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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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6 - 10件目まで(38件中)

Aurora国際空港
グアテマラrenewal情報 その1,空港近くの宿とSan Felipeのレストラン修正
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラシティ
  • 中南米>グアテマラ>アンティグア
テーマ:ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2017/02/20 01:39
コメント(0)
続けて新規情報と既存情報の修正です。
まず、空港近くのホテルについて、これも自分のブログからのコピペとなります。

<<初回に書いたようにグアテ市着は夜の20時ころだったが、その時間から直接Antiguaに向かうことは、もちろんシャトル利用で可能だった。が、この時田代さんところが予約を受け付けていたことを知らなかったので(後から知る、もっともHPを見ていればわかったことだけれど)、初日は空港近くに泊まって、次の日市バスとチキンバスでAntiguaに向かうことにして、日本でGuatemala国際空港近くのホテルを検索してみた。そしたら何件か安宿がヒットしたのだった。そのなかから最も安く、歩いても行けそうだったが、送迎付き、朝食付きで$20ドルのところに予約を入れていおいた。結果的にこのホテルは、ちゃんと出迎えてくれたし、朝食も悪くなかったし、わたしのトラブルにも協力的だったので、わたしはかなりいい評価を与えることになった。グアテ空港近くにわたし向きの安宿があることを知ったので、今後もし飛行機で再訪することがあれば、時間によっては躊躇なく利用することになると思う(ほかにも数件安宿-わたしの概念では高くても30ドル以下-があって、歩いてアクセス可能だったが、送迎もしてくれそうだった)、、>>

具体的に名前は出しませんが、上記のようにグアテAurora国際空港近辺には、送迎ありの安宿が数件あります。夜着、または早朝発の場合利用価値ありです。もちろん夜着の場合Antiguaまでのシャトルの呼び込みもいますが、US$30なんて言ってきます(US$10が相場)。また、田代さんのところP.Tashiroは有料で送迎してくれます、それぞれの状況に応じて選択されるとよいかと思います。


次に以前書いた‘San Felipeのペピアンがおいしい店’の修正報告です。これも自分のブログから転載します。本来ここでの趣旨を逸脱してる部分もありますが、読みづらくなるかと思うので、コピペをそのまま載せてしまいました、ご了承のほどを・・

<<以前‘San Felipeのペピアンがおいしい店’というタイトルで、たぶんそれは3年間くらい前に書いていたかと思う。これは責任を問われても応じようのない怠慢であったが、3年ぶりにそこを訪れてみた。ちょうど食事の提供のない日曜の午後、普通の学校は日曜は休みだが、プライベイトレッスンはお客の都合優先で、日にちの余裕のなかったわたしは、日曜の午前中も授業を受けたから、それが終わってからでかけてみた。San Felipeは歩いても30分くらいのところだが、バスなら15分?この時は2Q払ってHospital行きのバスでいった(帰りは歩いた)。3年前に記事にしたレストランは、終点のHospitalから少し戻ったところにあったからだ。間違いようのないその店は、が、しかし、なかったのである。いつからのことなのか、もちろん定かでなかったが、こういう記事の危うさを感じながら途方に暮れてしまった。つまり目的の一つはそこで昼食をとろうと思っていたのだから、食事何処を新たに探さなければならなくなった。San Felipeはおいしいレストランが、あの小さくてかわいらしい教会の周辺にいくつかあることでAntiguaの人には知られているところだったが、それらはいずれも有名になりすぎて高価なところとなっていた。ところが教会前の通りをHospitalの方へ曲がって少しいったところにあった、わたしが3年前に見つけたその店は、おいしいうえに低価格の店だったので、わたしが取り上げたのだった。だから、教会周辺の店に行くつもりはなく、他に安そうな店はないかと探してみた。ところが、捨てる神あれば拾う神ありとはこういうことをいうのか、ということが起こったのである。前のお店があったHospital通りを少し教会の方にいって、その角を曲がる手前に新しそうな店を見つけたのだった。こじんまりとした、こぎれいな店だったので躊躇わず入ってみた。すでに大勢の先客(グループのようだった)がいたがテーブルが一つ空いていたのでそこに席を占めた。応対に出たセニョリータ(実際は子供がいたからセニョーラ)の接客が感じよく、わからないメニュウadobadoとは何かスペイン語で聞いてみたら英語で答えが返ってきたのだ。それは豚肉とのことだったので、それを注文、でてきた料理は上品な、どこでも同じ味の、その辺のレストランとは一味違うものだったので、前の店と優るとも劣らないと折り紙をつけたくなったのであった。それでいわゆるalmuerzo(昼食、ま、ランチと解釈も可かと思う)22Qなら、紹介もしたくなるというものであった。ところが、それだけで話は終わらなかったのである。先客が帰って、わたし一人になったときに、あなたの英語ならスペイン語の先生になれるではないかといってみたのだ。それは何かと英語で気を遣っていてくれたからなのだが、その答えを聞いて、そういうことだったのかと納得させられたのであった。すでに彼女は、スペイン語学校の先生であったのだ。しかも、その学校はAntiguaのスペイン語学校の大手校の一つ、La Unionの先生であった。La Union? そう、それはわたしが7年前に初めてAntiguaにきて、スペイン語学校の評判も何も知らずに行きあたりバッタリに入学した学校だった。で、今のわたしのスペイン語はその時行き着いたレベルを超えるものにならなかったのだが、ということはその時学んだ2ヶ月間だったかが、いかに素晴らしい教育をしてくれたのかを今もって感じているのである。そしてその時の先生の名前を聞かれたから、よく覚えてないがCiuda Viejaの人だったといったら、Grendyとその先生の名前をだした、まさにGrendyだったことを思い出したが、すでにGrendyは在職してないとのことだった。そんな話から、少し弾みがついてこの店はいつから、と聞いてみると開店して3ヶ月とのことだった。さらにわたしがこの店を見つけた経緯を話し、前の店がすでになかったので、代りにこの店を紹介してもいいかと聞いてみると、もちろん、とその許可を得ることができたのだった。それでその店の写真を撮らせてもらったので、最後にその店を紹介してこの回を閉じることにする、、3年前も同じフレーズで閉じたような記憶があるが、この記事をAntiguaで見てくれた人がいたら、ぜひ一度行ってみてください ! ! 場所は先述したようにHospital行きのバスで終点下車、少し戻ってIglesiaへ曲がる角の手前、お店の名の前は‘Cafeteria El Buen Samaritano’とありました。果たして3年後にきた時、この店は健在であろうか?たぶん問題なさそうだけど、祈らずにはいられない・・>>

