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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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36 - 40件目まで(46件中)

パナハチェルの桟橋
ソロラSolola、サンホルヘSanJorge、パナハチェルPanjachel
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>グアテマラ>パナハッチェル
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2012/11/14 09:24
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ソロラSololaはソロラ県の県都でグアテマラシティから140km、バスで3時間くらいのところにあります。国道1号線の山道をメキシコ方向に走って、ロスエンクエントロスというチチカステナンゴやサンタクルスデキチェに向かう道との三叉路にある交通の要衝を過ぎ、5〜10分走ってパナハッチェルへの道を左折、そこから2,30分でラゴアティトゥランを見下ろす高台(外輪山の山の上、2100mくらい)に位置する県都に到着します。ここからのアティトランの眺めもすばらしい、、人口およそ10,000〜15,000人(資料によって数字がまちまちで、県事務所でもらったデータも11,000人とあるが2005年調査で、その範囲がはっきりしない、15,000という数字にはこの後に出てくるサンホルヘララグーナ他の周辺村も含んでいるようだ)カクチケルの街です。

そこからパナハッチェルに向かうバスが15〜20分おきくらいにでていて、料金はパナハッチェルまで3Q、途中のサンホルヘララグーナまでは2Qでした。サンホルヘララグーナはパナハッチェルとのちょうど中間あたりにあって、山腹の村で人口は1,000〜1,500人くらい?、やはりカクチケルの村で、昔はそこから湖岸まで降りてランチャ(ボート)でパナまでいけたそうですが、今は桟橋はあってもボートは定期的には停まってくれないようです。なのでほとんどの住民の足はバスということになります。村の中心から湖岸まで15分くらい、バス停までも登りで10〜15分くらいかかります。そのバス停から少し下ったあたりにミラドール(mirador 展望台)があって、そこからのラゴ(Lago 湖)の眺めも際だっています。このサンホルヘララグーナ越しにラゴを写した絵葉書を見たことがあります。そのバス停からは15分くらいでパナハチェルの中心部にでます。

パナハチェルは人口の上ではソロラ県最大の街ではありませんが、Lago Atitlanの観光の上での中心となる街です。人口は11,000人?、カクチケルの街ですが、ここには長期に滞在する外国人の数の多いこと、また観光地であってホテル・レストラン・みやげ物屋の数の多さでも湖岸一で、それに従事している人たちは必ずしもカクチケルとは限りません。服装的にはサンタカタリーナパロポ・サンアントニオパロポのカクチケル女性が目立ちます。が、街の雰囲気はそうとう俗化しているといえそうです。ホテルばかりでなく外国人用のアパート・貸家もけっこうあって、住みやすさ・風光明媚な地ということで多くの観光客を惹きつけ、こんなところに住んでみたいという要望にこたえているようです。実際気候・風土良し、物価が安い等々でその数も増えているとのことです。が、日本人の方はまだそんなに多くないと、この地の日本人の草分け、ホテル エル・ソルの村岡さんがおっしゃっていました。日本の旅行者・在グアテマラ日本人なら知らない人はいないホテル エル・ソルは新しくなってまだ4,5年?、パナの中心部から少し離れていますが(歩くと15〜20分、トゥクトゥクで5Q)、外観・内装ともすばらしく、グアテマラにあってこんなきれいなホテルがあるのか?と驚くくらい、毎日きれいにされている、そしてここのお勧めはなんといっても日本の湯船に浸かれること、しかもその湯は温泉です。その温泉から出たあと、ほとんどないものはないくらいの日本食が食べられるのもここならではです。湯上りのいっぱいが可能なのです。わたしの知人はそういうことで時々疲れた心身を休めにエル・ソル通いをしているそうです。グアテマラを訪れた際は是非足を延ばしてみてください、、と、なんかエル・ソルさんの宣伝ぽくなってしまいましたが、かく言うわたしもだいぶお世話になっているので、その辺はお許しください、&パナハチェル及びその周辺の観光情報やアパート貸家の情報、永住権の取り方など何でも教えてくれお手伝いしてくれます、ホームページはwww.hotelelsolpanajachel.com/とのことです。

さて、そのパナハチェルを基点として、ラゴ周辺の村々にはランチャ、ピックアップ(1tトラックの荷台)等々で訪れることができます。ひきつづき何回かにわたって、その見聞をわずかながら紹介していきたいと思っております‥。

