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- 南極への船旅〜船内生活〜
-
エリア:
- 北極・南極>南極>南極その他の都市
- テーマ:クルーズ その他 自然・植物
- 投稿日:2011/04/21 20:56
- コメント(0)
お待たせいたしました。南極クルーズ日記、第二弾です。
前回は出発までのワクワク感とか期待感が溢れている内容でした。本日は乗船後の感動を読めるかと思います。
ではどうそ!
「さて、南極への船旅二回目の本日は、船内ライフについて、ご紹介いたしましょう。 南極への旅は冒険旅行です。もちろん大型クルーズ船で巡るカリブ海や地中海クルーズとは全くの別物です。けれども、南極という極地への旅との心構えを持ってご参加頂いたお客様からのご感想は決まって「南極への船がこんなに快適で、整っているなんて驚きです」というものなのです」
確かに!最近は高級な小型船が南極仕様の船となっているものが多いのです。
「まず、船内の楽しみと言えば、やはりお食事。今回、ディナーは毎回スリーコースメニュー。もちろん前菜からメイン、デザートと全てお選び頂き、スタッフがお持ちします。朝食や昼食でも、船内で焼き上げた出来立てのパンやデザートがずらりと並びます。そして忘れてはいけないのが、チャーター船だから実現できる日本人シェフの存在です。朝はお粥から、昼はおそば、夜はお寿司といつもメインのコースメニューに加えて日本の味を日替わりでお届けします。これには、日本の味が恋しくなるお客様から大好評でした」
船はバラエティ豊かとはいえ、やはり和食が恋しくなります。最近の船では和食(主にお寿司)の レストランが入っているクルーズ船も増えましたが、まだまだ少数派感は否めません。
気兼ねなく和の味も楽しめるのはチャーター船ならでは。何日間も共に過ごすシェフも、皆様にお楽しみいただけるよう、かなり頑張っているのでしょう。
さてこの後は南極クルーズならではのお話のようです。
「船内エンターテイメントも、やはり気になるところでしょう。ここが、南極への船旅と超大型船がメインの通常のクルーズと異なる点になるかもしれません。通常のクルーズでは、クラブあり、劇場あり、映画館あり、バーありとショッピングモールありと毎日どこに行こうか迷うほどですが、南極旅行では全くこの迷いがありません。代わりに、南極を訪れる皆様の知的好奇心を刺激し、満たす企画が目白押しです。そもそも南極探検という特別な目的の旅ですから、船内のプログラムは全てこの南極を知ることに焦点を当てています。目玉は、毎日開催される豪華スタッフによる南極講座です。南極ツアーを支えるスタッフは世界中から集まった専門家ばかり。今回も、フランスの研究機関で働くペンギン先生こと加藤先生の昭和基地での南極滞在記を始め、海洋ほ乳類、気象学、地質学などが専門の講師の方々の講義は大人気でした」
南極クルーズのいいところは、その場で南極の素晴らしさを専門スタッフに最新情報を教えてもらえることです。
これを、チャーター船ですと全て日本語で行われる(もしくはほぼ同時通訳)となりますからなかなか贅沢です。
「実際に南極に着いてしまえば、お天気さえ良ければ午前と午後の二回は、上陸や氷山クルーズなどの船外活動がありますし、クジラなどの貴重な動物が現れると船内放送がかかり、甲板に走ることになるので、船内で暇を持て余すということはほとんどないのが本当のところなのです。もちろん南極講座などは希望者のみの参加ですから、たまにはバーが併設されているラウンジで、ゆったりとアフタヌーン・ティーを楽しむのも気持ちが良いものです。旅先で知り合った仲間同士で、その日撮影した写真を見せ合ったり、世界中の観光地の話に花が咲いている光景に何度も出会いました。こうして、南極での船旅では船内の時間はあっという間に過ぎてゆきます」
私の南極クルーズでは常にカメラ、そして上着を持っていました。(写真の黄色い防寒服「パルカ」みたいなもの)
甲板に出ると海鳥や美しい氷河やら、素晴らしい景色が満載だからです。
「さて、次回最終回は、南極への船旅のハイライトである上陸などの船外活動についてご紹介致しましょう」
というわけで3回目も楽しみですね。
前回は出発までのワクワク感とか期待感が溢れている内容でした。本日は乗船後の感動を読めるかと思います。
ではどうそ!
