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エリア:
- 中南米 > メキシコ > メキシコその他の都市
- 中南米 > グアテマラ > グアテマラその他の都市
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テーマ:
- 旅行準備
引き続きメキシコからのルート2)中央ルートというかPA1(パンアメリカンハイウェイNo,1)?またはCA1(セントラルアメリカハイウェイNo,1)?と呼ばれるルートに移ります。そう、このルートは果てはパナマまでつながる中央アメリカを貫くメインルートでもあります。その間にメキシコ国内では旅行者にとって興味の尽きない街・見所がいくつか存在します。わたしも過去に通ったルートですが、たぶん多くの旅行者がメキシコシティからグアテマラに向かう場合に最も一般的に選択するルートとしてはメキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→グアテマラというルートではないかと思われます。メキシコシティ及びその周辺部にはたくさんの魅力ある街や見所がありますが、それはメキシコ特派員の方が書かれていると思いますので、ここでは触れません。またオアハカという街も-ここはそういう意味ではPA1,CA1からは外れてますが-周辺部のサポテカの遺跡も含めて数多くの見所のあるところですが、たぶんそれもメキシコの方の記述のほうが正確だと思われますし、わたしの滞在が12年前のことなので記述は差し控えたいと思います。
ということでグアテマラ国境に近い街サンクリストバルラスカサスSan Cristobal de Las Casasから話を始めさせていただきます。12年前の旅のとき実はグアテマラまでは足を延ばしておらず、そのルートはメキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→パレンケ→メリダ→カンクン→キューバ(以下略)でした。このときパレンケ滞在中にボナンバック・ヤシュチランに訪れていたので前回の記述となったわけですが、今年の1月にはメキシコシティからグアテマラ目指して、まずここサンクリストバルラスカサスまで来ました。そのときのことは別のところで書いてもうよく覚えていないのと、今は手元にそのときの資料がないのでバス代・時間について正確なところをお伝えできませんが、たぶん1000ペソ前後で14,5時間かかったのではないかと記憶しています。ちょっと頼りない記憶で申し訳ありません、なので以下はその断片と印象を語るのみであまり参考にならないかもしれないこと、お断り申し上げます。
サンクリストバルデラスカサスも素敵な、そして興味の尽きない街です。第一印象は空がきれい、これは高度が高いからかもしれませんが、その分とても寒い思いをした記憶が強く残っています。先住民インディオの多い街でもあり、だからこそわたしの好きな街となったのですが(そのわけを簡単に述べることは難しい、それはグアテマラ好きと共通項でもある)ここでは周辺の先住民村を訪ねたり、他にも興味の尽きないところ・面白いところがいくつかあるので長期滞在してよいところです。12年前にはなかった日本人の方が経営される宿ができていて(Casa Kasa、それについても他で述べたり多くの方が語っています)そこには表現は悪いですが沈没されている方が多くおりました。つまり長期滞在者ということですが、それはまったく納得のいくことでした。わたしもそこに数日間滞在させてもらって前回行ってなかったところを二ヶ所訪れましたので、そのことだけ少し触れておきます。前回のときは主に周辺の先住民村を回っていたのですが、今年は1980年ころから関心を抱いていたEZLNサパティスタ民族解放戦線の本部にいけるという情報をここカサカサで得られ、そこに行くことができました(EZLNについて関心のある方はWEBサイトで確認できます)。もうひとつは前回パレンケまでここからバスで行ったのですが、そのときは知らずに素通りしてしまった途中のオコシンゴという街の郊外にトニーニャToninaというマヤ遺跡(この遺跡もパレンケとの関連で重要遺跡)があって、そこを訪れることができたことです。この二ヶ所はわたしにとってとても貴重かつ意義深いものでありました。またコミタンという街からグアテマラ国境にかけていくつかのマヤ遺跡があることも教えてもらいました。つまり前回及び今回(今年1月)滞在中に訪れたところ・情報を得たところをあわせると、どうしても長期で滞在せざるを得なくなるというのがこのサンクリストバルデラスカサスということになりそうです。おそらくグアテマラへの道を急ぐとも決して素通りはできないところともいえそうです。
