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中米トライアングル??

~中米トライアングル;メキシコ、グアテマラ、キューバの魅力を探る~

プロフィール

ニックネーム:
ますお めのす
居住地:
中南米>グアテマラ>グアテマラその他の都市
性別:
男性
年代:
70代
自己紹介:
あまりとりえのない人間ですが、唯一のよりどころとしてこれまで旅にその人生(生きがい?)を託してきました。その経験が少しでもお役に立つのなら、と思って登録いたしました(20年ほど前に一般旅行業務取扱主任試験(?)に合格したのですが結局それをいかす機会に恵まれなかったことを悔いている人生です。旅暦は45年約70ヶ国くらい?といったところです。)

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6 - 10件目まで(14件中)

カンクンビーチ
カンクン空港泊
エリア:
  • 中南米>メキシコ>カンクン
テーマ:その他 
投稿日:2015/09/29 16:48
コメント(0)
前回、ベリーズ経由グアテマラinというタイトルで3回にわたって旅録を掲載してから、早、半年になろうとしています。その間特に新情報が入ってないのでネタ切れとなってて、非常に肩身が狭くなってます。そこで、またしても窮余の策で別のところで書いた情報を勝手に転載してしまうことにしました。しかし、それはわたしとしては、それほど反応はないだろうと思っていた記事だったのですが、意外とアクセスがあったので、もしかしたらここでも役に立つかもしれないと思ってのことです。そういう意味では前回の3回シリーズの続きの話だったので、初めからここにあわせて書き直して載せればよかったものをそこまで頭が回りませんでした。で、今回も横着してどうでもいい部分だけをカットして転載することにしました。ただ、文の流れがあるので多少それが残ってしまっていることはお許しください。タイトルは<カンクン空港泊について>でした、、


<< last dayはチェトマル〜カンクンだった。ほぼ予定通りきていた。ただ問題がひとつあって、そのための作戦は練っていた。それはカンクン発のフライトが早朝少し早すぎたことだった。これはわたしの便に限ったことではなく、大方のフライトの、特にアメリカ系の航空会社の便にその傾向があったのと、逆の視点でいうと格安ticketというのは、そういう条件が悪い便が故に安くなるという傾向もあった。なのでそれは承知の上でのことだったが、以前カンクン発の早朝便を利用したときは、ホテルからタクシーを使わざるを得なくて、それだとホテル一泊で3〜4時間しか寝られないのとタクシー代がバカにならなかった。例えばグアテマラシティ発着も早朝便が多かったのだけれど、その場合はシャトルがあってそれはそれほど負担にはならなかったし、カンクンの場合でも4:30発のADOのバスで間にあえば問題はなかった。7時台の離陸なら、そのバスが利用できたし、それを使ったこともあった。が、今回のAA便は6:00のフライトだったから、もしホテルに泊まるとすればタクシー利用しか手はなかった。そこで考えついたのが空港泊だった。最近、成田でもLCC専用ターミナルができ、空港泊の客のことも考えたつくりになっているというようなニュースを耳にしたことがあったが、今やわたしのような貧乏旅行者にとって、空港泊が可能かどうかの情報はたいへん重要になっている。もちろん可能でなくてもやってしまう、そういう経験を何度か積んでいたわたしだが、カンクンでそれが可能かどうかの情報はもっていなかった。しかし、そうするしかなかったのだ。いくら安宿でもカンクンの場合最低200ペソは下らなかったし(空港近くのホテルだとその10倍?)、タクシー代は今や350ペソくらいになっていた。それを空港泊にすれば、前日の夜のADO(最終22:00)が使えるので64ペソですむ、つまり少なくとも500ペソ以上の差は明白だったのだから、貧乏旅行者たるものに迷いはなかった。で、そのための対策としては1,カンクンに早く着きすぎても逆に時間が潰せなくなるので、できるだけ遅く(空港リムジンのある時間までに)到着すること。2,空港泊の場合、ほとんど睡眠は取れないから、前日は夜行バスなんかの利用はせず、どこかのホテルでゆっくり休んでおくこと。ということで前日の宿泊地としてはチェトマルがベストだったし、チェトマルを昼ころ発ってカンクンに夜着いて、そのまま空港行きのバスに乗れば一番よいのではないか?というプランを立てていた。ほぼ予定通りだった、といったのはそういう意味だったのである。


