1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. ますお めのすさん
  4. グアテマラの記事一覧
  5. 7ページ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

  海外エリア: 中南米 > メキシコ の他のブログはこちら|

中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

カレンダー
3月<2024年4月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

記事一覧

31 - 35件目まで(38件中)

エルパソの国境
グアテマラへの道 9) 最終回
エリア:
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
  • 北米>アメリカ西部>アメリカ西部その他の都市
  • 中南米>グアテマラ
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/13 02:22
コメント(0)
何回かにわたって、拙い経験をもとにグアテマラへの道を探ってきましたが、今回が最終回となります。これまでに言い足りなかったこと、あとから思い出したこと修正が必要な点などを少し補足させていただきます。

便宜上三つの行きかたに分けてみたのですが、もう一度整理してみます。1,はアメリカかメキシコを経由のフライトでグアテマラに直接入る方法でした。これについては少なくとも帰路についてはもっとも有効な手段ではないかと思っております。それも前回記したメキシコ・タパチュラからのフライトがもっとも安いかと思われますが、その場合はタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<同>→ロスアンゼルス<大韓航空>→日本またはタパチュラ<アエロメヒコ>→メキシコシティ<アメリカン航空>→ダラス<同>→日本というルートになると思います。またグアテマラへのフライトの場合は1,日本<大韓航空>→ロスアンゼルス<ラクサまたはユナイテッド>→グアテマラシティ、2,日本<アメリカン航空>→ダラス<同>→グアテマラシティ、3,日本<ユナイテッド>→ヒューストン<同>→グアテマララシティの選択になるかと思われます。もっとも安く自分にあったフライトをこのトラベルコちゃん海外航空券検索で探せると思います(わたしはこれまでいつもここでticketを検索し取得してきました)。

さて、次の2,アメリカ、メキシコを陸路で踏破してグアテマラに入る場合ですが、その場合のメキシコシティから先については3,のメキシコからの陸路と同じということになりますので、ここではアメリカ〜メキシコシティ間の補足ということでいくつか述べたいと思います。アメリカの周遊についてはアメリカの特派員の方にお任せするとして、それでもアメリカ往復のオープンチケットの金額からするとやはりスタート地点は西海岸、もしくはニューヨーク(やはり需要の多いルートは安い航空券も多い)に絞られるのではないかと思われます。かつてもっと安かったグレイハウンドの周遊チケットは今でも経済的にアメリカを回る有効な手段ではないかと実感しています。今回はサンフランシスコで7日間のパスを253ドルで取得しましたが、前回記したルートをその都度購入していたらおそらくその倍以上の費用がかかったと思われます(いずれ詳しく計算してみます)いずれにしろそういう方法がまだあることを知って周遊ルートを模索するのは旅の中でも最も楽しいひと時となることでしょう。問題は、では何処からメキシコに入るかということですが、それはおのおのの周遊ルートからおのずから決まってくることで、何処からでもそれなりのルートが作れます。が、ひとつだけわたしの経験を述べさせていただけるなら、ティファナ〜メキシコシティを途中何処にも寄らずにいくのはやめたほうがよいということです。この間を15000〜20000円ものバス代を払って丸2日48時間バスに乗り続けることは狂気の沙汰です。そんなことをするメキシコ人はおりません。実はわたしはこのルートを2回も踏破したおおばか者です。しかし流石に最大24時間乗り続けたけれども途中下車いたしました。そのときに相席になったメキシコ人から何で飛行機で行かないのか不思議がられたのです。まったくその通りで、このルートはバハカルフォルニアに行く、あるいは途中のどこかに寄るということでない限り飛行機に利ありです。なお、少し調べたところによると普通国内線のほうが安いかと思ってティファナ→メキシコシティで飛ぼうとするかもしれませんが、検索の結果はロスアンゼルス→メキシコシティのほうが安かったのです。こういうこともあるのでティファナはサンチャゴ経由でロスから近いとしても(2,3時間?)、ここからの陸路入国が果たしてベストウェイかどうかはよーく調べてよーく検討されたほうがよいと思います。わたしのような大ばか者にならないためにも、です。しかし調べられることとなかなか調べられないこともある、以下は今回経験したわたしのもうひとつの失敗談です。

