1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. パンダ太郎さん
  4. 観光地の記事一覧
  5. 2ページ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

  海外エリア: アジア > シンガポール の他のブログはこちら|

【PandaBus】トラベルコンシェルジュのブログ

~人気・定番のツアーからあなただけの個人手配まで【PandaBus】ならどんなご要望にもお答えします。ツアーに関して知りたいことがあればまずは【PandaBus】までお問い合わせを!~

【パンダバス】はおかげさまで40周年!
プロフィール

ニックネーム:
パンダ太郎
居住地:
アジア>香港>香港(ホンコン)
性別:
女性
会社名:
Panda Travel Agency Ltd
会社英字名:
Panda Travel Agency Ltd
会社所在地:
アジア>香港>香港(ホンコン)
会社電話番号:
852-2724-4440
業種:
旅行業
自己紹介:
『Panda Travel』は香港、タイ、シンガポール、インドネシアに直営拠点を置く旅行会社です。現地日帰り日本語オプショナルツアー「PandaBus」の運行を中心に、各種旅行素材(ホテル・航空券など)のお手配、現地在住日本人向けの遠足。体験型ツアーなどを提供しています。現地の『たのしい!!』を追求したパンダバスオリジナルのご当地体験ツアーが国内外から大人気です。
私たちは海外各地に拠点をもち、直接ホテルやツアーや物品の仕入れをおこなっておりますので、確かなモノをリーズナブルな価格でご提供させていただくことができます。 また、このように海外旅行も手軽で安全な時代とはなりましたが、万が一の場合、旅行先に私たち「現地」スタッフがいる、という安心感も商品と一緒にお届けできればと思っております。
便利なインターネットという環境を十分に活用し、日本の皆様に現地からのホットな情報をタイムリーに配信させていただくとともに、各拠点での長年の経験とノウハウを生かして「迅速」「確実」「丁寧」をモットーに、皆様の大切なご旅行のお世話や、特産品の配送のお手伝いな ど、現地ならではのサービスをますます充実させてまいりたいと思います。

カレンダー
5月<2024年6月    
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

記事一覧

6 - 10件目まで(20件中)

マーライオンイラスト
シンガポールの象徴”マーライオン”について大いに語る。
エリア:
  • アジア>シンガポール>シンガポール
テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術 
投稿日:2015/12/17 16:14
コメント(0)
シンガポールと言えば、誰もが思い浮べるのがコレ
マーライオン近影
そう、マーライオンです。

こちらのマーライオン、2015年11月3日より例の水の吐き出しシステムの改修工事のため、一時お休みとなっておりましたが、約1カ月後の先日、久しぶりに姿を現しました。
とはいえ、まだ一部フェンスが残っていますが・・・

さて。
シンガポールを訪れた事のある方、これから訪れる方、
必ず一度は目にすること間違いなしのシンガポール一の観光名物の彼ですが、
その反面、長らく世界三大がっかりとしても知られています。

しかし考えてみてください。
そもそも、マーライオンって何でしょうね?
他で聞いたこともないし・・・
ん?で、シンガポールとマーライオンの関係は?ってなります。

そこで今回はマーライオンについて、現地infoが知ってること全部
マーライオンのように吐きだしてみたい
と思います。

まずは改めてマーライオンって何なのさと言う話から。
頭はライオン、身体はという奇妙な生き物。
古くは頭が人で身体が馬というケンタウロスなんて生き物もいますから
註)こういうの↓
ケンタウロス
マーライオンも神話か何かの神様では?と思ってらっしゃる方もいるかもしれません。

実はマーライオンはシンガポール生まれ。
シンガポールの完全オリジナルなのです。

由来を語るに、まずはウィキペディア大先生のお力を借りましょう。

11世紀にマレーシアの王族が対岸に見える大地を目指して航海の旅に出た際、
途中で海が激しく荒れ、王族が被っている王冠を海に投げたところ、
海は静まり無事にその大地にたどり着くことができた。
その時、ライオンが現れて、王族にその大地を治める事を許して立ち去った。
-マーライオン@ウィキペディア


と言う話がシンガポール建国史の中にあり、ライオンはここに登場します。
シンガポールのシンガというのも元々はライオンの意味だそうです。
ただし、シンガポールのある地域にライオンは生息していませんので、
王族が見たのはトラだったというのが本当のところのようです。
はい、以上頭の説明。
マー横
残りの身体の話ですが、どう見てもです。
なぜなら、シンガポールは海の街だから。
海=魚
THE シンプル。

こうしてできあがったのが、マーライオンという
想像上の生き物なのです。
もしかすると逆バージョンも試してみたかもしれません。
頭が魚で身体がライオン・・・・却下ですね。
名前もフランス語でを表すマーライオンに付けました。
「マーメイド」のマーですね。そのままです。


伝説の生き物と言われたりもしますが
やれ天災から人々を救っただの、誰それの願いを叶えただの、勇者に退治されただのという伝承の類は無いようなので伝説というよりはやはり想像上の生き物と言った方がふさわしいでしょう。

このマーライオンがシンガポールのシンボルとして初めて登場したのが1972年。
いまから43年前、シンガポール建国から7年後のことです。
奈良のシンボル、大仏が完成したのが771年と言われていますので、シンボル界ではまだまだひよっこです。
とはいえ、43歳ですからおそらく中間管理職くらいにはなっているはずです。
働き盛りの団塊ジュニアです。