<この日天気が悪くてソロラとサンホルヘララグーナではいい写真が撮れなかった、日本に帰ったら昨年撮った写真を追加するか、入れ替えます。上から順にソロラの中心部、その下2枚がサンホルヘララグーナ、下3枚はパナハチェルのメインストリートCalle SantanderとEl Sol 2枚です>

ソロラ

サンホルヘララグーナ

サンホルヘララグーナの教会

パナハチェルの中心街

ホテル エル・ソル

エル・ソルの看板

アティトゥラン湖の地図 
アティトゥラン湖Lago Atitlan 概要
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 
投稿日:2012/11/05 00:11
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グアテマラの魅力を語る上で欠かせない存在としてインディヘナとその文化があります。インディヘナ・マヤ系先住民は全グアテマラ総人口1400万人の50%を越え、世界でもっとも先住民比率の高い国のひとつとしてボリビアと並び称されています。それがこの国をなんともおおらかな・優しく暖かい国民性と感じるゆえんのひとつではないかとわたしは思っております。そしてそのマヤ系インディヘナの種族?(スペイン語でraza、英語のrace)はその言語系統で分けられていますが、実に今現在20の言語が話されているのです。グアテマラの公用語はスペイン語ですが、各種族の村ではその種族言語が優先しています。その20のマヤ系先住民の歴史と現状については、それぞれに対スペイン征服者との攻防、その後の暗黒な時代がつづき、今なお差別があって諸権利が回復しているとはいえません。それでも今現在において、その言語人口の多い順に主なrazaをあげるとキチェQuiche、マムMam、カクチケルKaqchikel、ケクチKekchiがそれぞれ先住民全体の10%以上を越える大きな言語集団を形成し、彼らだけで全先住民の80%を占めると聞いています。キチェ語人口は200万人を越えているということです。その大手razaのキチェとカクチケルの確執については有名な史誌があるようです。

前置きが長くなりましたが、そのようにそれぞれの言語集団は今でもまとまったエリアで生活しておりキチェ県のように、その名が県名になっているところもあります。そしてその視点でこのアティトラン湖のあるソロラ県を見てみるととても面白いのです。それがこのアトゥティラン湖の特徴にもなっているともいえそうですが、その大手言語集団のひとつのカクチケルとこれもかつて王国を誇っていたトゥトゥヒルTzutujilがこの湖を二分しているのです。北から東のエリアがカクチケル、南から西のエリアがトゥトゥヒルのエリアとなっています。その湖岸の村から一山越えるとそこはキチェの村となっていて、実にうまくそれぞれがすみわけているのがわかります。それぞれの村の成り立ちについては調べてないのでわかりませんが、そこには興味のある歴史があると思われます。しかし現在は基本言語は違っても表面的には穏やかな関係にあるようです(カクチケルとトゥトゥヒルは言語的に近いようですが、今はスペイン語という共通語があるので)。そんなところがこの湖の美しさだけでない面白さかな?と思っております。

<言語集団によって衣装が違うが、例えば同じカクチケルでも村ごとに衣装が異なる。上3枚がカクチケル、下2枚はトゥトゥヒル>
村々で違う民族衣装
サンアントニオパロポ
ソロラの女性
サンタクララ・ラ・ラグーナ
典型的な男性の衣装

アティトゥラン湖 1
ラゴ( Lago アティトゥラン湖 ) 一周
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:観光地 ハイキング・登山 自然・植物 
投稿日:2012/10/26 02:34
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Lagoとはスペイン語で湖のことで、ここLago Atitlanアティトゥラン湖のことです。グアテマラは景勝地・観光地の多いところで、そのベスト3をあげるとすると1,2,はティカルTikalまたはアンティグアAntiguaの二つの世界遺産の地で誰も異存のないところだと思いますが、3,にここアティトゥラン湖をあげる方も多いのではないかと思われます。ま、この3ヶ所がぶっちぎりで他を圧していて、それほどこの地も多くの旅行者が訪れ、また日本の方はまだ少ないですが、多くの欧米人がこの地に住みついております。風光明媚という点で両世界遺産を上回るほどのところです。

