記事一覧
11 - 15件目まで(42件中)

- 【イタリア観光2022】花に埋もれた世界一古い薬局!サンタ・マリアノヴェッラ薬局
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2021/09/11 00:00
- コメント(0)
「花に埋もれたサンタ・マリアノヴェッラ薬局」
フィレンツェには「世界一古い薬局」と呼ばれるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の本店があります。
その昔、サンタ・マリア・ノヴェッラのドメニコ修道会の僧たちが薬草を育てリキュールや石けんや香水などを生産していました。
その製法を活かした製品を販売しているのがこの薬局です。
修道院の一部であった場所が今は薬局の本店として使われています。
2021年の夏、この本店に入ったら驚くようなデコレーションがされていました。

入り口の廊下ホールの天井からドライフラワーが一面に下がっていて、まるで花のアーケードのようになっていました。
お店の方に聞いたところ、
サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院発足800周年
で、新製品を発売したため、それに合わせて期間限定のデコレーションだそうです。

これ以外の店舗内部もドライフラワーが飾ってあり、いつも違った雰囲気になっていました。
中世のジョット派のフレスコ画がある礼拝堂も、壁際にそってお花が装飾されていました。

800周年の記念に新発売されたのは
?ローズとクチナシの花の香りの香水「Rose Gardenia 2021 Edition」
?香水のミニボトルセット
?蓮の花の形のアロマキャンドル
だそうです!
花の廊下はもうすぐ取り払われてしまうそうです。残念ですね。
この薬局はとても雰囲気がいい場所なので、フィレンツェに来たらぜひ寄ってみてくださいね。

- 【イタリアソムリエ協会のマスター・ソムリエが教えるイタリアワイン】今回はシチリア州のワインを見ていきます!
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>パレルモ
- テーマ:買物・土産 グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2021/08/12 00:00
- コメント(0)
みなさん、こんにちは。
イタリアソムリエ協会のマスター・ソムリエの資格を持つ
うしお ゆにこ です。
イタリアワインの紹介、第4回目は、シチリア州です。
シチリア島といった方が馴染みがあるかもしれませんね。

シチリアのワインは、おそらくみなさんの持っている、いかにもイタリアワインらしいイメージ に近いと思います。
イタリアの太陽と大地の恵み、フルーティでボディがあり、凝縮された味、酸味が比較的少なく飲みやすい。。。
また、値段が比較的お手頃なのも嬉しいところです。
さて、地中海に浮かぶ最大の島、シチリア島では、紀元前7世紀頃よりワインの生産が行われてきました。
現代になってからは、生産されるワインの多くが、バルクワインとして、他の地域や外国の「修正用ブレンドワイン」として使われてきた、という悲しい歴史もあります。
また、シチリアワインというと 「コルヴォ」 か 「レガリアーリ」、というイメージの時代もありました。

シチリアを代表する超有名ワイン。ラベルは少し変わっても、今でもスーパーで健在。
そういった苦難を超えて、小さな農家も自分たちで瓶詰めして独自に売り出すようになったので、今では興味深いワイナリーがたくさん出現しています。
さて、シチリア州のキーワードは、以下です。
?? 大量に生産されるワインの多くが、バルクワインとして売られてしまう長い歴史があった。
?? シチリアで、何といっても歴史的に有名なワインは、マルサラ。
?? エトナ山麓で造られるワインに注目!
シチリアでは、ワインの生産は白の方が赤よりやや多く、DOCG(保証付原産地統制呼称)ワインは 1つ 、他、多くのDOC(原産地統制呼称)ワインがあります。
シチリアもご多分に漏れず、土着品種が多いのですが、その中での注目は以下です。
白 カタラットの栽培が最も多く、他、グリッロ、インツォリア、カリカンテなどが代表。
赤 ネロ・ダーヴォラ(カラブレーゼ)が非常に人気があり、シチリアを代表する品種。他、ネレッロ・マスカレーゼに注目。
それでは、州都 パレルモ からスタートです。
パレルモと言えば、王宮(黄金のパラティーナ礼拝堂!)やカテドラル、旧市街など、見所たくさんの町です。
パレルモの西の方に、「アルカモ」 と呼ばれる白ワインの生産地域があります。
品種は主にカタラットを使い、香草などの香り、フレッシュ感がある、比較的軽めの辛口ワイン。シチリアで特に美味しい魚介料理全般にぴったりです。
シチリアの西側の海岸線を目指すと、マルサラ がありますが、歴史的な酒精強化ワイン、「マルサラ」の産地です。
1773年、イギリス人商人ジョン・ウッドハウスが、突然の嵐の襲われマルサラ港に寄港することになりました。そこで飲んだお酒が、当時イギリスで人気だったポートワインに似ていたので持ち帰ることにしたのですが、その時、長い船旅に持つようにと、アルコールを添加しました。
これがイギリスで非常に受けて、歴史的ワイン 「マルサラ」 の誕生となりました。
主に甘口で、お菓子作りに使われることが多いのですが、辛口のものもあります。
色も、白ブドウ品種(カタラット、グリッロ他)を使った黄金色と琥珀色のもの、黒ブドウ品種(ペリコーネ、ネロ・ダーヴォラ他)を使ったルビー色のものがあり、熟成期間によりフィーネ(1年以上)、スーペリオーレ(2年以上)、スーペリオーレ・リゼルヴァ(4年以上)、ヴェルジネ(ソレラスとも呼び、5年以上)、ヴェルジネ・ストラヴェッキオ(リゼルヴァとも呼び、10年以上)と異なるカテゴリーがあり、非常に複雑です。
甘いタイプは、チョコレートや、カンノーロなどの伝統的なシチリアのお菓子、辛口のものは食前酒、しっかりした味のチーズなどに合わせてみてください。