これはエルパソからの陸路入国についてです。エルパソまではグレイハウンドのパスを使って順調にきたのですが(途中最悪の大失態もあったが)、さてそこからはそのつどticketを買わなければなりません。一番不足していた情報はメキシコ側のシウダファレスのバスターミナルがどこにあるかでした。たぶん国境を越えた街中にあるであろうと思って、実はこの国境を長い橋をわたって歩いて越えました。エルパソ側のグレイハウンドのターミナルから6ドルでシウダファレス側のターミナルにいけることは知っていたのですが、それは高いのではないか?歩いて越えればメキシコ側の市バスで安くいけるのではと踏んでいたのです。ところがイミグレの手続きを終えて、その係官にターミナルの場所を聞くとどうも市バスは難しそうでタクシーで行けといっている、実はエルパソ側の橋の袂まで前日泊まったホテルからタクシーを使ったので(8ドル)、あまり気乗りしないでいるとそこへグレイハウンドのデポからシウダファレスのターミナルに行くバスがやってきました。なんとまあタイミングのよいことか!と、そのバスに乗り込んでターミナルまで行けたのですが、そのバス代がエルパソのターミナルから乗った場合と同じひとり6ドルでした。ということは橋の袂まで乗ったタクシー代が無駄になったということです。が、悔しさはそれだけにとどまらなかったのです。そのシウダファレスのバスターミナルからチワワまでのバス代が390ペソくらいで、ペソがないというと31ドルだといわれ31ドル、ドルで払いしました。ところが、あとでなんで知ったのか不明なのですがチワワへ行くバスはエルパソのグレイハウンドのターミナルからも出ていたのです。そしてその額がなんと31ドルだったのです。ということは、まるまる朝のタクシー代とシウダファレスのターミナルまでの6ドル×2、合計20ドル近くを余計に支出してしまったことがわかったのです。旅しているときの20ドルは結構大きいのです。悔しい思いをしました、知らないとこういうことがおこります。ついでにもうひとつ情報を、これも先がわからなくて起こることですが、エルパソで乗ったタクシー運転手に両替所にいってくれるよう頼んだのです。24時間オープンのそこのレートが1ドル=12,9ペソでした。この率がよいのかどうかがわからない、もしかしたらメキシコに入れば13,0くらいかもしれない、そう欲張ったのが失敗の元、当初必要と思われる分しか両替しませんでした。ところが、その後メキシコに入って1ドル=12,5以上のところは銀行でも両替屋でも一軒もありませんでした。もしかしたら結果的にはこちらの損失(といえるかどうかわからないが)のほうが大きかったといえるかもしれないという、よくある話でした、、。

さて、メキシコの陸路の旅は思いのほか高くつきます。それはバス代が高いからなのですが(南米のバスとそのシステムもすごいものがあると聞いてますが、実際を知りません、が、確かに40年前にすでにいいバスが走っていた記憶はある)メキシコのバス及びそのネットワーク、そのシステム、また道路のよさを思うと、ま、ある程度は納得せざるを得ません。今では完全にアメリカを凌駕しています。わたしはバス代の平均値を自己流で算出するのですが、それは1時間くらい走っていくらくらいかという方法です。もちろんばらつきはでますが、できるだけ事例を多くとって平均化させます。なので根拠としてはまったく何もない(たぶんバス会社各社でkmいくらの基準はあると思いますが、そんなの聞けない)、しかしそれで国別を比較してみるとメキシコは1時間70〜80ペソくらい、グアテマラは10〜15Qです。日本円にするとメキシコ500円くらい?グアテマラ150円くらい(日本の場合を計算したことはないがいくらくらいであろうか?)、大雑把にいって3倍差です。他の物価が2倍差もないのだから、これは明らかにメキシコのバスが高いことを物語っているのですが、先に述べたそのバスの立派さ、システム・ネットワーク、及び道路状況を勘案すると、これでもまだその差は少ないほうといえるかもしれない、それほどメキシコはバスが発達しています。なのでそれは諦めて逆に夜行バスも多いので長距離移動には夜行バスを使ってホテル代を浮かす(われわれはしょっちゅうそうしていた)というのがひとつの手だと思います。が、ここでひとつ注意したいこと及びわたしの不満は、その夜行バスが寒すぎることと乗客のためと思って流し続けるテレビがうるさすぎることです。ま、いつの日かそれも改善される日が来るかもしれませんので、それを楽しみにメキシコのバスに乗り続けていきたいと思ってます。それと同時にこれはまだよく調べていないのですが、そのバスにどうやら二等のバス網があるらしいということ、これが今後の課題で、できるだけ各地でチェックしていきたいと思ってますが、どなたか詳しい方がおられましたら教えてください。そんなことでもしメキシコのバス、それもシティまで行くバスの距離を縮めたいとしたら、先に申し上げたグレイハウンドのパスを使って、サンアントニオ〜ラレドまでいって、そこからメキシコに入ってモントレイ経由でシティに出るというがもっとも安そうです。少なくとも距離的にはティファナからの半分以下の距離しかありません。いずれにしろ何処の街にも大きなバスターミナルがあって、特にシティのバスターミナルはへたな国の国際空港より大きいくらい、そこであまたあるバス会社のうち何処にするか、その選択もまた難しいところですが、このバスターミナルがしっかりしているところ(国)はなんとも旅行者にとって有難いこと(頼もしいとか安心できるという意味です)だといわねばならないでしょう。

ここまで、余計なことも含めて書いてきてしまいましたが、シティから先は3回に分けて書いたので、とりあえず今のところ補足や訂正はありません。
ひとつだけ付記しておきたいのですが、これまでのわたしの陸路の旅やグアテマラ滞在記を別のところで書いていることをたびたび申し上げてきました。それって紹介してもかまわないかどうか、よくわからないのです。べつに宣伝するつもりはありませんが、そこにはいくつか参考になる情報もあるかと思いますので、もし許されるのになら、といって許可をいただいたわけではありませんが、そのアドレスを付記させていただこうかと思っております。つまらない記事やダブって述べていることもあるかもしれませんが参照してみてください。また、ご質問等ありましたら何でも承ります。今回はあと数ヶ月この地(広くグアテマラと解釈してください)に滞在しますので遠慮なくお問い合わせください。一応今回をもってグアイマラへの道を終了し、しばらくは次のテーマを - できるだけ現地報告をと思っておりますが - どうするか少しを考えさせていただこうと思っております。それではいずれまた、、

http://dokhakudokgo.cocolog-nifty.com

(写真説明;タイトル画像はエルパソ〜シウダファレスの国境、以下はその橋を歩いてわたってエルパソに通勤する人々の列、メキシコの西バスターミナル<このターミナルは東西南北にあるターミナルの中で小さいほう>、大きいところはバスのプラットホームが100近くある)