<途中省略>


それでも、やはり早く着きすぎてしまったのだった。カンクンのバスターミナルには待合室ともいえるスペースがかなり広くとってあったから、そこでどうするかを思案、まず、昼飯?(ほとんど一日何も口にしていなかった)、食事はその残金(省略部分に書かれているのだけれど残金がわずかになっていた)で何とかとれそうだった。安く食事のできるところは知っていた。が、荷を担いでそこまで行く気にはなれなかった。カンクンのターミナルには荷物預かり所があったので、いくらか聞きに行く。わたしの荷物だと1時間12ペソ(このとき1ペソ10円くらいか?)とのことだった。荷物を預けることは予定していたから問題は何時間預けられるかだった。1時間にするか2時間可能か?ともかく後払いだったから、荷を預けて以前にいったことのある中華屋へ。そこでは一品+チャーハンがセット料金で35ペソで食事ができた。帰りに7-11で飲み物が7ペソ、それでおおむね1時間は経過して、とりあえず荷物を引き取り、再び待合室の椅子でしばらく過ごす。空港行きバスは30分おきに出ており最終バスは22:00だった。最終バスでよかったのだけれど、あと4時間をどこでどう?、と考えると無銭で暇つぶしのできる場所なんてまったく思い浮かばなかった。そうなるとこの場と空港とどっちがbetterか?ということになって、なら、空港に行ってしまうか、となった。20時発のバスのticket(64ペソ)を購入すると残りは25ペソ(約250円?)となった。空港にいったら25ペソでは何も買えないことがわかっていたから、残された1時間半で、もっとも有効に25ペソを使い切るにはどうすればよいかを考える、そこの売店ですら、ほとんどその金額では何も購入することはできなかったからだ。飲み物でもアイスクリームでも何か一品は買えてもそれで終わりだった。ギリギリの有効活用?まず、明日の朝までの夜食と飲み物があればなんとかなるであろう‥、それが25ペソで可能か?しかし、それを物色に行こうにも大荷物で動けない。奥の手を出さざるを得なかった。そう、プンタ・ゴルダで使った手、そのためにわざわざ鎖と鍵を持ってきたのだった。こんな重いものは誰も持っていかないのはわかっていても、また持っていかれたとしてもたいしたものは入っていなかったから、そのまま放っておいてもよかったのだけれど、前にもいったが戻ってきたときの証明のようなものとして、一応鍵と鎖で椅子に縛り付けその場を離れた。向かった先は前にもいったことのあった、歩いて5分のところの公園Parque las Palapasだった。そこは土・日には公園内に設置されている舞台で催し物などが開催されてものすごい人となる庶民的な公園だったが、そこには数軒の屋台、といっても仮小屋風の店舗が常設されていて、何回か利用したことがあった。そこは最初の晩に泊まった安宿からも、以前に滞在したCasa Yoshidaからも近かった。思ったとおり、その日はウィークエンドではなかったが、数軒ある露店(常設屋台?)は全て営業しており、そこで販売されているものはどれも廉価でおいしそうだったが、そのなかの一軒の店で15ペソのトルタス(tortas;わかりやすくいうとタコスの具-牛・ブタ・鶏の選択ができる-をパンに挟んだもの)をテイクアウトにしてもらった。ま、他の場所だと20ペソはしたから、これを15ペソで手に入れられたのは大きかった。残りが10ペソになる。10ペソあれば7-11でもOXXOでも飲み物は手に入れられたから楽勝の気分だった。しかしADOターミナルの手前で寄ったOXXOで最後の10ペソで買ったjugo de naranja(オレンジジュース)は失敗だった。てっきり100%のオレンジジュースかと思ったのだが(よく見なかった)炭酸系のオレンジジュースだった。何故失敗だったかというと、結局それは飲みきれず、次の朝セキュリティチェックの手前で飲み残しを捨てざるを得なかったからだが、たったそれだけのことで有終の美を飾れなかったことに気を悪くするのだった。それでもそのときはメキシカンペソをすべて使い切っことで気分は上々、20時のバスで空港に向かったのだった。

今回は写真が少ないので、タイトル画像は昔撮ったカンクンビーチを使用、この写真もその当時(4年前ころ)のターミナル1だったか、2だったか?
ターミナル1?

カンクンのエアポートはターミナルが1,2,3とあってその順にバスは停まっていった。最後のターミナル3までいった乗客はわたしともう一人だけで、十数人いたそのバスの乗客は全て1,か2,で降りていた。どういうことかと訝しげに思いながらターミナル3で降りたのだけれどその訳はすぐにわかった。当然空港だからガードマンのような警備が何人もいて、一応のチェックを受ける。どこに行く?何時のどこの便?といったことを聞かれるのだけれど、その都度正直に答えてチェックポイントを通過、空港ロビーに入った。そのとき、そういうことだったのかとわかったのである。そこはほとんど無人の空間だったのだ。つまりその日の発着便は全て終了していたらしく、空港職員も航空会社職員も、当然チェックイン待ちの乗客も、従って売店の店員も誰もいない空間だったのである。ほとんど無人のエアポートターミナルというものをこのときはじめてみたような気がする。と同時にわたしの空港泊の計画が無残にも失敗だった可能性を見ていた。これはもっともやりにくい状況といってよかった。わたしの空港泊のイメージはそれまでの経験から以下のようなものだった。空港泊そのものは、24時間オープンのところでは暗黙の了解のようなものがあった。夜間の発着便、早朝の発着便はどこでも少なからずあったから、その利用客のためにオープンせざるを得なかったし、だから24時間オープンが普通だと思っていた。もちろん夜間・早朝の発着を禁じていて(あるいは制限していて)、その間は入場できないところも知っていたが、まさかカンクンがそうだとは思っていなかった。で、24時間オープンのところでは、普通にチェックイン待ちの乗客、あるいは座席で寝ながら朝を迎える乗客は少なからずいて(それを空港泊というのだが)わたしもその一人になるつもりだった。ところが、ここにはその他大勢がいなかったのである。で、まず思ったのは、ここは空港泊そのものが禁止なのか?、あるいは何時から何時の間は入場が禁止されるのか?、結論からいうとそのどちらでもなかった。だから結果的に空港泊はできたのだけれども、もちろんほとんど寝れなかったし、満足のゆく空港泊はできなかったのであった。では、何がどう、どこがどう、イメージと違ったのか。まず暗黙の公認(たとえ横になっていたとしても)とされる場所がなかったこと。同じ空港泊仲間が、- それでも真夜中になって他に2〜3人いたことを知るが - ほとんど見つけることができず共犯者のいない心細さがあったこと。夜半に空港職員から、わたしが見つけた隠れ場所<そういう場所を見つけていた>は一応禁止区域になっていると移動を命じられたこと。夜半中何かのアナウンスが途切れず、うるさくて結局眠れなかったこと。メキシコの夜行バスよろしく誰もいないターミナルなのに冷房が効きすぎ、旅行中一度も使わなかったダウンジャケットと何かのときのために持っていた銀マットが役に立ったという珍事などが挙げられる。で、ほとんど眠れなかったのであるが、それでも誰もいない空港ターミナルで心細くも一夜を過ごすことはできたのであった。


カンクン空港ターミナル3の誰もいない空港ロビー。そこで見つけた隠れ場所のようなところに篭り、その日の夕方最後の25ペソで仕入れたtortasとjugo de naranjaを撮る
カンクン空港ターミナル3


