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- 滅びゆく天空の都市 チビタバニョレッジョ
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>イタリアその他の都市
- テーマ:観光地
- 投稿日:2015/02/24 00:00
- コメント(0)
滅びゆく天空の都市 チビタバニョレッジョ

イタリアでは、la città che muore 「滅びゆく街」「死にゆく街」という異名を持っています。
その所以は、過去この街は大地震に見舞われ、街の一部が崩れ去ったといいます。
そして今も、雨風により台地の侵食が進んでおり、いつか街が崩れ落ちる、そんな意味合いを持っています。
橋も、過去の地震で崩れ落ちているので、現在の橋は数代目、の架け橋、です。

日本では、天空の城ラピュタのモデルとなった、という噂でも有名ですね。
最近では、綾瀬はるかさん主演の映画「ホタルノヒカリ」 のロケ地としても日本では話題になりました。
その歴史は古く、2500年以上も前にエトルリア人によって築かれた街です。
外側からの外見こそ、まるで要塞のような雰囲気さえありますが、一方で街の中は、古い中世の町並みが残された、とてもかわいらしい街です。

街には、お土産屋さんや、かわいいカフェもあるので、ゆったりと過ごすことができますし、あちこちに人懐こい猫ちゃんも。

夏にはこの中世の町並みに、光が差し、観光客も増えて、にぎやかになります。





冬の時期には、物憂げな滅びゆく街の景観も楽しめます。
寒い早朝に訪れ、霧のかかる景色を狙って写真を撮る!なんていうのも素敵かもしれません。
まるで、「日本のマチュピチュ 武田城」みたいな写真が撮れるかも?

- イブレアの「オレンジ合戦」
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エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>イタリアその他の都市
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2015/02/18 00:00
- コメント(0)
2月15日(日)イブレアの歴史的カーニバル「オレンジ合戦」に行ってきました。
カーニバルの期間中最後の3日間にだけオレンジを投げあうお祭りです。
トリノ近郊 アオスタのすぐ手前ですが、行く価値は十分にあります。
普段静かなこの街もこの日は熱気ムンムンです。
ただただひたすらオレンジを投げ続ける、狂ったように投げ続ける風景、
こんな非日常の風景はまず世界のどこに行っても見られないでしょうね。
参加するもよし、参加しなくとも観戦するだけでも十分に楽しめるお祭りでした。
ちなみに私もいくつか投げて被弾もしました。まだ腕が筋肉痛で痛いです。
そもそもこのお祭りは、領主の傲慢さに耐えられなくなった農民が反乱を起こして
豆を投げたことから始まったようです。
なぜ北イタリアでは収穫が難しいオレンジに変わったのかはっきり分かりません。
南イタリアでしたら納得できますが。。。
会場となる市役所前広場には朝早くからオレンジの入った箱が
山積みにされています。あまりの箱の多さに圧倒され少し怖くなってきました。

街のいたるところに観光客用に地図が用意されています。

合戦の様子がサテライトでも見れるんです。

いよいよ合戦開始。領主の衛兵達は完全防備。思ってたより投げるテンポも速くてビックリです。
民衆役の私は何も考えずとにかく投げまくりました。普段私も領主?にはかなり不満が溜まっていますので「えい やぁーっ!」

会場はあっという間にオレンジ一色

馬車の衛兵達もオレンジを投げてきます。油断できないですね。

折角イブレアまで来たのですからラビオリのオレンジ風味に挑戦。 絶妙な味です。

パンナコッタのオレンジソースがけ おいしい!!

屋台では当日、オレンジ合戦に参加しない人のために赤い帽子が売られています。
この帽子をかぶっていれば攻撃対象にならないと言われています。

お掃除の方、本当にご苦労様です。

ベネチアでは年に一度、2月下旬から3月上旬にかけての2週間の間、
カーニバルという世界有数のイベントが開催されます。
世界最大のコスプレイベントと言っても過言ではないほどの規模で、街中が仮装して
お祭り騒ぎします。
コスプレ、というと日本では秋葉原やビッグサイトでも人気のあるイベントですが、
コスプレ、というと日本では秋葉原やビッグサイトでも人気のあるイベントですが、
ここイタリアでも、ルネッサンスの時代から公式なイベントとして人々に仮装祭典が
楽しまれてきました。
現在でも、およそ300万人の人が世界中から集まり、各々の表現方法で、仮装して街中を練り歩きます。
中には、家族みんなで仮装していらっしゃる方も。
赤ちゃんだって仮装しちゃいます。映画のキャラのコスプレもアリです!