皆さん、よっぽどマーライオンに思い入れが無い限り、マーライオンと聞いて思い浮かべるのは
冒頭のマーライオンだと思います。
彼が本家と言いますか初代と言いますか、一番有名なマーライオンに間違いありません。
1972年当初は今いる位置より西にあったのですが、諸事情から今の位置に2002年に移動しています。
移動に当たっては風水的によろしくないからというような最もらしい話もありますが、
そもそも出来た時から海に向かっていたため、観光客は背中しか見れず、
その上近くに橋が完成、より一層景観が悪くなり、挙句水を吐き出す装置が故障。
世界三大がっかりの地位を確固たるものとしてしまったこともあり、2002年に思い切って今の位置に移動したのです。

おかげで今はこんな写真
手乗りマー
や、
こんな写真
マー水受け
が撮れるようになりました。

しかし、実はシンガポールにマーライオンはこの1体だけではないのです。
通説としてシンガポールには5体のマーライオンがあると言われています。
それは以下の5体。

まずは本家マーライオン
「マーライオン公園」に鎮座する正真正銘元祖マーライオン。
本家にふさわしいさすがのロケーションです。
マー本家
しかしこのマーライオン公園にもう1体あるのがミニマーライオン
がっかり全盛期のマーライオンを正面から撮影できないということで作られたという代役。
今は本家の背後でひっそりとたたずんでいます。一応細々と水も吐いています。
マーミニ

続いては大きさNo.1.高さ38mのマーライオンタワー
タワーの名に恥じず、中は展望台になっておりセントーサ島を眺めることができます。
鎌倉の大仏を彷彿とさせるマーライオンです。
マータワー
夜は目からレーザーが出ます。
マータワー夜

残る2つ、1つはシンガポール政府観光局ビルの前にあるマーライオン
観光局前マー

そしてマウントフェーバーという山の中にぽつんと立っているマーライオンが5体目。
マウントマー


以上がいわば「公認マーライオン」として認識されているのですが
我が現地infoシンガポールが総力を挙げて捜査した結果、
この他に4体を発見することができました!!

それがこちら。
まずはここでしか見られない狛犬風2体1対のマーライオン
ANG MO KIO AVENUE 1 という道路沿いにあります。
セットマー


そして、カウントしてもいいものかどうか怪しげなマーライオン@イーストコート
片隅マー

9体目はデンプシーヒルにある案内版マーライオン
デンプシーマー
と計9体を確認しております。
ですからウィキペディア大先生のページに
「シンガポールには計5つのマーライオンがあり」とありますが
本当は9体ですから!!!!
是非先生を訂正してあげてください。


しかしながら、想像上の生き物で特定の宗教とも関係ないようなので
探せばまだまだ野良マーライオンが見つかるような気がします。
もしお近くにマーライオンいるよ!という方は情報をお寄せ下さい。
庭マーライオンとかいそうですよね。
日本的にはお地蔵さんとかシーサーとか・・・違うか。

長々とお送りしてきましたが、最後に珍しいマーライオンの姿をご覧いただきたいと思います。
工事中マー
こちら・・・は工事中ですね。
本家マーライオンは年に1回メンテナンスのためお休みに入ります。
その期間はこのようにすっぽりと覆われてしまい全く姿が見えません。
年1回なので珍しいと言えば珍しいですが、旅行客にとっては残念でしかないですね。
その時はお近くのミニマーライオンで我慢してください。

では、こちらはどうでしょう。

同じくマーライオンが囲われていて見えませんが・・・
囲いの横には「HOTEL THE MERLION」の文字。
ホテルマー



どういうことかと言うと・・・・・・・・



どーん!!!!!
ホテルマー室内
こう言うことなんです。なんて落ち着かない。

そうこちら、そのまんまホテル名は「ザ・マーライオン・ホテル」といいます。
2011年3月に開催されたシンガポール・ビエンナーレ2011オープン・ハウスの展示の1つで、ビエンナーレ開催期間限定営業の臨時ホテルとして部屋の中にマーライオンの頭部が収まる部屋に泊まれるというもの。部屋数はもちろん1。
日中はビエンナーレ来場者に公開されており自由に鑑賞することができますが毎日20時にはチェックイン時間となり、予約客が実際に宿泊できたのです。信じられない所業ですが、なんとこちらは日本人デザイナーによる企画・展示だったというのでまたびっくり。
そしてこの扱い・・・
文化財や国宝といったものではないのでアリなのかもしれませんが
マーライオンもいい迷惑な気がします。

ちょうどマーライオンのお色直し工事中だったと言うこともあり実現したようですが、
今後この光景を見られることは多分ないでしょう。


以上、意外と夢も希望も歴史もロマンもさほどなかったマーライオンについて語ってみました。
一生分のマーライオンを書き尽くした気がします。


シンガポールにお立ちよりの際はマーライオンを眺めながら
「いろいろあるけど、頑張れよ」と励ましていただければと思います。
野良マーライオン情報もお待ちしています。

ヘイズ・マレーシア
どこかで聞いたことが?「ヘイズ」の恐怖再び到来中!
エリア:
  • アジア>マレーシア>クアラルンプール
  • アジア>シンガポール>シンガポール
テーマ:観光地 街中・建物・景色 旅行準備 
投稿日:2015/09/24 09:56
コメント(1)
楽しかったシルバーウィークも終わり
本日からまたお仕事が始まる、という方も多いと思います。

弊社でも近年稀にみる大量のお客様に大忙しでしたが
そんな中で嬉しくない話も聞こえてきました。
これからシンガポール・マレーシアへ渡航予定の方にお知らせです。

ヘイズが...ヘイズがきてます!!!!

さて、「ヘイズって何?」という方や
「ん?確か聞いたことあるけどなんだっけ?」という方
いらっしゃると思いますので、今一度おさらいを。

ヘイズとは…
現代の気象用語としては煙霧を意味する英語だが、伝統的には広く、靄、塵煙霧など、微粒子により視界が悪くなる大気現象全般を含む。原因は微細な水滴のほか、黄砂、工業などの煤煙、スモッグ、山火事・焼畑などがある。(今日も大好き❤ウィキペディアより)


ざっくり言えば 大気汚染 のことなのです!!