「さて、南極への船旅二回目の本日は、船内ライフについて、ご紹介いたしましょう。 南極への旅は冒険旅行です。もちろん大型クルーズ船で巡るカリブ海や地中海クルーズとは全くの別物です。けれども、南極という極地への旅との心構えを持ってご参加頂いたお客様からのご感想は決まって「南極への船がこんなに快適で、整っているなんて驚きです」というものなのです」
確かに!最近は高級な小型船が南極仕様の船となっているものが多いのです。
「まず、船内の楽しみと言えば、やはりお食事。今回、ディナーは毎回スリーコースメニュー。もちろん前菜からメイン、デザートと全てお選び頂き、スタッフがお持ちします。朝食や昼食でも、船内で焼き上げた出来立てのパンやデザートがずらりと並びます。そして忘れてはいけないのが、チャーター船だから実現できる日本人シェフの存在です。朝はお粥から、昼はおそば、夜はお寿司といつもメインのコースメニューに加えて日本の味を日替わりでお届けします。これには、日本の味が恋しくなるお客様から大好評でした」
船はバラエティ豊かとはいえ、やはり和食が恋しくなります。最近の船では和食(主にお寿司)の レストランが入っているクルーズ船も増えましたが、まだまだ少数派感は否めません。
気兼ねなく和の味も楽しめるのはチャーター船ならでは。何日間も共に過ごすシェフも、皆様にお楽しみいただけるよう、かなり頑張っているのでしょう。
さてこの後は南極クルーズならではのお話のようです。
「船内エンターテイメントも、やはり気になるところでしょう。ここが、南極への船旅と超大型船がメインの通常のクルーズと異なる点になるかもしれません。通常のクルーズでは、クラブあり、劇場あり、映画館あり、バーありとショッピングモールありと毎日どこに行こうか迷うほどですが、南極旅行では全くこの迷いがありません。代わりに、南極を訪れる皆様の知的好奇心を刺激し、満たす企画が目白押しです。そもそも南極探検という特別な目的の旅ですから、船内のプログラムは全てこの南極を知ることに焦点を当てています。目玉は、毎日開催される豪華スタッフによる南極講座です。南極ツアーを支えるスタッフは世界中から集まった専門家ばかり。今回も、フランスの研究機関で働くペンギン先生こと加藤先生の昭和基地での南極滞在記を始め、海洋ほ乳類、気象学、地質学などが専門の講師の方々の講義は大人気でした」
南極クルーズのいいところは、その場で南極の素晴らしさを専門スタッフに最新情報を教えてもらえることです。
これを、チャーター船ですと全て日本語で行われる(もしくはほぼ同時通訳)となりますからなかなか贅沢です。
「実際に南極に着いてしまえば、お天気さえ良ければ午前と午後の二回は、上陸や氷山クルーズなどの船外活動がありますし、クジラなどの貴重な動物が現れると船内放送がかかり、甲板に走ることになるので、船内で暇を持て余すということはほとんどないのが本当のところなのです。もちろん南極講座などは希望者のみの参加ですから、たまにはバーが併設されているラウンジで、ゆったりとアフタヌーン・ティーを楽しむのも気持ちが良いものです。旅先で知り合った仲間同士で、その日撮影した写真を見せ合ったり、世界中の観光地の話に花が咲いている光景に何度も出会いました。こうして、南極での船旅では船内の時間はあっという間に過ぎてゆきます」
私の南極クルーズでは常にカメラ、そして上着を持っていました。(写真の黄色い防寒服「パルカ」みたいなもの)
甲板に出ると海鳥や美しい氷河やら、素晴らしい景色が満載だからです。
「さて、次回最終回は、南極への船旅のハイライトである上陸などの船外活動についてご紹介致しましょう」
というわけで3回目も楽しみですね。
- 南極への船旅(ワクワク出発編)
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エリア:
- 北極・南極>南極>南極その他の都市
- テーマ:クルーズ その他 自然・植物
- 投稿日:2011/04/14 10:50
- コメント(0)
桜も咲き、葉桜になり始め、寒さからも脱したような陽気です。
寒かった冬の日が懐かしく感じられる?ように、そして、来年の冬のために、今年の一月、の南極クルーズの添乗員さんに想い出を語って頂きました。
「今年もユーラシアの「南極への船旅」が催行されました。
「南極」という言葉の響き。
その音の広がりの中に、いくつもの疑問や好奇心が生まれきます。
そもそも、南極にツアーなどで行けるのかな。
冒険家とまではいかなくても、一部の強靭な体力の持ち主のみに許された世界ではないのかな。
一体、南極に行き帰ってくるまでに、どれほど大変な目にあうのだろう。
いや、そもそも南極にまで行って、一体何が見られるの?
