1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. ますお めのすさん
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

  海外エリア: 中南米 > グアテマラ の他のブログはこちら|

中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

カレンダー
3月<2024年4月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

記事一覧

1 - 5件目まで(46件中)

自費出版しました
私家版「夢の化生 わたしのグアテマラ」文学フリマにて販売
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>アンティグア
テーマ:書籍・CD・DVD 
投稿日:2021/05/01 16:10
コメント(0)
昨年の2月以来、新型コロナウィルスの蔓延のため未曽有の状況が続いております。もちろんわたしも海外はおろか国内の旅さえできず自粛生活に甘んじております。ほとんど為すこともなく無聊な日々を過ごしておりますが、昨年の夏ごろから、せめて今までの旅のブログをまとめてみようかと思い立ち、昨年の暮れに私家版「夢の化生 わたしのグアテマラ」を完成させました。この度わたしの友人とともに、東京平和島で開催される<第32回文学フリマ>への出店が決まったので、ここに詳細をコピーしてご案内申し上げる次第です。


◆ 第三十二回文学フリマ東京 開催情報
詳細 https://bunfree.net/event/tokyo32/
開催日 2021年5月16日(日)
会場 東京流通センター 第一展示場(東京都大田区)※センタービル2F
アクセス https://bunfree.net/access/tokyo-trc1/
開催時間 12:00〜17:00 入場無料
出店数 674出店(742ブース)予定
主催 文学フリマ事務局
公式Twitter @BunfreeOfficial ( https://twitter.com/Bunfreeofficial )

───────────────
■ 新型コロナウイルス感染症への対策に関して

───────────────
文学フリマでは新型コロナウイルス感染症への対策を実施のうえ開催いたします。
開催にあたっての変更点や、ご来場のみなさまへのお願いをサイトに掲載しております。
必ずご来場前にご確認下さい。

・5月16日(日) 【第三十二回文学フリマ東京】
https://bunfree.net/event/tokyo32/#516

なお、我々のブースは以下になります

【2021/5/16(日)開催/第三十二回文学フリマ東京】
出店名: エヒト出版
ブース: ナ-27 (第一展示場)
イベント詳細: https://bunfree.net/event/tokyo32/

わたしの友人はコロンビア・アマゾン源流域の調査記録、及びペルー・アマゾン関係資料の翻訳本を、わたしはタイトル画像にあるグアテマラ滞在記(2010年の第一回グアテマラ再訪の記録)を出展しています。わたしの本は定価2000円、10部しか在庫がありません。当日はグアテマラ関係の情報も提供できるかと思っております。お時間がありましたら是非いらしてみてください。

遺跡4
山上都市San Mateo Ixtatanサン・マテオ・イスタタン
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:その他 
投稿日:2019/03/27 09:47
コメント(0)
おそらくこの街(?都市ではないのだが、この地域の中心の街なのであえて都市というタイトルをつけた、実際グアテマラには都市と呼べる街はグアテマラシティとケツァルテナンゴ<通称Xelaシェラ>の2都市しかない)を紹介している記事は未だないのではないだろうか?もしかしてWikiで出てくるかどうか?(出てこなかった)なので前回同様、もし初めてこの街を紹介するのだとしたら、これまた無上の喜びである。
もちろん観光地でもなんでもなく旅行者にとっての見どころもあるわけではない(グアテマラ人以外が通過するのも稀であろう、ましてや普通の旅行者がくるようなところではない)、が、この地域の中心をなしていて周辺域を含めた人口は3万を超え、人口からいえば都市といえるかもしれない?、特異な点はそこが3500m越えている山上にあって、しかもどこにも平地(平らなところ)がないところに立地している街ということである。その山岳都市の風景が素晴らしいとも美しいとも、わたしは思ったのである。昔からの伝統がそのまま生きている、純粋なマム系マヤ(キチェに次ぐ純粋マヤの系統)の人々が住む地である。わたしがこの地を訪れるのは2回目であるが、観光地化しておらず、素朴なマヤの人々の日常に接することができる貴重な地、そして限りなく山岳風景の美しい場所だったので、この街の魅力をぜひ紹介したかったのである(2年前に訪れたときは通過しただけだったが)。
さて、前回の記事でわたしはメキシコCarmen XhanからグアテマラGracias a Diosに入国したところまでを書かせてもらった。今回はそこからこのSan Mateo Ixtatanまでの話となる。12時半ころ国境ラインと思しき峠を越えると道は下りとなった。その舗装された自動車道の両側は商店が並び、テノシケからの国境でもそうだったように、主に衣料品を扱う(メキシコとの交易の)お店が多かったように思う、いずれにしろここグアテマラ側はメキシコ側Carmen Xhanのような静かな村ではなく、もっと大きくて人口もそれなり多そうでメキシコとの交易を商う商店が並ぶ街のようであった。このくらいの街なら、たぶんどこかへ行く乗り合いのコレクティボ(ワゴン車)がでているだろうと、それを探しながら坂を下っていった。わたしはその時グアテマラに入ってからの情報はまったくもっておらず、ただどこかへ行く乗り合いはあるはずだ、その行き先に従っていけるところに行こうというつもりでいたのだ。その辺りの地理はだいたい把握していたから、どうにでもなるという自信はあった。街といってもこの通りだけである、国境から10分くらい下ったあたり、ちょっと大きな建物の前に一台のワゴン車が停まっていた。早速聞いてみると確かに乗りあいでどこまで行くのかと聞くとNentonとの答え、どこへ行きたいのか逆に聞かれたので、山の方、できればSan Mateo Ixtatanにいきたいと答えたのだが、そのときの相手が悪かったのかもしれない、よく情報を知っている奴ならNentonからSan Mateoにいくバスが出ていることを教えてくれてもおかしくなかったはずなのだ。が、そいつはなんともう一社コレクティボが出ているからそこで聞いてみたらと、その場所を教えてくれたのだった(もっともすべてわたしの拙いスペイン語での会話だから行き違いも多々あったと思われるが)。2〜3分のところにあったもう一社にいってみた。ワゴン車が何台も並んでいた。で、このコレクティボはどこまで行くのかと聞くとBarillasとのこと、その場所も知っていたし確かにそこからSan Mateoにいくバスがあることも知っていたが、つまり漸くその時点でそこからいけるのはNentonとBarillasの二ヶ所しかないことがわかったのだった。そこのドライバーらしき男はSan Mateoに行きたいのならNentonに出た方が早いと、ちゃんと教えてくれたのだった。その時点ではわたしも了解していた、Barillas経由だとNentonからの2倍ほど遠回りになり、まずその日のうちに辿りつくことはとうてい不可能なことは明らかだった。で、すぐに先のワゴン車のところに引き返したが、すでに遅しでそれは出てしまっていたのだった。これが致命傷となったのである、、すぐに次のワゴン車がくるといってくれたが(15分おきに出ているといってたが)次のがきて出発するまで20分ほとかかった。その間に少額の両替をし昼食代わりにフライドポテトを買って食べながら待つ、そこからNentonまでは50分くらいかかって(15Qケツァル 1Q=約15円だから200円くらい?)Nentonに着いたときすでに14時を回っていたのだった。そこからバスが出ているのかも何時のバスがあるのかも知らなかったので、とりあえずバスターミナル(といってもただの広場だったが)を探し、5分くらいのところにあったその広場に停まっていたバス(1〜2台だったが)のところにいた人に聞いてみた。San Mateoにいくバスはあるか?、そしたらなんと今出たばかりとの返事、次のバスは明日の朝までないとのこと、しかし次の言葉に勇気づけられた、トゥクトゥクで追いかければ追いつくかもしれないというのだ。この時は聞いた人が正解だったようだ、その人はすぐにトゥクトゥクのドライバーを探してくれて、ことのなりいきを説明してくれ、わたしはすぐにそれに乗って追いかけたのだが、あるいはその人がバスのドライバーにケータイで連絡をとってくれたのかもしれなかったのだ。というのも10分ほど早く出たバスをトゥクトゥク(3輪車)で追いかけるのは容易なことではなく、20分走っても影も形もなかったからだ。途中で追いつくのかどうか心配になって(同時にトゥクトゥクのドライバーにいくら請求されるか心配になって)その若いドライバーに追いつけそうか聞いてみたら、この先に一軒のtienda<お店>があってそこで待っててくれる可能性はあるとのことだったので、とりあえずそこまでいってみることにした。14:40に確かにその店の前で待っててくれて何とか追いついたのだけれど、ターミナルにいた人がtelしてくれてなかったらおそらくそこで待っててくれた可能性はなかったと思う(本当のところはわからない)。ドライバーの請求60Qは事前交渉してあったわけでないから、30分も追いかけてくれたにしては良心的だった。もちろんその痛手はわたしには大きかったのだが、そこで追いつけたことはそれ以上の価値があったことが後からわかった。バスはすぐに出発して、未舗装の悪路を登っていった。

