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- 世界遺産鉄道の変わった橋
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>サンモリッツ
- テーマ:観光地 鉄道・乗り物
- 投稿日:2020/12/17 10:07
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前回のブログではアルブラ線のLandwasser橋の写真スポットを紹介しました。今回はアルブラ線と同様にSt.Moritzを起点とする鉄道のベルニナ線の有名な橋の地を訪れました。
その橋があるのはBrusioという村です。St.Moritzから出て、ベルニナ峠を越えて、イタリアとの国境の手前にある村です。写真でもわかるように秋の紅葉・黄葉はとてもきれいな時期です。サンモリッツ周辺のエンガディン地方もそうですが、11月上旬がは紅葉のベストシーズンです。
Brusioには鉄道も通っているのでSt.MoritzからでもイタリアのTiranoから簡単にアクセスできます。
まず駅に着いたら33番の標識を探しましょう。見つかったら道順に沿って、Brusioの村の下の方を目指します。
10分ほど歩くとこういう場面に着きます。横断報道はありませんが、ここで国道を渡ります。渡ったら駐車場を通って、その先にある小道を少し歩くと橋の下に着きます。
橋も世界遺産ですね。一体どんな橋でしょうか?
これで橋の様相がわかって頂けましたね。そうなんです。一周するループ橋です。この地点から線路に沿って、50メーターくらい歩くとループの中心部に着きます。
中心部は木のあるところです。栗の木です。私用地のようでアクセスはできても栗は拾うな、と書いてあります。
ここならいいビデオも撮れますよ〜
箱根号も発見!
以下、序に撮ったエンガディン地方やポスキアーヴォの谷の綺麗な景色の写真も掲載します。
ベルニナ峠近くのLago Bianco(白い湖)です。ベルニナ特急です。
Morteratsch氷河
PontresinaからSt.Moritzまでハイキングルート(約2時間弱)はありますが、その途中にある美しい場所のLej Da Staz(Staz湖)です。
今秋は天気のいい日は続いているので色々な地に足を運んで、日本ではあまり知られていない秋のスイスの良さを発見する機会は多かったです。今回はインターラーケン近くある、スイスのピラミッドという通称を持っているニーゼン山さんを訪れました。
なぜスイスのピラミッドと呼ばれているのかですが、トゥーン湖の対岸から見ると理由がすぐわかります。ちなみにこちらの写真は7月に撮ったもので、人気韓流ドラマの愛の不時着のロケ地でもあるSigriswilのパノラマ橋からです。
こちらはニーゼン山の山頂にある案内表示板です。多くの有名スイス人画家がこの山をモチーフに名画を描いています。その一番有名な絵は真ん中にある赤く囲まれているパウル・
ニーゼン山へのアクセスですが、麓駅であるMulenenから、2つのケーブルカーを乗り継いで30分です。Mulenenにはベルンやインターラーケンから電車でアクセスできます。
上に着いて、10分ほど歩くと頂点に辿ります。そして、、大感動です。この写真で見えるピラミッド型の影ですが、本物です。その自然現象が見えるのは10月の夕方(こちらは10月29日の16時ごろ)のみで、夏には見れないものなのでご注意ください。
ニーゼンからユングフラウ地方を代表する山、アイガー、メンヒとユングフラウもよく見えます。
そして17時ごろになると夕陽の素晴らしい風景が楽しめます。
- スイスの名時計ブランドの歴史が楽しめるシテ・デュ・タンを見学
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>スイスその他の都市
- テーマ:観光地
- 投稿日:2020/09/24 00:00
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スイス時計産業の中心地、ビール/ビエンヌにある建築家・坂茂氏による スウォッチ本社とオメガの本社の間にあるシテ・デュ・タン(CITE DU TEMPS)の建物の中に共存する二つのミュージアムがあります。
それは2019年にオープンした「プラネット スウォッチ」と「オメガ ミュージアム」です。
「プラネット スウォッチ」では1983年から販売されたきたスウォッチ時計はすべて提示されているだけではなくて限定版売の時計も沢山!
