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- ソロラSolola、サンホルヘSanJorge、パナハチェルPanjachel
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エリア:
- 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
- 中南米>グアテマラ>パナハッチェル
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2012/11/14 09:24
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ソロラSololaはソロラ県の県都でグアテマラシティから140km、バスで3時間くらいのところにあります。国道1号線の山道をメキシコ方向に走って、ロスエンクエントロスというチチカステナンゴやサンタクルスデキチェに向かう道との三叉路にある交通の要衝を過ぎ、5〜10分走ってパナハッチェルへの道を左折、そこから2,30分でラゴアティトゥランを見下ろす高台(外輪山の山の上、2100mくらい)に位置する県都に到着します。ここからのアティトランの眺めもすばらしい、、人口およそ10,000〜15,000人(資料によって数字がまちまちで、県事務所でもらったデータも11,000人とあるが2005年調査で、その範囲がはっきりしない、15,000という数字にはこの後に出てくるサンホルヘララグーナ他の周辺村も含んでいるようだ)カクチケルの街です。
そこからパナハッチェルに向かうバスが15〜20分おきくらいにでていて、料金はパナハッチェルまで3Q、途中のサンホルヘララグーナまでは2Qでした。サンホルヘララグーナはパナハッチェルとのちょうど中間あたりにあって、山腹の村で人口は1,000〜1,500人くらい?、やはりカクチケルの村で、昔はそこから湖岸まで降りてランチャ(ボート)でパナまでいけたそうですが、今は桟橋はあってもボートは定期的には停まってくれないようです。なのでほとんどの住民の足はバスということになります。村の中心から湖岸まで15分くらい、バス停までも登りで10〜15分くらいかかります。そのバス停から少し下ったあたりにミラドール(mirador 展望台)があって、そこからのラゴ(Lago 湖)の眺めも際だっています。このサンホルヘララグーナ越しにラゴを写した絵葉書を見たことがあります。そのバス停からは15分くらいでパナハチェルの中心部にでます。
パナハチェルは人口の上ではソロラ県最大の街ではありませんが、Lago Atitlanの観光の上での中心となる街です。人口は11,000人?、カクチケルの街ですが、ここには長期に滞在する外国人の数の多いこと、また観光地であってホテル・レストラン・みやげ物屋の数の多さでも湖岸一で、それに従事している人たちは必ずしもカクチケルとは限りません。服装的にはサンタカタリーナパロポ・サンアントニオパロポのカクチケル女性が目立ちます。が、街の雰囲気はそうとう俗化しているといえそうです。ホテルばかりでなく外国人用のアパート・貸家もけっこうあって、住みやすさ・風光明媚な地ということで多くの観光客を惹きつけ、こんなところに住んでみたいという要望にこたえているようです。実際気候・風土良し、物価が安い等々でその数も増えているとのことです。が、日本人の方はまだそんなに多くないと、この地の日本人の草分け、ホテル エル・ソルの村岡さんがおっしゃっていました。日本の旅行者・在グアテマラ日本人なら知らない人はいないホテル エル・ソルは新しくなってまだ4,5年?、パナの中心部から少し離れていますが(歩くと15〜20分、トゥクトゥクで5Q)、外観・内装ともすばらしく、グアテマラにあってこんなきれいなホテルがあるのか?と驚くくらい、毎日きれいにされている、そしてここのお勧めはなんといっても日本の湯船に浸かれること、しかもその湯は温泉です。その温泉から出たあと、ほとんどないものはないくらいの日本食が食べられるのもここならではです。湯上りのいっぱいが可能なのです。わたしの知人はそういうことで時々疲れた心身を休めにエル・ソル通いをしているそうです。グアテマラを訪れた際は是非足を延ばしてみてください、、と、なんかエル・ソルさんの宣伝ぽくなってしまいましたが、かく言うわたしもだいぶお世話になっているので、その辺はお許しください、&パナハチェル及びその周辺の観光情報やアパート貸家の情報、永住権の取り方など何でも教えてくれお手伝いしてくれます、ホームページはwww.hotelelsolpanajachel.com/とのことです。