余計な文章が入ってますが、どうか寛大に、そして機会があったら行ってみてください!!

写真の挿入の仕方を忘れてしまって、まとめての掲載になってしまいました。タイトル画像はAurora国際空港で、上が3F出発フロア、下が1F到着フロアです。次に以下の写真、上から空港近くの宿は住宅街にあり、送迎車でなければたどりけなかったと思う。次がそこにあったシャトル案内の貼り紙、そして新しく見つけたレストランでわたしが食べたarmuerzo(昼食)、店の外観2枚と、ついでにSan Felipeの教会を載せました、、

宿の周辺
宿のシャトル案内
わたしが食べたalmuerzo
店外観 1
店外観 2
San Felipeの教会

ダラス空港、サイズ変更
2年ぶりの更新です、まずはアメリカ乗り継ぎ注意(わたしの失敗談)から !
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラシティ
テーマ:その他 
投稿日:2017/02/20 00:25
コメント(0)
情報が古くなってしまってしまっているのに多くの方に閲覧いただいて、恐縮とともに感謝です。で、あまりにも無責任すぎるとずっと思ってて、2年振りに、特に交通機関の情報(Cancun〜Belize〜Flores、Palenque〜Flores、Flores〜Guatemala city)のrenewalのため、今Guatemalaにきています。ただ、それらはこれから2週間旅をしながら確認していきますので(なので報告はたぶん日本に帰ってから?)、今日までの3週間の旅の中の新たな知見、また訂正・修正すべきことをまず報告しておこうと思います。表題の‘アメリカ乗り継ぎ注意’は、先に自分のブログに書いた内容のコピーですが、今回わたしの荷物がGuatemala空港に未着になった経緯を書いてますので、参考になればと思って転載しておきます。

<<これはたまたまわたしだけが被ったことかもしれませんし、またその理由もよくわからずにいて、一方的なamericanのミスだったのかもしれないので気持ち的には多少なりとも損害賠償(実質的損害はなくいわば慰謝料)を請求したいところなのですが、もしかしたら一点だけわたしに過失があったかもしれないという引っ掛かりがあったために、そんな大げさな行動はとらないできました。で、以下はamerican航空のダラス乗り継ぎ便で、グアテマラ到着時にわたしが預けた荷物が未着で、担当者は24時間以内に届けると請け負っておきながら、結果的に40時間もかかって(その間、各部署の無責任な発言に翻弄される)の到着となったことについての、もしかしたらというわたしの引っ掛かりについてを今一度振り返えりながら考察してみた次第、、もし関係者、あるいは事情に詳しい人がいれば教えていただきたいところです。

事の発端は、成田で荷を預けたところから始まります(正確にいうとそれは、ticket取得時の問題ともいえるが)。わたしはこのルート、americanでのダラス乗り継ぎで中米へは初めてではなかったのですが、数年前のことでその時のことはうっすらとしてか覚えてなかった、つまり確かな記憶はなかったのです。また一般的に同一の航空会社で乗り継ぐ場合、ほとんど荷物は自動的に乗り継ぎ便に移されるので、成田または羽田で預けたら、到着地までに何らアクションを起こすことはないはずですが、アメリカの場合だけは、乗り継ぎでも入国審査、セキュリティチェックを受けなければならないだけでなく、前の時は預けた荷物も一旦ピックアップして乗継便に移さなければならなかった記憶がかすかにあったのです。で、成田のカウンターでそれを確かめたのです。が、その時の担当者は、その必要はないとはっきり言ったのでした。日本語だから聞き違えることはない、で、わたしはそれを信じたのでした。もしかしたら、といったのは、それがそもそもの間違いだったのではないか、ということです。つまり、いったん降ろされた荷を自分でピックアップして、グアテマラ便に移さなかったことが、結果として荷物の未着の原因になったのではないか、ということです。