今回は、上記のような疑問に答えながら、究極の船旅とも言える南極ツアーの面白みを、思い出の場面を通して紹介していきたいと思います」
なかなか、期待を持たせる導入ですね。 ちなみに私も初めて南極クルーズへ行ったとき、やっぱりどきどきしたものです。
「それは日本を発って5日目のことでした。甲板に出てみると深いブルーの大海原の向こうに、うっすらと陸地が見えました。それはスミス島という島の一部だと、後で、スタッフが毎日地図上に書き込んでくれる航路で知った訳ですが、終に荒海ドレーク海峡を越え、私達は南極に到達したのです」
おぉ。。。良かった。ドレーク海峡の揺れはどんなものだったかはちょっと、気になりますが…。
「夏とはいえ、0℃近くまで気温が下がる南極海の風はまだまだ冷たく、白い息を吐きながら、近くにいたお客様や私は、これから始まるであろう南極での冒険に胸が高鳴っていたのです。
南極への船旅の醍醐味は、一つは間違いなくこの南極に至るまでのワクワク感です。旅は南極への船旅にお申し込み頂いたその日から始まります。南極の気候はどうだろう。クジラやペンギンに会えるかな。どんな服装がいるのかな。船酔いは大丈夫かな。などなど、期待と不安が入り交じった思いにきっと皆様がなるでしょう。もちろん、現地の気候や服装、持ち物はもちろん南極探検の歴史や自然についても、少し読むのに苦労するくらい資料をご用意致しますので、ご安心下さい」
この気持ちはわかります。確かに南極へ行くと決まったとたんに、そわそわしました。
意味もなく?ペンギンの生態を調べたり、「南極」と書かれた本を片っ端から手に取ったり。
いろいろなことをしたものです。
「そして、いざ日本を出発! 今回は成田からアメリカのアトランタで乗り継ぎ、一 路アルゼンチンのブエノスアイレスへ。そして国内線にて、「世界最南端の町」とも言われるウシュアイアへ向かいます。この港町が、私達の南極探検船の基地になるのです。港に停泊する私達の南極耐氷船「シースピリット」を見たときの興奮もまた、このツアー参加者全員に共通したものに違いないのです。フレンドリーな船内スタッフに迎えられ、無事乗船手続きを終えて乗船カードを首に下げたら、いよいよ南極への紅海が始まります。
さて、次回は気になる南極への船旅の船内ライフをご紹介したいと思います」
なんだか出発前のワクワク感がとても感じられました。
次回も楽しみです!
寒かった冬の日が懐かしく感じられる?ように、そして、来年の冬のために、今年の一月、の南極クルーズの添乗員さんに想い出を語って頂きました。
「今年もユーラシアの「南極への船旅」が催行されました。
「南極」という言葉の響き。
その音の広がりの中に、いくつもの疑問や好奇心が生まれきます。
そもそも、南極にツアーなどで行けるのかな。
冒険家とまではいかなくても、一部の強靭な体力の持ち主のみに許された世界ではないのかな。
一体、南極に行き帰ってくるまでに、どれほど大変な目にあうのだろう。
いや、そもそも南極にまで行って、一体何が見られるの?