さて、そのパナハチェルを基点として、ラゴ周辺の村々にはランチャ、ピックアップ(1tトラックの荷台)等々で訪れることができます。ひきつづき何回かにわたって、その見聞をわずかながら紹介していきたいと思っております‥。
<この日天気が悪くてソロラとサンホルヘララグーナではいい写真が撮れなかった、日本に帰ったら昨年撮った写真を追加するか、入れ替えます。上から順にソロラの中心部、その下2枚がサンホルヘララグーナ、下3枚はパナハチェルのメインストリートCalle SantanderとEl Sol 2枚です>
そこからパナハッチェルに向かうバスが15〜20分おきくらいにでていて、料金はパナハッチェルまで3Q、途中のサンホルヘララグーナまでは2Qでした。サンホルヘララグーナはパナハッチェルとのちょうど中間あたりにあって、山腹の村で人口は1,000〜1,500人くらい?、やはりカクチケルの村で、昔はそこから湖岸まで降りてランチャ(ボート)でパナまでいけたそうですが、今は桟橋はあってもボートは定期的には停まってくれないようです。なのでほとんどの住民の足はバスということになります。村の中心から湖岸まで15分くらい、バス停までも登りで10〜15分くらいかかります。そのバス停から少し下ったあたりにミラドール(mirador 展望台)があって、そこからのラゴ(Lago 湖)の眺めも際だっています。このサンホルヘララグーナ越しにラゴを写した絵葉書を見たことがあります。そのバス停からは15分くらいでパナハチェルの中心部にでます。
パナハチェルは人口の上ではソロラ県最大の街ではありませんが、Lago Atitlanの観光の上での中心となる街です。人口は11,000人?、カクチケルの街ですが、ここには長期に滞在する外国人の数の多いこと、また観光地であってホテル・レストラン・みやげ物屋の数の多さでも湖岸一で、それに従事している人たちは必ずしもカクチケルとは限りません。服装的にはサンタカタリーナパロポ・サンアントニオパロポのカクチケル女性が目立ちます。が、街の雰囲気はそうとう俗化しているといえそうです。ホテルばかりでなく外国人用のアパート・貸家もけっこうあって、住みやすさ・風光明媚な地ということで多くの観光客を惹きつけ、こんなところに住んでみたいという要望にこたえているようです。実際気候・風土良し、物価が安い等々でその数も増えているとのことです。が、日本人の方はまだそんなに多くないと、この地の日本人の草分け、ホテル エル・ソルの村岡さんがおっしゃっていました。日本の旅行者・在グアテマラ日本人なら知らない人はいないホテル エル・ソルは新しくなってまだ4,5年?、パナの中心部から少し離れていますが(歩くと15〜20分、トゥクトゥクで5Q)、外観・内装ともすばらしく、グアテマラにあってこんなきれいなホテルがあるのか?と驚くくらい、毎日きれいにされている、そしてここのお勧めはなんといっても日本の湯船に浸かれること、しかもその湯は温泉です。その温泉から出たあと、ほとんどないものはないくらいの日本食が食べられるのもここならではです。湯上りのいっぱいが可能なのです。わたしの知人はそういうことで時々疲れた心身を休めにエル・ソル通いをしているそうです。グアテマラを訪れた際は是非足を延ばしてみてください、、と、なんかエル・ソルさんの宣伝ぽくなってしまいましたが、かく言うわたしもだいぶお世話になっているので、その辺はお許しください、&パナハチェル及びその周辺の観光情報やアパート貸家の情報、永住権の取り方など何でも教えてくれお手伝いしてくれます、ホームページはwww.hotelelsolpanajachel.com/とのことです。
さて、そのパナハチェルを基点として、ラゴ周辺の村々にはランチャ、ピックアップ(1tトラックの荷台)等々で訪れることができます。ひきつづき何回かにわたって、その見聞をわずかながら紹介していきたいと思っております‥。
<この日天気が悪くてソロラとサンホルヘララグーナではいい写真が撮れなかった、日本に帰ったら昨年撮った写真を追加するか、入れ替えます。上から順にソロラの中心部、その下2枚がサンホルヘララグーナ、下3枚はパナハチェルのメインストリートCalle SantanderとEl Sol 2枚です>
