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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > ミラノ
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テーマ:
- 買物・土産
- / グルメ
こんにちは。ミラノのガイドの三浦です。
秋と言うよりは随分寒いので、初冬の香りがするミラノ。寒がりのイタリア人たちは皆ダウン着たりと冬装束です。
今年は早くもデパートにクリスマスコーナーが設けられたり、すでに各スイーツ屋さんではクリスマスのお菓子パネットーネが並んでいますが、今日はやはり季節のお菓子であるマロングラッセについてお話してみたいと思います。
マロングラッセってフランスが本場でしょ?と思っている方が多いと思うのですが、実はその発祥地は不確かでフランスかイタリアと言われているんです。
有力な説は後に王家となるトリノのサヴォイア公のカルロエマヌエレ1世のシェフが16世紀に発明したものと言うことです。名前がフランス語なのは、サヴォイア家自体がフランスから来た貴族なのでフランス語のネーミングも自然な成り行きです。
実際にイタリアの栗の生産量は世界で5位。フランスに比べると6倍もの生産量です。特にトリノを州都とするピエモンテ州のクネオが一番の生産地です。
と言うことで、北イタリアでは美味しいマロングラッセやモンブランが食べられるんですよ〜。
特に有名なのは王室御用達特許も与えられていた、そしてミラノ市から歴史的老舗認定を得ている老舗ジョヴァンニ・ガッリです。
今も昔と変わらず、保存料を使わない100年前からの手法で作られるマロングラッセ。