今回は、上記のような疑問に答えながら、究極の船旅とも言える南極ツアーの面白みを、思い出の場面を通して紹介していきたいと思います」
なかなか、期待を持たせる導入ですね。 ちなみに私も初めて南極クルーズへ行ったとき、やっぱりどきどきしたものです。
「それは日本を発って5日目のことでした。甲板に出てみると深いブルーの大海原の向こうに、うっすらと陸地が見えました。それはスミス島という島の一部だと、後で、スタッフが毎日地図上に書き込んでくれる航路で知った訳ですが、終に荒海ドレーク海峡を越え、私達は南極に到達したのです」
おぉ。。。良かった。ドレーク海峡の揺れはどんなものだったかはちょっと、気になりますが…。
「夏とはいえ、0℃近くまで気温が下がる南極海の風はまだまだ冷たく、白い息を吐きながら、近くにいたお客様や私は、これから始まるであろう南極での冒険に胸が高鳴っていたのです。
南極への船旅の醍醐味は、一つは間違いなくこの南極に至るまでのワクワク感です。旅は南極への船旅にお申し込み頂いたその日から始まります。南極の気候はどうだろう。クジラやペンギンに会えるかな。どんな服装がいるのかな。船酔いは大丈夫かな。などなど、期待と不安が入り交じった思いにきっと皆様がなるでしょう。もちろん、現地の気候や服装、持ち物はもちろん南極探検の歴史や自然についても、少し読むのに苦労するくらい資料をご用意致しますので、ご安心下さい」
この気持ちはわかります。確かに南極へ行くと決まったとたんに、そわそわしました。
意味もなく?ペンギンの生態を調べたり、「南極」と書かれた本を片っ端から手に取ったり。
いろいろなことをしたものです。
「そして、いざ日本を出発! 今回は成田からアメリカのアトランタで乗り継ぎ、一 路アルゼンチンのブエノスアイレスへ。そして国内線にて、「世界最南端の町」とも言われるウシュアイアへ向かいます。この港町が、私達の南極探検船の基地になるのです。港に停泊する私達の南極耐氷船「シースピリット」を見たときの興奮もまた、このツアー参加者全員に共通したものに違いないのです。フレンドリーな船内スタッフに迎えられ、無事乗船手続きを終えて乗船カードを首に下げたら、いよいよ南極への紅海が始まります。
さて、次回は気になる南極への船旅の船内ライフをご紹介したいと思います」
なんだか出発前のワクワク感がとても感じられました。
次回も楽しみです!
- 新造船の魅力とは?〜アラビアンクルーズの場合〜
-
エリア:
- 中近東>バーレーン>バーレーン
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- 中近東>オマーン>マスカット
- テーマ:街中・建物・景色 クルーズ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2011/03/10 22:28
- コメント(0)
さて先日、アラビアンクルーズから添乗員さんが帰国しました。
1-2月はアラビア半島が観光に最も適した季節。ただ、アラビア半島はお金持ちの方用の高級リゾートが売りの宿泊施設が多いのが難点?といえるかもしれません。
と、言うわけで、帰国した添乗員さんからツアーの感想を頂きました。
「船旅はゆったりしていて良かったです。何よりも荷物の移動もなくてラクラクでした。
今回乗船した船は、イタリアの大手クルーズ会社、コスタ・クルーズの新造船、コスタ・デリチョーザでした。さすが2011年の新造船、大きさも内装の美しさも素晴らしかったです。新造船マニアという方がいるようで、そういう方は毎年、各クルーズ会社の新造船をチェックして乗船しているようです。
さてそんな中で一番面白かったのは、年々グレードアップする、シアターでの中国人4人娘のショーです。
