記事一覧
36 - 40件目まで(164件中)

- テスタッチョ地区その1
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:観光地 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2021/06/15 00:00
- コメント(0)
こんにちは、公認ガイドの竹内 みどりです。
今回は、ローマ旧市街地南部に位置するテスタッチョ地区。(地図?)をご紹介したいと思います。
ローマ料理が生まれた場所で、レストランやストリートフードのお店、さらにはローマで最も活気のある市場があり、下町の雰囲気を味わっていただける場所です。

この地区の名前は、こちらのテスタッチョ山(地図?星印)に由来します。
山といっても全周1km高さ54m、土器片が積み重ねられて造られた人口の丘です。
テスタッチョというのは、ラテン語で陶器片という意味なのです。ローマの支配地の拡大に伴い都ローマの人口も増大し、属州アフリカやスペインから大量に食料が運ばれました。そのために紀元前2世紀、ここに川沿いの港とそれに関連する倉庫などが建設されます(地図?赤い部分、地図?再現図)。今でもテスタッチョ地区の各所でその遺跡を見ることができます。地図でご覧いただくテスタッチョ市場は(地図?)2005年に改装されましたが、その際に大量のアンフォラ(オリーブオイル・ワイン・ガルムなどの運搬や保存に使う素焼きの壷)の残る倉庫の遺跡が発見されます。現在でも市場の地下にその遺跡は保存され見学することも可能です。この遺跡で発見されたようなアンフォラのなかでリサイクル不可能なものが廃棄されてできたゴミ山が実はテスタッチョ山なのです!


さて、そのアンフォラの破片が積み上げられた丘とはどんなものかというと、、、

こちらは、F L A V I O A L V E L A V E V O D E T T Oという有名店で、『ローマでカルボナーラが最も美味しい店ランキング』で必ず登場するレストラン、同時にテスタッチョ山の見学もできる場所です。
世界的に有名なカルボナーラの本場ローマでは、ベーコンでカルボナーラを作る!なんていうと
『ローマ料理を罵倒する行為だ!!!』なんて大変な剣幕で怒られてしまいます。しかし、、、
歴史を遡ってみると、シェフ、レナート・グワランデイが1944年にアメリカ人好みのパスタを!とベーコンと卵とチーズを使ったパスタを考案し、これがカルボナーラの起源だ!というのが有力説です。もちろん大半のイタリア人はこの説を否定していますが

- 【2021】リチャードジノリの可愛いコーヒーカップ♪フィレンツェの隣街でも見どころと自然がいっぱい。
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
- テーマ:買物・土産 観光地 自然・植物
- 投稿日:2021/06/13 00:00
- コメント(2)
フィレンツェの隣街でも見どころと自然がいっぱい。
皆さんこんにちは!フィレンツェ公認ガイドの福島久子です。
私はフィレンツェから約10キロほど離れているセストフィオレンティーノ(Sesto Fiorentino)と言う街に住んでいます。
ツアーで来ると時々泊まる郊外のホテルがある街で、ツアー客の方は時間の関係で泊まってすぐフィレンツェとピサ観光をして出発してしまう為、この街を見ることはありません。
しかし実は結構よい所があるのです!!
まずこの街には磁器で有名なリチャードジノリの工場があります。
リチャードジノリは、1735年に公爵で化学に興味があったカルロ、ジノリがイタリアで初めて作った磁器の工場で、その後、経済的な理由により1896年にリチャード商会と合併したために名前がリチャードジノリとなりました。
磁器はなかなかヨーローッパで作れず、当時は日本や中国などからの輸入に頼っていたのでとても高価なものでした。
磁器を作るのにはカオリンとい成分が必要なのですが、なかなかこれがわからなかったようです。
メディチ家のフランチェスコ王子も1500年代にとても近いものを作りましたが、完璧には作れませんでした。
しかし2013年に破産してしまい、その後グッチに買い取られています。
ここにはリチャードジノリのアウトレットもあり、とても安い値段で買えるのでお勧めです。←私も使っています♪
そして隣には歴代の磁器を展示してある博物館もあります。

数十年前にいただいたアウトレットのコーヒーカップ。
同じシリーズで白とピンクの大小のお皿、スープ皿などセットでいただきました。
色が可愛いです。
それとメディチ家のペトライア(Petraia)とカステッロ(Castello)別荘もあり、なんとこちらは無料です。
ペトライアは1544年からメディチ家のコシモ一世の所有となり、その後メディチ家、ロレーヌ家、フィレンツェがイタリアの首都になった(1865年から71年まで)時には王家が住み、その時に応じて装飾、庭が改修されています。
カレッジの別荘と共にイタリア庭園とイギリス庭園が保存されています。
ペトライアでは宮殿の中も見ることが出来ます。
ペトライア宮殿に入ってすぐの中庭では、ヴォルテラーノ(Volterrano)が描いたメディチ家にまつわるフレスコ画が圧巻です。
またイタリア王であったヴィットリオエマヌエーレ2世と妻の寝室なども残っています。

