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みゅうローマ発信 現地情報

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みゅうローマ
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ヨーロッパ>イタリア>ローマ
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みゅうローマ
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Myu Rome
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ヨーロッパ>イタリア>ローマ
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+39-335-750-1984
業種:
旅行業
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イタリア国内の旅行関連手配をしています。オリジナル定期観光バス・みゅうバス、レストラン、通訳、ガイド、アシスタント、送迎サービスなどを手配しています。何なりとご相談下さい。

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ドラッグストア・ミュージアム
【2022年イタリア観光】ヨーロッパ文化遺産の日!ドラッグストア・ミュージアムとは?
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア>ローマ
テーマ:観光地 旅行準備 歴史・文化・芸術 
投稿日:2021/10/08 00:00
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〜ドラッグストア・ミュージアム??!〜

 

ローマより発信、カシワタニです。


 

先日9月25・26日は、ヨーロッパ文化遺産の日

( 英:European Heritage Days)でした。

 

毎年9月第3週頃の週末に行われるイベントで、普段見学不可能な考古学地区や歴史的建造物の一部を無料で公開したり、通常入場料がかかる施設が無料又は割引になったり、特別見学ツアーが開催されたり・・・と、多くの文化遺産を誇るヨーロッパならではのイベントです。

 

そもそも普段から一般公開している遺跡や美術・博物館施設だけで相当数なうえ、そのレベルも圧倒的に高いイタリアですが、さらに特別公開する場所がまだまだこんなにあるなんて!一体どれだけの量の文化財を隠し持っているのだろう?と、驚くばかりです。



前置きが長くなりましたが、今日はこのイベントで出会った面白い博物館を紹介します。



その名は

“ドラッグストア・ミュージアム”(Drugstore Museum)!



現在は特別な時にしか開館しませんが、

「近い将来、早ければ年内から通常開館する可能性がある」

という話なのです。

 

ドラッグストアという名前からは全く想像がつかない、行ってみてビックリ!の、とても興味深い博物館でした。



ローマで有名なポルタポルテーゼ蚤の市から南へ約3キロ下った、ポルトゥエンセ通り317番地( Via Portuense 317)に博物館はあります。

 

元々この通りは、紀元後1世紀にクラウディウス帝によって建設されたオスティアの港(現在のフィウミチーノ空港辺り)と、ローマ中心部を結ぶ幹線道路として造られた通りです。港はイタリア語でPortoポルトラテン語でPortusポルトゥスと言います。

 

ポルトゥエンセPortuenseという通りの名前からも、「港へ通ずる道」ということがわかりますね。

 

もちろん現在もフィウミチーノ空港周辺とローマ市内を結ぶ重要な幹線道路の一つです。

 

そんな交通量が多い道路脇の商業施設の一角に、博物館はありました。



実はこの辺り一帯、古代は「ネクロポリ」、つまり「墓地」として利用されていたのです。

 

エリア開発のための工事が始まった60年代半ば、現在の博物館がある場所に、古代の墓第一号が発見されました。

 

80年代より本格的な発掘が始まり、紀元後1世紀後半〜4世紀のローマ時代の墓が全部で5つ、発見されたのです。

 

建物の建設は続き、発見された墓群はそこに建てられた「ドラッグストア」という名前のスーパーマーケットの敷地内に組み込まれました。

 

つまり、当時はスーパーで古代の墓を横目にお買い物ができていたのです!

 

なるほど〜!

博物館の名前はここにあったスーパー「ドラッグストア」に由来しているのです。

 

しかしスーパーはその後倒産、2005年にローマ考古学文化財監督局がこの場所を博物館にすることを決定、2015年までに修復と工事を行い、一般公開が始まりました。

 

2019年の更なる改良工事を経て、「モダンな館内に古代の墓」、という、なんとも不思議な空間が生まれたのです。


写真上:展示場の入り口

 

中へ進むと・・・ドドーン!と中心にコレです!お墓です!