さて、そのアティトゥラン湖の周囲には、それぞれに個性的でかつ魅力的な村が12存在します。この12という数字はなんでもカトリック信仰の強いグアテマラにあって聖書にある12使徒から名づけられていると聞いたことがありますが、聖書やキリスト教についての知識がないので詳細はわかりません。が、その地名には確かにそのような名を見出すことができます。すべてではありませんが、それらを列挙すると今わたしがいるところから順に時計回りで見ていくとSan Pedro(la Laguna),San Juan(la Laguna),San Pablo(la Laguna),Santa Clara(la Laguna),Santa Maria(Vistacion),San Marcos(la Laguna),Santa Cruz(la Laguna),San Jorge (la Laguna),Santa Catarina(Palopo),San Antonio(Palopo),San Lucas (Toliman),Santiago(Atitlan)となります<()内は同じ地名が多いグアテマラ内でその場所を示すもので、通常はあわせた呼称となります>。しかしこの中には正確にいうとLagoの畔でないものが3ヶ所あって、それはサンタクララ・ラ・ラグーナとサンタマリア・ビィスタション、そしてサンフォルヘ・ラ・ラグーナとなりますが(畔ではないが周辺の村とはいえる)、そのかわりTzununa,JaibalitoそしてLago周辺の村では最も観光客の多いパナハチェルPanajachelが湖畔の村(パナハチェルは街)として存在します。

で、次回からこれらの村を訪ねた印象や特徴をわかる範囲で紹介していきたいと思ってますが、必ずしも今回回ったときのものではない写真もあることをお断りしておきます(去年から今年にかけて回ったときのものが多いのですが、その写真が日本にあって今回掲げられないものもあります)。また数字等のデータが入手困難だったりして正確でないかもしれないこと、できれば地図を載せて説明したいところですがその方法がわからないので、今のところ載せられないことをお詫び申し上げます。

<アティトゥラン湖は典型的なカルデラ湖?でその周囲を山で囲まれており、そのどの地点からも晴れていれば絵になる写真が取れる、が今はまだ雨期の終わりでなかなか天気に恵まれることが少ない>
アティトゥラン湖 2
アティトゥラン湖 4
アティトゥラン湖 5

エルパソの国境
グアテマラへの道 9) 最終回
エリア:
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
  • 北米>アメリカ西部>アメリカ西部その他の都市
  • 中南米>グアテマラ
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/13 02:22
コメント(0)
何回かにわたって、拙い経験をもとにグアテマラへの道を探ってきましたが、今回が最終回となります。これまでに言い足りなかったこと、あとから思い出したこと修正が必要な点などを少し補足させていただきます。

便宜上三つの行きかたに分けてみたのですが、もう一度整理してみます。1,はアメリカかメキシコを経由のフライトでグアテマラに直接入る方法でした。これについては少なくとも帰路についてはもっとも有効な手段ではないかと思っております。それも前回記したメキシコ・タパチュラからのフライトがもっとも安いかと思われますが、その場合はタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<同>→ロスアンゼルス<大韓航空>→日本またはタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<アメリカン航空>→ダラス<同>→日本というルートになると思います。またグアテマラへのフライトの場合は1,日本<大韓航空>→ロスアンゼルス<ラクサまたはユナイテッド>→グアテマラシティ、2,日本<アメリカン航空>→ダラス<同>→グアテマラシティ、3,日本<ユナイテッド>→ヒューストン<同>→グアテマララシティの選択になるかと思われます。もっとも安く自分にあったフライトをこのトラベルコちゃん海外航空券検索で探せると思います(わたしはこれまでいつもここでticketを検索し取得してきました)。