最後の30分はどうやら眠りに落ちたようで、気づいたときはすでに人だかりがあってチェックインは始まっていた。3時を過ぎていた。この人たちはいったいどこから、どうやって来たのかちょっと興味深かったが、それよりも逆に先を越されてしまって少し慌ててしまった。で、そのあとわたしも彼らの後に並んでチェックインしようと思ったとき、その夜半中<よなかじゅう>止まることのなかった安眠妨害のアナウンスの意味がわかったのであった。すべてのパセンジャーpassengerは自動チェックインを行ってくださいといっていたのである。そういえばなにやら訳のわからないものがズラーと立ち並んでいたのはもちろん見ていた。それがなんだかもわからずに‥、、どうやらそれが自動チェックインなるものらしかったが、いざそこで手続きをしようと思ったら、非常に簡単な英語またはスペイン語?いや、日本語もあったが、どうやったらいいのかがよくわからなかったのである。恥かしながら係りの人の説明でなんとかそこをクリア、その機械からボーディングパスが出てきたのであった(座席の変更も可能のようであったが、未だにその仕組みはわかっておらず、年寄りには機械よりも直接のマンツーマンのサポートのほうがよほど安心できると思わされた)。その後カウンターで荷物を預けることになったのだから、年寄りとしてはこういった機械化は反対で、今までどおりにしてくれないかと思ったものである。ま、そのあとは、おおむね順調で何事もなくダラスまで飛んだのだけれど、ダラスに着くと今度はイミグレが自動化されていたのに驚かされる。こちらのほうはおかげでほとんど並ぶことがなく、ま、そういう様々なところでの日進月歩は目覚しく、世界は確実に進化しているということを数時間の間に2回も経験させられたのであった。いつの世でもそうであるように、しかし年寄りにとっては、それほどありがたい進歩でないものも多く、逆に確実にとり残されていく実感を味わうばかりである。ともあれ帰国したその日は荒れ模様の天気で着陸に相当難儀したようで、ちょうどわれわれの前の便に、ちょっとしたアクシデントがあったようなニュースを帰宅した夜に見た。この荒天のため桜も散ってしまったと税関の職員が話してくれたのを、そのとき思い出していた‥、、>>


ま、余計な部分が気になるかもしれませんが、これがわたしのブログ‘last in Guatemala’<本年5月の記事>の最後で、そこから転載しましたした‥、、

Mopan River
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その3, ベリーズ〜グアテマラ国境越え
エリア:
  • 中南米>グアテマラ
  • 中南米>ベリーズ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/13 12:03
コメント(0)
このベリーズ〜Guatemala inルートは前回からお話ししているように二つあります。1,はグアテマラ国境近くの街サン・イグナシオSan Ignacio〜ベリーズ国境ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmen〜グアテマラ国境の街メルコール・デ・メンコスMerchor de Mencos〜フローレスFlores、2,がベリーズ南部の港街プンタ・ゴルタPunta Gorda〜グアテマラのカリブ海に面した港街プエルト・バリオスPuerto Barrios(orリビングストンLivingston)に渡るルートです。

1,サン・イグナシオ→ベンケ 30分2BZ$(バス;1時間に一本)。なお、途中シュナントニッチ遺跡入り口までは20分1.5BZ$、遺跡入り口からベンケは5〜10分くらいだったが同じく1.5BZ$。ベンケ→国境はタクシーで10分5BZ$、この間のタクシーはシェアすれば安くなるかと思ったが、その場合でも一人5BZ$だった。
出国手続きは37.5BZ$(US18.75ドル)払うだけで簡単、その分を残して、もしベリーズに戻らない場合は出国前に両替しておいたほうがよい。プンタ・ゴルダには両替屋は一人もいなかったが、こことメキシコ国境には両替屋がいて、それほど率は悪くなかった。
ベリーズのイミグレでスタンプを押してもらって、少し行くと左手にグアテマラのイミグレがある。ただ、うっかりすると見落としかねないくらいわかりずらい。わたしの場合は教えてくれた人がいて助けられたが、あとでアンティグアであった若い日本の男の子は素通りしてしまったといっていた(入国手続きを経てないと出国時面倒なことになるので、くれぐれも注意を!)。そこを過ぎるとたぶん国境と思われる橋があって、渡るとすぐにメルコール・デ・メンコスの街になっていた。だからグアテマラ側イミグレは橋の手前だったことになる。(この橋とその下を流れる川Mopan Riverはたいそう美しかったが、悔しいかな、このとき前日にカメラの充電を忘れていて、すでにバッテリー切れになっていたので写真がない)
グアテマラ側に入って、進行左手にコレクティボのターミナルあり(橋から5分くらい)ここから15分か20分おきにフローレス行きのコレクティボ(乗り合いワゴン車)がでている。2時間30Q(普通のバスもあるが本数は非常に少ない、一日2本?、弾丸編で書いたが、むしろベリーズ・シテイ〜フローレス間の直通バスのほうが本数は多い;5時間US25ドル、フローレス→ベリーズ・シティは160Q)ということで普通のバス・タクシー・コレクティボの乗り継ぎでベリーズ・シテイ→フローレスは乗継ぎがうまくいけば6時間約US12ドルだったので、やはりシャトルの半額となります。

2,ベリーズ・シティ〜プンタ・ゴルダのバスは前回書いたように普通バスで6時間半22BZ$だったが、一日4便?のプエルト・バリオス行きのボートに乗るにはプンタ・ゴルダに一泊しなければならないかもしれない。宿は数軒あって安宿は30BZ$〜、プンタ・ゴルタからのボートは写真のイミグレ兼船着場になっているところにあった看板によると一日4便あって50BZ$となっているが、曜日によって異なる可能性ありで要確認。というのもわたしは実際はプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダを利用したのだけれど、そのとき確認したら一日2本といわれ(当初プエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは一日3〜4便あると思っていたが10:30AMと1:30PMの2便しかないといわれた)当初の予定が狂ってしまった経緯があったからだ。また、リビングストンへのボート(to,from)についても詳細不明、わたしがプエルト・バリオスから乗ったボートは、どのような経緯かわからないがリビングストンを経由したので、もしかしたら、そのとき、そのときで寄ってくれることがあるのかもしれない?。いずれにしろプンタ・ゴルダ〜プエルト・バリオス間は本数ははっきりしないがデイリーであるのは確しかで、料金はプンタ・ゴルダ→プエルト・バリオス50BZ$、逆のプエルト・バリオス→プンタ・ゴルダは200Q(どちらもUS25ドル)約1時間の船旅である。

<写真の説明>タイトル画像は、シュナントニッチ遺跡入り口付近を流れるモパン川Mopan River、この奥(上流)数kmのところに国境あり。以下の写真は上から順に1,プエルト・バリオスの船着場、写真右のボートがプンタ・ゴルダ行きボート。2,プエルト・バリオス付近の海。3,リビングストンの船着場(わたしの乗ったボートはリビングストンに寄った)。4,この付近、カリブ海沿岸部に多く住むガリフナ系の人々(2012/2月リビングストンで撮影したもの)。5,プンタ・ゴルダの船着場、まっすぐ行った先にイミグレがある。6,イミグレをでたところにボートの発着案内板があった。7,何もない街プンタ・ゴルダの中央公園?。
プエルトバリオスの船着場
プエルトバリオス港付近2
リビングストンに寄る
2012/2リビングストン
プンタゴルダの船着場
プエルトバリオス行きポートの案内板
プンタゴルダの街の中心?