Gracias a Dios 3
国境を越えると衣料品を扱う露店を多く目にする

Gracias a Dios 4
下り坂の両側に商店が並ぶ、、

Gracias a Dios 1
ワゴン車が停まっていたあたりから下ってきた道を振り返る

Gracias a Dios 2
Barillasへ行くワゴン車のターミナル?

Nentonへの道
Nentonへの道から

Nentonのパルケセントラルと市庁舎
Nenton Parque Centra
Nenton Tokutoku
その脇にToktokの溜まり場

待っててくれたチキンバス
待っててくれたチキンバス(グアテマラの最大の魅力チキンバスについては、たぶん他のところで書いてると思う)

Gracias a Dios〜Nenton間はほとんどアップダウンはなく、平地の舗装路をいったが、Nenton〜San Mateo Ixtatanは未だにこんな道があるのか、よくまあこんな道をバスが通ると驚くほどの世界でもまれな悪路(もちろん未舗装路)、しかも山岳路(2000mほどの登り)であった。トータルタイムはNenton〜San Mateo Ixtantanは4時間、わたしが乗った地点からでも3時間半かかっており、恐らく時速10〜20kmくらいしか出せなかったのではないかと思う。しかし、わたしにいわせるとこんな悪路経験も貴重な体験に華を添えているように思う、、この悪路が故に、ほとんど旅行者は通らないが故に、素朴さは残されているのである。そして車窓からはさえぎるもののない山岳風景を堪能させてくれたのである。そこから見える山々は線で引かれたグァテマラ国境をはるかに超えてグアテマラから続くメキシコ側の山々の連なりである。悪路に揺られながらの車窓に魅入られずにはいられなかったのだ。この悪路〜山岳風景〜素朴な山の民とその生活、そしてたどり着いた先の山上都市San Mateo Ixtatanが、おそらくまだ誰にも紹介されたことのない、ま、ただのひねくれものの絵空事としてかたずけられてしまうかもしれないが、わたしの推奨するルートとなったのである。到着は18:15、すでに暮れかけた街でホテル探しに苦労する。人に聞くとarriba<上>にあるというのだが看板も何もでておらず、行ったりきたり、漸く一軒見つけてその日の寝床を確保する。レストランも一軒あって教えられたところで食事もとれた。
そして次の朝何やら外がざわついていたので6時ころ起きてみてビックリ、昨夜誰もいなかった下の路上に人が溢れていた、朝市であった。その市は日曜と木曜に開かれているようで、つまりあのバスを追いかけて乗らなかったらこの光景は目にすることはなかったのであった。そんな昔からの伝統に守られたSan Mateo Ixtatanの街並み、人々、朝市の様子、そして遺跡があるというので訪れたマヤの遺跡(それと前日のバスからの山岳風景)などの写真を載せておきますので、少しでもその感じを味わっていただけたら幸いです、、


分岐
バスに乗ってすぐ、San Mateo方面と別の村(Finca)へ行く道との分岐あり、このあとは山の上まで分岐はなし、このあたりで標高は2000mくらいか?