日本で大気汚染というと鹿児島の火山灰
中国から来る黄砂などがよく知られていますが
シンガポール・マレーシアはこの「ヘイズ」にちょくちょく悩まされます。

原因はお隣の国インドネシアの焼畑
スマトラ島での大規模な焼畑で生じる煙が風に乗ってやってきます。



ヘイズと言えば、2013年6月に
基準値の4倍に及ぶSPI(Pollutant Standards Index:大気汚染指数)が
観測され、日本でも大きな話題となりました。
当時の記事「シンガポールで大気汚染警報発令中!」
思えばトラベルコちゃんで書いた最初の記事がこれでした。

さて、では今回のヘイズ被害、どれほどのものかといいますと
ここ最近のPSIは約150前後
2013年のPSI400からすればたいしたことない、と思われるかもしれませんが
そもそもPSIは100を超えると身体に被害の出る恐れがある
と言われているので、150でも十分に危険レベルな訳です。

たった今のシンガポールの大気汚染の様子です。
真っ赤ですね。<Unhealthy>レベルなのが確認できます。
シンガポール ヘイズ 9/24
こちらはasia oneというサイトのお天気ページで確認できます。

では、どのように対策すればいいのか、ですが
一番の方法は「ひどい時期は渡航しない」です!
とはいえ、そうそう予定も変更できませんよね…
そんな時は「マスク」で対策をしてください。
一般的なマスクでも被害は抑えられますが、
おすすめは「N95マスク」と言われるものです。

N95マスク

ちょっとお高めではありますが、その分効果は絶大です。
気管支が弱い、喘息があるなどの場合には用意されるといいと思います。


現地の話では、徐々におさまってきつつあるとのことですが
また次いつやってくるかわからないこのヘイズ。

シンガポール・マレーシアの悩みは尽きません。
タグ:
大気汚染 ヘイズ マスク 健康 公害 

看板1
香港は今年もアレがやってくる季節!今年最初の”8”出ます。
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:観光地 旅行準備 ホテル・宿泊 
投稿日:2015/07/09 16:16
コメント(0)

香港と日本。

じっくり比べてもなかなか共通項ってないなと思うのですが
毎年この季節になると実感することがあります。

それは…
台風多っ!!!!です。

台風とは
南洋上に発生し、日本列島やアジア大陸東部を襲う強い低気圧

つまり世界広しと言えどもこのような
風がびゃー
雨がざぁー
というお祭り騒ぎになる場所は限られているのです。

なかでも毎年毎年日常生活を脅かされる日本と香港。

こればっかりは似てるよなぁと思わざるを得ません。

さて、2015年もいよいよシーズン到来ということで
本年最初のシグナル8が出ることが先ほど発表されました!

下記、香港の気象庁である「天文台」から出たアナウンス↓
The Hong Kong Observatory announces that the Tropical Cyclone Warning Signal Number 8 is expected to be issued at or before 5:00 p.m. today (9 Jul 2015). Winds locally will strengthen further. (09-07-2015 14:40)

もー間もなく出ますよーというお知らせです。(16時現在)

追記:
16時40分 出ました。 出ちゃいました。

現在の台風の状況はこんな感じです。
LINKA_160709
完全に上陸しております。


どうして事前に”変更のお知らせ”をするのか?ですが
実はこの「シグナル8」、一旦出ると非常に日常生活に影響が大きいのです。

シグナル8が出るとどーなるか…
学校・政府関係機関・一般商業施設などは帰宅勧告となります。
(一部公共交通機関は動きますが本数は減ります。)
つまり、みんな危ないからおうちに帰りましょうという訳です。
ですので、それ以降の時間、特に観光客の方によっては
交通、観光面で全く予定が立たなくなります。

ビクトリアピークで夜景を見ようと思ってらっしゃった方、
ビクトリア湾でディナークルーズに乗ろうと思ってらっしゃった方、
オープントップバス女人街へ行こうと思ってらっしゃった方、

残念ですが、無理 です。

シンフォニーオブライツも休止決定しております…

どこも営業しておりません。
こればっかりは…諦めて頂くしかございません。


現在のシグナルがいくつかは、いろいろなところで知ることができます。

まずは、テレビ
テレビの端に必ずマークが出ていますので、ホテルのお部屋等では言葉がわからなくても確認いただけます。

そして街中のビルの中
入り口などに看板が立てられ、すぐに目に着くようになっています。

シグナルが出ている際は下の表のマークがでています。
台風記号


ちなみに今の外の様子はこんな感じです。
1607061555
香港島まで見渡せ、びっくりするくらい普通の天気です。
これで台風?シグナル8?と思われるかもしれませんが
被害に合わないための警報ですから、実際の状況とはマッチしないんですね。


このシグナル8がいつまで続くかは天文台のみぞ知る…
解除に関してはまた事前に通知がされますが、一般的に
解除から2時間以内に出社するというのが通例となっているので
解除されたからと言ってすぐに営業が開始にはなりませんのでお気を付け下さい。

それでは、できるだけ早い解除を祈って
香港はシグナル8へ突入します!!