マルサラと言ったら、フローリオ社が超有名
さて、南側の海岸線へ出て、東に進むと、神殿の谷で有名なアグリジェントがあります。数多くの神殿の壮大な姿は、シチリアまで行ったら必見です。
さらに東には、シチリアバロック建築の可愛らしい町、ラグーザやカルタジローネなどが。
その辺りは、「チェラスオーロ・ディ・ヴィットリア」という、シチリア唯一のDOCGワインの生産地が広がっています。
チェラスオーロとは一般にロゼを指すのですが、このチェラスオーロは、ロゼではなく赤ワイン。品種は、ネロ・ダーヴォラとフラッパート、フルーツの香り(ざくろの香りがあることも)が心地良く、フレッシュ感のある飲みやすいワインです。ローストなど、肉料理に最適。

チェラスオーロ他、シチリアの代表ワイン
そして、東側の海岸線に出ると、古代にはシチリア島で最も重要な町であったシラクーサ、少し北上して、シチリア島の第2の都市カターニア、ギリシャ劇場が有名、風光明媚なタオルミーナがあり、時々噴火するエトナ山(標高約3300m)が迫っています。
そのエトナ山は、今では、シチリアで注目のワインの産地です。
産地は主に東側、1000mの標高までにも及びますが、昼と夜の大きな寒暖差から来る凝縮された味わいが特徴的です。
「エトナ」は、白、赤共にあり、白は、カリカンテ、カタラットなどの品種を使い、花、リンゴの香りなどがきれいで、アンティパストから魚料理まで幅広く合わせられます。
赤は、ネレッロ・マスカレーゼなどの品種を使い、フルーツやスパイスの香り、凝縮されたボディが、肉系ソースのパスタやローストなどに合います。
ただし、「エトナ」の欠点は、やや値段が高いこと。シチリアでは高級ワイン的存在です。

エトナの白、赤ワイン
その他、北の海岸線には、リーパリ(エオリエ)諸島があり、マリヴァジア種から造る、「マルヴァジア・デッレ・リーパリ」 というデザートワインが有名です。
シチリア島の南西、アフリカの方が近いくらいのところに、難民の漂着で有名なパンテッレリア島があり、この島では、ズビッボと呼ばれるモスカート種から、「モスカート・ディ・パンテレッリア」 というデザートワイン造られています。

パンテッレリア島のワイン。パッシートとなると、より濃厚な甘口タイプになる。
これらのデザートワインは、カンノーリ、カッサータなど、濃厚なデザートと一緒にどうぞ。
では、また。次回もお楽しみに。

- 【ブルータスの胸像】フィレンツェの巨匠ミケランジェロ
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2021/08/03 00:00
- コメント(0)
フィレンツェのバルジェッロ美術館には、
ミケランジェロ作「ブルータスの胸像」があります。
古代彫刻の胸像のスタイルを取りながらも、正面ではなく
横を向いていたりとか、感情が顕になっている表情とか、
胸像の典型を逸脱した作品です。