3,さて、では1,または2,のルートを使って、果たしてベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間はどちらがコスト的に安く時間的に早いのかという比較をしてみたい。それには3-1としてフローレス〜グアテマラ・シティのバス、3-2,プエルト・バリオス〜グアテマラ・シティのバスを調べればいいわけだが、フローレス〜グアテマラ・シティは弾丸編で述べているが8〜9時間130〜190Q(本数は多)、一方のプエルト・バリオス〜グアテマラ・シティはグアテマラの大手バス会社リテグアLiteguaの独占路線で5時間40〜80Q(こちらも本数は多、またLiteguaはデラックスバスから普通のバスまでバスのクラスも何種類かあり)。で、料金的に安いバスを使ったとして、3-1は前述のようにベリーズ・シティ〜フローレスが(便宜的にUSドルで表示すると)12ドルで、フローレス〜グアテマラ・シティ130Q:16.25ドル(1ドル;8Qとした場合)トータルすると約28ドル、時間的にはベリーズ・シティ午後発ちでフローレスからの夜行バスを使えば次の朝にグアテマラ・シティ着が可能(フローレスは見所が多いので数泊を勧めるが、もしそうでない場合、フローレス/サンタ・エレナのバスターミナルに例えば夕方着いたとしてもその日の夜行バスに空きがあるかは保証できない)。このルートは夜行バスを使えるのが大きい。3-2は移動費としては22BZ$+50BZ$+40Qでこちらは約41ドルとなり、もしプンタ・ゴルダもしくはプエルト・バリオスで一泊となるとその分の費用と時間もプラスしなければならなくなる(乗り継ぎ待ちを考えず移動時間だけならば多少短くトータル12〜3時間くらいか?)。なので時間的にもコスト的にも、またフローレスはグアテマラ屈指の観光地ということでもあるので、やはりフローレス経由が第一のお勧めルートとなるが、もし往復する場合となると、どちらを先にするかは別として、往きをフローレス経由にしたら帰路はリオ・ドゥルセ、リビングストン、プエルト・バリオスを絡めたルートをとるのが面白いかと思う。なおフローレスの宿やTikalツアーについては広く公開されていると思うので、それを参考にされるほうがいいと思うが、例えば安宿なんかだとドミで35Qくらいから、バストイレ共同で60Q〜、またTikalツアーも多くのトラベルエージェンシーが80Q〜から往復のツアー(入場料別途)をだしているが、サンタ・エレナのバスターミナルから片道30Qでミニバスもでているので、それを利用する手もあり。また、このルートのTikal以外のマヤ遺跡のひとつ、ベリーズ国境に近いヤシャ遺跡に行くにはフローレスからタクシーをチャーターすると高額になるので、その場合は国境の街メルコール・デ・メンコスまで行ってチャーターしたほうが安い(フローレスからの往復だと500Qは下らない、メルコール・デ・メンコスからだとせいぜい200Q?)。これは遺跡ファンは覚えておいて損はないと思う。ただ、今現在その先のナクム遺跡、あるいはナランホ遺跡へは悪路のためタクシーでは無理とのことだった。

Litegua社のデラックスバス/2012年2月撮影
Litegua

以下の写真も2012年撮影のヤシャ遺跡;3枚
2012/10 ヤシャ遺跡1
ヤシャ遺跡2
ヤシャ遺跡3

4,追加事項となります。前の記事を見直していて、グアテマラの出国税について後日記します、と書いていたのを(忘れてしまっていた)見つけ、ここに補足いたします。まず、プエルト・バリオスのイミグレは船着場の手前すぐのところにあり、これは見落とすことはないでしょう。問題は、そこでまさかの出国税80Q(またはUS10ドル)と言い渡されたことです。初めてのことでした。それまでに陸路でグアテマラを出国したことは何回かあり、一度も出国税なるものを払わされたことはなかったからです(メキシコ/パレンケ〜メキシコ/コロサル経由でグアテマラ/ラ・テクニカLa Tecnicaから入国したときに入国税として40Qとられたことはあった。そのほかホンデュラス/コパンにいったときも入国税か出国税を若干とられた記憶あり)。なので、本当のところグアテマラの出国税なるものはどのようになっているのか知らないのですが、もしかしたら新たにそのような決まりになったのかもしれないということと(これはメキシコの場合でもいえることですが)場所によって人によって異なるということも無きにしも非ず、なので、ある程度はそのつもりでいたほうがいいかもしれない、ということしかいえません、スミマセン。

以上、ベリーズ経由Guatemala inに関する今回知りえた情報をまとめてみたのですが、どのルートを通るにしてもベリーズ、グアテマラともに見所が結構あるので急がずにローカルバスでゆっくり旅することをお勧めします。当初お伝えしたように、それだと弾丸編のカンクン〜ベリーズ・シティ〜グアテマラ・シティ間の移動費約US100ドルの半額で移動できるのですから‥。

