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- 【イタリア】サイクリング熱 上昇 !ローマで自転車探し!!
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:街中・建物・景色 留学・長期滞在 散歩・自転車
- 投稿日:2021/06/19 00:00
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Buongiorno!
イタリア政府公認旅サポート、マジカ?イタリアのピトッチです。
皆さん、コロナ禍の中いかがお過ごしですか?
イタリアでもいろんな規制があり、ローマっ子達もジッと家に籠っているのが苦手な人が多く、サイクリング熱が上昇しています。

うちのアウトドア夫も新しい自転車が欲しくて、30年以上乗っていたマウンテンバイクを売る為にebay に載せたら、凄い数のメールが来て直ぐに売れました。
バチカンの神学校に通っている感じの良い青年が取りに来たので、前後両タイヤの換え他ライトとかいろいろ小物も付けてあげたら、タイヤを肩に掛け小物が入った袋も持って、「あなたのために祈ります」とか言ってその自転車に乗って嬉しそうに帰って行きました。
その後、新しい自転車探し。
ネットで見ても良いと思う物はみんな売り切れで、ローマ中の自転車屋さんを巡りました。


友達と遠出をしたいということもあり、モーター付きの自転車も見ていたけれど、予算オーバーで諦めました。
しかし、こだわりはあるようで何件も回るが、ちょうど良さそうな物は全部売り切れ。
ある店では、1年前に注文したお客さんの自転車がやっと届いた、という所もありました。
どの店も、自転車を買いに来ている人が結構いました。
もう今回は諦めて、もう一つ折り畳み式の自転車があるので、しばらくはそれで我慢するかと思っていたら、お手頃価格のトレッキングバイクを見つけて、それを買いました。
もう自分で調整したり、いろんな部品を付けたり、大喜び!
乗り心地もとても良いとのこと。
無事に自転車が買えて良かったです。

1日街を廻っていて、自転車に乗っている人達をたくさん見かけました。
サイクリングコースとかは、もっと沢山の人がいるようだ。
私も運動の為に自転車デビューしようかしら?
皆さんも次回ローマに来られたら、自転車をレンタルして廻ってみても楽しいと思います。
ちなみに、レンタルスクーターもあります。

A presto! 次回もお楽しみに、
マジカ?イタリア

- 速報!ジーロ デ イタリア(Giro d’Italia)最終日、優勝者決定!
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- テーマ:お祭り・イベント 鑑賞・観戦 散歩・自転車
- 投稿日:2021/06/01 00:00
- コメント(0)
こんにちは!ミラノ発信者、ワキです。
今年104回めを数える自転車ロードレース、ジーロ デ イタリアが最終日を迎えました。
5月8日 トリノから始まり、全走行3410,9kmを21ステージ(tappa)で構成、30日(日曜日)は最終ステージミラノでした。
全ステージの合計タイムが一番短い選手が優勝、行程中の首位選手だけが着ることができるピンクのシャツ マリアローザ(Maglia Rosa)は、バイカーの名誉のシンボルで1931年から続いています。この色はイタリアのスポーツ紙 ガゼッタ デロ スポーツ(Gazetta dello sports)に由来しています。
21ステージはセナゴ(Senago)の町からミラノのドゥオーモ広場がゴールの30,3km。
優勝者は既にマリアローザで走行の
エガン アーリー ベルナル ゴメス(Egan Arley Bernal Gómez)、1997年1月生まれの24歳、コロンビア出身。2019年にはツール ド フランス(tour de france)で南米出身者初の優勝を果たした天才バイカー。
ベルナル!という声援の多さや、ミラノでコロンビアの旗をこんなにたくさん見るのは珍しい光景。恐らく20年近く前のF1のモントーヤ(Montoya)以来でしょうか。
表彰台(Podio)のベルナルは2位のイタリア人選手 ダミアーノ カルーゾ(Damiano Caruso)にエールを送る等、紳士的で心も広い。
若い彼らの心はもうツール ド フランスとオリンピックに向いているようでしたが。。。
因みにベルナルのチームはスカイテレビがスポンサーのスカイチームから始まったイギリスのイネオス グレナディオス(Ineos Grenadiers)、2010年からの先鋭チームで、ベルナルの自転車はイタリア製のピナレッロ( Pinarello)。
レースで勝てる自転車はピナレッロかビアンキ(Bianchi)と、どちらもイタリア製です。あとトレック(Trek)というアメリカ製のものも使われてきてはいますが、やはり主流はイタリアのものです。
イタリア人曰く、ツール ド フランスは世界最大のレースで、ジロ デ イタリアは世界最高のレースらしい。
快晴の下、セキュリティ強化で表彰台のシャンパンファイトまで近づくことは出来ませんでしたが、ミラネーゼの日曜の午後のイタリアをあげてのイベントに少しずつ復興に近づいている感がありました。
では、次回もお楽しみに!
編集:shota.k