さて、次の2,アメリカ、メキシコを陸路で踏破してグアテマラに入る場合ですが、その場合のメキシコシティから先については3,のメキシコからの陸路と同じということになりますので、ここではアメリカ〜メキシコシティ間の補足ということでいくつか述べたいと思います。アメリカの周遊についてはアメリカの特派員の方にお任せするとして、それでもアメリカ往復のオープンチケットの金額からするとやはりスタート地点は西海岸、もしくはニューヨーク(やはり需要の多いルートは安い航空券も多い)に絞られるのではないかと思われます。かつてもっと安かったグレイハウンドの周遊チケットは今でも経済的にアメリカを回る有効な手段ではないかと実感しています。今回はサンフランシスコで7日間のパスを253ドルで取得しましたが、前回記したルートをその都度購入していたらおそらくその倍以上の費用がかかったと思われます(いずれ詳しく計算してみます)いずれにしろそういう方法がまだあることを知って周遊ルートを模索するのは旅の中でも最も楽しいひと時となることでしょう。問題は、では何処からメキシコに入るかということですが、それはおのおのの周遊ルートからおのずから決まってくることで、何処からでもそれなりのルートが作れます。が、ひとつだけわたしの経験を述べさせていただけるなら、ティファナ〜メキシコシティを途中何処にも寄らずにいくのはやめたほうがよいということです。この間を15000〜20000円ものバス代を払って丸2日48時間バスに乗り続けることは狂気の沙汰です。そんなことをするメキシコ人はおりません。実はわたしはこのルートを2回も踏破したおおばか者です。しかし流石に最大24時間乗り続けたけれども途中下車いたしました。そのときに相席になったメキシコ人から何で飛行機で行かないのか不思議がられたのです。まったくその通りで、このルートはバハカルフォルニアに行く、あるいは途中のどこかに寄るということでない限り飛行機に利ありです。なお、少し調べたところによると普通国内線のほうが安いかと思ってティファナ→メキシコシティで飛ぼうとするかもしれませんが、検索の結果はロスアンゼルス→メキシコシティのほうが安かったのです。こういうこともあるのでティファナはサンチャゴ経由でロスから近いとしても(2,3時間?)、ここからの陸路入国が果たしてベストウェイかどうかはよーく調べてよーく検討されたほうがよいと思います。わたしのような大ばか者にならないためにも、です。しかし調べられることとなかなか調べられないこともある、以下は今回経験したわたしのもうひとつの失敗談です。

これはエルパソからの陸路入国についてです。エルパソまではグレイハウンドのパスを使って順調にきたのですが(途中最悪の大失態もあったが)、さてそこからはそのつどticketを買わなければなりません。一番不足していた情報はメキシコ側のシウダファレスのバスターミナルがどこにあるかでした。たぶん国境を越えた街中にあるであろうと思って、実はこの国境を長い橋をわたって歩いて越えました。エルパソ側のグレイハウンドのターミナルから6ドルでシウダファレス側のターミナルにいけることは知っていたのですが、それは高いのではないか?歩いて越えればメキシコ側の市バスで安くいけるのではと踏んでいたのです。ところがイミグレの手続きを終えて、その係官にターミナルの場所を聞くとどうも市バスは難しそうでタクシーで行けといっている、実はエルパソ側の橋の袂まで前日泊まったホテルからタクシーを使ったので(8ドル)、あまり気乗りしないでいるとそこへグレイハウンドのデポからシウダファレスのターミナルに行くバスがやってきました。なんとまあタイミングのよいことか!と、そのバスに乗り込んでターミナルまで行けたのですが、そのバス代がエルパソのターミナルから乗った場合と同じひとり6ドルでした。ということは橋の袂まで乗ったタクシー代が無駄になったということです。が、悔しさはそれだけにとどまらなかったのです。そのシウダファレスのバスターミナルからチワワまでのバス代が390ペソくらいで、ペソがないというと31ドルだといわれ31ドル、ドルで払いしました。ところが、あとでなんで知ったのか不明なのですがチワワへ行くバスはエルパソのグレイハウンドのターミナルからも出ていたのです。そしてその額がなんと31ドルだったのです。ということは、まるまる朝のタクシー代とシウダファレスのターミナルまでの6ドル×2、合計20ドル近くを余計に支出してしまったことがわかったのです。旅しているときの20ドルは結構大きいのです。悔しい思いをしました、知らないとこういうことがおこります。ついでにもうひとつ情報を、これも先がわからなくて起こることですが、エルパソで乗ったタクシー運転手に両替所にいってくれるよう頼んだのです。24時間オープンのそこのレートが1ドル=12,9ペソでした。この率がよいのかどうかがわからない、もしかしたらメキシコに入れば13,0くらいかもしれない、そう欲張ったのが失敗の元、当初必要と思われる分しか両替しませんでした。ところが、その後メキシコに入って1ドル=12,5以上のところは銀行でも両替屋でも一軒もありませんでした。もしかしたら結果的にはこちらの損失(といえるかどうかわからないが)のほうが大きかったといえるかもしれないという、よくある話でした、、。

