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エリア:
- 近畿 > 京都 > 伏見・京都市南部郊外
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テーマ:
- 観光地
- / 歴史・文化・芸術
- / 散歩・自転車

野菜ソムリエRieです♪
先週土曜日は、日本野菜ソムリエ協会のイベントに参加していました。
午後、イベントが終わってからは別の予定があり、
大阪・淀屋橋へ向かい、京阪電車に乗って、京都へ行きました。
兵庫・大阪・京都を駆け巡る、野菜ソムリエ的三都物語(笑)
12月8日に京都の食文化関連の研究会が行われるのですが、
発表予定の資料作りのために、いつもお世話になっている、
京都在住の先生を訪ねることになっていたのです。
京都の中書島駅で電車を降り、北へ5分程度歩いた場所に、
宇治川派流の濠川が流れていて、風流な柳の木が見えてきました。
このあたりまで来ると、観光客の姿も、ぐんと増えます。

というのも、すぐ近くに坂本龍馬ゆかりの旅籠・寺田屋があり、
人気の観光スポットになっているのです。
京都・伏見は江戸時代、大阪と京都を結ぶ三十石船が行き交い、
港町として栄えた場所で、寺田屋も船宿のひとつでした。
寺田屋は、幕末から明治維新にかけて、2つの歴史的事件の舞台となった場所。
ひとつは、薩摩藩内の内輪もめを発端とする粛清事件の寺田屋騒動、
そしてもうひとつは、江戸幕府の伏見奉行による坂本龍馬襲撃事件。

坂本龍馬が襲撃された時、龍馬の妻・おりょうさんは、
お風呂に入っていたのですが、いち早く夫の危機を察知して、
はだかのまま階段を駆け上り、2階にいた龍馬に知らせた、
という逸話もあります。
残念ながら、その当時の建物は慶応4年(1868年)、
鳥羽伏見の戦いで消失して、その後、再建されたものなんですって。
私は打ち合わせに行く途中だったので、
建物の中を見学する時間はなくて、急ぎ足で寺田屋を後にしました。

打ち合わせが終わり、駅まで戻る道で、煌々と光るお店があって、
吸い寄せられるように近づいてみると、大手酒造メーカーの黄桜さんでした。

こちらにはレストランがあり、クリスマス仕様なのか、
きれいにイルミネーションで飾り付けされていました。
ショップも併設されていて、お酒など様々なおみやげも購入できますよ。
私はお酒は弱いのだけれど、酒粕が大好きなんです(笑)
何度かこちらで酒粕を購入したことがあるのですが、
こんなに遅い時間に来たのははじめてです。
遅い、といっても、この時点で午後6時を回ったところ。
ほんと、日が暮れるのが早くなりましたよねぇ(汗)

夜の酒蔵通り。
あまり人通りもなくひっそりとしていますが、なかなか風情がありますね。
でも、すっかり日も暮れていたし、この奥へ足を踏み入れるのは、
なんとなくためらわれたので、くるりと踵を返して駅への道を急ぎました。
明るい時間帯なら、この先にずっと酒蔵通りが続いているので、
ブラブラと散策するのも楽しいですよ。
今、京阪電車の各駅で掲出されている、
「おけいはん」のポスターの撮影に使われた場所もこの先にあります。
ちなみに、「おけいはん」とは、
京阪電車の歴代のCMイメージキャラクターです。
「京阪(けいはん)」から「けい子」と名付けられていて、
おけいはん、という愛称で呼ばれています。
けい子さんの苗字は沿線の駅名からつけられているんですよ。
初代おけいはんは、淀屋けい子(大阪市中央区・淀屋橋駅)
二代目は、京橋けい子(大阪市都島区・京橋駅)
三代目は、森小路けい子(大阪市旭区・森小路駅)
四代目は、樟葉けい子(大阪府枚方市・樟葉駅)
そして現在は五代目、中之島けい子(大阪市北区・中之島駅)
「京阪乗る人、おけいはん」
というCMも関西圏では放送されているので、
「おけいはん」は、かなり有名なキャラクターなんですよ(笑)
幕末の歴史を彩った京都・伏見。
機会があれば、ぜひ散策してみてくださいね。
あ、今日は食べ物の写真が出てこなかったなぁ(笑)
寺田屋
京都市伏見区南浜町263番地
キザクラカッパカントリー
京都市伏見区塩屋町228番地
野菜ソムリエRieでした♪
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