写真正面奥は、凝灰岩を掘って造られた3世紀初めのファミリーの墓です。

 

四角い部屋の周りに石棺骨壺を置くスペースがあり、天井の装飾は花模様、壁龕にはフレスコ画漆喰装飾、ブドウの収穫をテーマにした白黒モザイクの床・・・

 

大変豪華です。

明らかにお金もちファミリーだったことがわかりますね〜

 

写真上:床モザイク



写真では少ししか映っていませんが、前述のファミリーの墓の手前右側にアーチ型の穴が3つ見えます。

 

これはコロンバリオというタイプの墓で、それぞれの穴に遺灰の入った骨壺を収める、いわゆる「納骨堂」です。

 

コロンバリオは、火葬が主流であった紀元前1世紀半ばから紀元後1世紀にかけて特に普及したタイプの墓ですが、ここポルトゥエンセ一帯のコロンバリオは、1世紀後半から3世紀初め頃まで利用されていました。

 

この墓タイプのメリットは、何といっても経済的、そして場所を取らないことです。

 

ローマの人口増加にともなう墓のスペース問題解決にも繋がっていました。


液体運搬用の壺「アンフォラ」の展示や

 

墓からの出土品の展示があります。



その他、新石器時代(紀元前3700〜2300年頃)の「戦士の墓」と呼ばれる25歳くらいの若者の墓も展示されています。

 

このように小さいですが、アッと驚く一見の価値あり!の博物館です。ポルトゥエンセ周辺はネクロポリだけでなく、古代ローマ時代の公衆浴場も発見されています。

 

こちらは絶賛発掘中なので、見学が解禁になるのはまだまだ先になりそうですが、今後がとても楽しみなエリアです。



Drugstore Museum

Via Portuense 317

https://www.soprintendenzaspecialeroma.it

*開館情報は要確認


ふぉと34
【食欲の秋2021】ミラノの新スポット『メルカート チェントラーレ』後半
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
テーマ:買物・土産 テーマパーク グルメ 
投稿日:2021/09/24 00:00
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こんにちは。

ミラノ発信者ワキです。

 

今回も前回に引き続き、ミラノの新スポット『メルカート チェントラーレ』をご紹介♪

 

早速、スポット内の店を更に掘り下げて見ていきましょう!

 

まずはこちら!

エルバ島からで、名前はRendez vous (ランデヴー)。

コルシカ島の近くだから、フランス語?、と考えてしまいましたが、ナポレオンが最初に流された島であまりにも有名ですね。

料理はもちろん魚料理です。

 

メルカートの奥の方は魚ブースになり、下の階に降りると小洒落た fish barがあります。

お菓子のような魚味のおつまみや、キャビア、牡蠣、手長海老がコンパクトに美しく並べてあります。

 

 

魚ブースは新鮮なものでいっぱいです。

 

 

キアニーナ(chianina イタリア唯一の産地ブランドIGP認定の白い若齢牛)のハンバーガー屋。

 

 

タルタルが美味しそう。

 

 

コロナの前までは、日本の方々が日本では禁止になったので、こちらで山ほどタルタルを食べていたのを思い出しました。

 

 

その他にもお肉やサラミを取り扱ったお店もたくさんあります。

 

 

ミラノ風リゾットに似た イル リジーノ(IL RISINO)。

ヒットしそうです。

 

 

カクテルバーもあります。

 

 

チョコレートとジェラート(アイスクリーム)で有名な、トリノからのMARADEIBOSCHI.

木苺のジェラートは圧巻です。

 

電池の形をしたチョコレート、箱入りは完売でした。

因みに赤いマークのチョコは中にピスタキオのチョコが入っていて、こちらも美味しかったです。

進物に喜ばれそうです。

 

 

他にも色んなアイデアのものが豊富にありました。

 

 

もちろんお買い物もできます。

 

 

メルカートは縦に長く、すぐ外に出られるつくりになっていて、どこに座っても良いという解放感、流動的な駅にぴったりの戦略です。

 

ここまで揃うと、周りの店に影響があるのでは、と少し心配になりましたが、駅の反対側のスタバに人がいたので、何故か安心してしまいました。

 

メルカート チェントラーレの良いところは、無駄な空間が少ないところでしょうか。

 