サンタフェ橋
メキシコ西バスターミナル
メキシコのバスターミナル

タパチュラ空港
グアテマラへの道 8) メキシコシティから その3、タパチュラルート
エリア:
  • 中南米>メキシコ>タパチュラ
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/12 06:00
コメント(0)
メキシコ辺境の地タパチュラTapachulaは日本との縁も深いところで、明治時代の榎本殖民の上陸の地として知られておりますが、それについて書かれている書物も多く、わたしの別のブログにも触れているのでここでは省略させていただきます。ただ、この地をわたしが最初に訪れたのはもう40年以上前で、その後も去年と今年のはじめに訪れたので、都合3回ほど足跡をしるしていることになります。それほどここが魅力的な街なのかというと実はそうでもなく、印象としてはただ暑いだけのほんとに辺境の地でしかありません。では、なぜに3度もかというと、ただグアテマラとの国境の街ということだけで、つまり最初(40数年前)はグアテマラ入国のために、そして去年はグアテマラの滞在期間(観光目的の場合ノービザですが、滞在期限は90日です)延長のために、今年はここから帰国のために飛んだということで、あくまでグアテマラに最も近い辺境の小都市という意味合いしかありません。しかし、実にグアテマラ関連で考えるときこの地が大きな意味を持ってくるのです。

今回のテーマである陸路でメキシコからグアテマラに入国するルートとして、このルートの利用価値も高いと思います。何回か引き合いに出している日本のガイドブックには(少し古い版のものですが)グアテマラ入国のルートとして最も短時間でいけるルートと記されていたのを記憶していますが、少なくともグアテマラシティを目指すのならその通りだと思います。メキシコシティからの距離では、前回紹介した二つのルートより少し遠く、直行バスでだいたい16〜18時間くらいかかります(メキシコのバスは等級があって価格も1000〜1500ペソと開きがある)。ただそこから先グアテマラシティまでが早いのです。というのもグアテマラという国はそのほとんどが山国で、その山間を縫うように昨日記したCA1(セントラルアメリカハイウェイNo,1)いってみればこの国の国道1号線が走っています。40年前はとんでもないひどい道だったと記憶してますが、今は片側2車線の立派なハイウェイとなっています(といってもこの国ではまだ高速道路というものはない)。ところが驚くなかれ、昨日中央ルートの国境の町と記したラメシアからグアテマラシティまでは約350kmくらいなのですが、その間わたしの記憶では直線道路が一ヶ所しかない、あとは全線山道・カープの連続です。ま、それでもこの国の優れたバスドライバー達はそんな険しい山道を他社に負けじと信じられないスピードで飛ばしていきます。それでラメシアの国境からグアテマラシティまでは7〜8時間です。さて、メキシコ・タパチュラからは2ヶ所の出口があると申し上げましたが、そのひとつにメキシコ・シウダヒダルゴ→グアテマラ・テクンウマンルートがあって、そのテクウウマンからグアテマラの中では比較的大きな街、レタルレウRetalhuleu、マサテナンゴMazatenango、エスキントゥラEscuintla(マサテナンゴだけはスチテペケスSuchitepequez県ですが、あとはそれぞれ同名の県のいずれも県庁所在地)を通ってグアテマラシティに出るのがCA2(一部CA9になるが)、いってみれば国道2号線です。こちらはメキシコから連なる南シェラマドレ山系の山すそを通っているのでアップダウンが比較的少ない平坦な路となっています。そしてその国境からシティまでの距離が250kmくらいなのでその間は6時間くらい、メキシコ側タパチュラからも直通バスがあってそれだと7時間です。ということでこのルートは各社ともグアテマラシティへの主要路として比較的デラックスなバスを投入しており本数も多い(1時間に1本、60Q?)、国境を越える国際バスは7時間で250Qくらいでした。つまり陸路でというかバスでグアテマラ入りする場合(特にグアテマラシティを目的地とした場合、あるいはその先の中米各国へ向かう場合)の最も入りやすいルートといえるのではないでしょうか(出る場合も)?。たぶん前回記したメキシコシティからの直通バスもこのルートを走っていると思われます。またタパチュラへの行き方としてオアハカ→タパチュラ(メキシコTAPO〜オアハカ400〜450ペソ 6時間、オアハカ〜タパチュラ400〜520ペソ 11〜12時間)もバスがあります。

