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【パンダバス】はおかげさまで40周年!
プロフィール

ニックネーム:
パンダ太郎
居住地:
アジア>香港>香港(ホンコン)
性別:
女性
会社名:
Panda Travel Agency Ltd
会社英字名:
Panda Travel Agency Ltd
会社所在地:
アジア>香港>香港(ホンコン)
会社電話番号:
852-2724-4440
業種:
旅行業
自己紹介:
『Panda Travel』は香港、タイ、シンガポール、インドネシアに直営拠点を置く旅行会社です。現地日帰り日本語オプショナルツアー「PandaBus」の運行を中心に、各種旅行素材(ホテル・航空券など)のお手配、現地在住日本人向けの遠足。体験型ツアーなどを提供しています。現地の『たのしい!!』を追求したパンダバスオリジナルのご当地体験ツアーが国内外から大人気です。
私たちは海外各地に拠点をもち、直接ホテルやツアーや物品の仕入れをおこなっておりますので、確かなモノをリーズナブルな価格でご提供させていただくことができます。 また、このように海外旅行も手軽で安全な時代とはなりましたが、万が一の場合、旅行先に私たち「現地」スタッフがいる、という安心感も商品と一緒にお届けできればと思っております。
便利なインターネットという環境を十分に活用し、日本の皆様に現地からのホットな情報をタイムリーに配信させていただくとともに、各拠点での長年の経験とノウハウを生かして「迅速」「確実」「丁寧」をモットーに、皆様の大切なご旅行のお世話や、特産品の配送のお手伝いな ど、現地ならではのサービスをますます充実させてまいりたいと思います。

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CWB
【12月10日追記】緊急レポート!香港で今何が起こっているのか。
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:観光地 旅行準備 
投稿日:2014/12/10 12:55
コメント(6)
【2014年12月10日:追記】

気がつくと12月になってました・
さて、前回の旺角(モンコック)エリアでの撤去作業からはや2週間。
いつになったら香港島に着手するのか、またしても「やるやる詐欺」か
と思われましたが、いよいよ決行日が決まりました。

裁判所からの許可も出ているということで
明日11日、いよいよ金鐘(アドミラリティー)&銅鑼湾(コーズウェイベイ)での強制撤去が行われます。

警察・機動隊あわせて7000人を投入すると言うことでかなり大規模なものになりそうです。
本日10日の夜には周辺がざわついてくるはずですので、
周辺にご滞在の方などは、現場に立ち寄らないよう
くれぐれもご注意いただき、また興味本位の野次馬などは控えましょう。
君子危うきに近寄らず、でお願いします。





【2014年11月26日:追記】

やるやる詐欺とか言ってごめんなさい。
ついに動きました!!

昨日から今朝の6時にかけて旺角(モンコック)エリアでの撤去作業が行われ、警察隊とデモ隊が衝突。現時点で116名が逮捕され、警察側に20名の怪我人が出た模様です。

警察は引き続き亜皆老街(アーガイル ストリート)から登打士街(ダンダス ストリート)までにわたる彌敦道(ネーザンロード)での撤去作業を行うと公言しています。

↓地図。
デモ地図
※ 11月26日現在、旺角の占拠エリア。警察は現在占拠されているすべてのエリアの強制撤去を公言。

昨日の旺角。
旺角強制1
※ 昨日10時、旺角占拠エリアの様子

旺角強制2
※ 昨日10時、旺角、撤去作業開始前の様子

旺角が完了すれば、いよいよ香港島に着手しそうです。
年内の解消を図ってるのかもしれません。
今年もあと1カ月ですからね…



【2014年11月24日:追記】

やるやる詐欺のようになっておりますが、まだやっていません強制撤去。
今日もまた
「今後デモ隊側による執行延期の申し立てなどがなければ、順次強制撤去が行われる見通し。
〜(中略)〜
デモ隊は旺角の幹線道と、交差する一部の通りの2カ所を占拠。当局は、一部の通りにはデモ隊が少ないため先に撤去し、順調に進めば幹線道でも強制執行し全面的な撤去につなげる考え。」(2014年11月24日/NNA)
との報道。

ホントいつやるんでしょう…

さて、今回も各地の生写真です。

<九龍半島>
2
※ 今朝の旺角。彌敦道(ネーザンロード)


4
※ 今朝の旺角。亜皆老街(アーガイル ストリート)。


6
※ 今朝の旺角。彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点。(尖沙咀方向に向かって撮影)


<香港島>
8
10
12
※昨日11月23日の金鐘(アドミラリティー)。

14
※ 昨日の銅鑼湾(コーズウェイベイ)軒尼詩道 (ヘネシーロード)。


16
※ 昨日の銅鑼湾(コーズウェイベイ)



【2014年11月20日:追記】

ほんの少し、事態が動いております。

11月18日、金鐘(アドミラリティー)の一部で道路を封鎖している
バリケードの撤去作業が行われました。
それに伴い、夕刻から夜にかけて警察とデモ参加者の小規模な衝突が起こったり、11月19日未明にデモ参加者による立法會日本で言う国会議事堂)入口のガラスを破壊する動きなどが報じられましたが、その後大規模な混乱には発展していません。

また11月19日には金鐘に引き続き、旺角(モンコック)でのバリケード撤去作業が行われるのではないかとローカル各紙が報じていましたが、結局始まりませんでした。本日の新聞では改めて「来週25日から九龍の繁華街、旺角で、裁判所の執行官によるバリケードなどの強制撤去作業が始まる見通し」(NNA)とありますが、これも正式発表ではないためどうなるかはわかりません。

旺角(モンコック)では現在少しずつ警察官の数や大小の警察の車が増えてきていますが、今後、万一の混乱に備え、千人を超える規模の警察隊が編成されるのでは、と、ローカル各紙が報じています。