フルマスクの方は、超本気の方が多いです。
マスクの中の目の周りを黒く塗って、一層人間感を消している人もいます。
この日のために一年かけて準備する人もいるんだとか。


街中には、貸衣装屋さんもあります。
料金はピンキリですが、安いところはドレスレンタル50EUR〜できるようです。
貸衣装屋さんは、1年でたった2週間しか稼ぎ時がありませんから、お店は絶対事前予約されることをおすすめします。
本気で仮装したい方は是非どうぞ!
全身フル装備はちょっと・・という方は、マスクもそこらじゅうで手に入ります。
全身フル装備はちょっと・・という方は、マスクもそこらじゅうで手に入ります。
2EUR程度の簡単なものから高いものまで品揃え豊富です。

街を歩いていると、顔料で、顔にペイントしてくれるお姉さんもいます。
5EURぐらいです。今回は私も体験してみました!
なんだかシルクドソレイユみたいで、とっても気に入りました。
お姉さん、お絵かきがとっても上手。

町並みの美しさ、仮装での開放感、異国感、もあいまって、本当に素晴らしいです。
かなりリピーター率の高いイベントですので、来年のカーニバルには、あなたも是非仮面をかぶって参加してみては?
サンタンジェロ城
・テルマエロマエでは、市村正親さんが演じていたハドリアヌス帝が自身の霊廟として建造を命じたもので、もとは霊廟ですが
後には要塞としても使われました。はたまた牢獄としても使われ、今なお、博物館として使われている、なんとマルチなお城です。
・彫刻には、ベルニーニの彫刻なんかも施されていて、なんとも強く美しい城です。

・ヴァチカンから一直線に秘密の小道があるのです。
秘密といっても、城の中からも見えますが、歴代の教皇様がピンチのときに、
この秘密の通路を使ってこの要塞に逃げ込んだとか。

・よく映画にも使われており、オードリーヘップバーン主演「ローマの休日」では
美容師の男に誘われたパーティーも、サンタンジェロ城のふもとで 開催されて
いましたよね。トムハンクス主演「天使と悪魔」でも、舞台となっていましたね!
・中は、地下に向かって伸びる無機質な通路。牢獄感漂わせてます。

・サンピエトロ寺院とテヴェレ川を眺める最高のVIEWスポットです。
カフェもあるので、お茶をしながら、眺めてみては?

たまにかもめも飛んできます。

ティラミスの語源
「Tiramisu」の「Tira」引っ張るという意味「mi」は私を「su」は上にという意味で「私を元気付けて」という意味のお菓子です。
私は落ち込んだ時とか元気が無い時に、自分へのご褒美にこのティラミスを買いすぐ元気になる単純な人間です。
マスカルポーネチーズとエスプレッソコーヒーの苦味がちょうど良く混ざった大人の味がなんともいえないんですよ。
今日は創業1960年のティラミスの老舗Pompiのジェラートで一人ローマの休日を再現してみました。
イケメン店員が、日本語で「中にスプーンが入ってるからね」と教えてくれました。

日本で食べるティラミスよりさっぱりしていて、重たくないのでたくさん食べれます!
正直、ケーキの類は日本のケーキのほうが繊細でおいしいと思っていますが、
ここのティラミスは、日本で食べるティラミスよりもおいしいと感じました!


スペイン広場の近くにVia della Croceという通りがあります。Pompiはこの通りに面しています。
Pompiの斜め前にはチョコレートで有名なVenchiもありますがこちらは1月26日から2月26日まで残念ながら改装中で閉まっています。
ティラミスはイタリア人家庭でもよく作られるデザートの一つです。
その家庭によって作り方が全然違うのでいろんな味が楽しめるんです。これはレストランで食べても同じ事がいえます。
苦めのティラミス、すごく甘いティラミス、しっとりした感じのもあれば、結構パサパサしてるのもあります。
またPompiは他にはない「苺のティラミス」でも有名です。

写真のTiramisuは1個4ユーロとそんなに高くないので是非イタリアにお越しの際は本場のティラミスを味わってみてください。
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