CWB
【12月10日追記】緊急レポート!香港で今何が起こっているのか。
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:観光地 旅行準備 
投稿日:2014/12/10 12:55
コメント(6)
【2014年12月10日:追記】

気がつくと12月になってました・
さて、前回の旺角(モンコック)エリアでの撤去作業からはや2週間。
いつになったら香港島に着手するのか、またしても「やるやる詐欺」か
と思われましたが、いよいよ決行日が決まりました。

裁判所からの許可も出ているということで
明日11日、いよいよ金鐘(アドミラリティー)&銅鑼湾(コーズウェイベイ)での強制撤去が行われます。

警察・機動隊あわせて7000人を投入すると言うことでかなり大規模なものになりそうです。
本日10日の夜には周辺がざわついてくるはずですので、
周辺にご滞在の方などは、現場に立ち寄らないよう
くれぐれもご注意いただき、また興味本位の野次馬などは控えましょう。
君子危うきに近寄らず、でお願いします。





【2014年11月26日:追記】

やるやる詐欺とか言ってごめんなさい。
ついに動きました!!

昨日から今朝の6時にかけて旺角(モンコック)エリアでの撤去作業が行われ、警察隊とデモ隊が衝突。現時点で116名が逮捕され、警察側に20名の怪我人が出た模様です。

警察は引き続き亜皆老街(アーガイル ストリート)から登打士街(ダンダス ストリート)までにわたる彌敦道(ネーザンロード)での撤去作業を行うと公言しています。

↓地図。
デモ地図
※ 11月26日現在、旺角の占拠エリア。警察は現在占拠されているすべてのエリアの強制撤去を公言。

昨日の旺角。
旺角強制1
※ 昨日10時、旺角占拠エリアの様子

旺角強制2
※ 昨日10時、旺角、撤去作業開始前の様子

旺角が完了すれば、いよいよ香港島に着手しそうです。
年内の解消を図ってるのかもしれません。
今年もあと1カ月ですからね…



【2014年11月24日:追記】

やるやる詐欺のようになっておりますが、まだやっていません強制撤去。
今日もまた
「今後デモ隊側による執行延期の申し立てなどがなければ、順次強制撤去が行われる見通し。
〜(中略)〜
デモ隊は旺角の幹線道と、交差する一部の通りの2カ所を占拠。当局は、一部の通りにはデモ隊が少ないため先に撤去し、順調に進めば幹線道でも強制執行し全面的な撤去につなげる考え。」(2014年11月24日/NNA)
との報道。

ホントいつやるんでしょう…

さて、今回も各地の生写真です。

<九龍半島>
2
※ 今朝の旺角。彌敦道(ネーザンロード)


4
※ 今朝の旺角。亜皆老街(アーガイル ストリート)。


6
※ 今朝の旺角。彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点。(尖沙咀方向に向かって撮影)


<香港島>
8
10
12
※昨日11月23日の金鐘(アドミラリティー)。

14
※ 昨日の銅鑼湾(コーズウェイベイ)軒尼詩道 (ヘネシーロード)。


16
※ 昨日の銅鑼湾(コーズウェイベイ)



【2014年11月20日:追記】

ほんの少し、事態が動いております。

11月18日、金鐘(アドミラリティー)の一部で道路を封鎖している
バリケードの撤去作業が行われました。
それに伴い、夕刻から夜にかけて警察とデモ参加者の小規模な衝突が起こったり、11月19日未明にデモ参加者による立法會日本で言う国会議事堂)入口のガラスを破壊する動きなどが報じられましたが、その後大規模な混乱には発展していません。

また11月19日には金鐘に引き続き、旺角(モンコック)でのバリケード撤去作業が行われるのではないかとローカル各紙が報じていましたが、結局始まりませんでした。本日の新聞では改めて「来週25日から九龍の繁華街、旺角で、裁判所の執行官によるバリケードなどの強制撤去作業が始まる見通し」(NNA)とありますが、これも正式発表ではないためどうなるかはわかりません。

旺角(モンコック)では現在少しずつ警察官の数や大小の警察の車が増えてきていますが、今後、万一の混乱に備え、千人を超える規模の警察隊が編成されるのでは、と、ローカル各紙が報じています。


一方、長引くデモ活動に市民も食傷気味といった感じで、香港大学が行った調査では香港市民の83%が、各所の占拠を中止すべきだと回答。
また68%が政府は強制撤去を進めるべきだと回答しています。

長引けば長引くほど支持者を失いつつあるデモ活動、いよいよ終息が近づいているような気配がします。
今後の政府や警察の行動と、デモ参加者の対応が注目されています。




【2014年11月17日:追記】

不穏な空気の中、週末が終わり新しい1週間が始まりました。

一昨日11月15日、民主派学生団体の代表が中国政府への直訴目的で
北京に向かうところ、中国政府が通行証を失効させ、香港国際空港にて
搭乗を拒否されるという事件があり、昨日の香港のローカル各紙の
一面に掲載されていました。


「高等裁判所からの命を受け、香港警察はデモ隊による幹線道路の占拠に対し
『今週中に』行動を取る」と今朝のサウスチャイナ·モーニング·ポスト紙が
報じております。今現在のところ、警察はまだ具体的な行動を起こしておりませんが、今後の動きに注目です。強制排除は間もなくといったところです。

以下、昨日の旺角の様子になります。

■ 旺角(モンコック) …彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点を 中心に、尖沙咀(チムシャツイ)方面向けてに4ブロック(450m)ほど、 登打士街(ダンダス ストリート)までのエリアが封鎖されています。

141117旺角-1
※ 昨日15時くらいの旺角の様子

141117旺角-2
※ 昨日15時くらいの彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点

141117旺角-3
※ 昨日15時くらいの彌敦道(ネーザンロード)の様子




【2014年11月13日:追記】

連日の更新になっております。

どうもきな臭い話が入ってきています。
デモ参加者による道路占拠開始から46日目となった本日
強制排除への動きが一部報道機関から伝えられています。

「地元メディアは12日警察当局が早ければ14日にも最大7千人規模の
警官隊を投入し、学生らが幹線道を占拠している九龍地区の繁華街、
モンコック(旺角)などで強制排除に着手すると報じた。」
(NNA/本日11月13日付け記事より)