実は、そこにもう一つ伏線があったのです。つまり上の心配は、一応成田の担当者の言を信じたにせよ、引っ掛かりとしてあったから、いつもならそれでもターンテーブル(正確にいうとbaggage carousel、以下同)にでてくる荷を一応はチェックはするのだけれど、今回に限ってその時間がなかったことが、こういう事態を招いたのかもしれない、ということです。どういうことかというと、今回はもしかしたら乗り継げない可能性もあったほど乗り継ぎ時間がなかったことです。当初、ticket購入時にflight scheduleをみて、乗り継ぎ時間が2時間あったので、それなら十分だろうと思ってしまったことが、そもそも間違いだったかもしれないということです。いや、アメリカ乗り継ぎで中米に飛ぶ時の問題は、一に格安ticketがないこと、そして乗り継ぎの悪さにあります。以前に書いてますが、その点ではAeromexico利用が一番お勧めかも知れないし、もちろん利用したこともあるのだけれど、トータルコストがamerican利用より1.5倍くらい、15万ほどかかってしまうのです。なので、いまだ貧乏旅行者をやっているわたしは、飛行機代を抑えるとするとどうしてもアメリカ系の航空会社になってしまう、、アメリカ系だと先にいってるようにESTAが必要だったり、入国審査があったりで非常に面倒なのでできれば使いたくないのだけれど、今はそのルートが一番安い、、ただし、それでも便によっては30時間くらいかかるのはざらにあるのです。勢い、2時間の乗り継ぎは、少し短いと思いつつも、かつ低価格だったので飛びついてしまった(空港税等抜きで9万、しかもグアテマラまで飛べての往復なので、ある意味これは格安だった)のです。グアテマラまでのトータル時間は、17時間だったので、これは最短時間とさえいえた、が、これが落とし穴となった可能性はあるのです。アメリカ乗り継ぎの注意、その1は乗り継ぎ時間2時間は、十分でない !、ということを今回の経験で申しあげておきます。

まず、成田離陸時に、わたしが乗った便は40分遅れてました。で、到着も40分遅れでした。その時点で、次のグアテマラ便のボーディングタイム(登場開始時刻)まで、15分しかありませんでした。つまりボーデングタイムは、通常離陸時間の4〜50分前に設定されると思うから、つまり2時間の乗り継ぎ時間といっても実質は1時間くらいしかないところ(それを計算に入れてなかった)40分の遅れで、15分では入国審査、セキュリティチェック、そしてゲートまでの移動は、搭乗締め切りまでプラス20分あったとしても無理かもしれないと覚悟したのです。ま、それでも全力を尽くしてみた。先を急いでいたダラスの乗り継ぎ通路で乗り継ぎ便のボーディングパスが並べてあったのを見つけられたのも幸運だったが、そのボーディングパスには、express connectionの表示があり、それを見せることによって入国審査等で、多少優先されたのも幸いしたと思います。が、それでもとうにボーティングタイムは過ぎていたので、その後に通った荷物のターンテーブルは素通りしてしまったのです。そしてセキュリティチェックを終えたところで、わたしの名前を呼ぶファイナルコールを聞いたのです。自分の名前をファイナルコールとして聞くのは初めてでしたが、もしその時ターンテーブルで自分の荷物を探したりしていたら、それさえも聞くことなく、飛行機は飛び去っていた思います。わたしは、大急ぎでゲートまで走ってその便の最後の客としてぎりぎり搭乗できたのでした。

皮肉なことに、もしそれが原因で荷物が未着になったとしたなら、荷を確認していたら自分が飛べてなかっただろうということで、荷が2日遅れたにしろ、この際は荷を後回しにして正解だったのではないかと思っています。ということで、アメリカ乗り継ぎの注意、その2は、正しく確認してはいないが、預けたままでいいといわれても、一応乗り継ぎ時に荷物のチェックはした方がいいかもしれない、ということです(くれぐれも預けるときに確認してください)。それと、そもそも中米へのフライトで格安ticketを見つけるのは非常に難しいことを最後に付け加えておきます。>>