さて、先に申し上げたようにわたしはこの国境を何回か出入りしています。この国の長期滞在者が滞在期間延長のためにとる方法としては、シティにあるイミグレーションオフィスでその手続きもできるらしいのですが、それよりもいったん外国に出て入りなおす人のほうが多いようです。その場合注意しなければならないのはグアテマラで有効な90日間はエルサルバドル、ホンデュラス、ニカラグアも含めてのことで、ということは上記の国に出ても期間の延長にはならないということです。なので、そのためにいったん外国に出るとは近隣国でいえば、メキシコかコスタリカかベリーズということになります。このうちコスタリカは少し遠いしベリーズはベリーズ入国のためのビザ代が高くつくので残された選択肢としてはメキシコが一番都合がよいということになります。ある情報によると、同じところから出てその日のうちに同じところから入りなおすこともできると聞いたこともあるのですが実際は引っかかる場合もあるらしい?。なので特にメキシコに用事がない人にはこの2ヶ所の入り口(出口?)があるタパチュラは結構重宝するのではないかと思われます。わたしの経験をいえば、シェラ<ケツェルテナンゴ>を朝発ってマラカタンMalacatan経由(コレクティボに乗り換え)で昼ころにはグアテマラ側国境の町エルカルメンEl Calmenにつき、小さな橋を渡ってメキシコ側の町タリスマンTalismanへ、そこからコレクティボで12ペソ(?今は少し値上がりしているかもしれない)でタパチュラの町へ出、そこで一泊して次の日は昼ころもう一方の出口(?)シウダヒダルゴCiudad Hidalgoまでまたコレクティボで(18〜20ペソ、4,50分かかる)、今度は結構長い橋を渡ってグアテマラ側の町テクンウマンCiudad Tecun Umanに入って、きた時とはまったく別ルートで夕方にはシェラに戻った、両国境ともなんら問題なく通過でき、かかった費用もほんのわずかですんだ(出入国費用としてし10Qくらいかかったか?バス代や宿泊代等は別のところに記したと思うが今は資料がなくてスミマセン)という経験があります。そう、そういう意味ではシェラに行くにも便利なルートだともいえそうです。

もうひとつここは欠くことのできない重要なポイントがあるのです。それは飛行場の存在です。タパチュラには国内線の空港があるので、この利用価値が高いということです。今ちなみにタパチュラ〜メキシコシティの航空券を検索してみると14,000〜15,000円です。一日2,3便しかありませんがシティまで1時間半です。一方前述したバスだとどうか?一番速くて高いバスで16時間1500ペソ(約1万円です、安いバスでも7000円くらい?)、これでは比較にならないと思います。もし途中寄り道するところがないのであれば、誰だって16時間のバスには乗りたくない、、ところが、というか、だからというか、ticketはなかなかとりにくくなっています。特にLCCの発達しているメキシコでもこの路線はLCCが飛んでいないので、だいたいいつも満席です。この路線は余裕をもった検索でないと難しいということですが、もし先のticketということならば、お得情報がひとつあります。この路線を飛んでいるのはAERO MEXICOだけですが、そこを傘下にもつ米国のアメリカン航空を利用する場合、日本からだと成田〜メキシコシティも、成田〜メキシコシティ経由(ストップオーバー可)タパチュラも同料金なのです。ということはメキシコ〜タパチュラ間がタダ、わたしは前言を翻してしまいます。おそらく日本〜グアテマラinの最安値は成田〜メキシコシティ経由タパチュラinして陸路でグアテマラに入る、特にリピーターの方々にはこの方法がお勧めではないかと思っております、、(今年3月にそのルートで日本に帰国しましたが、詳細はticket購入時に確認してください)。

(写真説明;タイトル画像はタパチュラ空港、下;直接本文とは関係がありませんが、タパチュラから北東100km?アカコヤグアAcacoyaguaにある榎本殖民の碑と、その100周年を記念した秋篠宮殿下の記念植樹の碑、いずれも今年3月撮影)

榎本殖民の碑
秋篠宮殿下 榎本殖民年記念植樹の碑

サンクリストバルデラカサス
グアテマラへの道 7) メキシコシティから その2、中央ルート?
エリア:
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/11 05:27
コメント(0)
引き続きメキシコからのルート2)中央ルートというかPA1(パンアメリカンハイウェイNo,1)?またはCA1(セントラルアメリカハイウェイNo,1)?と呼ばれるルートに移ります。そう、このルートは果てはパナマまでつながる中央アメリカを貫くメインルートでもあります。その間にメキシコ国内では旅行者にとって興味の尽きない街・見所がいくつか存在します。わたしも過去に通ったルートですが、たぶん多くの旅行者がメキシコシティからグアテマラに向かう場合に最も一般的に選択するルートとしてはメキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→グアテマラというルートではないかと思われます。メキシコシティ及びその周辺部にはたくさんの魅力ある街や見所がありますが、それはメキシコ特派員の方が書かれていると思いますので、ここでは触れません。またオアハカという街も-ここはそういう意味ではPA1,CA1からは外れてますが-周辺部のサポテカの遺跡も含めて数多くの見所のあるところですが、たぶんそれもメキシコの方の記述のほうが正確だと思われますし、わたしの滞在が12年前のことなので記述は差し控えたいと思います。