ペトライアの別荘。Wikipediaより

こちらは中庭。Wikipediaより
もう一つこの街の良い所はすぐ裏にモレッロ山があり、コロナの現在、あまり外出できなくなった今でも自然の中を散歩することが出来ます。
仕事がなく自由もない今、唯一の楽しみは散歩と言うなんだか年金をもらっていないのに年金者の生活となってしまいました。
私の家から歩いて20分くらいで山のふもとにたどり着きます。
山と言っても緩やかな山で最高934メートルなので、山と言うよりは丘と言う感じでしょうか?
急な坂がない道もあるのでよく年輩の方も散歩しているのを見かけます。
私は家から歩いて行き帰り最大3時間くらいの道のりしか歩いていませんが、7時間くらいかけて違う街まで歩くツアーなども出ています。
所どころに行先とどのくらい時間がかかるかを示した標識があるので、それを目安に歩くことが出来ます。
季節によって景色も変わるので全然飽きません。
オリーブ畑が多いですが、所どころに大きな邸宅もあります。
一度去年のロックダウンのすぐ後、遠くまでの散歩解禁になった時(それまでは自宅付近のみでした)にはなんと鹿に遭遇してしまいました。
鹿も急に人が沢山出来てたので慌てていたのか、すごいスピードで山の中に消えて行きました。
小川もあったりで自然豊かです。

遠くに見えるのがフィレンツェ

最後に家から自転車で10分くらいの所に沼地を発見。。
どんなに田舎なんでしょう(笑)
公園になっていてこの沼ではバードウォッチングが出来ます。
大きなネズミみたいのがいました。このあたりは大昔沼地だったそうで、その名残でこのような沼地が残っているのだと思います。

多分ヌートリアと言う動物なのではと...

こんな鳥も
今までこんなにゆっくり自宅付近を散策したことがありませんでしたが、結構新しい発見がありました。
もしフィレンツェ滞在型で来ることがありましたら、フィレンツェ近郊にもぜひ足を延ばしてくださいね。

- シチリア島で出会う春の草花たち
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>パレルモ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2021/06/07 00:00
- コメント(0)
皆様、こんにちわ。
シチリア島の州都パレルモの観光ガイド、河村悦子です。
ご存じのように、シチリア島は海、山、街とバランスがとれた美しい島です。
春夏秋冬色々な表情を見せてくれて、本当に飽きることはないのですが、
私が一番好きなのは、やっぱり春!
陽気もよく、ドライブやハイキングに最高の時期です。
昨年から続くコロナの外出・移動規制でお出かけはかなり減っていましたが
やっと、規制が少し緩和されたこの時期久々にお出かけしてみました。
ちょっと車を走らせると色鮮やかな草花が群生して、ほっこりします。
今日はシチリア島内の道端や野原に咲き乱れる代表的な草花を紹介したいと思います。

アチェトセッラ(ACETOSELLA)。アチェトはイタリア語で「お酢」の意味。茎の所をガジガジと噛むとレモンのような酸味がするそうです。子供の頃、このお花を齧っていたという現地の人、結構多いです

おなじみマルゲリータ。イタリア中どこでも目にするポピュラーなお花。 黄色も白色もみ〜んなマルゲリータって呼ばれてます

紫の花が美しいマルバ(MALVA)はハーブティーにも使用されます。

- 速報!ジーロ デ イタリア(Giro d’Italia)最終日、優勝者決定!
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
- テーマ:お祭り・イベント 鑑賞・観戦 散歩・自転車
- 投稿日:2021/06/01 00:00
- コメント(0)
こんにちは!ミラノ発信者、ワキです。
今年104回めを数える自転車ロードレース、ジーロ デ イタリアが最終日を迎えました。
5月8日 トリノから始まり、全走行3410,9kmを21ステージ(tappa)で構成、30日(日曜日)は最終ステージミラノでした。
全ステージの合計タイムが一番短い選手が優勝、行程中の首位選手だけが着ることができるピンクのシャツ マリアローザ(Maglia Rosa)は、バイカーの名誉のシンボルで1931年から続いています。この色はイタリアのスポーツ紙 ガゼッタ デロ スポーツ(Gazetta dello sports)に由来しています。
21ステージはセナゴ(Senago)の町からミラノのドゥオーモ広場がゴールの30,3km。
優勝者は既にマリアローザで走行の
エガン アーリー ベルナル ゴメス(Egan Arley Bernal Gómez)、1997年1月生まれの24歳、コロンビア出身。2019年にはツール ド フランス(tour de france)で南米出身者初の優勝を果たした天才バイカー。
ベルナル!という声援の多さや、ミラノでコロンビアの旗をこんなにたくさん見るのは珍しい光景。恐らく20年近く前のF1のモントーヤ(Montoya)以来でしょうか。
表彰台(Podio)のベルナルは2位のイタリア人選手 ダミアーノ カルーゾ(Damiano Caruso)にエールを送る等、紳士的で心も広い。
若い彼らの心はもうツール ド フランスとオリンピックに向いているようでしたが。。。
因みにベルナルのチームはスカイテレビがスポンサーのスカイチームから始まったイギリスのイネオス グレナディオス(Ineos Grenadiers)、2010年からの先鋭チームで、ベルナルの自転車はイタリア製のピナレッロ( Pinarello)。
レースで勝てる自転車はピナレッロかビアンキ(Bianchi)と、どちらもイタリア製です。あとトレック(Trek)というアメリカ製のものも使われてきてはいますが、やはり主流はイタリアのものです。
イタリア人曰く、ツール ド フランスは世界最大のレースで、ジロ デ イタリアは世界最高のレースらしい。
快晴の下、セキュリティ強化で表彰台のシャンパンファイトまで近づくことは出来ませんでしたが、ミラネーゼの日曜の午後のイタリアをあげてのイベントに少しずつ復興に近づいている感がありました。
では、次回もお楽しみに!
編集:shota.k