以上がコピペです。で、この後事情通の方からmailをいただき、その原因を推測してくれてますので、それも述べておきたいと思います。その方はGuatemala在住の日本人の方で何度もアメリカ経由で往復されている方でした。で、その方の経験によると、日本で預けた荷をアメリカでピックアップして、乗り継ぎ便に乗せ換える必要は通常ないそうです(つまり成田のカウンターの担当者がいってたことは正しかったということになります)。で、わたしの場合、たぶん人の乗り継ぎ時間が短すぎただけでなく、荷の乗せ換え時間もなかったのではないか?ということでした。ま、それで納得なのですが、以上のことから、今回このタイトルの結論としては、注意1のアメリカ乗り継ぎには(時間的に)十分余裕を持って!、ということになりそうです、、


express connection 2

カクチケルの娘
改めてグアテマラの魅力を探る、、
エリア:
  • 中南米>グアテマラ
テーマ:留学・長期滞在 
投稿日:2015/08/20 20:29
コメント(0)
ある人にグアテマラの魅力を伝えようとして、なかなか一言では表現できず、改めて思い返してみたのが以下の文章です。なので、たぶんすでにこの場で記してきたことと重なってしまうこともあるかと思いますが、そういうところは飛ばしてください。以下は、グアテマラに興味を持ってくれた方、あるいはどこか長期滞在に適したところはないかとお探しの方へ宛てた宣伝文?と思っていただければありがたいです。

ということで重複になるかもしれませんが、わたしのグアテマラとの出会いからいいますと、それは45年くらい前のことで、そのときは一週間ほどの滞在だったと思います。なのでそのときの記憶はほとんどありません。ただ、悪い印象もなかったと思います。そして、40年後に再びそこを訪れた理由としてはもともと中南米に関心があったこと、その中でもインディヘナ文化が色濃く残っている国として、そして中南米の中でもメキシコの下(隣)にあって、比較的アプローチがよかった(つまり他の中南米諸国に比べると日本から近い)ことがあげられます(その時点ではこの国に秘められた潜在的魅力に気づいてない)。

今述べたインディヘナ文化について、もう少し説明しておきますと、グアテマラ(あるいは中南米とくくることもできる)を語る上でのキーワードのひとつとしての‘インディヘナ’はスペイン語ですが、英語だとindianとかnativeとなり(インディアン・インディオといういい方は蔑称の響きがあってあまり使われなくなっています)いわゆる先住民のことをいっています。この先住民の歴史はとっても重要なのですが、ここでは詳しく述べる余裕がないので省かせていただきます。ただ通説に従えば彼らの先祖は最初からそこ(新大陸)に住んでいたのではなく、昔我々が習ったところでは、数万年前アメリカ大陸とユーラシア大陸はベーリング陸橋によって繋がっていた時期があって、そのわずかなチャンス(せいぜい数千年?あるいは数百年の単位だったのではないか?)に偶々ユーラシア大陸からアメリカ大陸に移動してしまった集団の末裔、という説が有力です。その説の延長でインディヘナの先祖・ルーツはモンゴロイド、即ち東洋系というのも通説になっていて、それを裏付けるものとしてモンゴロイドの特徴である新生児の蒙古斑が確認できると聞いたことがありましたが、わたしは確認しておりません。ただ、わたしが接した多くのインディヘナや映画などに描かれたインディヘナたちの特徴として、彼らの精神性や宗教性、及び伝統文化や習慣に確かにその面影を認めることは何度もありました。少なくともヨーロッパ文化との異質性は際だっており、我々との同質性・親和性を感ずるものは未だに多く残されているように思われます。ただし中南米の国々では、今日、人口の大半はヨーロッパ人との混血、いわゆるメスティソとかラディノと呼ばれる人たちに占められており、ほとんどがカトリックの信者となっているので、一般的にその人々のことをインディヘナとは呼びません。ですから、ほとんどの国々がヨーロッパ化する中で、虐げられつつ純粋性を保ってきた(いまや少数民族となってしまった)インディヘナとその文化は今は大変貴重なものとなっています。ということでアメリカン原住民をインディヘナとして一くくりに語ってしまいましたが、実は先に述べたように最初に新大陸に住み始めたグループは、ほんの数家族であったかもしれないのですが、それが数万年後には南米の末端まで行き渡たった膨大な数の集団に分かれ、その部族数は測り知れない数になって現在に至っています(消滅していった部族も数限りない‥)。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからがグアテマラのインディヘナの話になります。数こそまちまちですが、南北アメリカ大陸の全ての国(といってもそれぞれの国が独立に至るのは18世紀以降)にインディヘナの末裔は生き残っていました。が、時の趨勢、権力の形もまちまちでしたので、先住民インディヘナか混血せずに純血を保って集団を維持してこられた地域にもばらつきがありました。結果として純粋インディヘナが数多く集団を保ちえている国は以下の四カ国になってしまいました。グァテマラ、エクアドル、ペルー、ボリビアの四カ国です。その中でも中米のグアテマラ、南米のボリヴィアは国の総人口あたりのインディヘナの比率が高い国となっています。グアテマラの純粋インディヘナの全人口あたりの比率は60%を超えるという統計もあります。またグアテマラには現在22の(インディヘナの末裔としての)言語集団が残存していることが確認されています。それぞれの地域社会(コミュニティ)では同一言語の部族集団が一定のエリアに居住し、その地域言語が共同体の中では使用されています。それぞれの部族は伝統的民族衣装によってアイデンティファイされ、その伝統文化が受け継がれ維持されています。多様な民族集団が暮らすグアテマラの、自らの衣装は自らの伝統技術でもってあつらえ誇りをもって身につけている、そんな民族衣装が美しい村々を訪ねることは、グアテマラ滞在の大きな魅力、楽しみになるとわたしは確信してます。