山道を行く;4枚(とんがった岩山が、何となくマチュピチュを思い出させ、余計山上都市、山の上の民を喚起させた)
山道 4
山道 5
山道 6
山道 7

山の民;4枚
山の住人追加
山の住人 1
山の住人 2
山の住人 3バスが運んできた荷物を受け取る

この辺はすでに4000mくらい? 遠くに見えている山々はすでにメキシコ領;4枚
山道1
山道 9
山道10
山道12

舗装されてないダートロードを行く
道路

路傍に建つ家;こんな装飾の家も多い
路傍の家

暮れゆく山並み;3枚
暮れ行く山1
暮れ行く山2
暮れ行く山3

夕刻にパルケセントラルとカテドラルのある街の中心に着いた
市庁舎
パルケ

山の中のレストランで上等な夕食(グアテマラではどこも同じメニューなのだが、ここのステーキ定食は25Q=350円くらい、安くてうまかった)
夕食

日の出;6時半ころだったか?
朝日

朝市は6時ころから始まっていたようだ;7枚
朝市4
朝市1
朝市5
朝市7
朝市6
朝市2
朝市3

そのあとマヤ遺跡にいってみる(歩いて15分くらい、ここは高度があってアップダウンが多いので、けっこう行きつくまで苦労する);4枚
遺跡3
遺跡5
遺跡1
遺跡6

San Mateo Ixtatanの街;7枚
サンマテオの街5
サンマテオの街7
バス4
サンマテオの街3
遺跡7
サンマテオの街2
サンマテオの街6

チキンバスのターミナルと到着するバス・出発するバス、9時半のバスでHuehuetenangoへ向かった;4枚
バス5
中心街
バス3
バス2

なかなかレベルの高かったレストランを次の朝外から写す
食堂
看板も何もなく、ほとんど宿泊客もこないホテル(この日はわたしだけ、泊まる客はほとんどないようだ)
ホテル
前のtienda<商店>のオヤジがホテルのオーナーだった
ホテルのオーナー

メキシコ側国境2
メキシコ(Carmen Xhan)→グアテマラ(Gracias a Dios) 新ルートの紹介
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
テーマ:旅行準備 その他 
投稿日:2019/03/19 05:56
コメント(0)
2年ぶりの更新です、一週間ほど前に2年ぶりの中南米から戻りました。今回は恐らくこれまでに誰も紹介したことのないと思われる、非常に魅力的なルートと街(村?)を紹介させていただきます。もしそれが本邦初公開(紹介)ならこれに勝る喜びはありません、、
ご承知のようにわたしはこのトラベルコブログでグアテマラへの道、といったタイトルでメキシコからのルートとグアテマラという国の魅力を拙いながらも紹介してきましたが(それでもけっこう閲覧いただきまして誠にありがとうございます)実は当初より気になっていたルートがあったのです。そこを今回通過することができたのと、ほとんど旅行者の通らないその道は、が故に誠に魅力あふれたものであったので、自分のブログよりもまずここに投稿しようと思った次第です、、以下写真も合わせて載せておきますので是非参考にしてみてください、、
これまでに紹介してきたように一応旅行者に公開されているメキシコ→グアテマラの国境は以下の5ヶ所が一般的でした。南から行くとCiudad Hidalgo(M)/Tecun Uman(G),Talisman(M)/El Carmen(G),Ciudad Cuauhtemoc(M)/La Mesia(G),Frontera Corozal(M)/Bethel(G),Tenosique(M)/El Ceibo(G)、いずれも一度は通過している国境でたぶんここ(トラベルコブログ)に書いてきたのではないかと思ってます(すみません確認してません)。他にも国境、あるいは地元民が自由に行き来できる場所は多々あるかと思いますが、恐らく両国のイミグレがあって旅行者が行き来できるところとしては上記5ヶ所とこれから申し上げるところの計6ヶ所のはずです(そのほかグアテマラは東にBelize/2ヶ所とHonduras/3ヶ所、南東にEl Salvador/5ヶ所と国境を接しているがホンデュラスの1ヶ所とエルサルバドル4ヶ所は未通過)。
さて、このメキシコ/グアテマラの残す1ヶ所の国境が、最初にグアテマラにきた時から(そろそろ10年?)ずっと気になってしょうがなかった、グアテマラ側の地名はわかってたが、メキシコ側がわからずそこへのアプローチの仕方がわからなかった、そう、そこは完全に旅行者ルートからは外れていたからです。グアテマラ側の地名はGracias a Diosというところでした。それはどの辺かというと、以下で紹介するPA(パンアメリカンハイウェー)一号線、上に挙げたクアウテモック/ラ・メシア国境から直線で引かれたメキシコ・グアテマラの国境線を北北東に50数キロいった辺りになるが普通の地図にはでてないと思う。で、ともかく今回の旅はそこからグアテマラinすることが一つの目的となったのでした。ま、結果的には難なくそこを通過できたのだけれど、その報告が以下となります(今回の旅模様についてはまだ書き始めてませんが拙ブログに書く予定、この記事もコピーしてそこへ載せさせていただくことをお断りしておきます)。
ここでは、話はメキシコ/チアパス州コミタン(Comitan De Domingez)から始めさせていただきます。コミタンまでの行き方はたぶんブログに書くのでそれを参照していただくとして、その位置関係だけ述べておきます。一番わかりやすくいうとメキシコの東端のグアテマラと国境を接しているチアパス州にあって、その中でももっとも著名な観光都市となっているSan Cristbal de Las Casasと国境の街Ciudad Cuautemocを結ぶパンアメリカンハイウェー1号線(MEX190メキシカンハイウェー190号線)上、ちょうどその中間点あたりに位置する大きな街(サンクリから90km 乗り合いタクシーで1時間半、70ペソ=400円くらい?だった)ということになります。このPA1号線が前にも紹介したと思いますが、陸路旅行者のグアテマラ入国のmain rootで、たいていはサンクリから直通・直行のシャトルを利用してXela、Pana 、San Pedro 、Antiguaに向かうので、このコミタンという街に寄ることはほとんどありません。わたしも過去2回ここは素通りしていました。で、今回はまずここを拠点とし、ここからもう一つのグアテマラ国境へ行くコレクティボ(乗り合いワゴン車)を探したのでした。まず、メキシコ側の国境の街名を知らなかったので、それを聞きだしそこへいく会社をParque Central(中央公園)にあったインフォメーション他で訊ね回り、その街がCarmen Xhan(カルメンシアン)という街であることを知ったのですが、どうしてもそこへいく乗り合いの会社・場所が聞きだせなかった、相手はちゃんと教えてくれたと思うがわたしのスペイン語力では聞きだせなかったということです。で、街中歩き回っていたら、灯台下暗しでなんとわたしの滞在していたホテルの隣の隣がコレクティボの会社で、そこで聞いてみると、Carmen Xhanへは行かないがその途中までなら自社のワゴン車がいっているとのことでした。そこで乗り換えればCarmen Xhanへ行けるという情報をつかめたのだが、あとから思えば実はこれが失敗だったのだ。漸くその地へ行く見通しが立てて翌朝そこのコレクティボで10時ころコミタンを発った。わたしが乗ったコレクティポはAutobuses Lagunas de Montebello社でPN Lagunas de Montebello モンテベリョ国立公園へ行く乗り合いワゴンの会社だったが、途中1時間くらい走ったところ、右への支道の分岐点で降ろされ、ここで待っていればCarmen Xhanまで行くコレクティボが通る、と教えてくれた。そこまで1時間距離で50ペソ(約300円)待つこと15分でやってきた別の会社のコレクティボを見て失敗に気づく、つまりそのコレクティボもコミタンからきているのが明らかだったからで(車体に表示されていた)そこから30分で着いた国境の村Carmen Xhanまで30ペソ、もしコミタンでこの会社を見つけていたら、そこまで50ペソで来られたことがわかったからだった(30ペソの損、高々200円くらいの損失に目くじら立てるのが貧乏旅行の特徴?あるいはわたしの器の小ささである)。
コミタン1コミタンパルケセントラル
iglesia de Santo Domパルケセントラルに面して建つサントドミンゴ教会
コミタン2サントドミンゴ教会に並んで建つCasa de la Cultula
コミタン3サンホセ教会は特に目を引く建物だった
コミタン4コミタン全景、というかサンホセ教会遠景
autobuses Montebelloホテルの隣の隣にあったautobuses Lagunas de Montebello社
PA1号線(MEX190)コミタンをほぼ南北に貫くPA1号(MEX190号線)
MEX190号から307号への分岐コレクティボはMEX190号をグアテマラ国境に向かって20分ほど走り左折、307号に入った(その分岐あたり)
307号本線307号を3,40分東方向に走って、とある支道で降ろされる
Carmen Xhanへ行く支道Carmen Xhanに行く支道
comitan-Xhan1その支道をCarmen Xhanからやってきたコレクティボ、Carmen Xhanに行くこの社のコレクティボをそこで待つ

