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- 中国仏教の聖地、峨眉山
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エリア:
- アジア>中国>峨眉山(ガビサン)
- テーマ:歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/08/10 10:33
- コメント(0)
先日四川省より帰国致しました。その中から本日は峨眉山について紹介させていただきたいと思います。
峨眉山は仏教の聖地として知られ、今も風景区内にはいくつものお寺があります。ミニバスとロープウェイを使ってお寺の見学をした後、私たちの最終目的地である標高3077mの金頂に向けて出発します。ミニバスでくねくねの山道を行くと、駐車場のある雷洞坪(標高2430m)に到着します。観光バスはここまでしか私たちを乗せてくれないので、金頂に行くためにはここからが少し大変です。その先にあるゴンドラ乗り場まで、約30分かけて石段を上がります。
峨眉山は雨や霧の日が多く、この日も小雨の降る中、山頂のホテルで1泊する分の荷物を背負い、カッパを着ての山登りとなりました。霧で視界はあまり良くありませんでしたが、階段の途中には山の岩肌見えるポイントやこの辺りで採れたのか、大きなサルノコシカケやお茶などを並べたお店もありました。階段を上がりきり、接引殿(標高2540m)からは50人乗りの大型ゴンドラで約5分。「よくこんなところにゴンドラをつくったな」と思うほど、下を見ると足がすくんでしまいそうな急斜面を標高約3000mまで一気に上がります。ゴンドラを降りてから金頂までは約20分、ホテルはそのちょうど中間にあるので観光にはとても便利です。高地に体を慣らすため、お昼休憩を挟んで金頂を目指しました。
金頂の少し手前には2006年に新たなシンボルとなったばかりの、四面十方普賢金像がそびえ立ちます。私たちが全員で観光をした時にはまだ霧が濃く、一番下の象がぼんやり見えるだけで、高さ48mの像の頂点がどこなのか分からないほどでした。この日は山頂のホテルに宿泊でしたので、夕食前にホテルの玄関から空を見上げると、先ほどまでの濃い霧が晴れているようでした!高地なのに急いで階段を駆け上がったため、少し息が切れてしまいましたが、像の天辺まではっきりとカメラにおさめることができました。山のお天気は本当に変わりやすく、この後一瞬の青空を見せ、そして四面十方普賢金像は再び濃い霧の中に消えていってしまいました。
【ブログ:添乗見聞録より】
http://bit.ly/9ETYf8
峨眉山は仏教の聖地として知られ、今も風景区内にはいくつものお寺があります。ミニバスとロープウェイを使ってお寺の見学をした後、私たちの最終目的地である標高3077mの金頂に向けて出発します。ミニバスでくねくねの山道を行くと、駐車場のある雷洞坪(標高2430m)に到着します。観光バスはここまでしか私たちを乗せてくれないので、金頂に行くためにはここからが少し大変です。その先にあるゴンドラ乗り場まで、約30分かけて石段を上がります。
峨眉山は雨や霧の日が多く、この日も小雨の降る中、山頂のホテルで1泊する分の荷物を背負い、カッパを着ての山登りとなりました。霧で視界はあまり良くありませんでしたが、階段の途中には山の岩肌見えるポイントやこの辺りで採れたのか、大きなサルノコシカケやお茶などを並べたお店もありました。階段を上がりきり、接引殿(標高2540m)からは50人乗りの大型ゴンドラで約5分。「よくこんなところにゴンドラをつくったな」と思うほど、下を見ると足がすくんでしまいそうな急斜面を標高約3000mまで一気に上がります。ゴンドラを降りてから金頂までは約20分、ホテルはそのちょうど中間にあるので観光にはとても便利です。高地に体を慣らすため、お昼休憩を挟んで金頂を目指しました。
金頂の少し手前には2006年に新たなシンボルとなったばかりの、四面十方普賢金像がそびえ立ちます。私たちが全員で観光をした時にはまだ霧が濃く、一番下の象がぼんやり見えるだけで、高さ48mの像の頂点がどこなのか分からないほどでした。この日は山頂のホテルに宿泊でしたので、夕食前にホテルの玄関から空を見上げると、先ほどまでの濃い霧が晴れているようでした!高地なのに急いで階段を駆け上がったため、少し息が切れてしまいましたが、像の天辺まではっきりとカメラにおさめることができました。山のお天気は本当に変わりやすく、この後一瞬の青空を見せ、そして四面十方普賢金像は再び濃い霧の中に消えていってしまいました。
【ブログ:添乗見聞録より】
http://bit.ly/9ETYf8
- タグ:
- 峨眉山

- オートラント(イタリア)
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ナポリ
- テーマ:歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/07/27 12:57
- コメント(1)
イタリア半島のかかとの部分、アドリア海とイオニア海に挟まれた半島東端の小さな町、オートラント。
ギリシャ人によって東方の文化がもたらされ、その後はイタリアのオリエントへの玄関口として、ビザンツやロンゴバルト諸侯が覇を競う要衝となりました。

11世紀半ば、ノルマン系の王がオートラントを支配すると、ロマネスク様式の大聖堂の建設が始まりました。
イタリア+ノルマン+ロマネスク教会といえば、シチリアのモンレアーレの大聖堂がピンと来ますが、ここも同じく。
天井ではなく床を、金色ではなく天然色であることの違いや、絵の表情の違いはありますけれども、教会内部の見所がモザイクという点が似ているなーと思うポイント。
さてそのモザイクですが、主題は二頭の象の背中から伸びる生命の樹。
アダムとイブの誕生から人間の失落、ノアの招命に始まり、様々な生き物、そしてキリスト教以前のヘレニズムの神々や、アレキサンダー大王などがおおらかに混ざり合っています。
宙に浮くことができない私たちには、納得いく写真をとるのはなかなか難しいのですが、これはまさにモザイクの傑作!
じっくり楽しみたい一枚です。
個人的にはこの腕の長ーいイブが好き。ヨガみたいなポーズも気に入りです。
【ブログ:ロマネスク通信より】
http://bit.ly/9kZlRm
ギリシャ人によって東方の文化がもたらされ、その後はイタリアのオリエントへの玄関口として、ビザンツやロンゴバルト諸侯が覇を競う要衝となりました。

11世紀半ば、ノルマン系の王がオートラントを支配すると、ロマネスク様式の大聖堂の建設が始まりました。
イタリア+ノルマン+ロマネスク教会といえば、シチリアのモンレアーレの大聖堂がピンと来ますが、ここも同じく。
天井ではなく床を、金色ではなく天然色であることの違いや、絵の表情の違いはありますけれども、教会内部の見所がモザイクという点が似ているなーと思うポイント。
さてそのモザイクですが、主題は二頭の象の背中から伸びる生命の樹。
アダムとイブの誕生から人間の失落、ノアの招命に始まり、様々な生き物、そしてキリスト教以前のヘレニズムの神々や、アレキサンダー大王などがおおらかに混ざり合っています。
宙に浮くことができない私たちには、納得いく写真をとるのはなかなか難しいのですが、これはまさにモザイクの傑作!
じっくり楽しみたい一枚です。
個人的にはこの腕の長ーいイブが好き。ヨガみたいなポーズも気に入りです。
【ブログ:ロマネスク通信より】
http://bit.ly/9kZlRm
- タグ:
- イタリア プーリア
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