ラマナイ遺跡2
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その2,ベリーズの見所?
エリア:
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/09 08:48
コメント(0)
コロサルCorozal〜ベリーズ・シティBelize City間のバスはコロサルのバスターミナルに貼ってあった時刻表によるとかなりの本数があるようだったが、実際は1時間に一本か1時間半に一本くらいだったのではないか?。しかし早朝から夜遅くまで、かなりの本数があったのは確かで、料金はコロサル〜オレンジ・ウォークOrange Walkが4BZ$(国境〜オレンジ・ウォーク5BZ$)オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティ5BZ$(国境〜ベリーズ・シティ10BZ$、コロサル〜ベリーズ・シティ9BZ$)と非常にわかりやすいものだった。また、時間もかなり正確で(これはベリーズ全体にいえることだが、交通量が少なく渋滞がないので時刻が安定している印象あり)コロサル〜オレンジ・ウォークが1時間、オレンジ・ウォーク〜ベリーズ・シティは1時間半だった。なので国境あるいはコロサルからベリーズ・シティまでのバスは座れればなんら問題はないけれど、その途中の大きな街(旅行者にとって重要な街)オレンジ・ウォークからの乗車だと座れない場合あり。

<写真説明>タイトル画像はラマナイ遺跡、下はコロサルのバス停に貼ってあった時刻表、その下はオレンジウォークのバスターミナル
コロサルのバス停に貼ってあった時刻表
オレンジウォークのバスターミナル

ベリーズ・シティのバスターミナルは日本でいえば東京駅みたいなところで、ベリーズ各地へ(から)のバスがすべてそこから発着していて、乗り場が5ヶ所くらいあったが、同時に2台以上のバスが停車しているのを見たことがなく、また各地へのバスの案内(時刻表?)みたいなものもなかった。なので、詳しいバス情報は正直よくわからないのだが、聞いた範囲で以下のことがわかった。そこからは知らない街も含めて各地へバスが出ていたが、我々旅行者に重要なのは次の3方面と思われる。
1,オレンジ・ウォーク、コロサル、メキシコ国境方面は上記のように1時間〜1時間半に一本?。
2,サン・イグナシオSan Ignacio、グアテマラ国境の街ベンケ・ビエホ・デル・カルメンBenque Viejo del Carmenへは1時間に一本(曜日によって30分に一本といっていた)サン・イグナシオまでは2時間半9BZ$、サンイグナシオ〜ベンケは30分2BZ$。
3,ダングリガDangriga、プンタ・コルダ Punta Gorda(グアテマラ/プエルトバリオスへのボートが出ているところ)は早朝から夕方まで一日10本くらいあることがわかった。ベリーズ・シティ〜ダングリガまで3時間、プンタ・ゴルダまではExpressが2本あって、それだと5時間半 24BZ$(?)、普通は6時間半22BZ$だった。なお、現在の首都であるベルモパンBelmopanへは、2,と3,のバスがすべて通るので本数は多、時間は1時間15分といったところか?
いずれにしろベリーズのバスは比較的時間どおりなのと、わりとバス代は安いという印象があった。例えばメキシコ国境からベリーズシティ経由でグアテマラ国境のベンケまではベリーズ・シティ乗換えだが、バス待ちの時間を除けば6時間21BZ$(US10.5ドル)、もうひとつの国境の港であるプンタ・ゴルダまでは少し遠いので時間はかかるが、それでもバス待ちを考慮にいれなければExpress利用で8時間半34BZ$(US17ドル)、つまりベリーズを一日で通り抜けるのは十分に可能なのであった。

首都ベルモパンのバスターミナル
ベルモパンのバスターミナル

ベリーズはやはり海派の人向きの国といえるだろう。有名なカリブ海のリゾート地キー・カーカーCaye Caulkerやサン・ペドロSan Pedroへはベリーズシティの中心スィング橋の袂(バスターミナルから歩いて15分くらい)からボートがしきりに出ているし、ダングリガやプラセンシアPlacenciaもカリブ海に面したビーチのある街である。アンティグアであった日本の若者は、どこからと聞き逃したが、その近くから無人島に渡りそこでしばらく過ごしていたと話していた。

写真下、左に停泊中のボートがキーカーカー行き?
キーカーカー行きのボート?

ダングリガバス停近くのロータリーのガリフナの太鼓像
ダングリガの街のロータリー


残念ながらわたしは海やビーチに関しては縁がなかったので、くわしくお伝えすることができないが、ベリーズはその他にもマヤの遺跡が多く残されいることでも有名である。その中でも特に重要な遺跡ラマナイLamanaiとアルトゥンハAltun Haはオレンジウォークから、カラコルCaracolはサンイグナシオからのツアーがあった。また、サンイグナシオ近くにはシュナントニッチXunantunich、カハル・ペッチCahal Pechという遺跡もあったが、それはツアーを利用しなくても訪れることができた。いずれの場合もオレンジウォーク泊、またはサンイグナシオ泊となるが、オレンジウォークは35BZ$〜、サンイグナシオは30BZ$〜の安宿あり、どちらもなかなか面白く魅力的な街だった。すべての遺跡を訪れたわけではないが、近いうちにその詳細をホームページに記す予定。ベリーズという国にはそれほど期待はしていなかったが、訪れてみると存外面白く、のんびりしているのとちょっと近隣諸国と違ったユニークさがあって思いがけず気に入ってしまった。たぶん、まだ国が新しいのと英国領だったからか、なにかとても新鮮さを感じ、また未知数・未開発な部分が多いことから将来楽しみな魅力を秘めている国といえた。

サンイグナシオの安宿街<この写真は朝の6時ころ撮ったもので、人影がないが、夕方からこの界隈はレストラン・ホテル・トラベルエージェントのひしめくエリアなのでものすごい賑わいをみせていた>
サンイグナシオの安宿街

シュナントニッチ遺跡へはこの艀に乗って対岸に渡り歩いて30分、もっとも歩いている人はわたしくらいで、ほとんどはツアー客で車で5分、その下が弾丸編のタイトルにも使ったシュナントニッチ遺跡
シュナントニッチ遺跡は艀に乗って
シュナントニッチ遺跡

オレンジウォークの街の中心
オレンジウェークの中心

ラマナイ遺跡へは下の写真のボートで行くツアーがあって、これに参加した(100BZ$)
ラマナイ遺跡はボートに乗って
このボートツアーはなかなかよかった(オレンジウォークから約1時間半)
ボートツアー
タイトル画像と下の2枚がラマナイ遺跡
ラマナイ遺跡4
ラマナイ遺跡3

