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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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グアテマラ最奥を行く/ミラドールEl Mirador遺跡 2 , 初日・二日

2013/02/18 05:31
Tintal遺跡からの日没
エリア:
  • 中南米 > グアテマラ > フローレス
テーマ:
  • 歴史・文化・芸術
<ミラドール・ジャングルツアー、初日>
そのトラベルエージェンシーの前に二人のアメリカ人が座っていました。時間は朝の6時、それから5日間とくに親しくというか、年寄りのわたしを気遣ってくれたJamesと彼の恋人Alexaでした。ニューヨーク住む彼らはとても仲のよい30代のカップルで、わたしよりずっと大人といった感じでした。われわれ3人はやってきたピックアップトラックに乗って他のメンバーのピックアップに周りました。最終的にこのツアーの参加者はわたしを入れて7人でした、、James&Alexaの他はスイスの若者二人(男性二人組みChristoとChristian)オーストリアの女性(Marionet)、イギリスの女性(Kelly)で、わたし以外はみんな若者、そしてみんな英語は普通にしゃべれ、6人のうち5人はドイツ語圏出身だったから、ほとんどの会話はドイツ語か英語で交わされることになり、どちらも理解不能のわたしは当然いつも蚊帳の外でしたが、それでも各々みんないたわりの精神の持ち主だったので、のけ者にされるというようなことは一切なく不自由な思いをすることもまったくなかったのですが、ことの他アメリカ人カップルには世話になってしまった、、ま、そんなことも含めて、少しでもそのツアーの報告ができればと思っております、、

まず、このピックアップトラックは座席には4人しか座れなかったのですが、スイスの若者とイギリス人女性は行き帰りともピックアップの荷台で我慢してくれた、、帰りはまともに雨を食らってしまったのにもかかわらず不平ひとつ言わずに‥、、そのピックアップの荷台には市場に寄って買いだされた肉・野菜・卵他大量の食料とキャンプ用品で埋まり、ともかく何の説明もないままフローレスを出発いたしました。市場を後に30分は快適な舗装道路でしたが、すぐに未舗装となり、そしてそれはすぐにとんでもない悪路となりました。その悪路は2時間ほど続き、ま、一概に悪路のせいとは言えないかもしれませんがその間に二度のパンク、途中で朝食をとって(もちろん朝食は含まれていて、途中の粗末な食堂だったが、しかし悪くない朝食だった)フローレスから3時間(朝食の時間も入れると4時間)かかって11時半ころ車道の終点Carmelitaという村に着きました。フローレスから85km?ここまでは悪路ながら一日一便バスが通っているとのことでしたが、帰りにそのバスがぬかるんだ坂を登れず立ち往生しているのを目撃しています、、

さてCarmelitaという最後の村は人口数百人?の農牧業主体の小さな村ですが、ほとんどの村民はこのミラドールツアーのガイドかその助手(今回はガイドのほかに食事係の女性一人、ロバによる荷物運搬の男性一人、ちなみにロバmulaは6頭だった)として生計を立てているようでした、、で、ここに来るまでわからなかったのですが(なんら説明なかったので)そのピックアップのドライバーはただの荷物と人の運搬人でしかなく、われわれと荷を降ろすとさっさと帰って行きました。降ろされた荷は村人によってロバに移され、われわれは12時ころにその村のガイド(ウーゴHugoという名、素晴らしいガイドだった)とともにジャングルに入っていったのです、、

<写真説明;タイトル画像は初日テンプルTitlaからのSunset,以下、上から1,市場での買いだし、2,ピックアップトラックの若者クリスチャン、ケリー、クリスト、3,パンク修理中、4,Carmelita村、出番を待つロバたち、5,ジャングル入り口、女性はアレクサ>
市場での買出し
ピックアップの荷台に乗る仲間
パンク修理中
Carmeritaの村
ジャングル入り口

