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- ベトナム縦断生リポ〜ベトナムへどう行くか?
-
エリア:
- アジア>ベトナム
- テーマ:鉄道・乗り物 旅行準備 その他
- 投稿日:2012/07/02 22:48
- コメント(0)
今回はベトナム1ヶ国だけなので、まぁふつうに飛行機でしょう。
ただ、どのエアラインを選ぶか、は重要事項。
そこでさっそくトラベルコちゃんでフライトチェ---ック!
直行便ならばベトナム航空、ANAにJAL。
しかし高い。ANAのマイレージにはまだマイルが届かない。JALも値下げ値下げというわりには安くない。ベトナム航空--最もハイプライス。
ならば、乗継便。
検索するとどっと出てきた。
そのほとんどが中国系の航空会社。北京、上海、台北……。
最も安いのが中国東方航空だった。チャイナイースタン。二週間以内のFIXチケットで燃油サーチャージを含めても約四万円。こんなに安くて大丈夫だろうかと心配になるが、中国系航空会社に以前乗り、特に問題もなかったので、まぁ大丈夫だろう……。
上海で乗継。ストップオーバーしてもいいとある。
ああいいな。余裕があれば上海に寄りたいところだ。上海には一度行ったことがあるが、なかなか楽しい街だった。
さっそく旅行会社に電話してみる。
詳しいスケジュールを訊くと、夕方成田を飛んで上海でのトランジットは約三時間、ホーチミンに着くのは深夜一時頃。深夜というのはいささか面倒だが、乗継時間は悪くはない。帰りも深夜二時にホーチミンを発ち、朝六時に上海、トランジット二時間ほどで昼過ぎには成田に着く。悪くない。
しかし本音としてはインはホーチミン、アウトはハノイ、もしくはインをハノイ、アウトをホーチミンにしたいところだ。が、そうなるとこのチケットではダメらしい。他の航空会社のフライトならば、インとアウトを違う場所にすることが可能なのだが、そうなると高くついてしまう。
一万〜二万円の差は大きい。その金額でベトナムに何泊できるのかを考えると、フライトはできるだけ安くおさえたい。
ホーチミンでイン&アウトにするなら、ハノイからまた戻ってこねばならない。
では、と、ベトナム航空のサイトで国内線を調べてみる。
ハノイ〜ホーチミン間は毎日何便も飛んでいた。所要二時間、料金は最も安いもの4000円ほど。
なるほど、時間はロスするが、ハノイに戻ってくる方がオープンジョーを使うより安くあがるようだ。
なら、それでいっか。
こうして私は旅行会社で中国東方航空のチケットを頼み、ベトナム航空のサイトで国内線のチケットをネット予約した。
後日談になるが、ベトナム一ヶ国が目的の場合、やはり直行便をおススメする。
確かに航空券そのものは燃油税も含め高くなるが、利便性は経由便よりはるかにいいし、ムダなおカネも使わなくてすむ。
私は上海でトランジットしたのだが、往きは乗継便の出発が二時間弱遅れ、ホーチミンに着いたのは午前三時近くだった。また、帰りのときに上海の空港でコーヒーを飲んだが、これが一杯750円。往くときはサンドイッチも食べたので、総額5000円近く上海の空港で使った。
しかも往きが遅れたため、ホーチミンのタンソンニャット国際空港にはタクシーもおらず、結局ホテルまで避けるつもりだった白タクに乗らざるをえなかった。まぁ10ドル程度まで値切ったので、それほど悪徳白タクではなかったが。
また、空港の銀行もすべて閉まっており、両替もできなかった。
直行便だって遅れるときはあるし、どのエアラインも帰りは夜発で朝に到着するが、朦朧とした頭でトランジットするよりはずっといい。経由地でストップオーバーするのなら経由便の方が楽しいが、そうでない場合はやはり直行便がいい。
ただ、どのエアラインを選ぶか、は重要事項。
そこでさっそくトラベルコちゃんでフライトチェ---ック!