- アティトゥラン湖Lago Atitlan 概要
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エリア:
- 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
- テーマ:観光地
- 投稿日:2012/11/05 00:11
- コメント(0)
グアテマラの魅力を語る上で欠かせない存在としてインディヘナとその文化があります。インディヘナ・マヤ系先住民は全グアテマラ総人口1400万人の50%を越え、世界でもっとも先住民比率の高い国のひとつとしてボリビアと並び称されています。それがこの国をなんともおおらかな・優しく暖かい国民性と感じるゆえんのひとつではないかとわたしは思っております。そしてそのマヤ系インディヘナの種族?(スペイン語でraza、英語のrace)はその言語系統で分けられていますが、実に今現在20の言語が話されているのです。グアテマラの公用語はスペイン語ですが、各種族の村ではその種族言語が優先しています。その20のマヤ系先住民の歴史と現状については、それぞれに対スペイン征服者との攻防、その後の暗黒な時代がつづき、今なお差別があって諸権利が回復しているとはいえません。それでも今現在において、その言語人口の多い順に主なrazaをあげるとキチェQuiche、マムMam、カクチケルKaqchikel、ケクチKekchiがそれぞれ先住民全体の10%以上を越える大きな言語集団を形成し、彼らだけで全先住民の80%を占めると聞いています。キチェ語人口は200万人を越えているということです。その大手razaのキチェとカクチケルの確執については有名な史誌があるようです。
前置きが長くなりましたが、そのようにそれぞれの言語集団は今でもまとまったエリアで生活しておりキチェ県のように、その名が県名になっているところもあります。そしてその視点でこのアティトラン湖のあるソロラ県を見てみるととても面白いのです。それがこのアトゥティラン湖の特徴にもなっているともいえそうですが、その大手言語集団のひとつのカクチケルとこれもかつて王国を誇っていたトゥトゥヒルTzutujilがこの湖を二分しているのです。北から東のエリアがカクチケル、南から西のエリアがトゥトゥヒルのエリアとなっています。その湖岸の村から一山越えるとそこはキチェの村となっていて、実にうまくそれぞれがすみわけているのがわかります。それぞれの村の成り立ちについては調べてないのでわかりませんが、そこには興味のある歴史があると思われます。しかし現在は基本言語は違っても表面的には穏やかな関係にあるようです(カクチケルとトゥトゥヒルは言語的に近いようですが、今はスペイン語という共通語があるので)。そんなところがこの湖の美しさだけでない面白さかな?と思っております。
<言語集団によって衣装が違うが、例えば同じカクチケルでも村ごとに衣装が異なる。上3枚がカクチケル、下2枚はトゥトゥヒル>
前置きが長くなりましたが、そのようにそれぞれの言語集団は今でもまとまったエリアで生活しておりキチェ県のように、その名が県名になっているところもあります。そしてその視点でこのアティトラン湖のあるソロラ県を見てみるととても面白いのです。それがこのアトゥティラン湖の特徴にもなっているともいえそうですが、その大手言語集団のひとつのカクチケルとこれもかつて王国を誇っていたトゥトゥヒルTzutujilがこの湖を二分しているのです。北から東のエリアがカクチケル、南から西のエリアがトゥトゥヒルのエリアとなっています。その湖岸の村から一山越えるとそこはキチェの村となっていて、実にうまくそれぞれがすみわけているのがわかります。それぞれの村の成り立ちについては調べてないのでわかりませんが、そこには興味のある歴史があると思われます。しかし現在は基本言語は違っても表面的には穏やかな関係にあるようです(カクチケルとトゥトゥヒルは言語的に近いようですが、今はスペイン語という共通語があるので)。そんなところがこの湖の美しさだけでない面白さかな?と思っております。
<言語集団によって衣装が違うが、例えば同じカクチケルでも村ごとに衣装が異なる。上3枚がカクチケル、下2枚はトゥトゥヒル>
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