「香港の最高裁は数か所のバリケードの撤去を指示し、デモ参加者が
これに従わない場合の逮捕を認めた。」
(South China Morning Post/昨日11月12日付け記事より)

デモを主導する団体の幹部は降伏しない姿勢を貫いており
今後の警察の具体的な動き、デモ隊側の反応など目が離せなくなっています。

昨日の旺角レポに続き本日は香港島をレポ。
そごう前1-1113
※昨日11月12日 21:30前後。そごう前は封鎖のスタートポイントとなるものの、平常時同様の買い物客でにぎわっています。

そごう前2-1113
※昨日11月12日 21:30前後。西に向かう道路には公共バスも走っています。

そごう前3-1113
※ 11月12日 昨日 21:30前後。そごうの横1ブロック分の東に向かう道路のみ封鎖されています。


【2014年11月12日:追記】

ご無沙汰しております。
デモ参加者による道路占拠は開始から既に6週間以上が経過しました。
すっかり話題としては過ぎ去った感があるかもしれませんが実は今もまだ夕方や週末に参加者が増え街頭演説などの抗議活動が断続的に行われているんです。

お昼間は相変わらず各占拠エリアに人のいないテントが並び、観光客が訪れ、
写真を撮って…と歩行者天国のように穏やかな様子。

しかしながら、そろそろ長引いてきてますので警察が終止符を打つための対策を立てているとの報道も一部であります。ただ時期的なことや具体的な内容については、明確にされていません。
今月中に何か大きな動きはあるかもしれません。

【九龍半島側】
■ 旺角(モンコック) …
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点を中心に、尖沙咀(チムシャツイ)方面向けてに4ブロック(450m)ほど、登打士街(ダンダス ストリート)までのエリアが封鎖されています。
1111旺角
※ 昨日11月11日22:00前後の彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街。
(アーガイルストリート)の交差点で占拠エリアを注視する警察。


1111ネイザン
※ 昨日11月11日22:00くらいの彌敦道(ネーザンロード)。現在占拠されているエリア。


観光方面では特に危険や強い影響はありませんが
早く片が付くことを願ってます。




【2014年10月31日:追記】

デモから約1カ月。
今では夕刻や週末に参加者が増え街頭演説などの抗議活動が
断続的に行われる程度で、昼は各占拠エリアに人のいないテントが並んでいます。
観光客が物見遊山で訪れることも多いようで封鎖区域はさながら
歩行者天国のよう。
警察もここ数日は強制退去の動きを控えています。

【九龍半島側】
■ 旺角(モンコック)
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)を中心に南北へ数ブロック封鎖中。封鎖エリア内は歩行者天国状態で、お祭りのようなにぎやかさと散らかりっぷりです。
デモ1旺角
デモ2ネイザン ※10月30日 14:30頃の彌敦道(ネーザンロード)北、MTR旺角駅周辺の様子



【香港島側】
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
政府関連の建物が並ぶ幹線道路、干諾道中(コノートロード)の一部が封鎖中。
width='500'>
デモセントラル
※10月30日17時45分頃のMTR中環(セントラル)駅付近、
畢打街(ペダーストリート)と遮打道(チャターロード)の交差点の様子


デモアドミ
※10月30日18時くらいの金鐘(アドミラリティー)、干諾道中(コノートロード)の様子

■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … そごうなどが並ぶ軒尼詩道 (ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)の一部で 東に向かう車線のみ封鎖。
デモコーズ
※10月30日17時くらいの銅鑼湾(コーズウェイベイ)の怡和街(イーウォーストリート)の様子

デモタイムズ
※10月30日17時くらいの銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズスクエアの様子





【2014年10月17日:追記】

本日も、いまだすっきりした解決を見ない香港から現状をレポート。
今日は九龍半島側の旺角の様子を見てきました。
九龍半島側
■ 旺角(モンコック) …
砵蘭街(ポートランドストリート)の封鎖解除に続き、彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)交差点のバリケードは今朝一度警察により撤去されましたが、民主派が再び集まり交差点エリアの道路は尖沙咀方面に向かう車線(北→南 車線)のみ使用不能となっています。
もんこっく
※ 10月17日今朝09:20前後の彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)の交差点付近の様子。(交差点付近に立ち、ネーザンロードを南に向かって撮影。北→南に向かう車線は封鎖。南→北の車線は開通。)


ねいざんろーど

※ 同じく、10月17日09:20の彌敦道(ネーザンロード)様子です。交差点の南側から北側に向かって撮影。バスの行く先が交差点。南→北への車線は完全に開通し公共バスも運行しています。



香港島側
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
… 政府関連の建物が並ぶ幹線道路、千諾道中(コノートロード)の一部が封鎖状態。また警察による撤去オペレーションにより夏悫道(ハーコートロード)と遮打道(チャターロード)周辺、皇后大道中(クイーンズロード)の南側部分が、一部ですが、それぞれ解放されています。



■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … そごうなどが並ぶ軒尼詩道(ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)周辺で封鎖が継続中ですが、一部、封鎖が解除されています。多少の混雑はありますが、通行可能です。






【2014年10月15日:追記】
ご無沙汰いたしました。

香港で行われているデモですが
大幅な縮小傾向にあるものの、以前活動は続いています。


昨日10月14日は各エリアにて
警察によるバリケード撤去作業が行われ、
道路封鎖が部分的に解除されています。


日本の報道では夜間の警察とデモ隊との攻防が流れており
心配の方も多いように聞きますが、
実際の所経済活動が行われる昼間の時間帯では、
公共バスやタクシーなどの便も改善され日常を取り戻しつつあります。