そのサンクリストバルラスカサスからグアテマラへはやはり旅行者のためのシャトルバスがいくつかの旅行代理店で用意されておりました。これは今年の1月の情報ですが、サンクリストバル(とても長い地名なので少し略します。われわれ旅行者が使っている通称はサンクリです)からはグアテマラの3ヶ所に行くシャトルバスがありました。1,はアンティグア、2,はパナハチェル、3,はシェラ(シェラというのも通称で、グアテマラ第二の都市ケツェルテナンゴのことですが、地元の人もバスの呼び込みもみんなシェラといっている)で、いずれも料金は280ペソ〜300ペソ(1800円〜1900円?)でした。これは一般のバスだとコミタンで乗り換えたりクアウテモックにあるメキシコ側のイミグレーションから、さらに国境までをコレクティボに乗り換えたりする手間を考えると、その料金差以上に価値があるように思えました。結局そのときはパナハチェルまでそのシャトルバスを使い、一般のバス乗り継ぎで国境を越えたわけではないので、その場合の実料金はわからないのですが、たとえ半額で収まったとしてもそれに伴うわずらわしさ・時間的なものを考慮に入れるとこのルートに限ってはシャトルバス利用がお勧めのようです。ただ、こういう方法は取れるかもしれない、それは国境越えまでシャトルバスを使い(その場合当然料金は安くなる、交渉可)グアテマラ国境(ラメシア)からは各地に向かうチキンバスが出ているのでそれを利用する、わたしの好きなチキンバス(グアテマラ国内の一般のバス)を厭わないのであれば、チキンバスでウエウエテナンゴ、シェラ、グアテマラシティへ行くことは可能です。さて、頼りない記憶で自信を持っていえないところが情けないのですが、そのシャトルバスでサンクリストバルから国境までは確か2時間半くらいだったと思います。メキシコのイミグレーションから国境までは距離があってシャトルバスの場合はそれで連れて行ってくれるのですが、国境を越えてグアテマラの入国手続き等であわせて1時間半くらいかかったかと記憶しています。朝の7時ころから集客して8時過ぎにサンクリを出、途中で朝食休憩をはさんで11時過ぎにクアウテモックのメキシコ側イミグレーション、12時ころ国境越え、グアテマラ・イミグレーション及び昼食休憩時間が入って、グアテマラ側のシャトルバスが発車したのは確か13時ころだったと思います。そこから各地へ例えばシェラには3時間〜3時間半くらい、パナハッチェル4時間〜5時間くらい、アンティグア5時間〜6時間くらいの道のりです。グアテマラシティまではちょっと厳しいかもしれないけど(だけど可能)、サンクリストバルを朝発てばグアテマラ主要都市にはその日のうちに着くことができるということです。そういう意味でもサンクリストバルはグアテマラ入国のための、あるいは逆にグアテマラから陸路でメキシコへ向かう場合でも重要な拠点となる街であるといえるでしょう、、
(またまた写真説明をしておきます。タイトル画像はサンクリストバルラスカサスで、下の画像は上からEZLN本部?入り口、トニーニャ遺跡、クアウテモック国境付近、いずれも今年1月撮影です)
ということでグアテマラ国境に近い街サンクリストバルラスカサスSan Cristobal de Las Casasから話を始めさせていただきます。12年前の旅のとき実はグアテマラまでは足を延ばしておらず、そのルートはメキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→パレンケ→メリダ→カンクン→キューバ(以下略)でした。このときパレンケ滞在中にボナンバック・ヤシュチランに訪れていたので前回の記述となったわけですが、今年の1月にはメキシコシティからグアテマラ目指して、まずここサンクリストバルラスカサスまで来ました。そのときのことは別のところで書いてもうよく覚えていないのと、今は手元にそのときの資料がないのでバス代・時間について正確なところをお伝えできませんが、たぶん1000ペソ前後で14,5時間かかったのではないかと記憶しています。ちょっと頼りない記憶で申し訳ありません、なので以下はその断片と印象を語るのみであまり参考にならないかもしれないこと、お断り申し上げます。