出発前にそのガイド氏はその村に建てられていた地図及び解説・案内板(?前回掲載した写真)を示しながらミラドール遺跡の概略を説明をしてくれたので、そのときはじめて彼がこのツアーを取り仕切る人だとわかったのですが、なぜかそれはわれわれをほっとさせました。なぜならひとつにはピックアップドライバー氏はそこまでの3〜4時間のあいだ何も説明してくれず、彼がこのツアーを取り仕切る人だったらちょっと不安でもあったからですが、ガイド・ウーゴ氏は打って変ってとても篤実な人柄だったのと、年齢50才、18才からこの地をガイドとして歩いており、年季が入っているばかりでなくガイドの国家資格を所有していて何でも知ってる、まことに頼りがいのある人物だったからです(もちろんすぐにそれとわかったわけではありませんが、失礼な言い方かもしれないがこのガイドはあたりだった)。が、しかしその彼に導かれてのジャングル歩きは決して生易しいものでもなかった、、道が比較的平坦だったのとジャングルが日差しをさえぎってそれほど暑くはなかったのがせめてもの救いで、まず足場の悪さにてこずることになりました。その道はそれ以前天気が悪かったのかほとんどぬかるみ状態で足場の選択に目が離せません、、そんな道を彼は意に介さず飛ばしていく、その速度はたぶん時速5kmくらいではなかったかと思われます、普通人の時速は4kmくらいといわれてますが、ま、早足の速度なのでそれよりは早かった、、そしてなれない道にもかかわらずぜんぜん休みを取らない、わたしの場合山歩きのときなんか1時間に最低一回(多いときは2,3回)休憩を入れるのだけれど、彼はなんと2時間半歩き続けてやっと30分くらいの休みをくれただけでした。そうやって一回休憩して軽い昼食をとっただけで20kmを5時間(休憩時間を入れて)歩き続けて最初の宿泊地Tintalのキャンプサイトに着いたのですが、初日のこの行程はそれはそれはきつかった、、流石に若者たちもそうとう疲れたようでした、、もちろんわたしは明日は無理かとちょっと悲観的になってしまったほどでした、、

ところが、やっとの思いでたどり着いたキャンプサイトでわれわれは意外な光景を目にすることになりました。なんとそのキャンプサイトは先陣に埋め尽くされ、どうやらミラドールから戻ってきたパーティが数組みあってわれわれのテント場にも事欠く状態で、おおよそジャングルのキャンプサイトとは思えない賑わい・混雑ぶりだったのです、、で、ゆっくり落ち着いて休憩というわけにもいかず、われわれはまず日没が見られるというテンプルTintalにか向かいました、、テンプルTintal?実はそのTintalというキャンプサイトはTintalという遺跡エリアにあって、そのテンプルとはこれまた馬鹿にできない高さを誇るピラミッドなのでした、、そしてその頂上からのSunsetは360度の<ボスケbosque>ジャングルが覆う地平線に沈んでいくものでした、、遠くに明日向かうミラドール遺跡のピラミッドの高みが見えるとウーゴが教えてくれました、が、その距離の遠いこと、少なくとも今日歩いた距離の1,5倍の30kmを思うと、今日がきつかっただけにちょっと自信がなくなってくるのでした、、