【道路の封鎖状況】
九龍半島側
■ 旺角(モンコック) …
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)
交差点を中心に引き続き道路は封鎖状態です。

※ 警察による撤去オペレーションにより彌敦道(ネーザンロード)の
西側、砵蘭街(ポートランドストリート)の封鎖が解かれました。

香港島側
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
… 政府関連の建物が並ぶ幹線道路、千諾道中(コノートロード)の
一部が封鎖状態となります。

※ 警察による撤去オペレーションにより夏悫道(ハーコートロード)と
遮打道(チャターロード)周辺、皇后大道中(クイーンズロード)の
南側部分が、一部ではありますが、それぞれ解放されております。

現場の様子↓
がむじょん
※ 10月15日、今朝10:30前後の中環(セントラル)中国銀行ビル、
リッポービルの連なる皇后大道中(クイーンズロード)の様子です。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)行きの公共バスも通常運行。

ちょんわん
※ 10月15日、今朝10:30前後の金鐘(アドミラリティー)エリアの様子です。
幹線道路の封鎖が一部解除。



■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … ソゴウなどが並ぶ軒尼詩道
(ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)周辺で
まだまだ封鎖が続いていますが、一部、封鎖が解除されました。

とんろー
※ 今朝11:00くらいの軒尼詩道 (ヘネシーロード)様子です。
道路の片側が解放され、車両が通行可能です。



【交通機関への影響】
公共交通機関への影響は下記のとおりです。



・地下鉄MTR … 通常どおり運行中。

・公共バス・トラムなど…香港島・九龍半島ともに上記のエリアに関わるコースで運休またはルートの変更中。

・タクシー … 上記エリアを迂回する形で営業中。

・スターフェリー … 通常どおり運行しています。



【観光への影響】
香港島と九龍半島での主要な観光地へ影響は限定的です。

・ヴィクトリアピーク … ピークトラムは通常通り動いています。
ヴィクトリアピークへの道中にも影響はありません。

・女人街 … 営業はしていますが運動が活発なエリアの近くですので注意が必要です。旅行客も普段に比べると非常に少ないです。

・オープントップバス …旺角エリアでの運動の影響から
各社オープントップバスは女人街を外したり、旺角での走行部分を西九龍地区へコース変更をしたりしながら営業中。

・アベニューオブスターズ … 影響はありません。

以上、本日の状況です。




【2014年10月1日:追記】

座り込み拠点に
尖沙咀(=チムサーチョイ)

が新たに追加。

集会は行われていませんが、あちこちにメッセージを掲げ
座り込みをしています。
観光客も立ち寄ることはできますが、ちょっと異様な空気です。


本日の占拠エリア情報は以下の通り。
拡大している場所もありますのでご注意ください。
※クリックで大きくなります。


香港島西部

セントラル_141001


香港島中央部

ワンチャイ_141001


香港島東部

コーズウェイ_141001



九龍半島旺角
旺角_141001


九龍半島尖沙咀
尖沙咀_141001



主要な観光地の状況は以下の通りです。

ビクトリアピーク
⇒ピーク自体には問題ありませんが、ピークへ上る際の定番「ピークトラム」が運休しています。向かわれる際は公共バスやタクシーをご利用ください。

女人街
⇒デモ拠点のすぐ近くということもあり、営業を行っていません。
付近のレストラン、ショップも営業していませんので近づかないようにしましょう。

ディズニーランド、オーシャンパーク
⇒いずれも問題ありません。

ビクトリアハーバー沿い・アベニューオブスターズ(尖沙咀)
⇒一部の場所で一般市民の座り込み運動の拠点となっています。
一般の立ち入りは可能ですが、刺激しないようにしてください。

シンフォニーオブライツ
⇒今のところ中止の連絡は来ていません。


九龍公園・ビクトリアパーク
⇒特に問題はありませんがいずれもデモ拠点の近くになり混雑しています。






【2014年9月30日:追記】

本日も
中環(=セントラル)
金鐘(=アドミラリティ)
銅鑼湾(=コーズウェイベイ)
旺角(=モンコック)

以上の4エリアでの集会、デモ運動が続いています。

そのほか、各学校では授業のボイコットが起こるなど事態は深刻です。

本日の交通制限エリアが判明しましたのでご参照ください。
※それぞれクリックで拡大します。

香港島西部
西

香港島中央部
中央

香港島東部
東

九龍半島旺角周辺
九龍





加えて、昨日中止が発表された今年の花火のメインイメージが公表されましたが…これはやっちゃいけないでしょ、という代物。
楽しみにされていた方には申し訳ないですが、やらなくて良かったと心から思います。
それがこちら↓
花火2014国慶節
実際にこれをやっていたら大変なことになっていたでしょう。
(漢字が香港で使われている繁体字ではなく、中国本土の簡体字なところもポイント!)

本日も午後になり、
また人が増えてきているとの報道です。

香港は明日(国慶節)明後日(重陽節)と2連休です。
仕事が休みの人たちでデモ参加人数はますます増えることが予想されます。

香港にお越しの皆さん、滞在中の皆さん、
デモ参加者が旅行客に危害を加えることはまずありませんが、デモの騒動の中、何があるかわかりませんので、出来るだけ現場には近寄らないように、また交通事情や観光地などに影響が出ていますので、十分にお気を付けください。

=================================
【2014年9月29日】
日本でもちらほら報道されていることかと思いますが
今現在、香港では97年の中国返還後
最大規模のデモ
が起こっています。

しかもその中心となっているのは香港の学生たち。

日本にお住まいの皆さんにとっては
晴天の霹靂?
寝耳に水?