タイトル画像はグアテマラ・インディヘナで第3番目に大きなグループ<カクチケル>の女性、ここの民族衣装はとても美しい;Panajachelにて、下の画像は山の民<イシル>の女性のとうもろこし市の風景;Chajulにて
キチェ Chajul の朝市
インディヘナのどこでもある定期市の風景、たぶんグアテマラインディヘナ最大グループのキチェの村だったと思うが、織物で有名なナウアラNahualaにて
ナウアラの市場
サンチャゴアティトゥランSantiago Atitlanはトゥトゥヒル(第6番目のグループ)最大の村、カテドラル前でトゥトゥヒルの女性
トゥトゥヒルの女性
特に女性の民族衣装は種族ごとに違っているのたけれど、いずれもカラフルできれい、、

以上、インディヘナが多く暮らしているところ、というのがグアテマラの魅力のひとつであると語ってきましたが、そのほかにも長期滞在者向きの魅力を探ってみます。まず、住みやすさのひとつに気候が温暖なことが挙げられます。グアテマラは気候区分としては乾期と雨期がありますが、気候帯としては大雑把に言って太平洋側の年中暑いところ、中央高地の常春地帯、そしてカリブ海側?マヤ遺跡の多く残る低地ジャングル地帯は湿潤熱帯エリアとなるかもしれません。で、多くのインディヘナの村々のある高地帯では、暖冷房器具というものを見たことがなく(経済的に購入できないという背景もありますが)年間を通じて、その必要性がないということを物語っています。次に物価の安さ、これはその国の経済レベルの反映ということになりますが、日本を基準にすれば1/3〜1/5くらいの物価なので、ま、5万円くらいで一月の生活は成り立ちます。あとは上記マヤの遺跡が最も多く残っている国として遺跡ファンには知られているところですが、そのほかにも見所(観光地・風光明媚なところ)の多い国です。

何に魅力を感じるかには個人差があるので一般的な点は以上ですが、個人的には先に挙げた<1>インディヘナ文化とインディヘナの人々、<2>近代化が遅れている点、<3>生活のしやすさ(気候のよさと物価が安いこと)、<4>マヤ遺跡の魅力、<5>日本から遠くて比較的日本人が少ない、の5つをわたしにとっての魅力として挙げておきたいと思います。

グアテマラの中でも治安が安定していて住みやすい街 Antiguaは(グアテマラでは3ヶ所しか指定されていない)世界遺産のひとつ(十字架の丘から)
十字架の丘からAntiguaの街
Antiguaにある3大教会のひとつサンフランシスコ教会(一部廃墟になっている)
サンフランシスコ教会
中米最大のセマナサンタには世界中から観光客が押し寄せる;2枚
セマナサンタ 2
セマナサンタ 1
世界一美しい湖と謳われているLago Atitlanアティトゥラン湖
Lago Atitlan
グアテマラ第一の観光スポット、マヤ最大の遺跡Tikalティカル遺跡;2枚
Tikal 3
Tikal 1
世界でも美しい鳥で、なかなか目にすることが難しい鳥ケツァールはグアテマラの国鳥
国鳥 ケツァール

Mopan River
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その3, ベリーズ〜グアテマラ国境越え
エリア:
  • 中南米>グアテマラ
  • 中南米>ベリーズ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/13 12:03
コメント(0)
このベリーズ〜Guatemala inルートは前回からお話ししているように二つあります。1,はグアテマラ国境近くの街サン・イグナシオSan Ignacio〜ベリーズ国境ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmen〜グアテマラ国境の街メルコール・デ・メンコスMerchor de Mencos〜フローレスFlores、2,がベリーズ南部の港街プンタ・ゴルタPunta Gorda〜グアテマラのカリブ海に面した港街プエルト・バリオスPuerto Barrios(orリビングストンLivingston)に渡るルートです。