ということでグアテマラ国境に近い街サンクリストバルラスカサスSan Cristobal de Las Casasから話を始めさせていただきます。12年前の旅のとき実はグアテマラまでは足を延ばしておらず、そのルートはメキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→パレンケ→メリダ→カンクン→キューバ(以下略)でした。このときパレンケ滞在中にボナンバック・ヤシュチランに訪れていたので前回の記述となったわけですが、今年の1月にはメキシコシティからグアテマラ目指して、まずここサンクリストバルラスカサスまで来ました。そのときのことは別のところで書いてもうよく覚えていないのと、今は手元にそのときの資料がないのでバス代・時間について正確なところをお伝えできませんが、たぶん1000ペソ前後で14,5時間かかったのではないかと記憶しています。ちょっと頼りない記憶で申し訳ありません、なので以下はその断片と印象を語るのみであまり参考にならないかもしれないこと、お断り申し上げます。

サンクリストバルデラスカサスも素敵な、そして興味の尽きない街です。第一印象は空がきれい、これは高度が高いからかもしれませんが、その分とても寒い思いをした記憶が強く残っています。先住民インディオの多い街でもあり、だからこそわたしの好きな街となったのですが(そのわけを簡単に述べることは難しい、それはグアテマラ好きと共通項でもある)ここでは周辺の先住民村を訪ねたり、他にも興味の尽きないところ・面白いところがいくつかあるので長期滞在してよいところです。12年前にはなかった日本人の方が経営される宿ができていて(Casa Kasa、それについても他で述べたり多くの方が語っています)そこには表現は悪いですが沈没されている方が多くおりました。つまり長期滞在者ということですが、それはまったく納得のいくことでした。わたしもそこに数日間滞在させてもらって前回行ってなかったところを二ヶ所訪れましたので、そのことだけ少し触れておきます。前回のときは主に周辺の先住民村を回っていたのですが、今年は1980年ころから関心を抱いていたEZLNサパティスタ民族解放戦線の本部にいけるという情報をここカサカサで得られ、そこに行くことができました(EZLNについて関心のある方はWEBサイトで確認できます)。もうひとつは前回パレンケまでここからバスで行ったのですが、そのときは知らずに素通りしてしまった途中のオコシンゴという街の郊外にトニーニャToninaというマヤ遺跡(この遺跡もパレンケとの関連で重要遺跡)があって、そこを訪れることができたことです。この二ヶ所はわたしにとってとても貴重かつ意義深いものでありました。またコミタンという街からグアテマラ国境にかけていくつかのマヤ遺跡があることも教えてもらいました。つまり前回及び今回(今年1月)滞在中に訪れたところ・情報を得たところをあわせると、どうしても長期で滞在せざるを得なくなるというのがこのサンクリストバルデラスカサスということになりそうです。おそらくグアテマラへの道を急ぐとも決して素通りはできないところともいえそうです。

そのサンクリストバルラスカサスからグアテマラへはやはり旅行者のためのシャトルバスがいくつかの旅行代理店で用意されておりました。これは今年の1月の情報ですが、サンクリストバル(とても長い地名なので少し略します。われわれ旅行者が使っている通称はサンクリです)からはグアテマラの3ヶ所に行くシャトルバスがありました。1,はアンティグア、2,はパナハチェル、3,はシェラ(シェラというのも通称で、グアテマラ第二の都市ケツェルテナンゴのことですが、地元の人もバスの呼び込みもみんなシェラといっている)で、いずれも料金は280ペソ〜300ペソ(1800円〜1900円?)でした。これは一般のバスだとコミタンで乗り換えたりクアウテモックにあるメキシコ側のイミグレーションから、さらに国境までをコレクティボに乗り換えたりする手間を考えると、その料金差以上に価値があるように思えました。結局そのときはパナハチェルまでそのシャトルバスを使い、一般のバス乗り継ぎで国境を越えたわけではないので、その場合の実料金はわからないのですが、たとえ半額で収まったとしてもそれに伴うわずらわしさ・時間的なものを考慮に入れるとこのルートに限ってはシャトルバス利用がお勧めのようです。ただ、こういう方法は取れるかもしれない、それは国境越えまでシャトルバスを使い(その場合当然料金は安くなる、交渉可)グアテマラ国境(ラメシア)からは各地に向かうチキンバスが出ているのでそれを利用する、わたしの好きなチキンバス(グアテマラ国内の一般のバス)を厭わないのであれば、チキンバスでウエウエテナンゴ、シェラ、グアテマラシティへ行くことは可能です。さて、頼りない記憶で自信を持っていえないところが情けないのですが、そのシャトルバスでサンクリストバルから国境までは確か2時間半くらいだったと思います。メキシコのイミグレーションから国境までは距離があってシャトルバスの場合はそれで連れて行ってくれるのですが、国境を越えてグアテマラの入国手続き等であわせて1時間半くらいかかったかと記憶しています。朝の7時ころから集客して8時過ぎにサンクリを出、途中で朝食休憩をはさんで11時過ぎにクアウテモックのメキシコ側イミグレーション、12時ころ国境越え、グアテマラ・イミグレーション及び昼食休憩時間が入って、グアテマラ側のシャトルバスが発車したのは確か13時ころだったと思います。そこから各地へ例えばシェラには3時間〜3時間半くらい、パナハッチェル4時間〜5時間くらい、アンティグア5時間〜6時間くらいの道のりです。グアテマラシティまではちょっと厳しいかもしれないけど(だけど可能)、サンクリストバルを朝発てばグアテマラ主要都市にはその日のうちに着くことができるということです。そういう意味でもサンクリストバルはグアテマラ入国のための、あるいは逆にグアテマラから陸路でメキシコへ向かう場合でも重要な拠点となる街であるといえるでしょう、、