Corozalパルケセントラル
ベリーズ経由Guatemala in ; 実践編 その1, メキシコ〜ベリーズの国境越え
エリア:
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズその他の都市
  • 中南米>メキシコ>チェトゥマル
テーマ:その他 
投稿日:2015/04/06 03:51
コメント(0)
前回の投稿から早、一ヶ月がたってしまいました。今回は5週間の旅で数日前に帰国したのですが、今回はこれまで数回グアテマラを訪れていたにもかかわらずVISA代が高くて寄ってこなかったベリーズに、もしかしたら最後の旅になるかもしれなかったのでVISAをとってでも行かねば、と去年からずっと思っていてのことでした。それが前回も記したように今年から突然VISA不要になったのは誠に朗報だったのですが、今回はなかなか安い航空券を見つけらず、だいぶ出遅れてしまったというのが実情でした。で、ようやく日本を発てたのが2月の末でトータル5週間のうちGuatemalaに中3週間滞在し、前後の一週間ずつをカンクン〜ベリーズ〜グアテ市(アンティグア)の往復陸路移動にあてた旅となりました。

これは個人的な好み・スタイルの問題になりますが、今までベリーズが無縁だったもうひとつの理由に、わたしはあまり海に興味がなかったという点があり、それは今回の報告にもベリーズの海情報が欠けてしまっていることを予めお断りしておかなければならないと思っております。それともうひとつ、わたしは超貧乏旅ヤさんである、ということも付け加えておかなかければならないと思っています。なので、前回紹介した弾丸編の直通バスやシャトルバスを実際は一度も使ってないし、その結果として交通費においては少なくともADOのダイレクトバスやシャトルバスを使った場合の半分くらいの費用でその間を移動してきたこともあわせて申し上げておかなければならないでしょう。

そこで、まずはカンクン〜ベリーズinについてのバス情報ということになりますが、確かに一日一本のADOダイレクトバスは国境越えのわずらわしさを思えば、それなりの価値があることも認めざるを得ないかと思います。その理由は単純にカンクンCancun〜チェトマルChetumal間はわたしが利用したMayaBの2等バスならADO<354ペソ>の2/3<235ペソ>で移動できるのですが、チェトマル→ボーダー(国境)→ベリーズinがちょっと面倒?少々難しかったことにあります。それはベリーズシティまで行くチェトマルからの直通バスの乗り場が、チェトマルに二つあるバスターミナルのどちらとも直結していないということがあげられます。わたし自身それを知らずにいたので、けっこうこの国境越えは難儀いたしました。で、メキシコ(チェトマル)→ベリーズ(コロサル)の国境越え実践編は以下のようになるかと思います。

<写真説明>タイトル画像はコロサルのパルケセントラル(中央公園)、下はチェトマルのパルケセントラル(そこには立派なマヤの博物館Museo de la Culturaがあった)
チェトマルパルケセントラル

1,ベリーズシティ直行バスはMercado Nuevo(メルカドが二つとあるというのも紛らわしくてわかりづらいところ)から毎朝10時から数本(1時間か1時間半に1本、最終は夕方5時か6時ころ?、ベリーズシティまではUS$5ドル)でているようで、これがもっとも安く面倒なくベリーズinできる方法と思われますが、その乗り場まではADOの長距離バスターミナルに着いたとしても、セントロのバスターミナルに着いたとしても、そこからはタクシー(15〜20ペソ、1ペソおよそ8.5円)を使うのが賢明かと思われます(コレクティボを見つけられればその方がもっと安い)。

パルケセントラル前のADOターミナル、この写真の左端辺りにSanta Elenaに行くバス乗り場がある
パルケセントラルにあるADOターミナル

上の写真に見えるコレクティボ(乗り合いワゴン車)で下のMercado Nuevoまで4ペソ、ベリーズ行きバス乗り場は下の写真の右手、塔の下辺り
Mercado Nuevo

2,わたしは上記1の方法を知らなかったのでMayaBできて、着いたターミナル(ADOの長距離バスターミナル)から結局国境までタクシーを使わざるをえませんでした。最初200ペソと吹っかけられ、交渉したら100ペソまで下がったのでそれで承知しメキシコ国境のイミグレまで行きましたが、後で二つの失敗が明らかになりました。その1-メキシコ側の国境までは地元の人なら7〜80ペソとのこと。その2-100ペソといわれたら、少なくともメキシコ側のイミグレで手続きを終えるまで待っててもらって、それからベリーズ側のイミグレまで行ってもらうこと(これは後述するが重要)。

メキシコ側のイミグレーション
メキシコ側イミグレーション

3,これも少々わかりにくいが、メキシコ側国境の街サンタエレナ(Santa Elena)までADOセントロバスターミナル前のパルケセントラルからバスあります。

サンタエレナに停まっていたチェトマル、メルカドセントラル(パルケセントラル)行きバス
チェトマルメルカド行きバス

4,メキシコ・ベリーズ間は両国のタクシー等(バスも)の行き来がかなり自由なようで、チェトマルのタクシーはコロサルまで行くといっていました。US20ドルで行くといっていたが、たぶん交渉次第ですがUS15ドルくらいまで下がると思います。なのでここであらためてチェトマルからタクシーを使ったときの料金を以下にまとめてみました。メキシコ側イミグレまで70〜80ペソ、ベリーズイミグレまで100ペソ(タクシーを使った場合のベスト)、コロサルまで200ペソ(US15ドルくらい)といったところでしょうか??