高い一輪車に乗ったまま、足に乗せたお皿をひょいと頭の上に次々のせていったりするシーンは、見ているこちらのほうがハラハラドキドキしました。世界中の人が皆楽しむのに言葉はいらないですね。
そして、今回は利用出来ず残念でしたが、サムサラスパでのアーユルベーダや マッサージは、ぜひとも試してみたい、と思えました。スパエリア内の色や、香りなど、全体の雰囲気がアジアンスパを彷彿とさせました。
ちょっと残念だったのは、お店がやや少なかったことです。乗船前は、そんなにお店はいらないって思ってしまうのに、ついついのぞきたくなってしまうのです。
もちろん免税店なので、停泊中開かないのは仕方ないのですが、いつでも見られたらとても便利なのに、と思ってしまいました。
今回はアラビア半島を巡るコースで、イタリアンな船内から一歩でると、エキゾチックな香りが漂う寄港地で、この差が毎回新鮮な気分になれてすごく良かったです。
時に気に入ったのは、オマーンのマスカットです。穏やかな感じで、モスクの庭にも花がたくさんさいていて、街中もきれいに掃除されていて、とても感じがよかったです。
次回はぜひ、カリブ海の島々へご案内したいと思います。島と島の移動は飛行機を使うより、クルーズで行くほうが便利でアクセスもいいので。
そして終日航海日が一日くらい欲しいです。せっかくなので、サロンがあればですが、ネイルアートなど、試してみたいと思います。そして、将来的には、(今は禁止されていると思いますが)、デッキで魚釣りできたら楽しいだろうなーって思ってしまいました」
船内での生活や観光をお客様と一緒に楽しめたようで何よりです。
船内設備はどんどん進化しているので、将来的には「釣り」が出来るクルーズ船って本当に生まれるかもしれません。マグロ一本釣りとか…船内で調理してもらうなんていいですよね〜。
添乗員さん、感想ありがとうございました。
1-2月はアラビア半島が観光に最も適した季節。ただ、アラビア半島はお金持ちの方用の高級リゾートが売りの宿泊施設が多いのが難点?といえるかもしれません。
と、言うわけで、帰国した添乗員さんからツアーの感想を頂きました。
「船旅はゆったりしていて良かったです。何よりも荷物の移動もなくてラクラクでした。
今回乗船した船は、イタリアの大手クルーズ会社、コスタ・クルーズの新造船、コスタ・デリチョーザでした。さすが2011年の新造船、大きさも内装の美しさも素晴らしかったです。新造船マニアという方がいるようで、そういう方は毎年、各クルーズ会社の新造船をチェックして乗船しているようです。
さてそんな中で一番面白かったのは、年々グレードアップする、シアターでの中国人4人娘のショーです。
高い一輪車に乗ったまま、足に乗せたお皿をひょいと頭の上に次々のせていったりするシーンは、見ているこちらのほうがハラハラドキドキしました。世界中の人が皆楽しむのに言葉はいらないですね。
そして、今回は利用出来ず残念でしたが、サムサラスパでのアーユルベーダや マッサージは、ぜひとも試してみたい、と思えました。スパエリア内の色や、香りなど、全体の雰囲気がアジアンスパを彷彿とさせました。
ちょっと残念だったのは、お店がやや少なかったことです。乗船前は、そんなにお店はいらないって思ってしまうのに、ついついのぞきたくなってしまうのです。
もちろん免税店なので、停泊中開かないのは仕方ないのですが、いつでも見られたらとても便利なのに、と思ってしまいました。
今回はアラビア半島を巡るコースで、イタリアンな船内から一歩でると、エキゾチックな香りが漂う寄港地で、この差が毎回新鮮な気分になれてすごく良かったです。
時に気に入ったのは、オマーンのマスカットです。穏やかな感じで、モスクの庭にも花がたくさんさいていて、街中もきれいに掃除されていて、とても感じがよかったです。