良いものを更に粋に演出して出す。

ミラネーゼならではです。

 

 

同じテーブルで、全く違うカテゴリーのものを注文して食べられる。

ルールは自分たちでつくることが出来る時代。

 

出入口の花屋のお嬢さんに、時代に置いていかれないようにと、QRコードの注文の仕方を聞いてみたところ、結構複雑でお互いに苦笑してしまいました。

 

 

編集:shota.k


ふぉと1
【食欲の秋2021】ミラノの新スポット『メルカート チェントラーレ』前半
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア>ミラノ
テーマ:買物・土産 テーマパーク グルメ 
投稿日:2021/09/22 00:00
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こんにちは。

ミラノ発信者ワキです。

 

9月2日、食のマーケット、メルカート・チェントラーレ(Mercato Centrale)がミラノ中央駅構内にオープンしました。

マルペンサ空港行シャトルバスの発着所近くになります。

 

昨年オープン予定だったのが、コロナで遅れ今回に至ったようです。

建築はAlberto Torsello のヴェネツィアのグループTA ARCHITETTURA によるもので、コンセプトは、コラージュ(collage)、具象芸術(arte concreta)、アウトサイダーアート(Art Brut)の3点で、店内は様々な落書きのようなアートで装飾されています。

落書きの達人に対抗するような落書きの上塗りが難しい、逆に言えば落書きをすれば、それが更に活きて来る、というような新しい知的な作りになっています。

二つの階で構成され、4500平米の店内には36ブースのうち、29ブースが専門家による職人の店(Artiginato)で、職人名と写真が掲げてあり、とても分かりやすくしてあります。

 

入るとすぐにパン屋や、ジュース屋、中華のラビオリ、菓子屋を抜けるとトリュフ屋があり、

 

そこからエスカレーターで上の階へ移動します。

 

 

テーブル席がたくさんありますが、どの席に座っても良し、席代はかかりません。

テーブルにはQRコードが有り、直接オーダーも出来ます(登録要)。

もちろん外から時間指定の持ち帰りオーダーも出来ます(Zero fila 列はゼロ=並ばない)。

 

上の階の奥にはクッキングスクールも有り、その手前には唯一のレストランが有り、ここだけはテーブルにQR コードがありません。

 

グッズショップには駅構内ということで、電車の出発の表示もあります。

 

今回はミラノで話題の新スポットの施設を紹介しました。

次回はこのスポット内の店を更に掘り下げて見ていきましょう!

続編もお楽しみに!

編集:shota.k

 


ドライフラワー
【イタリア観光2022】花に埋もれた世界一古い薬局!サンタ・マリアノヴェッラ薬局
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア>フィレンツェ
テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物 
投稿日:2021/09/11 00:00
コメント(0)

「花に埋もれたサンタ・マリアノヴェッラ薬局」

 

フィレンツェには「世界一古い薬局」と呼ばれるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の本店があります。

 

その昔、サンタ・マリア・ノヴェッラのドメニコ修道会の僧たちが薬草を育てリキュールや石けんや香水などを生産していました。

その製法を活かした製品を販売しているのがこの薬局です。

 

修道院の一部であった場所が今は薬局の本店として使われています。

 

2021年の夏、この本店に入ったら驚くようなデコレーションがされていました。

 

 

入り口の廊下ホールの天井からドライフラワーが一面に下がっていて、まるで花のアーケードのようになっていました。

 

お店の方に聞いたところ、
サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院発足800周年
で、新製品を発売したため、それに合わせて期間限定のデコレーションだそうです。

 

 

 

これ以外の店舗内部もドライフラワーが飾ってあり、いつも違った雰囲気になっていました。

 

中世のジョット派のフレスコ画がある礼拝堂も、壁際にそってお花が装飾されていました。

 

 

 

 

800周年の記念に新発売されたのは

?ローズとクチナシの花の香りの香水「Rose Gardenia 2021 Edition」

?香水のミニボトルセット

?蓮の花の形のアロマキャンドル

だそうです!