それもそのはず、だって香港に住んでいる人だって
こんな大事になるとは思っていなかったんです。

どれくらい大事かというと…
10月1日の国慶節の花火イベントが
中止になりました!!!
※詳しい話は後ほど。

デモ? 学生? 花火?
なんだソレ????
なんだかわかんないけど危なそう…と香港旅行を諦める前に
こちらを読んでお勉強!
今回は騒動の解説を香港から生でお伝えいたします!


さて、まずは今回の件の背景から見てみましょう。
そもそも香港は1997年に中国に返還されたとはいえ
長い間イギリスの植民地でした。
そのため中国が
「しばらくは今まで通りのやり方でやっていいよ」
と許可を出します。
これを「一国二制度」と言います。
しかし、いつまでも自由にやれるだけではありません。
期限は50年。
ですから2047年には香港は完全に中国と一体化するという約束のものです。

まぁ期限はあるものの、50年は自治をおこなって良いという話で納得した香港の人たちでしたが、実際はそうはいきません。
曽蔭権(ドナルド・ツァン)前香港特別行政長官も梁振英(Leung Chun-ying)現香港特別行政長官もいわゆる「親中派」が占める選挙委員会によって選出され、政治や教育などにおいて中国共産党に干渉される場面が多くなっていました。

そんな中、香港市民の一大関心は
2017年の「完全な形での普通選挙」でした。
これで少しは自分たちの政治が取り戻せるかもと思っていた…

ところが中国政府は一旦は認めたこの制度を
事実上拒否する声明を出したから大変です。

民主派と呼ばれる人たちが一斉に蜂起。
今回の暴動へとつながっていきました。
こちらのメンバーは立法会(香港議会)の議員、学者や学生、
それに一般市民。
特に若い世代の人々が親世代よりも積極的に民主化に向けた運動に参加しているようです。確かに自分たちの未来がかかっているわけですから熱くなるのもわかります。
中でも中心となって活動をしているのが
「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、)」というグループ。
非公式の住民投票を行ったり、ストライキを行ったりしています。

さて、その流れの中で最も大きなデモが行われたのが
昨日の9月28日です。
香港島のセントラル・ワンチャイ・コースウェイベイといった政治と経済の中心地へとなだれ込み、警官隊と衝突しました。
死者は出ていませんが負傷者41名、逮捕者が78名に上っています。
特に夕方から夜にかけて地下鉄(MTR)がデモの影響が強いアドミラリティ駅をスキップ運行したり、公共バス・タクシーがセントラル・アドミラリティ地区を迂回するなどの混乱がありました。

本日はその流れを受けて、昨日の活動エリア+九龍半島一の繁華街、モンコックを拠点に加え、活動を続けています。

只今【29日20:00】の状況としては
香港島・九龍半島で以下のバスが運休になっています。
1、3B、6A、11、12、12A、12M、103、13、15C、18P、18X、23、25A、26、66、101、104、109、111、113、115、182、590A、601P、621、629A、641、680X、681P、701、720、722、780、788、789、969A、969B、967X、H1、H2。

モンコックでは放課後の時間から制服を来た学生たちが次々と集まり始め、今現在は1000人を超える大集会となっています。
多くの店が早々に店じまいをしている状況です。

また、香港島のコーズウェイベイでは終業時刻以降、集会に集まる人が増えてきています。地下鉄の出口が閉鎖されていたり、コーズウェイベイのランドマークである日系百貨店のSOGOが18時で営業を終了したりと多くの店が営業終了しています。

現在、香港にいらっしゃる皆様は上記エリアにはご注意ください。


さて、長々とお付き合いいただきましてありがとうございます。
あと、ちょっとです。

これからの事を少しだけ。
現時点での彼らの要求は、現香港特別行政長官、梁振英(Leung Chun-ying)の退任や完全普通選挙の実施としていますが、中国政府には拒否されており、すぐすぐ何らかの進展があるとは思えません。
そのため、しばらくは不穏な動きが続くかもしれません。

そんな中、反中感情の高ぶっている今、中華人民共和国成立記念日=国慶節を祝うのは非常に危険ということ、また観光客や無関係な外国人を巻き込む可能性などもあり、冒頭に述べました通り、人が非常に多く集まる「花火イベント」が中止となった次第です。

これから香港へお越しになる皆さん、十分にお気をつけください。

現地infoでは引き続き、香港より随時状況をお伝えしていきたいと思います。

もしご質問などございましたら、お気軽にお寄せください。
出来る限りお答えさせていただきます。

香港ドル
2014年夏直前!初めての方も安心の香港最新両替事情!
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:買物・土産 観光地 旅行準備 
投稿日:2014/05/27 16:27
コメント(2)
★本記事は2014年度の情報です。★
2015年夏直前!円安待ったなし!香港最新両替事情
も併せてどうぞ!