1,サン・イグナシオ→ベンケ 30分2BZ$(バス;1時間に一本)。なお、途中シュナントニッチ遺跡入り口までは20分1.5BZ$、遺跡入り口からベンケは5〜10分くらいだったが同じく1.5BZ$。ベンケ→国境はタクシーで10分5BZ$、この間のタクシーはシェアすれば安くなるかと思ったが、その場合でも一人5BZ$だった。
出国手続きは37.5BZ$(US18.75ドル)払うだけで簡単、その分を残して、もしベリーズに戻らない場合は出国前に両替しておいたほうがよい。プンタ・ゴルダには両替屋は一人もいなかったが、こことメキシコ国境には両替屋がいて、それほど率は悪くなかった。
ベリーズのイミグレでスタンプを押してもらって、少し行くと左手にグアテマラのイミグレがある。ただ、うっかりすると見落としかねないくらいわかりずらい。わたしの場合は教えてくれた人がいて助けられたが、あとでアンティグアであった若い日本の男の子は素通りしてしまったといっていた(入国手続きを経てないと出国時面倒なことになるので、くれぐれも注意を!)。そこを過ぎるとたぶん国境と思われる橋があって、渡るとすぐにメルコール・デ・メンコスの街になっていた。だからグアテマラ側イミグレは橋の手前だったことになる。(この橋とその下を流れる川Mopan Riverはたいそう美しかったが、悔しいかな、このとき前日にカメラの充電を忘れていて、すでにバッテリー切れになっていたので写真がない)
グアテマラ側に入って、進行左手にコレクティボのターミナルあり(橋から5分くらい)ここから15分か20分おきにフローレス行きのコレクティボ(乗り合いワゴン車)がでている。2時間30Q(普通のバスもあるが本数は非常に少ない、一日2本?、弾丸編で書いたが、むしろベリーズ・シテイ〜フローレス間の直通バスのほうが本数は多い;5時間US25ドル、フローレス→ベリーズ・シティは160Q)ということで普通のバス・タクシー・コレクティボの乗り継ぎでベリーズ・シテイ→フローレスは乗継ぎがうまくいけば6時間約US12ドルだったので、やはりシャトルの半額となります。

2,ベリーズ・シティ〜プンタ・ゴルダのバスは前回書いたように普通バスで6時間半22BZ$だったが、一日4便?のプエルト・バリオス行きのボートに乗るにはプンタ・ゴルダに一泊しなければならないかもしれない。宿は数軒あって安宿は30BZ$〜、プンタ・ゴルタからのボートは写真のイミグレ兼船着場になっているところにあった看板によると一日4便あって50BZ$となっているが、曜日によって異なる可能性ありで要確認。というのもわたしは実際はプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダを利用したのだけれど、そのとき確認したら一日2本といわれ(当初プエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは一日3〜4便あると思っていたが10:30AMと1:30PMの2便しかないといわれた)当初の予定が狂ってしまった経緯があったからだ。また、リビングストンへのボート(to,from)についても詳細不明、わたしがプエルト・バリオスから乗ったボートは、どのような経緯かわからないがリビングストンを経由したので、もしかしたら、そのとき、そのときで寄ってくれることがあるのかもしれない?。いずれにしろプンタ・ゴルダ〜プエルト・バリオス間は本数ははっきりしないがデイリーであるのは確しかで、料金はプンタ・ゴルダ→プエルト・バリオス50BZ$、逆のプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは200Q(どちらもUS25ドル)約1時間の船旅である。

<写真の説明>タイトル画像は、シュナントニッチ遺跡入り口付近を流れるモパン川Mopan River、この奥(上流)数kmのところに国境あり。以下の写真は上から順に1,プエルト・バリオスの船着場、写真右のボートがプンタ・ゴルダ行きボート。2,プエルト・バリオス付近の海。3,リビングストンの船着場(わたしの乗ったボートはリビングストンに寄った)。4,この付近、カリブ海沿岸部に多く住むガリフナ系の人々(2012/2月リビングストンで撮影したもの)。5,プンタ・ゴルダの船着場、まっすぐ行った先にイミグレがある。6,イミグレをでたところにボートの発着案内板があった。7,何もない街プンタ・ゴルダの中央公園?。
プエルトバリオスの船着場
プエルトバリオス港付近2
リビングストンに寄る
2012/2リビングストン
プンタゴルダの船着場
プエルトバリオス行きポートの案内板
プンタゴルダの街の中心?