しかし、それでも何とか国境の村Carmen Xhanに到着したのだ、まず場所を聞いて向かったのはメキシコ側イミグレ、誰もいない、大声で呼んだらセニョリータ?若いお嬢さんが出てきて、何やら書類を書いてタイプしてスタンプを押してくれた。そして国境はどこと聞くと、この道を10分くらい歩いていくとある、トゥクトゥクでいけば楽だと教えてくれた。およそ旅行者の行き来はほとんどなさそう、ということは明らかだった。確かにそこからは坂道になっていて(峠が国境のようだった)炎天下の登りはきつかったが、あいにく客の乗ってないトゥクトゥクは通らなかったのだ。12時過ぎにグアテマラ側イミグレの建物に入った。そこは係官がおらず(昼食中だった?)、待っているとそこの所長さんのような方が出てきてくれて手続きをしてくれた、が、普段は係官がやる仕事を仰せつかってしまっててんやわんやで、相当の時間を要した。もっともこの年配のおじさんがいうには、実際ここも旅行者なんかまったく通らない、とのことで、ほとんどパスポートチェックなんかしたことないのだろうと思った。そう、ここは現地の人はメキシコ人もグアテマラ人も行き来は自由で、どこでも国境としてのゲートがあったり橋があったりするのだけれど、そんなものは何もなくただの峠道でしかなかったのである。こうして何年来か念願だった国境をさしたる苦労もなく通過し、2月の16日昼の12時半ころ、わたしはグアテマラ入国Gracias a Diosの街に入ったのであった。
(途中から“です・ます”が、”だ、だった”に変調して見苦しくなってしまいました、そのお詫びと少し長くなったので2回に分けることにしグアテマラ側の話は次回にさせていただくことのお許しを ! またしばらく更新してなかったので画像のアップロードの仕方を忘れてて画像位置に齟齬をきたしております、、できたらおいおい修正していきます、悪しからずです、、)
Carmen Xhanの営業所15分くらいでやってきた車で、そこから約30分Carmen Xhanの営業所に着いた
メキシコイミグレ場所を聞いて、少し戻る形でメキシコ側イミグレへ(正面の建物)
国境に向かう国境への道は坂道だった、、炎天下10分くらいのところ15分くらいかかったのでは?
グアテマライミグレグアテ側イミグレーション(右側の建物)
国境ライン2その手前でメキシコ側を振り返る
国境ライン1このポールあたりが国境ラインか?グアテ側からメキシコ側を見ている
国境線からグアテマラ側同じあたり、つまり国境線上(ちょうど峠のピーク辺り)からグアテ側を見てる

ベリーズとグアテマラの中間地帯から
検証 その2,ベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレス
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
テーマ:鉄道・乗り物 その他 
投稿日:2017/03/20 16:14
コメント(0)
この記事は前回の続きですが、オリジナルです、、8:45a.m.に2年前にきていたから記憶鮮明なベリーズシティに着いたわたしは、最初から次のバスでグアテマラ国境の街ベンケBenque Viejo del Carmenまで行くつもりでいた。特に海好きでもなかったし、また遺跡はだいたい前回に回っていたから、今回はベリーズはどこにも寄らない予定だった。一番の目的はベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレスのルートの検証であったが、このルートに関しては直通のシャトルバスは最初から利用するつもりはなく、ほとんど前回同様普通のバスを使って国境まで行き、ルート検証というよりは前回バッテリー切れで撮れなかった国境付近の写真を撮りたいと思っていた。次のベンケ行きのバスは9時半だったが、これはだいたい一時間に一本くらいあるようだった。荷づくりをしなおして、ターミナルの売店を冷やかしていたら(ドルの小銭で使えるか試したりしていた)時間はあっという間に過ぎてバスは時間通りやってきたのだった。