(またまた写真説明をしておきます。タイトル画像はサンクリストバルラスカサスで、下の画像は上からEZLN本部?入り口、トニーニャ遺跡、クアウテモック国境付近、いずれも今年1月撮影です)

オベンティック
トニーニャ遺跡
クアウテモック国境

Torres de Satelite
グアテマラへの道 6) メキシコシティから その1、パレンケ→フローレス
エリア:
  • 中南米>メキシコ>パレンケ
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/10 06:38
コメント(0)
最初に少し愚痴らせてください。上記タイトルで5000字くらい、5時間もかかって書き上げた最新レポートが更新・登録できずに消えてしまった、、たぶん同じものは書けそうもないし、これまでの経験から最初に書いたものよりできのよいものが書けるとも思えない、、何より気力が失せてしまった、、せめて途中でも保存できる機能があるといいな、と思っているのはわたしだけでしょうか‥??、、ということで以下再挑戦です。

今は現地時間10月9日の午後4時ころですが、ここグアテマラ、サンペドロララグーナ San Pedro la Lagunaには10月6日に着きました。日本を出てからちょうど4週間、約一ヶ月の旅でした。ここが一応の目的地で、ここで家を借りて少しのんびりするつもりで、まずは旧知の定宿である安宿に荷を降ろしました。そこは一泊200円くらいのところで、もう古すぎて誰も泊まるものがいないといったようなところです。で、とりあえずそこを仮宿にして貸家を探したのですが、去年あたり何軒かあったのが、なかなか適当な物件が見つけられなかった。さりとてWiFiもつながらない宿にいてもしようがないので、どうかずっといてくれと懇願されたのですが、非情にも昨日近くのWiFiがつながる宿に引っ越してきてしまった。また、そこが一泊600円で3食付という安さ、これなら貸家は諦めて当分ここでグアテマラ報告を書くには最適ではないかと、今日からこのブログを書き始めた矢先、どうしたもんか、そのブログは露と消えてしまったのでした、、

さて、前回からの続きですが、グアテマラへの道 その3)メキシコ経由は、いうまでもなく、ひとつの例外メキシコのカンクン、チェトマル Chetumal→ベリーズ→グアテマラを除けば、ほとんどはメキシコシティからのルートとなります。そしてそれを大きく分けるとだいたい三つのルートに絞られてきます。1,は今回われわれが通ったルートでメキシコ・パレンケからフローレスに抜けるルートです。2,はこれが陸路でもっともポピュラー?一般的といえるサンクリストバル デ ラス カサスからコミタン、シウダ クアウテモックを経由してグアテマラ・ラメシア、ウエウエテナンゴへ向かう道です。そして3,は太平洋岸の辺境の街タパチュラからグアテマラに入国する道ですが、これはグアテマラ側がエル カルメンとシウダ テクン ウマンの二つのルートに分かれます。ということでメキシコの出国ルートは以上の三つといってよいかと思われますが、そのおのおのについては日本の著名なガイドブックに詳しく書いてありますので、それとダブらないように、もう少し具体的に、また多少実際が違ってきていることなどもあるので、そんなところを触れておきたいと思っております。

パレンケ→フローレスルートの魅力は何といっても、世界遺産のマヤ遺跡を連続して見られるルートということになります。このパレンケ遺跡もティカル遺跡もマヤの歴史上そしてマヤの遺跡の中でもトップクラスの重要な都市であり遺跡です。どちらも密林の中にあって見ごたえは十分です。またパレンケは他の二つの国境の町よりメキシコシティからの距離が少し近いのです。しかしパレンケまではADOのバスが一日一本しかなかった、、メキシコは世界でも有数のバス王国でバス網が発達しており、辺境の地までメキシコシティから直通バスが出ているのですが、タパチュラまでは18時間くらいかかるところ、18時発のバスは翌朝7時にパレンケに着きました。13時間で878ペソ、5600円〜5700円?でした(余談ですがメキシコシティからグアテマラシティまで行く直行バスもあります、値段は150ドルくらいです)。パレンケからはシャトルバスがあってフローレスまでのチケットを旅行会社やホテル、インフォメーションセンターなどで入手できます。朝の6時にパレンケを発ったシャトルバス(大型のワゴン車)は、12年前に通ったときはまだ未舗装だったジャングルを切り開いた弾丸道路を今では完全舗装されているので100km近いスピードで飛ばすのですが、途中途中に開拓村ができていて人口も増えている、したがって折々交差点はあるは人通りはあるはで、パトカーの誘導で未舗装路をほとんどノンストップで走りきった12年前と時間的にはそう変わらずに国境の村Echeverriaに着きました。おりしも通勤通学の時間帯で学生や勤め人を乗せるコレクティボがしきりに走っていて、新しい村や新しい商店ができているので当然庶民の足としての重要性が増しているのもわかりました。ということは、それはパレンケの街から国境まで行くコレクティボもあるのではないか、という可能性を物語っていました。それについては後述、、

