしまった洋服などの、汚れた部分にタナカーを塗って2、3時間おいてから洗濯すると汚れが取れるようになります。又、食べ合わせの悪いものを食べてしまった場合でも、すりおろしたタナカーを食べるとお腹を壊さないと言われています。
タナカーは植物の幹なので、似たようなニセモノも多くあります。本物のタナカーを安く買える地域は中部のバガンやマンダレー周辺です。幹の皮が厚ければ厚いほど、値段が高くなり、薄いものは安くなります。又、大きさや長さでも値段が違います。例えば、右の写真に写っているタナカーの幹は5,000チャットぐらい(500円ぐらい)で、一人の女性が毎日使うとすれば、2、3ヵ月間ぐらい持ちます。皮の部分を顔に付け、皮がない部分を手や足などに付けます。高級タナカー(一本3万〜5万チャット/5,000円ぐらい)に目がないという女性も多いようです。石のすずりも素材によって違い、普通のものは250円〜500円ぐらいです。
顔に付けるタナカーの形は自由で、決まっていません。丸いのや四角のものが普通ですが、葉っぱの形や毎日色々な形を変えて楽しむ女性もいます。
私も、ミャンマーにいた時は、毎日付けていました。タナカーを付けて見学する日本のお客様もたくさんいらっしゃいました。東南アジアの国々は、文化が似ているもの(例えば、腰巻やブラウスなど)が多く、タナカーも他国にもあるのではと思いましたが、未だに同じようなものを目にしたことや聞いたこともありません。まだ、私が知らないだけかもしれませんが、タナカーの文化だけはミャンマーの独自の文化かもしれませんね。
【ブログ:パゴダの国からミンガラバーより】
http://bit.ly/ctArHK
- タグ:
- ミャンマー 文化
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