サンクリストバルデラスカサスも素敵な、そして興味の尽きない街です。第一印象は空がきれい、これは高度が高いからかもしれませんが、その分とても寒い思いをした記憶が強く残っています。先住民インディオの多い街でもあり、だからこそわたしの好きな街となったのですが(そのわけを簡単に述べることは難しい、それはグアテマラ好きと共通項でもある)ここでは周辺の先住民村を訪ねたり、他にも興味の尽きないところ・面白いところがいくつかあるので長期滞在してよいところです。12年前にはなかった日本人の方が経営される宿ができていて(Casa Kasa、それについても他で述べたり多くの方が語っています)そこには表現は悪いですが沈没されている方が多くおりました。つまり長期滞在者ということですが、それはまったく納得のいくことでした。わたしもそこに数日間滞在させてもらって前回行ってなかったところを二ヶ所訪れましたので、そのことだけ少し触れておきます。前回のときは主に周辺の先住民村を回っていたのですが、今年は1980年ころから関心を抱いていたEZLNサパティスタ民族解放戦線の本部にいけるという情報をここカサカサで得られ、そこに行くことができました(EZLNについて関心のある方はWEBサイトで確認できます)。もうひとつは前回パレンケまでここからバスで行ったのですが、そのときは知らずに素通りしてしまった途中のオコシンゴという街の郊外にトニーニャToninaというマヤ遺跡(この遺跡もパレンケとの関連で重要遺跡)があって、そこを訪れることができたことです。この二ヶ所はわたしにとってとても貴重かつ意義深いものでありました。またコミタンという街からグアテマラ国境にかけていくつかのマヤ遺跡があることも教えてもらいました。つまり前回及び今回(今年1月)滞在中に訪れたところ・情報を得たところをあわせると、どうしても長期で滞在せざるを得なくなるというのがこのサンクリストバルデラスカサスということになりそうです。おそらくグアテマラへの道を急ぐとも決して素通りはできないところともいえそうです。
そのサンクリストバルラスカサスからグアテマラへはやはり旅行者のためのシャトルバスがいくつかの旅行代理店で用意されておりました。これは今年の1月の情報ですが、サンクリストバル(とても長い地名なので少し略します。われわれ旅行者が使っている通称はサンクリです)からはグアテマラの3ヶ所に行くシャトルバスがありました。1,はアンティグア、2,はパナハチェル、3,はシェラ(シェラというのも通称で、グアテマラ第二の都市ケツェルテナンゴのことですが、地元の人もバスの呼び込みもみんなシェラといっている)で、いずれも料金は280ペソ〜300ペソ(1800円〜1900円?)でした。これは一般のバスだとコミタンで乗り換えたりクアウテモックにあるメキシコ側のイミグレーションから、さらに国境までをコレクティボに乗り換えたりする手間を考えると、その料金差以上に価値があるように思えました。結局そのときはパナハチェルまでそのシャトルバスを使い、一般のバス乗り継ぎで国境を越えたわけではないので、その場合の実料金はわからないのですが、たとえ半額で収まったとしてもそれに伴うわずらわしさ・時間的なものを考慮に入れるとこのルートに限ってはシャトルバス利用がお勧めのようです。ただ、こういう方法は取れるかもしれない、それは国境越えまでシャトルバスを使い(その場合当然料金は安くなる、交渉可)グアテマラ国境(ラメシア)からは各地に向かうチキンバスが出ているのでそれを利用する、わたしの好きなチキンバス(グアテマラ国内の一般のバス)を厭わないのであれば、チキンバスでウエウエテナンゴ、シェラ、グアテマラシティへ行くことは可能です。さて、頼りない記憶で自信を持っていえないところが情けないのですが、そのシャトルバスでサンクリストバルから国境までは確か2時間半くらいだったと思います。メキシコのイミグレーションから国境までは距離があってシャトルバスの場合はそれで連れて行ってくれるのですが、国境を越えてグアテマラの入国手続き等であわせて1時間半くらいかかったかと記憶しています。朝の7時ころから集客して8時過ぎにサンクリを出、途中で朝食休憩をはさんで11時過ぎにクアウテモックのメキシコ側イミグレーション、12時ころ国境越え、グアテマラ・イミグレーション及び昼食休憩時間が入って、グアテマラ側のシャトルバスが発車したのは確か13時ころだったと思います。そこから各地へ例えばシェラには3時間〜3時間半くらい、パナハッチェル4時間〜5時間くらい、アンティグア5時間〜6時間くらいの道のりです。グアテマラシティまではちょっと厳しいかもしれないけど(だけど可能)、サンクリストバルを朝発てばグアテマラ主要都市にはその日のうちに着くことができるということです。そういう意味でもサンクリストバルはグアテマラ入国のための、あるいは逆にグアテマラから陸路でメキシコへ向かう場合でも重要な拠点となる街であるといえるでしょう、、
(またまた写真説明をしておきます。タイトル画像はサンクリストバルラスカサスで、下の画像は上からEZLN本部?入り口、トニーニャ遺跡、クアウテモック国境付近、いずれも今年1月撮影です)