この国の通貨はベリーズドルBZ$でUS1ドルはBZ2ドルで固定されていた。BZドルの持ち合わせはなかったが、米ドルの細かいのが多少あったからそれで何とかなると思っていた(メキシコの出国税を米ドルで払わなかったのが、ここで正解となっていた)。ベンケまではBZ10ドルとのことだったので、US5ドルの支払いで問題はなかったのだった。しかし、この時思わぬ驚きと幸運にわたしの胸は高鳴っていた。こんなところで書くべきことではないが、このバスの車掌さんが褐色の美人、今までこんな魅力的な車掌さんにあったことがあろうか(?、これはベリーズのみならず、全世界・生涯のわたしのバス経験でいっているのだ)。いやー、重労働も厭わず笑顔の素敵なたいへんチャーミングな女性だった。で、悪い癖で何とか写真を一枚撮ろうとずっとチャンスを狙っていたが、うまくかわされてシャッターチャンスはなかった。とうとう終点で降りるときに、ダメもとであてずっぽにシャッターを切ったら、あの素敵な笑顔は写らなかったが美人の面影は十分汲みとれる写真が撮れていた、無断掲載してしまうのだけれど、ベリーズでこの車掌さんのバスに乗り合わせたら幸運を喜んでください、、

もう一つベリーズのバスの特筆すべきことを発見、前回もうすうす感じていたことだけれど、この国のバスは極めて時間に正確なこと、下手すると日本人以上かもしれないことを知って、ベリーズの国民性をまた一つ確認した思いだった。何となればベリーズシティ発9時半はもちろん定刻だっただけでなく、次の大きな街首都のベルモパンは、かっきり10:55着で11:00に発車し、サンイグナシオには12:00ちょうど着、終点ベンケには12時半ちょうど着だったのである。いや、そうそうこれほどかっきりに着けるものではないと思うのだが(一つには渋滞がほとんどないので、時間調整はしやすいのかもしれないが)むしろ国民性というか性格?特に周辺の中南米諸国の人々と比べると、やはり異質性を感じて興味深かった。ということで以上のようにベンケまではかっきり3時間(美人のバスだったからあっという間)、12時半に着いたのだったが、驚くなかれ、それは2年前の某日にここに着いた時と同じ時刻だったのである。

タイトル画像は、ベリーズ〜グァテ国境、ベリーズ側イミグレを出てグアテ側イミグレに向かう途中でベリーズ側を見たもの
次の写真2枚、ベリーズシティから乗った外国人旅行者が多く降りたところで、いったい何があるのかと思ったら、ベリーズ動物園だった。初めて知ったのだがここはちょっと面白そうだった、、
ベリーズ動物園 1
ベリーズ動物園 2
ベルモパンに停車したベンケ行バス、写っているのがドライバー、かっちり5分休憩して出発
ベンケ行きのバス
前回一泊したサンイグナシオの街もよく覚えていた、ここは12時着、、
サンイグナシオ
シュナントニッチ遺跡は前回も写真を撮ったが、この渡しは何とも風情があっていい;2枚
シュナントニッチ遺跡への渡し 1
シュナントニッチ遺跡への渡し 2
道路沿いの土産物屋の写真は前回撮れてない、たぶん写真の店のどれかに荷物を預かってもらった
シュナントニッチ遺跡入り口の土産物屋
降り際に隠し撮りしてしまった車掌さん、美しい笑顔ではなかったが、美人の面影はちゃんと出ていた
ベリーズの美人車掌さん

ただ、その時の経験があったから、このとき少し行動を変えたのだった。まず、ベリーズドルを残したくなかった。実はベンケ〜ボーダーは前回もそうだったが、乗り合いタクシーで一人BZ5ドルも変わりなかったので、手元にBZ1ドルが残ることになった(US3ドル払って、BZ1ドルのお釣り)。で、これを使うべくポーター手前で店開きしていた簡易食堂に寄ったのだった。ちょうどお昼時だったし、その日は朝から何も口にしていなかった。もう一つ、グアテ側でも昼食にありつけたと思うが、わたしはどちらかというとベリーズの豆ご飯弁当が好きだった。で、国境を超える前に腹ごしらえしておこう決める。が、この弁当はBZ6ドルだったのだ(以前の記憶がよみがえり、それはどこでもその額だった)。が、正確にいうとBZ5ドルの弁当もあった、が、それはわたしの好みではないポヨ、つまりトリ弁、いやそれならむしろグアテの方がおいしそうだったので、6ドルのステーキ&豆ご飯弁当を、かなり無理やりにだが二枚のステーキを一枚にしてもらって5ドルに負けてもらったのだった。もちろんいい顔はしなかったが、実際ステーキ二枚も食べられなかったのだから、わがままな旅行者と許してもらった。そしてもちろんその屋台のテーブルで、特に急いでいたわけでないから、今回最初で最後のベリーズの食事を楽しんだのだった。

わたしのお好みベリーズ名物<ステーキ&豆ご飯弁当>
ベリーズ側で昼食
食事をすましてイミグレに向かう
ベリーズ側イミグレ

1時に食事を終えイミグレに向かった。このとき国境通過者はほとんどなく並ばずに済む。そしてちょっとした異変、ここの出国に際しては、前回もBZ37.5ドルor US18.75ドルを徴収され、それが今ではUS20ドルorBZ40ドルになっていることは聞いていたから、もちろんその用意はしてあった。で、この時はもうBZドルは一銭も残ってなかったから、US20ドルで支払った。が、どういうわけか、そのとき3ドルお釣りをよこしたのだった。これがどうしてなのかわからなかったのだが、それこそラッキーで、予定した額より少ない場合はやはりもうけたという気分になる、まずここにて3ドル回収した気分になった(メキシコの25ドルに対して)。で、何事もなくベリーズ側を通過、そのあと左側にあるグアテ側のオフィスへ。ここは前回も書いているが素通りしてしまう旅行者が多く、そのために前回写真をとっておこうと思ったのだけれど、あいにくバッテリー切れでそれを果たせずにいた。今回はグアテ側のインフォメーションで写真を撮っていいかちゃんと確認して堂々と写真をとらせてもらった。それだけでなくここのインフォメーションは極めて親切で、なおかつ入国手続きは極めて簡単、入国税等もとられることは一切ないのだから、ここをスルーしては後が大変になるので気をつけてもらいたいところである。1時15分には両国の国境を通過していた。