次回はぜひ、カリブ海の島々へご案内したいと思います。島と島の移動は飛行機を使うより、クルーズで行くほうが便利でアクセスもいいので。
そして終日航海日が一日くらい欲しいです。せっかくなので、サロンがあればですが、ネイルアートなど、試してみたいと思います。そして、将来的には、(今は禁止されていると思いますが)、デッキで魚釣りできたら楽しいだろうなーって思ってしまいました」
船内での生活や観光をお客様と一緒に楽しめたようで何よりです。
船内設備はどんどん進化しているので、将来的には「釣り」が出来るクルーズ船って本当に生まれるかもしれません。マグロ一本釣りとか…船内で調理してもらうなんていいですよね〜。
添乗員さん、感想ありがとうございました。
1月8日からスター・プリンセス号で南極へ添乗に出ていた添乗員さんが帰国しました。
添乗員さんからのレポートが届きました。
「南極クルーズにおいて、様々な風景を楽しみました。」
おお、一帯どんな景色を楽しんできたのでしょうか。
「南極のキングジョージ島のジェンツーペンギンやアゴヒゲペンギン、マゼランペンギンの混載するルッカリー(営巣地)を眺めたり、あちらこちらで潮を吹き海面に姿をあわすザトウクジラやミンククジラを見ることが出来ました」
ペンギンとクジラ!いいですね〜。特にクジラは大型客船の周りを面白がって見学しに北のかもしれないくらいですね。
「午後になると、「氷山街道」の異名をとるアンタークティック・サウンドを航行しました。様々な卓上の氷山が次々と現れる様子を、お客様はデッキや暖かいラウンジ、バルコニー付のお部屋で楽しんだようです。」
「そうした氷山や氷にちゃっかり乗っかっているペンギンを多く、その愛らしさにシャッターを切るのを忘れてしまいました。残念」
お客様もしっかりお楽しみ頂いていたようで一安心です。
「そんな中、船内ではジャクジーやフィットネスを楽しむ人も多かったです。何しろ景色が南極ですから、半端ではありません。気合も入るってものなのでしょう。ちなみに世界一の荒くれ海、ドレイク海峡の揺れは、大型客船ゆえか、さほど激しくはありませんでした」
船内アトラクションを楽しみつつ、外の壮大な世界を間近で見てきたなんて!なんて贅沢な船旅だったでしょう!
というわけでやはり、最後の締めは、プリンセスクルーズ名物シャンパンタワーです。
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添乗員さんからのレポートが届きました。
「南極クルーズにおいて、様々な風景を楽しみました。」
おお、一帯どんな景色を楽しんできたのでしょうか。
「南極のキングジョージ島のジェンツーペンギンやアゴヒゲペンギン、マゼランペンギンの混載するルッカリー(営巣地)を眺めたり、あちらこちらで潮を吹き海面に姿をあわすザトウクジラやミンククジラを見ることが出来ました」
ペンギンとクジラ!いいですね〜。特にクジラは大型客船の周りを面白がって見学しに北のかもしれないくらいですね。
「午後になると、「氷山街道」の異名をとるアンタークティック・サウンドを航行しました。様々な卓上の氷山が次々と現れる様子を、お客様はデッキや暖かいラウンジ、バルコニー付のお部屋で楽しんだようです。」
「そうした氷山や氷にちゃっかり乗っかっているペンギンを多く、その愛らしさにシャッターを切るのを忘れてしまいました。残念」
お客様もしっかりお楽しみ頂いていたようで一安心です。
「そんな中、船内ではジャクジーやフィットネスを楽しむ人も多かったです。何しろ景色が南極ですから、半端ではありません。気合も入るってものなのでしょう。ちなみに世界一の荒くれ海、ドレイク海峡の揺れは、大型客船ゆえか、さほど激しくはありませんでした」
船内アトラクションを楽しみつつ、外の壮大な世界を間近で見てきたなんて!なんて贅沢な船旅だったでしょう!