直行便ならばベトナム航空、ANAにJAL。
しかし高い。ANAのマイレージにはまだマイルが届かない。JALも値下げ値下げというわりには安くない。ベトナム航空--最もハイプライス。
ならば、乗継便。
検索するとどっと出てきた。
そのほとんどが中国系の航空会社。北京、上海、台北……。
最も安いのが中国東方航空だった。チャイナイースタン。二週間以内のFIXチケットで燃油サーチャージを含めても約四万円。こんなに安くて大丈夫だろうかと心配になるが、中国系航空会社に以前乗り、特に問題もなかったので、まぁ大丈夫だろう……。
上海で乗継。ストップオーバーしてもいいとある。
ああいいな。余裕があれば上海に寄りたいところだ。上海には一度行ったことがあるが、なかなか楽しい街だった。
さっそく旅行会社に電話してみる。
詳しいスケジュールを訊くと、夕方成田を飛んで上海でのトランジットは約三時間、ホーチミンに着くのは深夜一時頃。深夜というのはいささか面倒だが、乗継時間は悪くはない。帰りも深夜二時にホーチミンを発ち、朝六時に上海、トランジット二時間ほどで昼過ぎには成田に着く。悪くない。
しかし本音としてはインはホーチミン、アウトはハノイ、もしくはインをハノイ、アウトをホーチミンにしたいところだ。が、そうなるとこのチケットではダメらしい。他の航空会社のフライトならば、インとアウトを違う場所にすることが可能なのだが、そうなると高くついてしまう。
一万〜二万円の差は大きい。その金額でベトナムに何泊できるのかを考えると、フライトはできるだけ安くおさえたい。
ホーチミンでイン&アウトにするなら、ハノイからまた戻ってこねばならない。
では、と、ベトナム航空のサイトで国内線を調べてみる。
ハノイ〜ホーチミン間は毎日何便も飛んでいた。所要二時間、料金は最も安いもの4000円ほど。
なるほど、時間はロスするが、ハノイに戻ってくる方がオープンジョーを使うより安くあがるようだ。
なら、それでいっか。
こうして私は旅行会社で中国東方航空のチケットを頼み、ベトナム航空のサイトで国内線のチケットをネット予約した。
後日談になるが、ベトナム一ヶ国が目的の場合、やはり直行便をおススメする。
確かに航空券そのものは燃油税も含め高くなるが、利便性は経由便よりはるかにいいし、ムダなおカネも使わなくてすむ。
私は上海でトランジットしたのだが、往きは乗継便の出発が二時間弱遅れ、ホーチミンに着いたのは午前三時近くだった。また、帰りのときに上海の空港でコーヒーを飲んだが、これが一杯750円。往くときはサンドイッチも食べたので、総額5000円近く上海の空港で使った。
しかも往きが遅れたため、ホーチミンのタンソンニャット国際空港にはタクシーもおらず、結局ホテルまで避けるつもりだった白タクに乗らざるをえなかった。まぁ10ドル程度まで値切ったので、それほど悪徳白タクではなかったが。
また、空港の銀行もすべて閉まっており、両替もできなかった。
直行便だって遅れるときはあるし、どのエアラインも帰りは夜発で朝に到着するが、朦朧とした頭でトランジットするよりはずっといい。経由地でストップオーバーするのなら経由便の方が楽しいが、そうでない場合はやはり直行便がいい。
- ベトナム縦断生リポ〜ベトナムをどう旅するか?
-
エリア:
- アジア>ベトナム
- テーマ:旅行準備 書籍・CD・DVD 世界遺産
- 投稿日:2012/07/01 22:28
- コメント(0)
ずっと前から気になっていたベトナム。
けれどずっと後回しになってしまっていた。
「食べてショッピングしてエステして」という女の子が大好きなキャッチフレーズのつくホーチミンへは何度さっと行こうかと思ったことか。
が、そう思うたび、ベトナムの細長い地図を見て、ホーチミンにだけ行くのはもったいないのではないかという思いに駆られる。
もし行くのなら時間をかけて南北を縦断したい。
見るところがたくさんあるはずだから。
縦に、鉄道かバスでところどころ寄り道しながらベトナムを旅してみたい。
ならば時間が必要だ。
そんな条件がベトナムへ行く機会を遠のけていたのだ。
が、ついにチャンスがやってきた。
とれる時間は二週間。
二週間あれば、決してたくさんというわけではないが、かなり行けるのではないか。
南から北上するか。
北から南下するか。
さっそく旅をプランニングしよう。
といっても私の旅の計画はいつもおおまかなものだ。
まずは目的をひとつおく。アレがどうしても見たい、あそこにどうしても行ってみたい。ここをおさえ、そのあと適当に肉づけをしていく。時間と予算と体力を考えて。
今回はまず、サイゴン--ホーチミンだ。
そして世界遺産、ハロン湾。
もうひとつハズせない場所が、ダラット。
ダラットは日本人が旅するベトナムのメジャーポイントからは外れている。それはダラットが内陸であり、これといった見どころがないからだ。が、私には、ベトナム内でも高原の気候を持ち、ティーガーデンがあるといい、そして林芙美子の「浮雲」の舞台にもなったダラットはとても興味ある場所だった。
このみっつが基点となる。
あとは……
世界遺産の並ぶ中部海岸沿いの街、ホイアン、フエ。
映画「恋するベトナム」で確かとてもきれいに映されていたっけ。
「一号線を北上せよ」でも沢木耕太郎がホイアンを歩くエピソードは鮮やかだった。
うん、ホイアンとフエのふたつの古都にも行ってみたい。
ニャチャン。ビーチリゾートか。--もうひとつピンとこない。
メコンデルタのミト-。ホーチミンからのオプショナルツアーでよく見るが……。
サパ。北部の山岳地帯。ここには惹かれるものがあるが、遠く時間がかかりそう。
地図を見ながら思いを巡らしていると、じょじょにイメージができてきた。
あとは北上するか、南下するか。
それはどこの航空会社でベトナム入りするかによるだろう。
では、国内移動は?