- 【ワインソムリエ直伝】イタリアラッツィオ州のワインの紹介!
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>ローマ
- テーマ:グルメ その他 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2021/05/31 00:00
- コメント(0)
Buongiorno!
イタリア政府公認旅サポート、マジカ??イタリアの ウニ です。
アコンパニャトーレ&ガイド、そして、イタリアソムリエ協会(現FIS)のマスター・ソムリエの資格を持っています。
イタリアは全20州でワインを生産していますが、各州の特徴を、イタリアで役に立つ情報と共にご紹介していきたいと思います。
まず、第1回目は、ラツィオ州のワインです。
ラツィオ州のキーワードは、
?? 白ワインが多い
?? ローマの酒蔵
?? 法王様のワインもあるよ
です。
イタリアの食事にワインは欠かせない、と言っても過言ではありません。
イタリアの首都ローマは、人口280万人を有する大都市。
当然、ワインの消費量も半端ではなく、そのローマっ子の「酒蔵」が、ローマの南東方向にある丘陵地帯 カステッリ・ロマーニ(ローマの城々)です。
ローマからナポリへ向かう時、高速道路に入るとすぐに、左右にブドウ畑が広がっている綺麗な景色が見えてきますが、ちょうどそのあたりです。
ブドウの葉っぱがふさふさしている季節は見事。
冬でも、垣根式のブドウ畑が綺麗に整列して並んでいるのがご覧いただけます。
この辺りで造られるワインには、「フラスカーティ」「カステッリ・ロマーニ」など多くの名称がありますが、白ワインが中心で、ラツィオ州の代表的な白ぶどう品種、マルヴァジア、トレッビアーノなどをブレンドして造ります。
フルーティで飲みやすく、ほろ苦さの残る、さっぱりとしたワインで、中でも、フラスカーティは、16世紀の法王パオロ3世(ティツィアーノが描いた肖像画が有名!)が賞賛した歴史的なワインです。
「白ワインは魚で」と通常言いますが、地元っ子は、この辺りの名物、豚の丸焼きポルケッタを、地元の白ワインに合わせてしまいます。皆さんも是非。
これで気分はローマっ子です。
なお、フラスカーティには、コクのある上級クラスの「フラスカーティ・スーペリオーレ」と、甘く造った「カンネッリーノ・ディ・フラスカーティ」(ちょっと硬めのビスケットにぴったり)が、ラツイオ州のDOCGワイン(統制保証付原産地呼称、イタリア・ワインの各付けで最上級)に指定されています。

ローマの南で造られるワイン
さて、ナポリまでの高速道路をもう少し進むと、今度は、赤ワインの産地があります。
ラツィオ州は、白ワインの生産量が圧倒的(75%以上)なのですが、この辺りでは、土着品種チェサネーゼを使って「チェサネーゼ」(いくつか名称あり)を造っています。
そして、「チェサネーゼ・デル・ピリオ」も、ラツイオに3つあるDOCGワインの一つです。
チェサネーゼは、割とボディがあり、ワインらしいほろ苦さを含むワインで、ローマっ子の大好きな子羊のグリルなどは、是非、チェサネーゼと一緒にどうぞ。
そして、ローマの北のモンテフィアスコーネには、歴史的に有名な逸話のあるワインがあります。
「エスト!エスト!!エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ」、エストは、ラテン語で、ある、つまり、「ある!ある!! ある!!!」という面白い名前です。
12世紀初め、神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世のローマでの戴冠式に出席するためローマを目指していたドイツ人のDefuk司教が、従者を先に行かせ、美味しいワインのあった宿屋の入り口に印をつけるように申しつけました。
この従者は、モンテフィアスコーネの宿屋のワインがあまりに美味しかったので、ある!と3回書きました。
司教もワインを気に入り、戴冠式に出席した後、モンテフィアスコーネに戻り、この地で一生を終えたそうで、町の教会には、彼のお墓があります。
ところで、今は、いろいろなワインが法王様のミサに使われているようですが、このエスト・エスト・エストも使われていました。
品種は、マルヴァジアとトレッビアーノを主にブレンドして、さっぱりとした、フレッシュな味わいの、軽く飲めてしまう白ワインです。

ラツィオ州の有名ワイナリーの一つ、Falescoのエスト・エスト・エスト。フルーティでモダン
ラツィオ州の一部のワインだけを紹介しましたが、これからイタリア全州を紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
A presto! 次回もお楽しみに。マジカ??イタリア
36 - 40件目まで(164件中)