で、わたしは前回も使ったコレクティボ(乗り合いワゴン車)でフローレスまで行くつもりでいた。それは橋を渡った先のMerchor de Mencosの街の角のコレクティポ乗り場から30分おきくらいにでていて30〜40Qくらいのはずだった(後で確認したらコレクティボ;40Q、バス;50Qだった。なお、この時のQ;ケツァルはUS1ドル=7.3Q、1Q=約15円?)。ところがこの時、ベリーズ側のイミグレが済んでグアテ側のイミグレに向かっていたときに一人の呼び込みから声を掛けられたのだった。フローレスまでミニバスで100Qで行くといってきたのだ。わたしは100Qと聞いたので相手にしていなかった。が、グアテ側のイミグレを終えたとき、その彼がまたやってきて70Qでいいといってきた。その時になって初めてわたしはコレクティポなら30〜40Qで行くのを知っている。だから70Qでも出す気はないと断った。そして前回撮り損ねた橋とモパン河の写真を撮るつもりで橋まで行くと、そこにミニバスが停まっていて、ドライバーと交渉したらしい呼び込み君がまた来て、これは他の客に内緒にしてほしいが50Qでいいといってきたのだ。50Qだったら悪い話に思えなかったので了承すると、すぐに出るような話、そこを無理やり写真を撮る時間だけくれといって、5分くらいもらって写真を撮ってミニバスに乗り込むと、たぶん30分以上は待たされているといった感じの欧米系のツーリストが、いい加減にしろといった顔でわたしを迎えたのだった。その数10人くらいだったか、ほとんどバックパッカーのカップルであった。それでもさすがにこのミニバスは、途中ノンストップだったから早かった。道もほとんど舗装になっていたこともあるが1時間半でフローレス、サンタエレナについてしまったのだ。そしてもちろん他の客からは100Qとっていたであろうから、空港近くで待ち合わせていたフローレス島のホテルをめぐるシャトルに乗り換えさせられたが、それぞれのホテルまで送り届けてくれたのであった。50Qしか払ってないわたしもフローレスのホテルまで送ってくれた。そう思うと、最安値のコレクティボでも40Qプラス、トゥクトゥクが5Qかかること、時間もホテルまでだと3時間はかかることを思えば、この50Qは安かったのである。それも100Qを50Qに負けさせているからおおよそ7ドル得したことになって、これで10ドルの回収ができたことになったのである。

グアテ側のオフィス、手前のインフォメーションの女性は親切
グアテ側オフィス
入国手続きを終えると橋が架かっている
グアテ側オフィスの後河を渡る
シュナントニッチへ渡しで渡る河がモパン河で、その上流がこの国境付近となる。その橋から下流、シュナントニッチ側の写真は、電線が邪魔している
モパン河の下流側
橋の左側が上流
モパン河上流
その橋の途中にミニバスが停まっているのが見える
橋の途中にミニバスが待っていた
フローレスのあるペテンイッツァ湖より、その手前のSalpeten湖周辺の方がまだ未開発な分、断然きれい、、;2枚
Salpeten湖 1
Salpeten湖 2

さて現実的な話、ベリーズシティ〜グアテマラ国境〜フローレス島は、国境からフローレスはコレクティボを使うのが最安値と思われるが、その場合トータルコストがいくらになるかというと、USドル換算で(入出国税は除外して)5+2.5+6USドル=約14ドル?6〜7hといったところか?、一方、今はサンタエレナからもフローレス島からも(ベリーズシティからの逆も)シャトルや直通バスが何本も出ていて、その金額はUS20〜25ドルくらいである。時間は直通だから5時間くらい?この間は道もよくなっていて、本数はそうとう増えているからそれぞれの状況に応じて選択すればいいと思う(金額はせいぜい10ドルの差、時間は1時間くらいの違いだから)。いずれにしろわたしも実践してみて、カンクン発夜の22時(or23時)のADOのバスに乗れば、次の日の夕方にはグアテマラ/フローレスに着けることは確証が得られたということだった。

フローレスのホテルとそのホテルからのlake view、暑いところなのだけれど湖畔を渡る風が気持ち良いところだった;3枚
フローレスのホテル
ペテン湖 1
ペテンイッツァ湖 2

カンクンのADOターミナル
- 検証 カンクン〜ベリーズシティ〜フローレス- その1 ADOカンクン〜ベリーズシティ直行バス
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
  • 中南米>メキシコ>カンクン
テーマ:鉄道・乗り物 その他 
投稿日:2017/03/20 10:37
コメント(0)
ちょうど一か月前にタイトルのルートを更新・検証のために通ってきました。実は確か2年前にこのルートのことを紹介したら、意外にも多くの方のアクセスを得、その前から数年かかって書いてきたどの記事よりも閲覧数が上回ってしまったのです。それはたいへんな驚きであったのと、こういう記事を書いてる身としては最高の喜びを感じておりました。と同時に自責の念も少なからず生じていました。なぜならその記事は、単なる紹介記事で自分の実体験に基づくものではなかったからです。なので去年あたりからずっと、早めに検証にいかなくてはと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれず2年がたってしまったというわけです。ということで、今まで閲覧していただいたことの感謝と更新・検証が遅れてしまったことのお詫びを申し上げ、最新のカンクン〜ベリーズシティ〜フローレスルートの検証結果をお伝えしようと思ってます。なお、この記事は自分のブログからの転載であることも、お許しを乞う次第です、、