さて、メキシコの陸路の旅は思いのほか高くつきます。それはバス代が高いからなのですが(南米のバスとそのシステムもすごいものがあると聞いてますが、実際を知りません、が、確かに40年前にすでにいいバスが走っていた記憶はある)メキシコのバス及びそのネットワーク、そのシステム、また道路のよさを思うと、ま、ある程度は納得せざるを得ません。今では完全にアメリカを凌駕しています。わたしはバス代の平均値を自己流で算出するのですが、それは1時間くらい走っていくらくらいかという方法です。もちろんばらつきはでますが、できるだけ事例を多くとって平均化させます。なので根拠としてはまったく何もない(たぶんバス会社各社でkmいくらの基準はあると思いますが、そんなの聞けない)、しかしそれで国別を比較してみるとメキシコは1時間70〜80ペソくらい、グアテマラは10〜15Qです。日本円にするとメキシコ500円くらい?グアテマラ150円くらい(日本の場合を計算したことはないがいくらくらいであろうか?)、大雑把にいって3倍差です。他の物価が2倍差もないのだから、これは明らかにメキシコのバスが高いことを物語っているのですが、先に述べたそのバスの立派さ、システム・ネットワーク、及び道路状況を勘案すると、これでもまだその差は少ないほうといえるかもしれない、それほどメキシコはバスが発達しています。なのでそれは諦めて逆に夜行バスも多いので長距離移動には夜行バスを使ってホテル代を浮かす(われわれはしょっちゅうそうしていた)というのがひとつの手だと思います。が、ここでひとつ注意したいこと及びわたしの不満は、その夜行バスが寒すぎることと乗客のためと思って流し続けるテレビがうるさすぎることです。ま、いつの日かそれも改善される日が来るかもしれませんので、それを楽しみにメキシコのバスに乗り続けていきたいと思ってます。それと同時にこれはまだよく調べていないのですが、そのバスにどうやら二等のバス網があるらしいということ、これが今後の課題で、できるだけ各地でチェックしていきたいと思ってますが、どなたか詳しい方がおられましたら教えてください。そんなことでもしメキシコのバス、それもシティまで行くバスの距離を縮めたいとしたら、先に申し上げたグレイハウンドのパスを使って、サンアントニオ〜ラレドまでいって、そこからメキシコに入ってモントレイ経由でシティに出るというがもっとも安そうです。少なくとも距離的にはティファナからの半分以下の距離しかありません。いずれにしろ何処の街にも大きなバスターミナルがあって、特にシティのバスターミナルはへたな国の国際空港より大きいくらい、そこであまたあるバス会社のうち何処にするか、その選択もまた難しいところですが、このバスターミナルがしっかりしているところ(国)はなんとも旅行者にとって有難いこと(頼もしいとか安心できるという意味です)だといわねばならないでしょう。

ここまで、余計なことも含めて書いてきてしまいましたが、シティから先は3回に分けて書いたので、とりあえず今のところ補足や訂正はありません。
ひとつだけ付記しておきたいのですが、これまでのわたしの陸路の旅やグアテマラ滞在記を別のところで書いていることをたびたび申し上げてきました。それって紹介してもかまわないかどうか、よくわからないのです。べつに宣伝するつもりはありませんが、そこにはいくつか参考になる情報もあるかと思いますので、もし許されるのになら、といって許可をいただいたわけではありませんが、そのアドレスを付記させていただこうかと思っております。つまらない記事やダブって述べていることもあるかもしれませんが参照してみてください。また、ご質問等ありましたら何でも承ります。今回はあと数ヶ月この地(広くグアテマラと解釈してください)に滞在しますので遠慮なくお問い合わせください。一応今回をもってグアイマラへの道を終了し、しばらくは次のテーマを - できるだけ現地報告をと思っておりますが - どうするか少しを考えさせていただこうと思っております。それではいずれまた、、

http://dokhakudokgo.cocolog-nifty.com

(写真説明;タイトル画像はエルパソ〜シウダファレスの国境、以下はその橋を歩いてわたってエルパソに通勤する人々の列、メキシコの西バスターミナル<このターミナルは東西南北にあるターミナルの中で小さいほう>、大きいところはバスのプラットホームが100近くある)