「オメガ ミュージアム」では特に興味深いものはオメガと米国NASAの関係やオメガを代表するクロノメーターの歴史です。最後にボンドファンには溜まらない場所でもあります!1995年以来、全登場作品でオメガのシーマスターを着用してきているジェームズ・ボンドですが、それらももちろん提示されています。
月曜日とベルン州の祝日以外は毎日オープンです。入場料ですが、嬉しい話で無料なんです!
ビエンヌ駅からは複数のバスをご利用いただけます。こちらからバスをご利用になる場合は2・4・7・72番の路線に乗車し、「OMEGA」バス停でご降車ください
YouTube動画もご覧いただけます。どうぞご覧ください。
- 名探偵シャーロック・ホームズが歩いたハイキングルートを追って
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>ロイカーバード
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 温泉・露天風呂
- 投稿日:2020/09/18 08:08
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ゲミ峠はヴァリス州とベルン州のベルナー・オーバーラント地方を結ぶ歴史的な峠で大人気のハイキングルートです。コナン・ドイルの小説の中でマイリンゲンを目指すシャーロック・ホームがこの峠を越える話となっていますが、実はコナン・ドイルご自身も下見ということで歩いた名の峠越えルートです。その他にもレニン、ピカソやフランスの名作家のアレクサンドル・デュマも通ったといいます。現在でも徒歩でしか越えることのできない峠であります。
一般的にLeukerbadの上に位置するGemmipassからスタートした方が滑らかな下りなので楽ですが、今回は逆方向で歩きました。
6月中旬から10月中旬まで歩けます。
まず目指すのはKandertsteg駅です。
電車を降りたっら、Sunnbuelロープウェイに行きます。徒歩だと40分ですが、あまり面白い部分ではないので今回はバスに乗りました。10分くらいです。一時間に一本だけので事前確認は必要です。
恒例のハイキングルートの黄色い標識。ここからだと目指すLeukerbadは6時半です(汗)。頑張らなきゃ、ですね。
Sunnbuelまでの2時間15分の登りは勘弁だ、という方には7分で上がることはできるロープウェイがお勧めです。30分毎で出発しています。
Sunnbuelまでのハイキング道です。段々と狭くなってきますが、全体的に登りでも歩きやすいです。ただ、大した景色も見れないのでスキップでもいいかもしれません。標高差は800メーターくらいです。
Sunnbuelの山岳レストランです。ロープウェイ乗り場と同じ建物です。
ハイキングの最初の部分は比較的に平たい道を歩きます。右も左も素晴らしい風景です。Gemmipassまで2時間半です。
Sunnbuelから出て30分、最初の登りです。次の経由のSchwarenbachまで40分の登りですが、それほどきついわけではあるません。
前記している名人も泊まったというSchwarenbachの山岳ホテルで休憩です。
更に40分を登り歩くとDauben湖が合われます。Gemmipassはその奥にあります。
左の 湖畔をしばらく歩くと道が分かれます。左に行くとそのままGemmipassに着きます。湖畔の道だとDauben湖とGemmipassを結ぶケーブルカー乗り場に行きます。ちなみに湖の右側を歩いて、Gemmipassを目指すことも可能です。
ケーブルカー乗り場です。無人なので乗車券はGemmipassで乗車後に支払います。片道は6フランです。
キャビンは4名までです。ドアーを開くには右に見えるボタンを押します。基本的に15分間隔で運行されますが、それより早く一杯になったら出発します。
ゲミ峠に到着。パノラマレストランでのランチはお勧めです。
麓のLeukerbadに降りるには一番楽な方法はもちろんロープウェイです。
まだ頑張れるという方はLeukerbadまで歩いて降りることもできます。1時間半の絶景ルートですが、高所恐怖症の方にはお勧めできません。また、長い〜急な下りなので確実に膝にきます。
間違いなく一番に印象に残る部分です。
そして、今日の最大のポイントです。一日の足の疲れを温泉水で取ることです。Leukerbadはローマ時代に源泉が発見されたアルプス最大級の温泉地で温泉はいくつ点在しています。スイスで最も熱い温泉(源泉は51度)だとされていますが、プールに使う水は冷やされているので30度から43度までです。一番、熱いお風呂はバス乗り場近くのLeukerbad Thermeです。今回訪れたWalliser Thermeは35度くらいでした。何といっても広い展望露天プールがポイントです。