このブルータス像のモデルとなったのはメディチ家のロレンツィーノ(またはロレンザッチョとも呼ばれます)という人物です。
ロレンツィーノはメディチ家のフィレンツェ公アレッサンドロ・デ・メディチ(暴君であったといわれます)を暗殺して、犯行後にフィレンツェから逃亡しました。
そしてアレッサンドロの後を継いでフィレンツェ公となったコジモ1世が送った暗殺者によってヴェネツィアにて殺害されてしまいます。
ミケランジェロがロレンツィーノの胸像をブルータスとして彫ったのは、共和国派(つまりメディチ家の圧政に反対する)であったミケランジェロの発想かと思っていたのですが、松本典昭著「メディチ家の至宝」には、これはロレンツィーノ自身の主張によるものだと書いてありました。
ロレンツィーノは自分の行為を正当化するために「弁明」を書いて皇帝カール5世に送りました。
その中で自分のことを「自由を圧政者から守るブルータス」になぞらえていたのです。
彼が作らせたメダルには表面に自分の横顔、裏面には「二本の剣に挟まれたフェルト帽」が刻まれていて、これは前1世紀にローマで作られた「ブルータス」のメダルと一緒なのです。
フェルト帽は解放奴隷に与えられていたため、自由のシンボルでした。
ミケランジェロはこのロレンツィーノの主張を受け入れ、彼をブルータスとして彫ったのですね。
皆さんこんにちは。ミラノ在住30年、公認ガイドの古田由美です。
ここ1年以上、コロナの影響で家籠りをしていましたが、ここイタリアでは、ようやく出口が見え始めてきたという状況で、ワクチン接種も進んでおります。(私は6月2日の予定。)
外出もできるようになり、毎日お散歩を楽しています。
ミラノと言えば、大聖堂DUOMO、ガレリア、スカラ座、スフォルツェスコ城、最後の晩餐など、見どころはたくさんありますが、本日は新しいスポット「ポルタ・ヌオーヴァ地区」を、ご紹介します。
2004年に、この地区の都市再開発プロジェクトが承認され、今もなお続けられています。
ユニクレディトタワー、2012年完成。彼の建築家、シーザー・ペリの作品。
左上の塔は、ミラノの大聖堂DUOMOの尖塔を意識したもの。LEDがあしらわれており、夜になるとライトアップされます。
地上から塔のてっぺんまでの高さは、231mあり、イタリアで最も高いビルです。
ボスコ・ヴェルティカーレ「垂直の森」、2014年完成のマンション。110mと76mのツインタワー。
ミラノの建築家、ステファノ・ボエーリの作品。
2014年の建築デザインの国際アワードであるインターナショナル・ハイライト・アワード受賞。
ボエーリ氏が2007年、ドバイを訪れた時に、ガラスとセラミックとメタルで作られた、新しい高層ビル群を目の前にし、「何とか潤いのある建物を作れないだろうか…。ガラスで建物を覆うのではなく、葉っぱや植物や低木や木々で…。」
このような思いから、「垂直の森」が生まれたのです。
トータルで711本の木々、5000本の低木、そして15000本の多年生植物が植えられています。
秋になると、葉っぱが色づいて、とても綺麗です。
ソラーリアタワー、2013年完成。ベルナード・フォート・ブレシアの作品。
イタリアで一番高いマンションで(143m)自然光が最大に活かせるように駆使された、102戸のアパートメントです。
これらの高層ビルに囲まれるように広がるBIBLIOTECA DEGLI ALBERI 「木の図書館公園」は、花盛りです。
ソラーリアタワーの手前に見えている花畑が、それです。
今となっては、老若男女を問わず、市民の憩いの場所となっています。
あやめ
ポッピーとBOSCO VERTICALE
UNICREDITと麦?
ロシアサルビア
柳
ビルと池
皆さん、ミラネーゼと(ミラノ人という意味の言葉)ひと時を共にしてみませんか?
ミラノでお待ちいたしております。
それではまた!お元気で!

- シチリア島で出会う春の草花たち
-
エリア:
- ヨーロッパ>イタリア>パレルモ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2021/06/07 00:00
- コメント(0)
皆様、こんにちわ。
シチリア島の州都パレルモの観光ガイド、河村悦子です。
ご存じのように、シチリア島は海、山、街とバランスがとれた美しい島です。
春夏秋冬色々な表情を見せてくれて、本当に飽きることはないのですが、
私が一番好きなのは、やっぱり春!
陽気もよく、ドライブやハイキングに最高の時期です。
昨年から続くコロナの外出・移動規制でお出かけはかなり減っていましたが
やっと、規制が少し緩和されたこの時期久々にお出かけしてみました。
ちょっと車を走らせると色鮮やかな草花が群生して、ほっこりします。
今日はシチリア島内の道端や野原に咲き乱れる代表的な草花を紹介したいと思います。

アチェトセッラ(ACETOSELLA)。アチェトはイタリア語で「お酢」の意味。茎の所をガジガジと噛むとレモンのような酸味がするそうです。子供の頃、このお花を齧っていたという現地の人、結構多いです

おなじみマルゲリータ。イタリア中どこでも目にするポピュラーなお花。 黄色も白色もみ〜んなマルゲリータって呼ばれてます

紫の花が美しいマルバ(MALVA)はハーブティーにも使用されます。
11 - 15件目まで(42件中)



