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エリア:
- 関東 > 東京 > 八王子・高尾山
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テーマ:
- グルメ
- / その他
- / 歴史・文化・芸術

今回は西東京の八王子市のオススメ場所、「鶯啼庵」(おうていあん)をご紹介します。
ずっと行ってみたかった場所でしたが、期待を上回る料亭の建築、お庭、お料理の内容で、びっくりするほど感動しました。それでは写真と共に色々お見せしていきます。


鶯啼庵は八王子インターのすぐ近くにあることから、車で市外から来られる方からは最も楽な場所に位置しています。高速道路のインターを降りたらそこはやはり八王子、鶯啼庵の「鶯(うぐいす)」の声がよく聞こえる静かな場所に料亭があります。
自動ドアの入り口が開くとなんと、目の前には滝です。「さざれ石のが巌(いわお)となりて苔(こけ)のむすまで」にちなみ、お客様を永遠にお迎えしたいと想いを込め、オーナーがこだわって作られたという、さざれ石の末広がりの滝がお迎えしてくれます。


少し早く着いたので、かなり広いフロントで待たせていただくと、まずはゆっくりと心を落ち着かせてくれるサービス、冷たい抹茶と水菓子を出してくれます。その後ほどなく、廊下を通り部屋に招いてくださいます。


次の感動がその長屋敷の広さです。一回は団体さんの個室、二階が少人数用の個室が沢山あります。間には様々な工芸品、襖絵などがあり、説明をしていただきながら部屋に招いてくれます。暑い夏でも凛とした空気感や雰囲気に自分が飲み込まれていることが実感できます。


現在、部屋はなんと全て個室仕様とのこと。私たちは今回二名でのお食事でしたので二階の個室へ。


大きなガラスからは日本庭園と優雅な池が見えます。
この料亭は、基本はお料理とお酒のお値段だけなので、お部屋代はかかりません。しかも団体さんで、近い距離でしたら、ミニバスの送迎も無料でしてくれるそうです。
既に私たちは個室、ここからの素晴らしい景色、この建物や美術品の紹介などで心が一杯です。


食べる前から既に有難い時間なのに、私がオーダーした懐石料理の昼御膳、うぐいすコースはなんと4,500円という安すぎる値段。追加で贅沢な白葡萄だけで作られた無添加ジュースも追加注文させてもらいました。
前菜は刺身を中心とした盛り付けの装いが夏らしい一皿。


二皿目のお料理は、一品一品の手間暇がかかった六品です。毎月の季節でメニューを変えていくというお料理は、シェフが季節をモチーフに、食材に対する新しい理解を入れ込んだコンセプト和食という感がありました。
三皿目の和牛はびっくりです。美しい、サクサクと柔らかい、完全に美味い。味わってみてくださいとしか言いようがないです。最後には〆の土鍋のご飯物です。一品ずつ細部まで非常に美味で、お食事中に既に「ここへまた来たい」と何度も思ってしまいました。


そして最後にデザートとコーヒー。器が徹底的にオシャレで、大正時代の雰囲気があるものが私は好きでした。一皿一皿の間に、個室で景色や会話を楽しむ静かな時間は有り得ない程贅沢です。



最後に、美術館のような屋敷を見学しながら、中広間と大広間の個室も拝見させていただきました。


今回、宣伝でもなく普通に気になって行った八王子の鶯啼庵に遂に行け、そして期待以上の感動をしたので皆さんにこの喜びをシェアできてよかったです。是非、八王子の近くに来られたら、お食事と贅沢な空間を楽しんで行ってください。
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