迫り来る3000メートル級の山々がに囲まれて、入浴できる温泉は格別です。
夕暮れるとGemmipassからの下りルートがライトアップされます。遠くから眺めるとすごい下りだなぁと。
- 「スイス」世界最大勾配のケーブルカーに乗って、絶景の旅へ
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エリア:
- ヨーロッパ>スイス>スイスその他の都市
- テーマ:観光地 ハイキング・登山 鉄道・乗り物
- 投稿日:2020/09/07 08:08
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この美しい風景が楽しめるのはフランス国境近くのエモッソン湖です。エモッソン湖は人工のダム湖でエモッソンダムはスイスで2番目大きなダムです。元々スイス国鉄の持ち物でスイスの国鉄に必要な電力を大きく提供しているダムです。スイスの幾つかの他のダムと同じようにエモッソン湖は観光地でもあります。
実はダムにアクセスするための乗り物が人気で連日で沢山の観光客で賑わっています。ここで紹介したいと思います。麓の駅はLe Chatelardで、フランスのChamonixとスイスのMartignyを結ぶモンブラン特急の停車駅の一つです。ここから3つのユニークな乗り物を乗り継いでダムを目指します。
最初の乗り物はケーブルカーで一見は普通に見えるかもしれませんが、実は二つのキャビンが運行されているケーブルカーとして世界最大勾配です。動画は最も急な部分で87%の急勾配です。まるで壁を登っている感覚です。
10分乗ったら最初の乗り換え地点のLes Montuiresに到着です。フランスの山々はきれいに見えるようになったのですが、大物はまだです!
さて、次の乗り物です。一番楽しめる部分ですが、可愛らしい可愛らしいトロッコ電車に乗ります。こちらも10分ちょっとの乗車です。何と言っても涼しい風に吹かれながら絶景が楽しめるのがポイントです。
動画でも映っていますが、奥に見える山は大物のモンブランです。そうなんです。エモッソン湖はモンブランがよく見える展望台でもあります。
最後の乗り換え地点のPied du barageに近づくとダムは見えてきます。
最後の乗り物です。8人乗りのミニケーブルカーで最後の150メーターの標高差を2分で上がります。
到着です。エモッソン湖の周辺に沢山のハイキングトレイルがあります。標識に出ている恐竜のマークは気になりませんか。ここから2時間半(片道なので往復で5時間!)を歩けば恐竜の後足が残っている場所があります。本格的なハイキングなので簡単には行けないので注意は必要です。今回は別のハイキングを歩くことにしました。ハイキングはしない場合はダムの上を歩いたりする散策なども可能です。また、絶景レストランもあるのでそこでランチは楽しんで頂きたいですね。観光後にまた3つの乗り物で麓に戻るか、路線バスで近くの村のFinhautまで移動してからモンブラン特急でMartignyかChamonixに行くことはできます。
歩いて下りたい場合はLe Chatelardを目指すかFinhautを目指すかのどちらかになりますが、今回はFinhautを目指すことに。ただ、この標識に明記されている1時間半はかなり急な下りのコースです。お勧めなのは2時間半くらいかかるモンブランのバルコニー(Balcon du Mont Blanc)と呼ばれているトレイルです。標識だと218という番号が付いているトレイルです。
2-3分歩くと左に気になるトンネルがあります。よく見ると黄色のハイキング標識がトンネル内を示しています。
実際にもっと暗かったのですが、このトンネルを10分くらい歩いて、出るとこの記事の最初の写真(湖とモンブランが映る写真)が撮れる場所に辿り着きます。写真を取ったらまたトンネルを通って戻りましょう。
ハイキングは本格的なもので必ずそれに合った靴で歩きましょう。途中にレストランなどもない必ず水の補給はできるように準備が必要です。また、大部分は影のない場所なので日光対策も必要です。
楽しい乗り物も乗れて、不思議なトンネルを歩いて、癒される風景が見える満喫な一日でした。
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