縦に長いベトナムは、日本の本州と同じくらいの長さがあるという。ホーチミンとハノイはまさに南北だ。そのふたつを結ぶ鉄道がある。いいな、列車の旅。
しかし、ダラットへ行く列車が見当たらない。どうやら鉄道の路線とは外れているようだ。となるとバスかエアーか……。
バス!
うーむ、たまにはバス移動もいいかも。
列車もバスも乗りたい。きっと移動がベトナム旅行の要になる。ならばその移動を楽しめるものにしたい。
ああそうだ、もうひとつ譲れないものがある。
それはホーチミンにあるホテル・マジェスティック・サイゴンに宿泊すること。
1925年創業のベトナム一格調高いクラシックなホテル。
最近旅に出ると、最後のしめくくりにステキなホテルに泊まることにしている。
今回、ベトナムならばやはりマジェスティックだ。
こうしてベトナムの旅の骨子ができあがっていった。
あとは……適当に。
現地へ行って急に予定を変えてもかまわない。
そこらへんは自由に、閃きで。
自分の旅なのだから。
けれどずっと後回しになってしまっていた。
「食べてショッピングしてエステして」という女の子が大好きなキャッチフレーズのつくホーチミンへは何度さっと行こうかと思ったことか。
が、そう思うたび、ベトナムの細長い地図を見て、ホーチミンにだけ行くのはもったいないのではないかという思いに駆られる。
もし行くのなら時間をかけて南北を縦断したい。
見るところがたくさんあるはずだから。
縦に、鉄道かバスでところどころ寄り道しながらベトナムを旅してみたい。
ならば時間が必要だ。
そんな条件がベトナムへ行く機会を遠のけていたのだ。
が、ついにチャンスがやってきた。
とれる時間は二週間。
二週間あれば、決してたくさんというわけではないが、かなり行けるのではないか。
南から北上するか。
北から南下するか。
さっそく旅をプランニングしよう。
といっても私の旅の計画はいつもおおまかなものだ。
まずは目的をひとつおく。アレがどうしても見たい、あそこにどうしても行ってみたい。ここをおさえ、そのあと適当に肉づけをしていく。時間と予算と体力を考えて。
今回はまず、サイゴン--ホーチミンだ。
そして世界遺産、ハロン湾。
もうひとつハズせない場所が、ダラット。
ダラットは日本人が旅するベトナムのメジャーポイントからは外れている。それはダラットが内陸であり、これといった見どころがないからだ。が、私には、ベトナム内でも高原の気候を持ち、ティーガーデンがあるといい、そして林芙美子の「浮雲」の舞台にもなったダラットはとても興味ある場所だった。
このみっつが基点となる。
あとは……
世界遺産の並ぶ中部海岸沿いの街、ホイアン、フエ。
映画「恋するベトナム」で確かとてもきれいに映されていたっけ。
「一号線を北上せよ」でも沢木耕太郎がホイアンを歩くエピソードは鮮やかだった。
うん、ホイアンとフエのふたつの古都にも行ってみたい。
ニャチャン。ビーチリゾートか。--もうひとつピンとこない。
メコンデルタのミト-。ホーチミンからのオプショナルツアーでよく見るが……。
サパ。北部の山岳地帯。ここには惹かれるものがあるが、遠く時間がかかりそう。
地図を見ながら思いを巡らしていると、じょじょにイメージができてきた。
あとは北上するか、南下するか。
それはどこの航空会社でベトナム入りするかによるだろう。
では、国内移動は?
縦に長いベトナムは、日本の本州と同じくらいの長さがあるという。ホーチミンとハノイはまさに南北だ。そのふたつを結ぶ鉄道がある。いいな、列車の旅。
しかし、ダラットへ行く列車が見当たらない。どうやら鉄道の路線とは外れているようだ。となるとバスかエアーか……。
バス!
うーむ、たまにはバス移動もいいかも。
列車もバスも乗りたい。きっと移動がベトナム旅行の要になる。ならばその移動を楽しめるものにしたい。
ああそうだ、もうひとつ譲れないものがある。
それはホーチミンにあるホテル・マジェスティック・サイゴンに宿泊すること。
1925年創業のベトナム一格調高いクラシックなホテル。
最近旅に出ると、最後のしめくくりにステキなホテルに泊まることにしている。
今回、ベトナムならばやはりマジェスティックだ。
こうしてベトナムの旅の骨子ができあがっていった。
あとは……適当に。
現地へ行って急に予定を変えてもかまわない。
そこらへんは自由に、閃きで。
自分の旅なのだから。
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