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

海外旅行をしたことのある方が一度は頭を悩ます
両替問題

せっかくの旅行ですからちょっとしたことで大切なお金を無駄にはしたくないですよね?
しかも時期はおりしも円安傾向
今年の年始からは少し戻りましたが、以前に比べれば円安なのは間違いありません。

そもそも円安とか円高とか関係あんの?という方も中にはいるかも知れません。
簡単に言えば"同じ日本円を両替してもらえる現地通貨が多くなるか少なくなるか"という問題です。
円高になればもらえる金額が多くなり、円安になればもらえる金額は少なくなります。
同じ日本円で使える現地通貨が少なくなるわけですから、海外旅行には円安は大敵と言えるでしょう。

だからこそ!両替で損はしたくありませんよね?
海外では、「どこで両替をするか」によってレートが全然異なるということがよくあります。
中でも香港は場所・店によって違うことで有名です。
そこで今回は香港両替最新情報
どれくらい最新かと言うと、本日5月27日(火)午後2時の情報!
こちらをHow to 両替情報とともにお送りします。

さて、まず香港でよく言われている両替場所の鉄則は
街中(重慶マンション)>銀行>街中(その他)>空港
というものですが
どこであっても両替の方法は同じですから、まずはそちらを抑えておきましょう。
=================================
両替の際は各店舗の内外にあるレート表を見てください。
※ここでは参考資料として円高だった2011年7月時のものを使用します。
後ほどショックで気を失いたくなりますのでご注意を。

円高のころ
ここには各通貨の表示の横にBUYSELLの文字があります。
BUYは「我々(両替商)がその通貨をいくらで買うか」
SELLは「我々(両替商)がその通貨をいくらで売るか」
という意味になります。
私たちが両替と呼んでいるのは「お金の売買」です。
ですから日本円を香港ドルにするには「日本円を買ってもらう」ということになります。だから「BUY」の方を見るんですね。
この値段で買いますよ、と言っている訳です。
さてでは実際にいくらで買ってくれるのかというとここでは「99.700」とあります。
※店舗によりますが日本円の場合は「1円」ではなく「100円」「1000円」単位になっている場合があります。この場合は1000円=99.7香港ドル(長いので以降はHKDとします。)1万円=997HKDです。ほぼ10円=1HKDですね。
※これはあくまで2011年の円高期のものです。

では見方が分かったところで実際に両替します。
非常に簡単。替えたい金額を窓口に「ん!」と突きだすだけでOKです。
後は中の人が計算して香港ドルを渡してくれます。

※お金の前にいったんレシートをみせてくれるときがあります。
これは最終的なレートを確認させてくれる場合ですのでキチンと確認し
先に確認したレートより悪くなっていたらはっきり「NO!」と言いましょう。


お金を受け取ったら焦らずにその場で金額を確認します。
一端仕舞ってしまうとあとで足りなくても文句のつけようがありません。
渡してくれた人の前できっちり全額そろっているかを確認します。

以上。=========================

ではでは、続いて見るも恐ろしい円安時代のレートを見て行きます。
本日午後2時の様子になります。

空港と言えば空港内で全19店舗も展開している「Travelex」がありますが
こちらのレートがあまり良くないといわれています。
travelex
本日のレートは、BUY=0.0713
こちらは1円当たりですから、1万円出すと713HKDもらえるということになります。
円高の時は997HKDもらえたところが円安の今713HKDに…。円安恐るべしです。

さて、香港内ワースト1と言われる空港ですが、実はそんなに悪くないことが今回の調査(?)でわかりました。

≪街中その壱≫
街中その1
見えにくいですが、BUY=0.0676となっています。1万円=676HKD…。
空港よりかなり悪いです。
レートが悪い自覚があるのか、写真を撮ろうとすると「撮るな!ク△バ△ア!」と怒鳴られました。
お姉さんと同じ年くらいなんですけども。


≪街中その弐≫
街中その2
これまた見難いですがBUY= 0.0675です。1万円=675HKD
こちらどこかと言うと、レートがいいと有名な重慶マンションの中の1店舗。
こんな店も中にはありますので、重慶マンションとは言え注意が必要です。

≪街中その参≫
moneyfram
チェーン店のレートです。BUY=0.0705ですから1万円=705HKD
前の2つに比べればいいですが、これでも空港には敵わないです。

中間報告:空港が一番悪いから絶対両替すべきでない!
ということはない。


さて、では"いいところ"というのはどれくらいになるのかということで
いよいよ本丸、重慶マンション の中へ入って見ます。

重慶マンションというのはMTRチムサーチョイ駅のすぐ近くにある古いビル。
雑居ビルになっており、インド系の方の出入りが多いビルとしても有名です。
重慶入口

数多くの両替店が並んでいますが、注目すべきは奥の方。
正面入り口から遠いほどレートは良くなります。
入口
一番手前のお店が前述のところ。向かい側にもありますがレートも同様。
手前A 手前B

そして続いて少し踏み入れると左右にずらっと両替商が並んでいます。
また2階に続く細い階段を上がった先にも2-3軒。

実は先に結論から言ってしまうと、ここにならんだ店
本日は全て0.0757でした!つまり1万円=757HKD!!
いつもなら多少違っているのですが、なぜか本日はぴったり横並び。
しかも下の階よりちょっといいといわれている2階の店舗も同じです。
唯一0.0758を出していたのがこちら↓
758
やはり2階の店舗ですが、1万円で1ドルの差…。
階段上がる労力返せ、というレベルです。

本日調べでは最高が758HKD、最低が675HKDですのでその差は83HKD
1万円を替えるのに83HKD=約1000円も違う訳ですからやはり場所は選びたいところです。

もちろん、いくら重慶マンションがいい!とは言え、ディズニーランドしか行かないや、マカオがメイン!という人にはわざわざ来るのはかなりの時間のロスになります。そんな場合は空港で替えてしまってもそんなに悪くはないと思います。

これからの香港旅行にぜひ参考になさってください!!

最後に。
円高がMAXだった時(2012年1月)のレートをご覧ください。
衝撃の円高
今から考えると嘘みたいな数字ですね(笑)

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

★本記事は2014年度の情報です。★
2015年夏直前!円安待ったなし!香港最新両替事情
も併せてどうぞ!

6 - 10件目まで(20件中)


国一覧
アジア
香港(19)
タイ(8)
シンガポール(7)
マカオ(4)
インドネシア(3)
中国(1)
ベトナム(1)
マレーシア(1)
オセアニア
オーストラリア(2)