サンタフェ橋
メキシコ西バスターミナル
メキシコのバスターミナル

タパチュラ空港
グアテマラへの道 8) メキシコシティから その3、タパチュラルート
エリア:
  • 中南米>メキシコ>タパチュラ
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/12 06:00
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メキシコ辺境の地タパチュラTapachulaは日本との縁も深いところで、明治時代の榎本殖民の上陸の地として知られておりますが、それについて書かれている書物も多く、わたしの別のブログにも触れているのでここでは省略させていただきます。ただ、この地をわたしが最初に訪れたのはもう40年以上前で、その後も去年と今年のはじめに訪れたので、都合3回ほど足跡をしるしていることになります。それほどここが魅力的な街なのかというと実はそうでもなく、印象としてはただ暑いだけのほんとに辺境の地でしかありません。では、なぜに3度もかというと、ただグアテマラとの国境の街ということだけで、つまり最初(40数年前)はグアテマラ入国のために、そして去年はグアテマラの滞在期間(観光目的の場合ノービザですが、滞在期限は90日です)延長のために、今年はここから帰国のために飛んだということで、あくまでグアテマラに最も近い辺境の小都市という意味合いしかありません。しかし、実にグアテマラ関連で考えるときこの地が大きな意味を持ってくるのです。

今回のテーマである陸路でメキシコからグアテマラに入国するルートとして、このルートの利用価値も高いと思います。何回か引き合いに出している日本のガイドブックには(少し古い版のものですが)グアテマラ入国のルートとして最も短時間でいけるルートと記されていたのを記憶していますが、少なくともグアテマラシティを目指すのならその通りだと思います。メキシコシティからの距離では、前回紹介した二つのルートより少し遠く、直行バスでだいたい16〜18時間くらいかかります(メキシコのバスは等級があって価格も1000〜1500ペソと開きがある)。ただそこから先グアテマラシティまでが早いのです。というのもグアテマラという国はそのほとんどが山国で、その山間を縫うように昨日記したCA1(セントラルアメリカハイウェイNo,1)いってみればこの国の国道1号線が走っています。40年前はとんでもないひどい道だったと記憶してますが、今は片側2車線の立派なハイウェイとなっています(といってもこの国ではまだ高速道路というものはない)。ところが驚くなかれ、昨日中央ルートの国境の町と記したラメシアからグアテマラシティまでは約350kmくらいなのですが、その間わたしの記憶では直線道路が一ヶ所しかない、あとは全線山道・カープの連続です。ま、それでもこの国の優れたバスドライバー達はそんな険しい山道を他社に負けじと信じられないスピードで飛ばしていきます。それでラメシアの国境からグアテマラシティまでは7〜8時間です。さて、メキシコ・タパチュラからは2ヶ所の出口があると申し上げましたが、そのひとつにメキシコ・シウダヒダルゴ→グアテマラ・テクンウマンルートがあって、そのテクウウマンからグアテマラの中では比較的大きな街、レタルレウRetalhuleu、マサテナンゴMazatenango、エスキントゥラEscuintla(マサテナンゴだけはスチテペケスSuchitepequez県ですが、あとはそれぞれ同名の県のいずれも県庁所在地)を通ってグアテマラシティに出るのがCA2(一部CA9になるが)、いってみれば国道2号線です。こちらはメキシコから連なる南シェラマドレ山系の山すそを通っているのでアップダウンが比較的少ない平坦な路となっています。そしてその国境からシティまでの距離が250kmくらいなのでその間は6時間くらい、メキシコ側タパチュラからも直通バスがあってそれだと7時間です。ということでこのルートは各社ともグアテマラシティへの主要路として比較的デラックスなバスを投入しており本数も多い(1時間に1本、60Q?)、国境を越える国際バスは7時間で250Qくらいでした。つまり陸路でというかバスでグアテマラ入りする場合(特にグアテマラシティを目的地とした場合、あるいはその先の中米各国へ向かう場合)の最も入りやすいルートといえるのではないでしょうか(出る場合も)?。たぶん前回記したメキシコシティからの直通バスもこのルートを走っていると思われます。またタパチュラへの行き方としてオアハカ→タパチュラ(メキシコTAPO〜オアハカ400〜450ペソ 6時間、オアハカ〜タパチュラ400〜520ペソ 11〜12時間)もバスがあります。