- 【街並み散策】ローマ散歩道 ピカソ編【ローマ】
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:観光地 世界遺産 散歩・自転車
- 投稿日:2021/03/29 00:00
- コメント(0)
ローマ公認ガイドの竹内です。
早速ですが、ローマには、魅力的な裏道がたくさんあります。
その一つが数々のハイブランドが並ぶバッブイーノ通りの裏道マルグッタ通りです。
バッブイーノ通りは、17世紀クレメンテ7世の時代に整備された通りでローマの北門・ポポロ門から3方向に伸びる通りの一つです。
この北門は教皇様の権力が増大した1500年代以降は教皇様との謁見に向かう際に利用することが多く、かの天正遣欧使節団もこの門から入場し教皇宮殿に向かったそうです。
当時は多くの貴族の宮殿が並び、現在マルグッタ通りがある場所には、お屋敷の倉庫や厩舎が並んでいました。
17世紀にバンボッチャンテイと呼ばれる画家のグループがこの界隈に住み始めたことをきっかけに、この通りは「芸術家の通り」と呼ばれるようになります。
彼らは、当時のローマに住んでいた庶民の姿を遺跡の残るローマの風景と共に生々と描き一世を風靡します。
この時からこの通りは芸術家の通りと呼ばれるようになり、1917年ピカソがローマに3カ月間滞在した際にもこの通りの53番地Bにアトリエを構えました。彼のアトリエがあった宮殿の入り口に隣接して50年前にこの素敵な工房ができました。
さすが芸術家の通りですね!
個性的な書体で大理石の看板を制作しているのは、サンドロさんです。
オーダーメードも可能だそうです。詳しくは、彼のF Bのページをご覧ください。
https://www.facebook.com/La-Bottega-del-Marmoraro-769355589806398/?ref=page_internal
それ以外にも面白いギャラリーや工房がひしめき合う魅力的な通りです。
さてピカソは、当時 ロシア・バレエ団のために『パラード』という作品の企画をジャン・コクトーと共に行っていて、そのバレエ団の公演を見るためにローマに滞在することになったそうです。
台本は、詩人、小説家、脚本家、バレエ製作者となんでもこなす多才なジャン・コクトー。音楽は、異端児エリック・サテイ、そして衣装と舞台装飾をピカソが担当するというドリームチームによる制作でした。
このバレエ団のバレリーナのオルガが後にピカソの妻となります。
ピカソはローマに滞在時に、スペイン階段界隈を散歩し、カフェ・グレコに行き未来派の画家たちと芸術談義をするのを日課としていたようです。
スペイン階段には、美人が多くて有名なチョチャーリア地方の女性が、ローマ在住画家たちのモデルの仕事を得ようと屯していたそうです。
ピカソの描いたイタリア女性と呼ばれる作品は、その一人をモデルとして描いた作品でチョチャーラ地方の民族衣装や背景にサンピエトロ大聖堂が描かれています。
ピカソとジャンコクトーが滞在していたのは、現在でも多くの有名人が宿泊することで有名なデ・ルシエホテルだったそうです。
https://www.roccofortehotels.com/hotels-and-resorts/hotel-de-russie/promotions/
ピカソのアトリエからも見えたピンチョの丘ののどかな景色が見えるシークレットガーデン内のレストランも有名です。
!さあ皆様もピカソの見たローマを体感してみませんか!
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