<<今回のGuate y Mexicoの旅は、一つだけ大義名分があった。2年前に書いたCancun〜Belize city〜 Flores〜Guatemala cityの交通手段という記事が、思いのほか閲覧があって、その後renewalしてなかったから、とても責任を感じていた。その再確認<検証>というのが、実は今回の旅に課した重要なテーマだったのだが、そのためにはCancun 〜Belize cityの夜行バスにどうしても乗る必要があったのだ。(以下多少余計なことが書かれてて、お見苦しいかもしれないがそのまま載せておきます)それこそ、メキシコ、キューバ、グアテマラへの玄関口でもあったカンクンにはこれまで何回くらい滞在したか?いずれにしろ、カリブ海のカリビアンブルーも純白の砂浜も、日本のカップルも多いと聞く豪華ホテル群にも一度も縁のなかったわたしは、それでもカンクンはもういいや、と思うほど魅力は感じておらず、早々に退散すべき街と思っていた。だからマイアミに寄り道してから降りたったカンクン空港では、その時ペソを持ってなかったから、とりあえずバスターミナルまで行く分だけあればと持っていた20ユーロだけ両替する。案の定どこの空港もそうであるように、空港での両替率は極めて悪かった(しかし唯一の例外として、メキシコシティBenito Juarez 国際空港の両替は、ご存知の方も多いと思うが、あの両替屋の数はおそらく世界一と思われるが、それが故に決して悪くない、いやむしろもっとも両替率の良い場所とさえいえる例外と覚えておいて損はない)。カンクンセントロのADOターミナルまでは72ペソだった、、わたしの記憶では48ペソだったころからこの区間を利用しているが、乗るたびに値上がりしているように感じるのだ。しかし今は本数も増えたから、早朝以外は利用価値はありそうだった。第3から、第1によって、第2ターミナルを出るころにはほとんど満席になっていた。そしてADOのターミナルでATMで多額のペソをおろしたが、いつもながらこのやり方がよくわからなくて、メキシカンの若いカップルに教えてもらいながら無事に引き出すことができた。このよくわからないことの一つとしては、手数料の問題でATMの場合はその都度手数料がかかるから、できるなら何回かに分けるよりいっぺんに多額に降ろそうとすると、画面に希望額が表示されずに、自分で希望額を打ち込まなければならなくなる、その辺がわかりずらく、グアテマラでは失敗していたこと、また、隣にもATMの機械が設置してあったが、そちらは利用する人がいなかったから、機械(あるいは銀行)によっても手数料は違ってくるのか、そういう意味ではATMなら空港利用でも、それほど差が生ずることはないのか、等々わからないことだらけなのである。だからあまり利用したくないのだけれど、それでもDebitカードのキャッシングかCCのキャッシングが有利と聞いているので、その機会は多くなっているのだが、この両替術に関しては本当のところはどうなのだろうか?、達人に聞いてみたいところではある‥??、、

それにしても、まさかBelice city行きのバスがそれほど混んでるいるとは知らず、ちょっとした油断であった。両替にもたもたして窓口でベリーズシティのその夜の席はあるかと聞いたとき、まさか残席があと2席しかないとは思ってもいないことだった。危うくセーフだった、、これを逃すとそのあとの予定が滅茶苦茶になるのでこのバスはわたしにしとって極めて重要であったが、その割にはまさかそんなことはあるまいと油断してしまっていたのだった。もう座席の選択の余地はなく、残っていた二つの内のひとつを指定するしかなかった。金額は840ペソだった(因みに、空港での両替、ATMでの引き出し等から、その時のペソを計算してみたところ1ペソ=約6円だった、ということでベリーズシティまで、8.5h<これはADOのいっている時間、実際は10.5hかかった>5000円はやはり少々高く感じられた)。ticketを購入してようやく3時間ほどの余裕ができ、それではと食事に出かける。ここでは前回もそれを利用していたが、中華のコンボが食べられたからマイアミでも食事をとらずにいたのだ - 余談だが、今回の旅でわたしは、飲まず・食わず・寝ずでかなり持つことがわかってきていたから、一日一食くらいの時が多かった- 。なので、その日の最初の食事はターミナル近くに何件かあった中華屋の一つでコンボメニュウ(コンボメニュウというのは、50ペソで2種、70ペソで3種好きなものを選べるといったメニュウのこと)と隣のOXXOで仕入れたビール、ということになった。その時のわたしの選択は48ペソでチャーハンともう一品、OXXOで18ペソの缶ビールだったが、その、これは珍しそうと思って飲んだみたビールが最悪で、筆舌尽くしがたいとはこういうことをいうのかと思えるようなビールだった。よくあんなものが商品化されるものだと思って逆に感心したのだけれど、ま、銘柄は伏せておこうと思う、、