というわけでやはり、最後の締めは、プリンセスクルーズ名物シャンパンタワーです。
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- 煌きのアドリア海、宮殿が街になったスプリット
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エリア:
- ヨーロッパ>クロアチア>スプリット
- テーマ:観光地 クルーズ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2011/01/27 22:03
- コメント(0)
アドリア海沿岸に輝く、クロアチアには古代から住み心地が良かったようです。
なぜかというと、美しい旧市街が多く残っているからです。
そんないくつもある都市で、女王のや真珠との異名を取るのはドブロブニクですが、今日は古代ローマ皇帝が別荘を建てて引退後の余生を過ごした古都スプリットをご案内します。
スプリットは、海に面した街です。背後に山が迫る街で、背後から敵に侵入されにくいらしいです。というと、なんとなく源頼朝のひらいた鎌倉幕府が鎌倉を選んだ理由のようにも聞かれますが…。
スプリットはそもそも、ローマ皇帝を退位して余生にのんびり?過ごそうと思って建てられた別荘が街の始まりです。
宮殿は岸辺に作られ、船から皇帝に届けられた数々の物資が、そのまま宮殿に運び込まれていた模様です。
「模様です」というのはですね、宮殿の全てが残っているわけではないからです。
ディオクレティアヌス帝という方は、キリスト教を弾圧した方ではありますが、混乱期のローマ帝国(A.D.3世紀)で国はがたがたでした。広大すぎる領土を何とか治めるため、皇帝を正帝と副帝二人ずつの制度をつくり、ローマ帝国の寿命を伸ばしたといわれています。
彼が有能な皇帝であったことは間違いなく、その証拠がこのスプリットなのです。
彼が生きた時代のローマ帝国はいわゆる「パックスロマーナ(ローマの平和)」が終わり、軍人皇帝時代と称された頃です。
軍人なんて聞きますと強い皇帝のイメージがありますが、これは兵士に支持されて帝位についた皇帝ということです。あっちの軍団で祭り上げられた皇帝やらこっちの皇帝に祭り上げられた皇帝やらで、大げさに言いますとローマ帝国は皇帝だらけ。
50年間に26人の皇帝がいました。
ひょっとしたらもっといたかもしれません。在位平均2年。ほぼ全員暗殺されているそうです。
ローマは「パンとサーカス」で有名なように、民衆の支持を得られてこそ「帝位」を保てるのでした。軍人皇帝時代は、簡単に言ってしまいますと、それがものすごく顕著に進んでしまった事態だったといえなくもありません。
こんなローマの状態をだれもが「当たり前」と受け入れていた頃、この悪循環を破壊したのがディオクレティアヌス帝でした。当時30代後半の男盛り?でした。
皇帝の地位を高め、議員が皇帝の前で寛ぐことを認めず、皇帝の下に国を一つにまとめようと試みたのです。
残念なことに、そのために皇帝を礼賛しないキリスト教徒を認めなかったのですね。
ローマを一時的だったにせよ立て直したディオクレティアヌスは、突然退位し、自分の生まれ故郷の近くの田舎に別荘を作ったのです。それがこのスプリットでした。
彼の死後、数世紀たち、近郊の町が敵に侵略されたということで町の人がスプリットへ逃げ込み、宮殿跡にそのまま街を作ってしまいました。
立派な宮殿でしたので資源再利用ですね。
中世には教会が立てられ、時にはバルカン半島の東からイスラム教徒がやってきて、時には近隣の王国の支配下に入り、時にはヴェネチアの支配下に入り、等々時代と共に支配者が変わり、そのたびに流行が変わり、様々な建築スタイルが受け入れられたのです。
いまスプリットの街を歩いていると、ディオクレティアヌス帝が姿を現したであろうテラスにはカフェが並び、よく見ると大聖堂と呼ぶには小さなカテドラルがあります。
中世には宮殿の壁が城壁になったのがよくわかります。