以上が、メキシコ側国境までの行き方、あるいは越え方になりますが、歩いて国境になっている川Rio Hondoを越えた場合、次の問題があって、これもわたしは知らなかったので、そこで失敗というか、けっこうな損失を蒙ることになりました。以下はその詳細、、

‥普通、国境になっている川を渡れば入った国のイミグレはすぐにあるものと思っていたら、ベリーズのイミグレはそこから数キロ先にあるとのことでした。それは歩ける距離ではなかった(もちろん歩けないこともないだろうが)。で、そこまでどう行くかが問題となるのですが(これが上記2で述べたこと、その点を考えるとやはり1がベストとなる)、そこに(歩いて橋を渡ったあたり-下の写真)わたしのようなカモを待っている(たぶんベリーズ側の)タクシーないし業者がいるのです。いや、それを利用するしかないのですが、その相場を知らないとカモにされるということで、わたしはまんまとその手口に乗せられ余計な出費を嫌う貧乏旅行者として恥ずべき敗北を喫したのでした。なのでそこからの通常の料金は覚えておいて損はないと思います(もちろんその場でベリーズシティ行きのバスに遭遇すればその場からも乗れると思うし、そのほうがベター)。

写真前方の橋を渡って国境を越えてきたあたり、普通ならこの辺にベリーズのイミグレがあってしかるべきと思われるが、それは遥か彼方にあって、この辺にはタクシー?業者?手配師?がカモを待っている??要注意!!
国境の川Rio Hondo渡ったあたり


まず、ベリーズ国境からコロサルの街までは通常タクシーでBZ$2ドル(2BZ$ベリーズドルがUS$1ドル<固定>)、バスだと1BZ$、これは国境の川からベリーズのイミグレまでの区間も含みイミグレ手続き中は待機していてくれます。だからチェトマルでベリーズシティ行きのバスに乗れなかったとしても、最安値でチェトマルからコロサルまでいく方法は、パルケセントラルからバスでサンタエレナまでいって(せいぜい10ペソ?)、歩いて国境を越えタクシー代US$1ドルでコロサルまで行けるということです(だから、かかっても合計2〜3USドル)。これはあとでわかったことなので、当初知らなかったわたしはチェトマル〜国境にタクシー100ぺソ、国境〜コロサルにカモられてUS10ドル、つまり計16〜7ドルもとられて悔しいベリーズ初日になったのでした。

国境〜コロサルCorozalは20分くらい、下の写真はコロサルのバスターミナル
Corozalのバスターミナル

そのバスターミナルには下の写真のポスターが貼ってあった。それによるとパス(陸路)だけでなくボートでもBelize inできるることがわかる。
water taxi?

いくつか書き忘れたことがあるので補足いたします。
1,<見所について>これは重要な点かと思われますが、チェトマル、コロサルは見所があって、宿泊する価値があるところかということですが、もちろん興味の焦点は人それぞれですが、少なくとも一般的な視点(?あるいはわたしの感想)でいえば、両街ともどうしても寄りたいところとはいい難い?、ま、遺跡派のわたしはコロサルのSanta Risa遺跡にはいってみたが(Cerros遺跡はアクセスが大変そうだったのでパスした)ほとんど感動はなかったので、素通りしてもそれほど惜しくはないところといえそう、、
2,<宿情報>チェトマルのパルケセントラル付近に中級400ペソ〜、安宿200ペソ〜、数軒あり、コロサルはバスターミナル近辺に2軒の安宿を見つけたが、いずれもUS25ドル〜で中身は安宿だが料金は安宿とはいえない、つまり適当な宿がなかったということなる、つまりその意味からも、この両街は飛ばしたほうが賢明かもしれない、、
3,<注意点>上記の理由からも、ADOのダイレクト夜行バス(カンクン22:15発、616ペソ:US44ドル、ベリーズシティ朝6〜7時着、時差1時間あり)は利用価値ありに思われますが(このバスはコロサル、オレンジウォークで下車できると思います。というのも帰りの便はオレンジウォーク、コロサルからも乗れるからです)カンクンからこの両街素通りで安く早くベリーズシティに行くには、次の点を注意すれば可能となります。それはADO(354ペソ、約6時間)MayaB(235ペソ、約7時間)いずれを利用するにしてもカンクンを朝9時発までのチェトマル行きのバス(または夜行バスという手もあり)に乗ることです。そうすればチェトマルのどちらのターミナルについても、タクシーでベリーズシティ行きのバス乗り場にいってもらえば(20ペソくらい?)ベリーズ行き最終バスに間にあう、ということです。ベリーズシティまでは約4時間US5ドルですから、それだとトータルUS22〜23ドル(MayaB利用の場合)なので、ま、ADOの直通バスの半額ということになります。
4,<入出国税>実は、わたしはこれがよくわかってないのです。特にメキシコとグァテマラの場合。その点今回通過したベリーズはいずれも出国時US18.75ドル(BZ$37.5)と明確でしたが、メキシコの場合これまで陸路で何回出入りしたか覚えていないほどですが、その都度払わされたり不要だったり‥??いくつか明らかに点があります。まず、飛行機で出国する場合は予めticket購入時にその分が含まれますから、まず請求されることはありません。問題は陸路の場合ですが、では、それは入国税なのか出国税なのか?ということ(一度の滞在で入出国時に両方払わされたことはない)と、たぶん場所によることはないと思うのですが、滞在日数が関係するのではないか?という点です。しかし、実はそれもあいまいで、はっきり説明されたことがない。で、払わされたこともあれば払わされなかったこともあるのです。その額はほぼ一定でドル換算で22ドル前後?(為替変動があるのか21〜23ドルといった印象あり)そして今回ここでもメキシコ滞在2日にもかかわらず(これまで短期の場合不要だった記憶もあったので一応問いただしたが受け付けてくれなかった)320ペソ徴収されたのでした(もしかしたら係官のポケットに消えたかもしれないが‥??)。
<グアテマラの場合については後日記します>

ベリーズの遺跡Xunantunich
グァテマラへの道 - ベリーズ(VISA不要)経由Guatemala in ; 弾丸編
エリア:
  • 中南米>メキシコ>カンクン
  • 中南米>ベリーズ>ベリーズシティ
  • 中南米>グアテマラ>フローレス
テーマ:その他 
投稿日:2015/03/08 08:08
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一年ぶりのグアテマラですが、今回はどうしてもカンクン(メキシコ)〜ベリーズ〜グアテマラルートを紹介するつもりでVISAをとらねばと思っていたところ、何と今年から日本人はVISA不要になって、ならば早々に旅立とうとしたのだけれど、私用が重なって出発が2月末になってしまい、昨日(現地3月7日)カンクンから一週間かけてあちこち寄り道しながらやっとグアテマラAntiguaに到着、一息ついているところです。