さて、腹を満たして、あとはバスで寝るだけと、それでもまだ2時間ほど、することもなくバス待ちを覚悟しなければならなかった。が、それは2時間では済まなかったのである。その辺のところは少し詳しく書いておく必要がありそうだ。実は2年前にわたしが書いた記事は、こういうバスがありますよ、といった紹介で実際に乗ったわけではなかったから(その時はむしろローカルバスでベリーズシティにいく方法を実体験に基づいて紹介したのだけれど、逆にそれはほとんど読まれなかった)、それこそ無責任極まりないと思ってて、今回はそのバスについては詳細に書かなければと思っていた矢先、これがどうもよく解せないことが起こったのであった。そのベリーズシティ行きの直行バスは22:15発のはずだった、、カンクンはADOの始発ターミナルであるから、ほとんどのバスは時刻表通り運行していて、出発が遅れることはまずなかった。それなのにベリーズシティ行きは、定刻になってもバスは到着しなかったのだ。それも15分待っても、30分待っても、、ほとんどの乗客はおかしいではないかとドアマン(出発口にでるドアを管理している男)に何度も確認していたが、もう少ししたら来るの一点張り、わたしも気になって問い合わせた一人になってしまった。その間正式なアナウンスは一度もなかった(と思う、スペイン語なので聞き逃している可能性もなくはないが)。おかしいとは思いつつ、出てしまったわけではないのと同じバスを待つ乗客はすでにそのころ固まっていたので、一緒に待つしかなかったのだが、かっちり一時間後、つまりカンクン時間の23:15にそのバスは到着したのだった。そしてあとは何事もなかったように、10分後には全員乗車し荷物も積みこんでバスは出発したのだった。まるで、初めから決まっていたような、ちょうど1時間の遅れの出発だった。そして、そのバスが出発した後で、もしかしたらと気づかされたことがあったのだ。何と、乗り込んだベリーズシティ行きのバスに設置されていた時計の時刻が22:25(発車時の時間)になっていたのだった!? 、なーんだこれ? えっ、そういうこと ? しかし、そうだとして、なぜ最初からそう説明しないのだろうか ?、といくつか疑問符の付くことばかりだったが、ともあれバスは(もしかしたら)ベリーズタイムにのっとって発車したのかもしれなかったのであった、、そのとき確認したわけではないが、どうやらベリーズとカンクンは時差が1時間あるようだった。その後ドライバーからは時差が一時間あるような話はなく、その時計のままバスは走り続けたのであった。で、その時刻に従うと、カンクン〜チェトマル間はやはり6時間くらいかかって早朝4:20にメキシコ側国境に到着、全員が起こされバスから降ろされたのだった。

たぶんこのイミグレ(メキシコ、ベリーズとも)は24hオープンのようで、手続きとしては何ら問題はなかったのだが、よく訳が分からないこと、その2として、ここでも出国税?500ペソ(またはUS25ドル)をとられてしまったことであった。この件は2年前も同じことを記しているのだけれど、もちろん納得いってないのでもう一度書かせていただく。それはto mexico or from mexicoの国境を陸路で越える場合に支払わされるわけのわからないtaxのことである。一応入国税とか出国税と呼ばれる類のtaxのようだが、これが一律でないことの疑問である。額はこれまでの経験からたいたい25ドル相当額だったが、早い話、支払わされる場合と場所が一定でなかったことがその(疑問の)発端といっていい(1999年以来数度の陸路越えをしているが払ってないケースもあり)。つまり取られたり、取られなかったりがあったのは、1,イミグレの担当官(あるいは国境の場所)によるのか、2,入国か出国かによるのか、3,それまでの滞在日数によるのか、といったことで旅行者によってそれぞれ状況は違うのかもしれないが、今回もわたしは無条件に(何ら説明なく)ペソかドルかと聞かれたから、ペソで払ってしまったのだ。実は2年前のここでも出国時にきっちり取られてはいた。あとから、せめて拙いスペイン語ながら、どうして払わなければならないのか問いただしてみるべきだったと悔やんだ。それでなくとも今回はたった数時間のメキシコ滞在であったのだから、すくなくとも3,の理由なら該当しなかったはずだった。そう思うと余計悔しかったのだ。ま、それでもこのADOの直行バスが、それなりに価値ありと思ったのは、やはりこの深夜(早朝か?)にイミグレに横つけしてくれて、全員が終了するまで待っててくれ、そのあと数キロ離れたベリーズ側のイミグレまで連れてって、同じように手続きが終わるまで待っててくれるありがたさ、といってよかった。ことのほかここの国境越えは、メキシコ側とベリーズ側が離れすぎていて歩ける距離ではなかったからだ。で、メキシコ側は出国だったから約30分、ベリーズ側は少々手際も悪く、入国審査で全員終了するまで1時間ほどかかって、結局ベリーズ国境を出発したときは、すでに東の空が明るくなり始めた朝の6時ころになっていたのだった。

ベリーズ国境から、ベリーズシティまでは、前回の一度通っていたから2.5h〜3.0hくらいかかるのはわかっていた。コロサルまでは15分、そこからオレンジウォークが1時間で7:15着、オレンジウォーク〜ベリーズシティが1.5hで、ベリーズシティ着は結局8:45だった。だからカンクンからだと10時間半、ADOの時刻表によると8.5hとなっていたが、もとよりそれはイミグレの時間を除いていっているとしか思えなかった。あるいはとぼけて23:15→8:45に基づいていってることとしか解せなかったが、いずれにしろカンクン→ベリーズシティ8.5hというのは現実的な数字ではなかったのである。また、乗車時に満席だった直行バスも結構途中で降りる客がいて、ベリーズシティまで乗車していたのは2/3、そのうち外国人旅行者が1/2くらいだったから、せいぜい15〜6人というところだったか?、このあと45分待って普通のバスでグアテマラ国境に向かうことになるが、少々長くなりすぎたので、ベリーズ〜グアテマラ国境〜フローレスは次回にさせていただきます、、>>

写真とタイトルの説明;まずタイトルの選択に交通といった項目がなく、鉄道・乗り物もいまいちしっくりこなかったが、ま、乗り物の扱いになるかと思ってこのタイトルを選択、またタイトルの写真も相応しいものがなく、仕方なくADOの待合室になってしまった。が、この写真に時差についての案内が出ていたのである。内容は定かでないが、そもそも今回の時差1時間というのはカンクンのあるQuintana Rooが特例だったのか、あるいはもしかしたら夏時間ということだったのか?実は未だよくわかってないのである、、

以下の写真は上からメキシコ側のイミグレ 4:30〜5:00頃
メキシコ側イミグレ
次がベリーズ側イミグレ 5:30ころ
ベリーズ側イミグ<br />
<br />
<br />
<img loading="lazy" src=
その下はベリーズの車窓から 3枚
ベリーズ車窓1
オレンジウォークを過ぎて渡ったこの河は前回ラマナイ遺跡にいくときに船に乗ったところだった
ベリーズ車窓2
ベリーズ車窓3

ベリーズのバスターミナル着はベリーズタイム8:45だった
ベリーズバスターミナル

1 - 5件目まで(46件中)


国一覧
アジア
ネパール(3)
インド(1)
アフリカ
モロッコ(1)
中南米
グアテマラ(38)
メキシコ(15)
ベリーズ(6)
コロンビア(1)
北米
アメリカ西部(2)