<二日目>
しかし、落ち着いて食事ができなかったりテント場にも事欠く状況でしたが、作ってくれた食事(前日の夕食)はうまかったし特別に与えられたひとり用テントの寝心地も悪くなく、これまでにない熟睡で次の朝はさわやかな目覚めでした、、そしてなんとウーゴが昨日予言したとおり、二日目の歩きは距離は長かったのですが存外楽だったのです、、ひとつにはジャングル歩きに慣れたから?それとこの日の足場が昨日に比べずっと歩きやすいものになっていたからだと思われます。なので彼のスピードに誰も遅れることなくついていきました、、それでもやはり休憩は2時間半に一度で午後の3時に目的地のミラドールのキャンプサイトに着くまでに一度の休憩と昼食タイムを取っただけでした(8:00発〜10:25休憩10:40発〜12:15昼食休憩13:00発〜15:00着)、、よって約30kmを7時間くらいで歩いたことになります、、この間実は景色がまったく変わらなかった、ジャングルが少しでも切り開かれているところに一度もでなかった、だから気が晴れるというところがまったくなく、うっとうしい様なジャングルが歩いても歩いても続いているのです‥、あまりにも単調で気が滅入ってくるのですが、よくしたものでところどころにcamino de mayaと呼ばれる古代マヤの幹線道路跡があったり、ちょっとした川があって即製の橋がかかっていたり、また時にはモンキーショウ(樹上のモンキーウォッチング)やバードウォッチングが楽しめたり、ま、それなりに面白さはあってジャングルウオーキングを味わい尽くす行程ではありました。そうやってやっとの思いで到着したミラドールのキャンプサイトは昨日と打って変って別天地のようなところでした。そう、そこだけは切り開かれた草地で、われわれの他は途中でわれわれを追い抜いていった、まるで日本の山岳部のようなノルウェーの若者6人組のパーティだけでした。いや、そこはまったく素晴らしいところでした、、七面鳥(?もしかしたら孔雀、その違いがよくわからない??)の群れが戯れるその草地でどれほどリラックスし寛いだことか‥!!

<写真;上からジャングルを行く一行、水が少なく橋を渡らずとも渡れたが、増水時用の橋、モンキーショウ、ミラドールのキャンプサイト>
ジャングルを行く
にわか作りの橋
モンキーショウ
ミラドール遺跡キャンプサイト

そこは、いってみれば遺跡のど真ん中に位置するところだったのですが、周りの遺跡はまったく手がついていないのでその面影がまったくなく、要するに山の中に切り開かれたキャンプ場といった感じで、そこにはビジターのための小屋があって番人?管理人のような方が何人かおりました。その小屋で食事担当の女性が2泊3日食事の用意をしてくれたのです(彼女はCarmelitaから別行動ながらロバの背に揺られて同行してくれていたのです)。また、その小屋には10リットル入りポリタンの水が10Qで買えて、その水を使ってシャワーが浴びられるという装置もありました。そうやって少し身体を休め、身を清めてから夕食までのあいだまた全員でテンプルTigreに登って落日を眺めました。昨日のテンプルTintalよりさらに高いその小山も実はミラドールで2番目に大きなピラミッドで、上まで登るのに一苦労、一応階段はつけられているもののその傾斜はティカルなどの写真を見ればわかる通りの急勾配、頂上直下はロープが渡してありました。しかし、そこからの見晴らしも見渡す限りの樹海・ジャングル(スペイン語でボスケという)しかないのですが、他にさえぎるものがない分、世界の王さま気分にしてくれるものです。で、そのとき感じたのです。落ちていく夕陽を眺めていたとき、360度の真ん丸い宇宙船地球号が動いている、って!?地球が動いているって!?(つまり太陽が落ちていくのではなく地球が動いているという地動説を錯覚ながら実感した、ということ)、そしてここに登った古代マヤの人たちもそれを感じていた(知っていた)のではないか?と、、そんな空想を楽しめる時空間でした、、

夕暮れとともに下に降り皆で夕食、ちゃんとかまどのあるところで作ってくれているので食事はおおむねOKで、その夕食も悪くはなかった、、テントはまた木陰にひとり用テントを与えられ快適な居住空間となりましたが、しかしなんといっても、そこの広場から夜空を見上げたときの驚きッたらありませんでした、、あんな星空をそれこそ砂漠でも山の上でも見たことがない!!それほど多くの星が輝いていたのです‥、、

<写真;上からテンプルTigreの入り口、まだ発掘されておらず階段は設けられていたが要するにピラミッドの基壇部分、次の写真がその基壇から数十m登った上部テラスに建てられている寺院で(次のテンプルTigreの復元図参照)、さらにそこから十数m登ったところが(最後の2枚)ピラミッドの頂上、おそらくこのピラミッドの高さは100mを越えているかも??>
テンプルTigreの登り口
テンプルTigre
テンプルTigre復元図
Tigreの夕日
テンプルTigreの日没
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