 

花の廊下はもうすぐ取り払われてしまうそうです。残念ですね。

 

この薬局はとても雰囲気がいい場所なので、フィレンツェに来たらぜひ寄ってみてくださいね。




ご当地グルメ
【食欲の秋2021】イタリア食材!ご当地グルメ”De.c.o.” マ-クとは
エリア:
  • ヨーロッパ>イタリア
テーマ:グルメ 
投稿日:2021/09/06 00:00
コメント(0)

みゅうレディ-スチ-ムメンバ- 中田です。

 

ご当地グルメ”De.c.o.” マ-ク

 

イタリアの食品には, 特産品を保護するマ-クがついています。有名なのがDOP ,  IGP ,   STG

日本でヨ-ロッパの食品購入の際にも参考になりますよね。

 

DOP-Denominazione di Origine Protetta (原産地呼称保護)

パルマハムなどでも有名ですが限定された地域内で明確に規定された生産方法と伝統的な製造方法などすべて定められこれにそって作られた製品です。

 

IGP- Indicazione Geografica Protetta (地理表示保護) 

DOPの定められている生産、加工、熟成の全行程のうち一工程のみ定められた地域で行えばよい。

 

STG- Specialità  Tradizionale Garantita (伝統的特産品保証)

決められた工程を守れば作られる場所は問わない。代表的なのがナポリピザ。日本でも有名多くのレストランが出してますね。

ル-ルは、ピザの直軽35cm以内、生地は手で伸ばす、立ち上げた縁があることなどなど。

ル-ル守り作れば本場ナポリピザが日本で食べれる。

 

これらは特産品保護する為EUで定められています。

 

これ以外に自治体(市町村)によって決められたマ-クで街の歴史が刻まれたご当地グルメそのマ-クDe.c.o- Denominazione comunale di origine(自治体原産地呼称)です。

その中から今回ご紹介するのはラッツィオ州ラティ-ナ県のガエ-タのla Tiella di Gaeta ティエ-ラ・ディ・ガエ-タです。

 

昔、妻達は漁師たちの為に日持ちするティエ-ラを地元の食材を使い作り夫に持たせていました。漁師たちは漁の間船上でフォ-クやナイフを使わず手で食べていたそうです。

材料は、タコ、イカ、スカロ-ラ、オリ-ブの実など、ふんだんに使われるオリ-ブオイルどれも地域の名産品です。

De.c.o マ-クにも細かくル-ルが決められています。

原材料の源産地、製法の指定、そしてこのガエ-タのテイエ-ラは現地7つのレストラン、テイエッレリーアで作ることが指定れてます。ですからガエ-タ以外で作られたものは、オリジナルとは認められません。現地でしか本物が味わえないご当地グルメです。

ある有名な作家がティエ-ラについて書いてます。”

 

”円形のテイエ-ラを切りわけ、フォ-クやナイフを使わず素手でつかみ口にはこぶ、指の間からはオリ-ブオイルが流れ落ちる、、、手で食べないと本当の味がわからない、何ともいえぬ美味しい伝統の料理。”

 

漁師が持って行った妻の愛情あふれるお弁当、今バカンス中のイタリア人達は砂浜で昼食とビ-ル片手に舌ずつみ、いつか旅が再開されたら皆さんも現地で潮風を受けながら素手でガブリ!伝統の味を食べてみてください。

吹く風にはこばれ塩味がプラスされ、漁師の歴史を思い起こしさらに美味しい調味料となり旅先の思い出が刻まれることでしょう。

 

ガエ-タは、ロ-マから120km ナポリから80kmに位置するティレニア海に突き出た半島で美しい港町、ロ-マ帝国時代までさかのぼる歴史があります。

おうち時間で楽しみたい方は、

材料

小麦粉 500g

酵母 20g

オリ-ブオイル 大さじ3

ぬるま湯 200ml

タコかイカ下ゆでしたもの1kg

トマトの水煮 100g

イタリアンパセリ 適量

塩 適量

 

家庭料理であったので家にあるものや好きなものを材料に作るものです、2枚のピサ生地に何を挟むと美味しいか色々楽しんでみてください。

 

 

 


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