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エリア:
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テーマ:
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チャオプラヤ川の水位上昇で10月半ばにも
都内25地区が洪水に見舞われる恐れがある
との発表を行いました。
タイの大洪水と言えばまだまだ記憶に新しい2011年。
7月から半年にわたって大洪水に見舞われました。

その規模は死者800人以上を含む230万人に影響を与え、
その被害総額は1567億バーツ(4,000億円弱)にも上る稀に見る大惨事でした。
自然災害が原因の経済損失額の大きさでは、東日本大震災、阪神大震災、ハリケーン・カトリーナ(米国)に次ぐ史上4位なのだそうです。
元々タイは雨期明けが近い10月頃によく洪水が起こります。
もちろん雨の量が多くなるからですが、それだけが原因ではありません。
そこに
・熱帯雨林の伐採により、森林の保水力が弱まっている。
・地形の関係により河川の長さが長く流れが遅い。
・海面が高く、海への流れ込みも遅い。
等の理由が重なり、深刻な被害につながります。
今年は、先にも述べたように
10月の半ば特に10月15〜16日にかけて
チャオプラヤ川の水位が海抜2メートル程度に上昇し、
周辺25地区の850世帯あまりが深刻な影響を受ける可能性がある
というのが今回の発表。
ここまではっきり予想が立っているなら逃げればいいじゃない?
と思うかもしれませんが、その後が問題です。
家も田畑も避難できませんから、後には惨状が広がるのみ…
そこで生活する人日には死活問題となります。
道路がこれではどうにもなりません。

実は今年もこれまでになんどか小規模な洪水いわゆる鉄砲水が
発生しており、工業団地が水浸しというようなことがあったそうです。
かの有名な史世界遺産アユタヤでも洪水が記録されていますが、
ココは四方を川に囲まれており、特に「水」には弱いご様子。
前回はこんなことになってました。

と言うことで、10月半ばに渡航予定の皆さん!!
しっかり気を付けて安全第一でお過ごし下さい!!
願わくば空港がこんなことになりませんように・・・