3,さて、では1,または2,のルートを使って、果たしてベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間はどちらがコスト的に安く時間的に早いのかという比較をしてみたい。それには3-1としてフローレス〜グアテマラ・シティのバス、3-2,プエルト・バリオス〜グアテマラ・シティのバスを調べればいいわけだが、フローレス〜グアテマラ・シティは弾丸編で述べているが8〜9時間130〜190Q(本数は多)、一方のプエルト・バリオス〜グアテマラ・シティはグアテマラの大手バス会社リテグアLiteguaの独占路線で5時間40〜80Q(こちらも本数は多、またLiteguaはデラックスバスから普通のバスまでバスのクラスも何種類かあり)。で、料金的に安いバスを使ったとして、3-1は前述のようにベリーズ・シティ〜フローレスが(便宜的にUSドルで表示すると)12ドルで、フローレス〜グアテマラ・シティ130Q:16.25ドル(1ドル;8Qとした場合)トータルすると約28ドル、時間的にはベリーズ・シティ午後発ちでフローレスからの夜行バスを使えば次の朝にグアテマラ・シティ着が可能(フローレスは見所が多いので数泊を勧めるが、もしそうでない場合、フローレス/サンタ・エレナのバスターミナルに例えば夕方着いたとしてもその日の夜行バスに空きがあるかは保証できない)。このルートは夜行バスを使えるのが大きい。3-2は移動費としては22BZ$+50BZ$+40Qでこちらは約41ドルとなり、もしプンタ・ゴルダもしくはプエルト・バリオスで一泊となるとその分の費用と時間もプラスしなければならなくなる(乗り継ぎ待ちを考えず移動時間だけならば多少短くトータル12〜3時間くらいか?)。なので時間的にもコスト的にも、またフローレスはグアテマラ屈指の観光地ということでもあるので、やはりフローレス経由が第一のお勧めルートとなるが、もし往復する場合となると、どちらを先にするかは別として、往きをフローレス経由にしたら帰路はリオ・ドゥルセ、リビングストン、プエルト・バリオスを絡めたルートをとるのが面白いかと思う。なおフローレスの宿やTikalツアーについては広く公開されていると思うので、それを参考にされるほうがいいと思うが、例えば安宿なんかだとドミで35Qくらいから、バストイレ共同で60Q〜、またTikalツアーも多くのトラベルエージェンシーが80Q〜から往復のツアー(入場料別途)をだしているが、サンタ・エレナのバスターミナルから片道30Qでミニバスもでているので、それを利用する手もあり。また、このルートのTikal以外のマヤ遺跡のひとつ、ベリーズ国境に近いヤシャ遺跡に行くにはフローレスからタクシーをチャーターすると高額になるので、その場合は国境の街メルコール・デ・メンコスまで行ってチャーターしたほうが安い(フローレスからの往復だと500Qは下らない、メルコール・デ・メンコスからだとせいぜい200Q?)。これは遺跡ファンは覚えておいて損はないと思う。ただ、今現在その先のナクム遺跡、あるいはナランホ遺跡へは悪路のためタクシーでは無理とのことだった。

Litegua社のデラックスバス/2012年2月撮影
Litegua

以下の写真も2012年撮影のヤシャ遺跡;3枚
2012/10 ヤシャ遺跡1
ヤシャ遺跡2
ヤシャ遺跡3

4,追加事項となります。前の記事を見直していて、グアテマラの出国税について後日記します、と書いていたのを(忘れてしまっていた)見つけ、ここに補足いたします。まず、プエルト・バリオスのイミグレは船着場の手前すぐのところにあり、これは見落とすことはないでしょう。問題は、そこでまさかの出国税80Q(またはUS10ドル)と言い渡されたことです。初めてのことでした。それまでに陸路でグアテマラを出国したことは何回かあり、一度も出国税なるものを払わされたことはなかったからです(メキシコ/パレンケ〜メキシコ/コロサル経由でグアテマラ/ラ・テクニカLa Tecnicaから入国したときに入国税として40Qとられたことはあった。そのほかホンデュラス/コパンにいったときも入国税か出国税を若干とられた記憶あり)。なので、本当のところグアテマラの出国税なるものはどのようになっているのか知らないのですが、もしかしたら新たにそのような決まりになったのかもしれないということと(これはメキシコの場合でもいえることですが)場所によって人によって異なるということも無きにしも非ず、なので、ある程度はそのつもりでいたほうがいいかもしれない、ということしかいえません、スミマセン。

以上、ベリーズ経由Guatemala inに関する今回知りえた情報をまとめてみたのですが、どのルートを通るにしてもベリーズ、グアテマラともに見所が結構あるので急がずにローカルバスでゆっくり旅することをお勧めします。当初お伝えしたように、それだと弾丸編のカンクン〜ベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間の移動費約US100ドルの半額で移動できるのですから‥。

ラマナイ遺跡2
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その2,ベリーズの見所?
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/09 08:48
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コロサルCorozal〜ベリーズ・シティBelize City間のバスはコロサルのバスターミナルに貼ってあった時刻表によるとかなりの本数があるようだったが、実際は1時間に一本か1時間半に一本くらいだったのではないか?。しかし早朝から夜遅くまで、かなりの本数があったのは確かで、料金はコロサル〜オレンジ・ウォークOrange Walkが4BZ$(国境〜オレンジ・ウォーク5BZ$)オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティ5BZ$(国境〜ベリーズ・シティ10BZ$、コロサル〜ベリーズ・シティ9BZ$)と非常にわかりやすいものだった。また、時間もかなり正確で(これはベリーズ全体にいえることだが、交通量が少なく渋滞がないので時刻が安定している印象あり)コロサル〜オレンジ・ウォークが1時間、オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティは1時間半だった。なので国境あるいはコロサルからベリーズ・シティまでのバスは座れればなんら問題はないけれど、その途中の大きな街(旅行者にとって重要な街)オレンジ・ウォークからの乗車だと座れない場合あり。

<写真説明>タイトル画像はラマナイ遺跡、下はコロサルのバス停に貼ってあった時刻表、その下はオレンジウォークのバスターミナル
コロサルのバス停に貼ってあった時刻表
オレンジウォークのバスターミナル

