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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > ミラノ
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 歴史・文化・芸術
野菜ソムリエRieです♪
今日は、イタリア・ミラノでのお話をお届けします。

まぁ♪ どこの高級ブランドショップかと思ったら、世界のマクドナルドではありませんか^^
イタリア・ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世は、
1867年にできたショッピングアーケード。
ミラノのランドマーク、ドゥオーモのすぐそばにあって、
プラダ本店もここにあります。買ってないけどー(^ε^)
世界的にも有名なイタリアブランドの名店揃いのガレリアだから、
マクドナルドもシンボルカラーの鮮紅色を使わず、
シックなモノトーンで他のお店と外観を揃えているのでしょう。
なんだかものすごく敷居が高そうなファストフード^^;
そういえば、京都でも、祇園の近くにあるマクドナルドは、
古都に合わせて(?) 茶色い外観でした。

アーケードの中央付近の天井部分のガラスのドームはとても美しいです。
ずーっと上を見ていたら、首が痛くなりますよ^^

ミラノといえば、そうです、このかたにとってもゆかりのある街。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手がけた歴史的名画が、この街にあるのです。
それを見るために来たと言っても過言ではありません。

聖書の中で最も劇的なシーンと言われる「最後の晩餐」。
1495年から1498年にかけて制作された歴史的名画は、
ここ、サンタ・マリア・グラツィエ教会の付属修道院の食堂の壁に描かれたもの。
そう、壁画なんですよね。
だから、はずして日本に持って来ることはできないし、
絵が見たければ、ここに来るしかないのです。
作品は、温度や湿度を徹底的にコントロールされ、ガラス扉で何重にもブロックされています。
写真撮影ももちろんNG。
そのわけとは・・・??
当時、画家としてだけでなく科学者としても多忙を極めていたダ・ヴィンチは、
壁画の依頼を受けた時、修正や作業が中断できないフレスコ画ではなく、
自身が考案した新しい描画の手法を用いたのだそう。
作業効率を優先したのですね。
石膏に樹脂性の溶剤を配合したものを下地に、絵の具はテンペラと油彩を混ぜたものを使用。
ところが、石膏の水分と絵の具の油分によってカビが発生してしまうのです。
なおかつ、絵の具が壁には染み込まず、絵の具そのものがはがれてしまい、
完成後20年がたった頃から破損が目立ちはじめたのだとか。
その後、長きにわたり、乱暴な修復と上塗りが続けられたのですが、
1970年になってから、ようやくオリジナルの質感を取り戻すための修復が行われて、
約20年もの歳月を経て、ほぼ当時の姿を再現することができたといいます。
というわけで、極力作品を劣化させないための配慮が徹底的に行われています。

この絵です。撮影禁止なので、ミュージアムショップで買った絵はがきを見てくださいね^^
ここへ行くためには、事前予約が必要になります。
チケットの手配は、旅行代理店にお願いしました。
一度に入れる人数も20〜25人程度で、見学時間も決められていたと思います。
でも、現地へ行って見るだけの価値があります。
壁画を目の前にして立っていると、ひんやりとした空気を感じて、
それはもちろん、徹底的に管理された快適温度のせいもあるんだけど^^;
ここで実際に、レオナルド・ダ・ヴィンチが絵を描いていたのかと思うと、
空気のせいだけじゃなくて、なんとなく、神聖な気持ちになってきます。
たとえそれが思い込みだったとしても・・・貴重な経験でした。
野菜ソムリエRieでした♪
今日は、イタリア・ミラノでのお話をお届けします。

まぁ♪ どこの高級ブランドショップかと思ったら、世界のマクドナルドではありませんか^^
イタリア・ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世は、
1867年にできたショッピングアーケード。
ミラノのランドマーク、ドゥオーモのすぐそばにあって、
プラダ本店もここにあります。買ってないけどー(^ε^)
世界的にも有名なイタリアブランドの名店揃いのガレリアだから、
マクドナルドもシンボルカラーの鮮紅色を使わず、
シックなモノトーンで他のお店と外観を揃えているのでしょう。
なんだかものすごく敷居が高そうなファストフード^^;
そういえば、京都でも、祇園の近くにあるマクドナルドは、
古都に合わせて(?) 茶色い外観でした。

アーケードの中央付近の天井部分のガラスのドームはとても美しいです。
ずーっと上を見ていたら、首が痛くなりますよ^^

ミラノといえば、そうです、このかたにとってもゆかりのある街。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手がけた歴史的名画が、この街にあるのです。
それを見るために来たと言っても過言ではありません。

聖書の中で最も劇的なシーンと言われる「最後の晩餐」。
1495年から1498年にかけて制作された歴史的名画は、
ここ、サンタ・マリア・グラツィエ教会の付属修道院の食堂の壁に描かれたもの。
そう、壁画なんですよね。
だから、はずして日本に持って来ることはできないし、
絵が見たければ、ここに来るしかないのです。
作品は、温度や湿度を徹底的にコントロールされ、ガラス扉で何重にもブロックされています。
写真撮影ももちろんNG。
そのわけとは・・・??
当時、画家としてだけでなく科学者としても多忙を極めていたダ・ヴィンチは、
壁画の依頼を受けた時、修正や作業が中断できないフレスコ画ではなく、
自身が考案した新しい描画の手法を用いたのだそう。
作業効率を優先したのですね。
石膏に樹脂性の溶剤を配合したものを下地に、絵の具はテンペラと油彩を混ぜたものを使用。
ところが、石膏の水分と絵の具の油分によってカビが発生してしまうのです。
なおかつ、絵の具が壁には染み込まず、絵の具そのものがはがれてしまい、
完成後20年がたった頃から破損が目立ちはじめたのだとか。
その後、長きにわたり、乱暴な修復と上塗りが続けられたのですが、
1970年になってから、ようやくオリジナルの質感を取り戻すための修復が行われて、
約20年もの歳月を経て、ほぼ当時の姿を再現することができたといいます。
というわけで、極力作品を劣化させないための配慮が徹底的に行われています。

この絵です。撮影禁止なので、ミュージアムショップで買った絵はがきを見てくださいね^^
ここへ行くためには、事前予約が必要になります。
チケットの手配は、旅行代理店にお願いしました。
一度に入れる人数も20〜25人程度で、見学時間も決められていたと思います。
でも、現地へ行って見るだけの価値があります。
壁画を目の前にして立っていると、ひんやりとした空気を感じて、
それはもちろん、徹底的に管理された快適温度のせいもあるんだけど^^;
ここで実際に、レオナルド・ダ・ヴィンチが絵を描いていたのかと思うと、
空気のせいだけじゃなくて、なんとなく、神聖な気持ちになってきます。
たとえそれが思い込みだったとしても・・・貴重な経験でした。
野菜ソムリエRieでした♪