で、6時に出たシャトルバスは朝食休憩で30分費やし、9時半ころ国境の村につき、そこで出国手続き、そしてボートに乗り換えて国境となっているウスマシンタ川を渡ります。かの著名なガイドブックには4〜50分ウスマシンタ川を遡行するとありました。それはおそらくわれわれだけでなくこのルートを選択したものすべてのものにとって大いに楽しみであったと思います(いや、われわれだけ最新情報を持っていなかっただけかもしれない)。ウスマシンタ川Rio Usumacintaもマヤ史の上では非常に重要な川で昔の交易路・交通路でした。いまでもこの川はグアテマラとメキシコの長い国境線の一部となっており、またパレンケと並んで有名なヤシュチランの遺跡には、同じくここからボートで行くことになります。その船旅は1時間くらいですが、両岸はジャングル以外何もなく、時々野生の動物が見られたり、水鳥がしきりに往来していて、それ自体がとても興味深いジャングルツアー・エコツアーといった感じです。グアテマラの国境の村まで、それと同じような体験ができるのなら、このルートはますます魅力のあるものになるはずでした。ところが、どうしたことでしょう、われわれが乗ったボートは5分か10分もしないうちに対岸に着きそこで降ろされてしまったのです。どうなっているんだ!?とそのとき怒りに近い、無念さがこみ上げてきました。

そこはラ テクニカ La Tecnicaというグアテマラ側の村でした。グアテマラ側のバスが待っていて、そこで国境を越えた10人近い旅行者(われわれ以外は欧米人の若者)をフローレスまで届けるバスでした。そしてグアテマラ側のイミグレーションのあるべセルBethelの村までわれわれを運んでくれたのですが、そこまでかれこれ1時間くらいの道のりで、それはまた大変な悪路でもありました。そこでわたしは以下のように想いをめぐらしたのですが、それがどこまで当たっているかはなんともいえません。いずれにしろ最新版のガイドブックでも、そこに掲載されているデータは3〜4年くらい前のもので、当然その間に現地は変化しています。おそらくグアテマラ側に新しく村ができたか、前からあった対岸の村に新しくバスが通れる道ができたか(たぶんこちらの可能性が高い)のどちらかであろうと、それはガイドブックの記述にグアテマラ側のイミグレーションのあるベセルの近くのまでボートで4,50分と書かれていたことからも可能性としては十分に考えられることでした。それはとりもなおさず、このルートの魅力が半減したということでもありました。誰だって快適な船旅と、ひどい悪路のバス旅の選択ならば答えは決まってきます。が、わからないのはどうしてそうする必要があったのか?まぁ、単純にコストの問題かもしれませんが、これは明らかに旅行者にとっては旅をつまらなくするものに他ならないと思いました(旅人のエゴですが)。そのとき昔を思い出しました。かつてタイ北部のノンカイから渡し舟に乗ってビェンチャン入りをしたことがあります。今ではそこに立派な橋がかかり、あの昔の風情は失われてしまったと聞いています。いつの日かこのルートにも橋がかかってしまうのでしょうか‥??

さて、無事グアテマラ入国の手続きを終えたわれわれは(このとき手数料だかなんだかわからないが一人5ドルまたは40Q徴収された、よくわからないのはほかのグアテマラ国境ではそんなものは取られなかったり10Qだったりしたことである、場所によって違う??)、その後も少しだけましになった未舗装路を約1時間走ってようやく舗装路に出、さらに1時間半ほど走ってフローレスにはメキシコ時間の15時<グアテマラ時間14時>に到着しました。約9時間の長旅でした。その費用はガイドブックには350ペソとありましたが当然値上がりしていて400〜500ペソの間ではないかと思われます。それが定かでないのは、ひとつには旅行社や売り手によって価格がまちまちであること、朝食抜きのticketもあったり、われわれは最初480ペソといってきたのを450ペソ(3000円くらい?)に負けろといったら負けてくれたりしたのだから、本当のところはよくわからないのです。それよりも先に述べたようにパレンケから国境までは旅行社のシャトルバスでなく地元の人が乗るコレクティボが走っていたようだったから、それを使って国境まで来て、渡し舟もすぐ対岸なのでたいしたことはないだろうしグアテマラ側はラテクニカ〜フローレス間はバスがあって40ケツァル(ケツァルはグアテマラの通貨単位、以後Qと表記、1Qは約10円くらいです)だったから、どうやってもシャトルバスの半値くらいでパレンケ〜フローレスは移動できそうだということがわかりました。それともうひとつ、実はパレンケ〜フローレス間には別ルートというか別の行き方があるのです。といってもそのルートをわたしは通っていないので詳しいことはわかりませんが、パレンケからみると川向こうに当たるところにテノシケTenosiqueという小さな街があって(そこまではローカルバスで1時間くらいだと思う)そこからグアテマラ国境の村エルセイボEl Ceiboまでコレクティボで行く、国境を越えたら今度はグアテマラ側のコレクティボで近くの街ナランホNaranjoまで出、そこからはバスでフローレスまで4時間・40Q、どうもこちらのルートのほうがボートでの1時間の船旅の楽しみがなくなったのなら、はるかに安くて早くて快適なルートの可能性がでてきました。が、先に申し上げたようにこのルートを実際通っていないので確かなデータがわかりません。どなたか経験のある方、教えていただけると有難く思います。