ベリーズ・シティのバスターミナルは日本でいえば東京駅みたいなところで、ベリーズ各地へ(から)のバスがすべてそこから発着していて、乗り場が5ヶ所くらいあったが、同時に2台以上のバスが停車しているのを見たことがなく、また各地へのバスの案内(時刻表?)みたいなものもなかった。なので、詳しいバス情報は正直よくわからないのだが、聞いた範囲で以下のことがわかった。そこからは知らない街も含めて各地へバスが出ていたが、我々旅行者に重要なのは次の3方面と思われる。
1,オレンジ・ウォーク、コロサル、メキシコ国境方面は上記のように1時間〜1時間半に一本?。
2,サン・イグナシオSan Ignacio、グアテマラ国境の街ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmenへは1時間に一本(曜日によって30分に一本といっていた)サン・イグナシオまでは2時間半9BZ$、サンイグナシオ〜ベンケは30分2BZ$。
3,ダングリガDangriga、プンタ・コルダ Punta Gorda(グアテマラ/プエルトバリオスへのボートが出ているところ)は早朝から夕方まで一日10本くらいあることがわかった。ベリーズ・シティ〜ダングリガまで3時間、プンタ・ゴルダまではExpressが2本あって、それだと5時間半 24BZ$(?)、普通は6時間半22BZ$だった。なお、現在の首都であるベルモパンBelmopanへは、2,と3,のバスがすべて通るので本数は多、時間は1時間15分といったところか?
いずれにしろベリーズのバスは比較的時間どおりなのと、わりとバス代は安いという印象があった。例えばメキシコ国境からベリーズシティ経由でグアテマラ国境のベンケまではベリーズ・シティ乗換えだが、バス待ちの時間を除けば6時間21BZ$(US10.5ドル)、もうひとつの国境の港であるプンタ・ゴルダまでは少し遠いので時間はかかるが、それでもバス待ちを考慮にいれなければExpress利用で8時間半34BZ$(US17ドル)、つまりベリーズを一日で通り抜けるのは十分に可能なのであった。

首都ベルモパンのバスターミナル
ベルモパンのバスターミナル

ベリーズはやはり海派の人向きの国といえるだろう。有名なカリブ海のリゾート地キー・カーカーCaye Caulkerやサン・ペドロSan Pedroへはベリーズシティの中心スィング橋の袂(バスターミナルから歩いて15分くらい)からボートがしきりに出ているし、ダングリガやプラセンシアPlacenciaもカリブ海に面したビーチのある街である。アンティグアであった日本の若者は、どこからと聞き逃したが、その近くから無人島に渡りそこでしばらく過ごしていたと話していた。

写真下、左に停泊中のボートがキーカーカー行き?
キーカーカー行きのボート?

ダングリガバス停近くのロータリーのガリフナの太鼓像
ダングリガの街のロータリー


残念ながらわたしは海やビーチに関しては縁がなかったので、くわしくお伝えすることができないが、ベリーズはその他にもマヤの遺跡が多く残されいることでも有名である。その中でも特に重要な遺跡ラマナイLamanaiとアルトゥンハAltun Haはオレンジウォークから、カラコルCaracolはサンイグナシオからのツアーがあった。また、サンイグナシオ近くにはシュナントニッチXunantunich、カハル・ペッチCahal Pechという遺跡もあったが、それはツアーを利用しなくても訪れることができた。いずれの場合もオレンジウォーク泊、またはサンイグナシオ泊となるが、オレンジウォークは35BZ$〜、サンイグナシオは30BZ$〜の安宿あり、どちらもなかなか面白く魅力的な街だった。すべての遺跡を訪れたわけではないが、近いうちにその詳細をホームページに記す予定。ベリーズという国にはそれほど期待はしていなかったが、訪れてみると存外面白く、のんびりしているのとちょっと近隣諸国と違ったユニークさがあって思いがけず気に入ってしまった。たぶん、まだ国が新しいのと英国領だったからか、なにかとても新鮮さを感じ、また未知数・未開発な部分が多いことから将来楽しみな魅力を秘めている国といえた。

サンイグナシオの安宿街<この写真は朝の6時ころ撮ったもので、人影がないが、夕方からこの界隈はレストラン・ホテル・トラベルエージェントのひしめくエリアなのでものすごい賑わいをみせていた>
サンイグナシオの安宿街

シュナントニッチ遺跡へはこの艀に乗って対岸に渡り歩いて30分、もっとも歩いている人はわたしくらいで、ほとんどはツアー客で車で5分、その下が弾丸編のタイトルにも使ったシュナントニッチ遺跡
シュナントニッチ遺跡は艀に乗って
シュナントニッチ遺跡

オレンジウォークの街の中心
オレンジウェークの中心

ラマナイ遺跡へは下の写真のボートで行くツアーがあって、これに参加した(100BZ$)
ラマナイ遺跡はボートに乗って
このボートツアーはなかなかよかった(オレンジウォークから約1時間半)
ボートツアー
タイトル画像と下の2枚がラマナイ遺跡
ラマナイ遺跡4
ラマナイ遺跡3

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