様々な建築様式も楽しいですが、A.D.3世紀から現代までのときが全て凝縮しているこの中を歩くこと、そしてお買い物をすることがとても楽しいのです。
でも疲れたら、そこいらのカフェで一杯というのもいいですが、春から初夏に行くなら、ジェラートがお勧めです。
私のお気に入りはピスタチオとレモンです。
もちろんダブルも大丈夫です。
なぜかというと、美しい旧市街が多く残っているからです。
そんないくつもある都市で、女王のや真珠との異名を取るのはドブロブニクですが、今日は古代ローマ皇帝が別荘を建てて引退後の余生を過ごした古都スプリットをご案内します。
スプリットは、海に面した街です。背後に山が迫る街で、背後から敵に侵入されにくいらしいです。というと、なんとなく源頼朝のひらいた鎌倉幕府が鎌倉を選んだ理由のようにも聞かれますが…。
スプリットはそもそも、ローマ皇帝を退位して余生にのんびり?過ごそうと思って建てられた別荘が街の始まりです。
宮殿は岸辺に作られ、船から皇帝に届けられた数々の物資が、そのまま宮殿に運び込まれていた模様です。
「模様です」というのはですね、宮殿の全てが残っているわけではないからです。
ディオクレティアヌス帝という方は、キリスト教を弾圧した方ではありますが、混乱期のローマ帝国(A.D.3世紀)で国はがたがたでした。広大すぎる領土を何とか治めるため、皇帝を正帝と副帝二人ずつの制度をつくり、ローマ帝国の寿命を伸ばしたといわれています。
彼が有能な皇帝であったことは間違いなく、その証拠がこのスプリットなのです。
彼が生きた時代のローマ帝国はいわゆる「パックスロマーナ(ローマの平和)」が終わり、軍人皇帝時代と称された頃です。
軍人なんて聞きますと強い皇帝のイメージがありますが、これは兵士に支持されて帝位についた皇帝ということです。あっちの軍団で祭り上げられた皇帝やらこっちの皇帝に祭り上げられた皇帝やらで、大げさに言いますとローマ帝国は皇帝だらけ。
50年間に26人の皇帝がいました。
ひょっとしたらもっといたかもしれません。在位平均2年。ほぼ全員暗殺されているそうです。
ローマは「パンとサーカス」で有名なように、民衆の支持を得られてこそ「帝位」を保てるのでした。軍人皇帝時代は、簡単に言ってしまいますと、それがものすごく顕著に進んでしまった事態だったといえなくもありません。
こんなローマの状態をだれもが「当たり前」と受け入れていた頃、この悪循環を破壊したのがディオクレティアヌス帝でした。当時30代後半の男盛り?でした。
皇帝の地位を高め、議員が皇帝の前で寛ぐことを認めず、皇帝の下に国を一つにまとめようと試みたのです。
残念なことに、そのために皇帝を礼賛しないキリスト教徒を認めなかったのですね。
ローマを一時的だったにせよ立て直したディオクレティアヌスは、突然退位し、自分の生まれ故郷の近くの田舎に別荘を作ったのです。それがこのスプリットでした。
彼の死後、数世紀たち、近郊の町が敵に侵略されたということで町の人がスプリットへ逃げ込み、宮殿跡にそのまま街を作ってしまいました。
立派な宮殿でしたので資源再利用ですね。
中世には教会が立てられ、時にはバルカン半島の東からイスラム教徒がやってきて、時には近隣の王国の支配下に入り、時にはヴェネチアの支配下に入り、等々時代と共に支配者が変わり、そのたびに流行が変わり、様々な建築スタイルが受け入れられたのです。
いまスプリットの街を歩いていると、ディオクレティアヌス帝が姿を現したであろうテラスにはカフェが並び、よく見ると大聖堂と呼ぶには小さなカテドラルがあります。
中世には宮殿の壁が城壁になったのがよくわかります。
様々な建築様式も楽しいですが、A.D.3世紀から現代までのときが全て凝縮しているこの中を歩くこと、そしてお買い物をすることがとても楽しいのです。
でも疲れたら、そこいらのカフェで一杯というのもいいですが、春から初夏に行くなら、ジェラートがお勧めです。
私のお気に入りはピスタチオとレモンです。
もちろんダブルも大丈夫です。
1 - 5件目まで(17件中)