フローレスの街はティカルへのベースということだけでなく、ペテンイッツァ湖 Lago Peten Itzaの畔にあって大変美しく気持ちのよいところです。半島のように突き出たフローレス島からボートに乗って対岸に渡ると実はそこにもマヤ先住民とスペイン征服者との間で死闘が繰りひろげられたタヤサル城址跡という重要な史跡があったりして興味の尽きないところです。ここに長期滞在してティカルだけでなく周辺に散在する、まだあまり観光化されていない数多くの遺跡を巡り歩くのも面白いかと思われます。今回わたしはそんな遺跡のひとつヤシャYaxha遺跡を訪れましたが、観光客はわたし一人の静かな、それでいてティカルに負けない威容を誇る見ごたえ十分な遺跡でした。その報告やタヤサルのこと、またフローレスの街やグアテマラシティまでのルートなどについてはまたの機会に報告できたらと思っております。こうしてわれわれは今月の一日にグアテマラ入りを果たしたのでした、、ではまた‥

(写真説明/その都度説明を付しているのだけれどどうやったら表示されるのだろうか??)タイトル画像はメキシコ;サテリテタワー Torres de Satelite ,記事挿入画像はパレンケ遺跡と、国境の渡し)

パレンケ遺跡
ウスマシンタ川 Rio Usumacin

<この項の若干の修正と補足を2/11,12のグアテマラへの道 追記 1,2,に記してます、そちらも参照してください、2013,02,25 記>

クリール、銅渓谷
グアテマラへの道 5) アメリカからの陸路 まとめ
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
  • 中南米>メキシコ>メキシコその他の都市
テーマ:旅行準備 
投稿日:2012/10/01 08:28
コメント(0)
このブログはどこまで個人的な旅を書いていいのか、また個人的な事情まで述べられるのかよくわからないので、ちょっと戸惑っています。もしそこから話を始めるとなると膨大な量になりそうだし、このサイトの趣旨から外れることになるかもしれないので、少なくとも過去のことまでは控えるべきかと思っております。といいつつ、過去を語らないと話が続かない場合は許されるのかしら?というのは、これまでにわたしは、アメリカからメキシコに三回陸路で入国しており、二度がサンディエゴ〜ティファナ、一度はサンアントニオ〜ラレド、ヌエボラレド〜モントレイルートで国境を越えました。他にもアメリカ〜メキシコ間には陸路で越えられるところがありますが、上記ルートと今回通ったエルパソ〜シウダ・フアレスがアメリカから陸路で南下する場合の主だったルートといってよいかと思われます。

前回記したように目的地は中南米だとしても、もし長期の旅行を考えていて、なおかつアメリカのどこかにも興味があるなら、そしてメキシコシティまでの間にも世界遺産の街や興味の尽きないところがたくさんあるので、それにネライを定めたルート選択はいくらでもできます。そして何より重要な点は、まずアメリカ経由での往復を考えた場合は、航空券がメキシコ経由やグアテマラ直行より格段に安くなることです。一例ですが、今回のわたしのアメリカ往復半年ticketは燃油超過分も入れて10万円くらいでした(参考までにメキシコシティ往復が15万円くらい、グアテマラシティ往復が20万弱)。つまり、先に述べた3分類は航空券の値段の格差をあらわしています。ということで強引にこの項をまとめてしまいましたが、もしそのアメリカからの陸路の旅を具体的に語ってかまわないのなら、ながくなると思いますがその用意はあります。しかし、メキシコにはたくさんの特派員の方がいらっしゃるし、個人的なことはあまり参考にはならないかもしれません。その辺を逡巡しているところです。

さて、今いるところはメキシコ・パレンケというところでいよいよ明日グアテマラへ入国です。メキシコからグアテマラへの道も無数あって、よって選択肢3)メキシコ経由は、即ちメキシコシティからどの道を辿るかということになるかと思われます(もちろんシティを経由せずに、たとえばカンクン経由でグアテマラ入りすることももちろん可能ですが)。そのいくつかある道のひとつがパレンケからグアテマラ・ティカルに抜ける道です。その報告は次回、グアテマラのどこかから、、ということで今回はこの辺で ‥
(今回の写真は、グランドキャニオンよりスケールが大きいかも?といわれているメキシコ・ディビサデロ Divisaderoのコパーキャニオン Copper Canyon 銅渓谷、スペイン語でBarrancas del Cobreです)
Barrancas del Cobre

31 - 35件目まで(38件中)


国一覧
アジア
ネパール(3)
インド(1)
アフリカ
モロッコ(1)
中南米
グアテマラ(38)
メキシコ(15)
ベリーズ(6)
コロンビア(1)
北米
アメリカ西部(2)