旅模様については、このサイトの旨とするところではないと思われますので、それは宣伝になってしまいますが、わたしのホームページをみていただくとして(たぶん一ヶ月くらい先になると思われます。逆にこの記事をそちらに転載させていただくことになるかもしれないことをお断りしておきます)、ここではこれまでの流れの延長としてカンクン〜ベリーズシティ〜フローレス〜グアテマラシティ間の交通事情なるものを、わたしが知りえた範囲で記しておこうと思います。

まずは最速、最短(&最も簡単 - いわゆる弾丸 - ただし少し高くつくということですが)でグアテマラに入る方法を以下に述べますが、これは駆け足過ぎてお勧めするものではありません。途中見所はたくさんありますし、結構高くついたりするので、安い交通機関やお勧めスポット等については次回に紹介できればと思ってます。ただシャトルバス・直通バスもそれなりに面倒が省けますので利用価値は十分ありと思われます。

1,カンクンCancun〜ベリーズシティBelize City
ADOの夜行バスが一日一便22:15発でカンクンのADOバスターミナルから出ています。バス代616MX$(メキシカンペソ、今だいたい1US$が13MX$なので約47ドル(US$)、時間は約8時間かかるので朝6時ころベリーズ着になります。<注>としてベリーズの入国VISAは不要になりましたが、メキシコ出国税が320MX$(たぶんこれは25ドル相当だと思う)かかります。また、この逆便はベリーズシティ19:30発で料金は96BZ$(ベリーズドル、2BZ$=1US$)なので48ドル(US$)ということになります。ただしベリーズ出国税が37.5BZ$かかります。これがカンクン〜ベリーズシティ間の最も便利な交通手段かと思われます。

<写真説明>
タイトル画像はグアテマラ国境近くにあるベリーズのシュナントニッチ遺跡、以下は上からカンクンのADOバスターミナル、メキシコベリーズ国境付近3枚、最初はメキシコ側から、次は国境となっている川Rio Hondo、3枚目は川を越えたあたりから、、
カンクンADOバスターミナル
メキシコ・ベリーズ国境(メキシコ側から)
国境の川Rio Hondo
国境にかかる橋(ベリーズ側から)

2,ベリーズシティBelize City〜フローレスFlores
朝6時ころべリーズシティに着くとフローレス直行のバス9:30AM発に乗れます(ADOバスはベリーズシティのバスターミナルに着きますが、その場から乗れるはず)。料金は25US$、時間は5時間とのこと。なお、このシャトルは1:00PM発もあります(この間はどうやら2社の運行があるようで、同時刻発のバスはグアテマラシティまで行くバスで、グアテマラシティまでは60US$とのことでした。逆便はグアテマラシティ21:00発、300Q〜)。ベリーズシティからのローカルバスについてはその2に記すつもりですが、1,で記したようにこの区間ベリーズ出国時に出国税37.5BZ$(18.75US$)がかかることは直通バスもローカルバスも変わりがありません。

<写真説明>上からベリーズシティのバスターミナル、2枚目はCaye Cauker、San Pedroへ行くボート乗り場の売店、そこでメキシコ方面、グアテマラ方面行き直通バスのticketを扱っていた。3枚目がそのターミナル(写真左手)とその付近(写真のSwing橋辺りがベリーズの中心地のようだった)、、
ベリーズシティのバスターミナル
ticketを扱う売店
ベリーズシティの中心部にあるSwing橋


3,フローレスFlores〜グアテマラシティGuatemala City
ま、いくら急ぎ旅でもカンクン〜ベリーズシティ〜フローレスの乗り継ぎ乗り継ぎでグアテマラシティまで行くのはいかにもきつい行程なので、やはりせめてフローレスで一泊ないし二泊の余裕をもって、Tikalまで足を延ばされることをお勧めします。で、フローレス〜グアテマラシティのバス事情は以下となります(アンティグアまでのシャトルバス乗り継ぎサービスもありますが、ここでは省略)
朝の6:30から夜行バスの最終23:00発まで、相当本数は出ていて、バス会社もLinea Dorada 190Q(Qはグアテマラの貨幣単位ケツァルの略、1US$=7.5Q、1Q=0.133US$=16円?)を筆頭にADN,Fuente del Noeteが180Q、Rapidos del Sur社が130Qと、この間はある意味グアテマラの中でもドル箱路線なので各社最新のバスを投入して覇を競っているといった状況にあります。ただしいずれもSanta Elenaのバスターミナル発で(フローレス島からはLinea DoradaとADNの夜行バスがありますが要確認、またベリーズシティからの乗り継ぎは同場所から)、フローレス島からサンタエレナのターミナルまではトゥクトゥクで5Qです。FDN社はほとんど1時間おきに便があるので、まずいついっても乗れそうですが、わたしの利用した他社と比べると2/3の価格のRapid del Surは本数が少ないので早めに予約しておいたほうがよいと思われます。時間はだいたい8時間くらい、となってますが、新しいCentral de Transbordo Norteのターミナルまでは7時間くらいで着くのですが、そこからの市内中心までは渋滞が激しくて時間予測ができない、ということのようです。

<写真説明>フローレス Peten Itza湖2枚とわたしの利用したRapidos del Sur社のバス、このバスはアメリカのGrey Hound Busのお下がりのようで馬力があって社名どおり速かった、、
フローレス Peten Itza湖 1
フローレス Peten Itza湖 2
Rapidos del Sur社のバス

以上がカンクン〜ベリーズ経由グアテマラinの弾丸状況ですが、どこにも寄らずに乗り継いだとしてもカンクン〜グアテマラシティは急いでも24〜30時間はかかり、それでもバス代としては100ドル前後で何とかなりそう(ただしベリーズシティ〜グアテマラシティ間の直通を使わない場合、また出国税等は含みません)ということでした。帰路に急ぎの場合、アンティグア、またはグアテマラシティからの夜行バス(またはシャトルバス)に乗り、次の日のベリーズシティ19:30のADOのバスに乗れれば、2日目の早朝カンクン着なので、早朝便の多いカンクンからのフライトに、もしかしたら間にあうかもしれません(すみません、それは確かめてないので要確認です)。

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