さて、先に申し上げたようにわたしはこの国境を何回か出入りしています。この国の長期滞在者が滞在期間延長のためにとる方法としては、シティにあるイミグレーションオフィスでその手続きもできるらしいのですが、それよりもいったん外国に出て入りなおす人のほうが多いようです。その場合注意しなければならないのはグアテマラで有効な90日間はエルサルバドル、ホンデュラス、ニカラグアも含めてのことで、ということは上記の国に出ても期間の延長にはならないということです。なので、そのためにいったん外国に出るとは近隣国でいえば、メキシコかコスタリカかベリーズということになります。このうちコスタリカは少し遠いしベリーズはベリーズ入国のためのビザ代が高くつくので残された選択肢としてはメキシコが一番都合がよいということになります。ある情報によると、同じところから出てその日のうちに同じところから入りなおすこともできると聞いたこともあるのですが実際は引っかかる場合もあるらしい?。なので特にメキシコに用事がない人にはこの2ヶ所の入り口(出口?)があるタパチュラは結構重宝するのではないかと思われます。わたしの経験をいえば、シェラ<ケツェルテナンゴ>を朝発ってマラカタンMalacatan経由(コレクティボに乗り換え)で昼ころにはグアテマラ側国境の町エルカルメンEl Calmenにつき、小さな橋を渡ってメキシコ側の町タリスマンTalismanへ、そこからコレクティボで12ペソ(?今は少し値上がりしているかもしれない)でタパチュラの町へ出、そこで一泊して次の日は昼ころもう一方の出口(?)シウダヒダルゴCiudad Hidalgoまでまたコレクティボで(18〜20ペソ、4,50分かかる)、今度は結構長い橋を渡ってグアテマラ側の町テクンウマンCiudad Tecun Umanに入って、きた時とはまったく別ルートで夕方にはシェラに戻った、両国境ともなんら問題なく通過でき、かかった費用もほんのわずかですんだ(出入国費用としてし10Qくらいかかったか?バス代や宿泊代等は別のところに記したと思うが今は資料がなくてスミマセン)という経験があります。そう、そういう意味ではシェラに行くにも便利なルートだともいえそうです。

もうひとつここは欠くことのできない重要なポイントがあるのです。それは飛行場の存在です。タパチュラには国内線の空港があるので、この利用価値が高いということです。今ちなみにタパチュラ〜メキシコシティの航空券を検索してみると14,000〜15,000円です。一日2,3便しかありませんがシティまで1時間半です。一方前述したバスだとどうか?一番速くて高いバスで16時間1500ペソ(約1万円です、安いバスでも7000円くらい?)、これでは比較にならないと思います。もし途中寄り道するところがないのであれば、誰だって16時間のバスには乗りたくない、、ところが、というか、だからというか、ticketはなかなかとりにくくなっています。特にLCCの発達しているメキシコでもこの路線はLCCが飛んでいないので、だいたいいつも満席です。この路線は余裕をもった検索でないと難しいということですが、もし先のticketということならば、お得情報がひとつあります。この路線を飛んでいるのはAERO MEXICOだけですが、そこを傘下にもつ米国のアメリカン航空を利用する場合、日本からだと成田〜メキシコシティも、成田〜メキシコシティ経由(ストップオーバー可)タパチュラも同料金なのです。ということはメキシコ〜タパチュラ間がタダ、わたしは前言を翻してしまいます。おそらく日本〜グアテマラinの最安値は成田〜メキシコシティ経由タパチュラinして陸路でグアテマラに入る、特にリピーターの方々にはこの方法がお勧めではないかと思っております、、(今年3月にそのルートで日本に帰国しましたが、詳細はticket購入時に確認してください)。

(写真説明;タイトル画像はタパチュラ空港、下;直接本文とは関係がありませんが、タパチュラから北東100km?アカコヤグアAcacoyaguaにある榎本殖民の碑と、その100周年を記念した秋篠宮殿下の記念植樹の碑、いずれも今年3月撮影)

榎本殖民の碑
秋篠宮殿下 榎本殖民年記念植樹の碑

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