一方、長引くデモ活動に市民も食傷気味といった感じで、香港大学が行った調査では香港市民の83%が、各所の占拠を中止すべきだと回答。
また68%が政府は強制撤去を進めるべきだと回答しています。

長引けば長引くほど支持者を失いつつあるデモ活動、いよいよ終息が近づいているような気配がします。
今後の政府や警察の行動と、デモ参加者の対応が注目されています。




【2014年11月17日:追記】

不穏な空気の中、週末が終わり新しい1週間が始まりました。

一昨日11月15日、民主派学生団体の代表が中国政府への直訴目的で
北京に向かうところ、中国政府が通行証を失効させ、香港国際空港にて
搭乗を拒否されるという事件があり、昨日の香港のローカル各紙の
一面に掲載されていました。


「高等裁判所からの命を受け、香港警察はデモ隊による幹線道路の占拠に対し
『今週中に』行動を取る」と今朝のサウスチャイナ·モーニング·ポスト紙が
報じております。今現在のところ、警察はまだ具体的な行動を起こしておりませんが、今後の動きに注目です。強制排除は間もなくといったところです。

以下、昨日の旺角の様子になります。

■ 旺角(モンコック) …彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点を 中心に、尖沙咀(チムシャツイ)方面向けてに4ブロック(450m)ほど、 登打士街(ダンダス ストリート)までのエリアが封鎖されています。

141117旺角-1
※ 昨日15時くらいの旺角の様子

141117旺角-2
※ 昨日15時くらいの彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点

141117旺角-3
※ 昨日15時くらいの彌敦道(ネーザンロード)の様子




【2014年11月13日:追記】

連日の更新になっております。

どうもきな臭い話が入ってきています。
デモ参加者による道路占拠開始から46日目となった本日
強制排除への動きが一部報道機関から伝えられています。

「地元メディアは12日警察当局が早ければ14日にも最大7千人規模の
警官隊を投入し、学生らが幹線道を占拠している九龍地区の繁華街、
モンコック(旺角)などで強制排除に着手すると報じた。」
(NNA/本日11月13日付け記事より)

「香港の最高裁は数か所のバリケードの撤去を指示し、デモ参加者が
これに従わない場合の逮捕を認めた。」
(South China Morning Post/昨日11月12日付け記事より)

デモを主導する団体の幹部は降伏しない姿勢を貫いており
今後の警察の具体的な動き、デモ隊側の反応など目が離せなくなっています。

昨日の旺角レポに続き本日は香港島をレポ。
そごう前1-1113
※昨日11月12日 21:30前後。そごう前は封鎖のスタートポイントとなるものの、平常時同様の買い物客でにぎわっています。

そごう前2-1113
※昨日11月12日 21:30前後。西に向かう道路には公共バスも走っています。

そごう前3-1113
※ 11月12日 昨日 21:30前後。そごうの横1ブロック分の東に向かう道路のみ封鎖されています。


【2014年11月12日:追記】

ご無沙汰しております。
デモ参加者による道路占拠は開始から既に6週間以上が経過しました。
すっかり話題としては過ぎ去った感があるかもしれませんが実は今もまだ夕方や週末に参加者が増え街頭演説などの抗議活動が断続的に行われているんです。

お昼間は相変わらず各占拠エリアに人のいないテントが並び、観光客が訪れ、
写真を撮って…と歩行者天国のように穏やかな様子。

しかしながら、そろそろ長引いてきてますので警察が終止符を打つための対策を立てているとの報道も一部であります。ただ時期的なことや具体的な内容については、明確にされていません。
今月中に何か大きな動きはあるかもしれません。

【九龍半島側】
■ 旺角(モンコック) …
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイル ストリート)の交差点を中心に、尖沙咀(チムシャツイ)方面向けてに4ブロック(450m)ほど、登打士街(ダンダス ストリート)までのエリアが封鎖されています。
1111旺角
※ 昨日11月11日22:00前後の彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街。
(アーガイルストリート)の交差点で占拠エリアを注視する警察。


1111ネイザン
※ 昨日11月11日22:00くらいの彌敦道(ネーザンロード)。現在占拠されているエリア。


観光方面では特に危険や強い影響はありませんが
早く片が付くことを願ってます。




【2014年10月31日:追記】

デモから約1カ月。
今では夕刻や週末に参加者が増え街頭演説などの抗議活動が
断続的に行われる程度で、昼は各占拠エリアに人のいないテントが並んでいます。
観光客が物見遊山で訪れることも多いようで封鎖区域はさながら
歩行者天国のよう。
警察もここ数日は強制退去の動きを控えています。

【九龍半島側】
■ 旺角(モンコック)
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)を中心に南北へ数ブロック封鎖中。封鎖エリア内は歩行者天国状態で、お祭りのようなにぎやかさと散らかりっぷりです。
デモ1旺角
デモ2ネイザン ※10月30日 14:30頃の彌敦道(ネーザンロード)北、MTR旺角駅周辺の様子



【香港島側】
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
政府関連の建物が並ぶ幹線道路、干諾道中(コノートロード)の一部が封鎖中。
width='500'>
デモセントラル
※10月30日17時45分頃のMTR中環(セントラル)駅付近、
畢打街(ペダーストリート)と遮打道(チャターロード)の交差点の様子


デモアドミ
※10月30日18時くらいの金鐘(アドミラリティー)、干諾道中(コノートロード)の様子

■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … そごうなどが並ぶ軒尼詩道 (ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)の一部で 東に向かう車線のみ封鎖。
デモコーズ
※10月30日17時くらいの銅鑼湾(コーズウェイベイ)の怡和街(イーウォーストリート)の様子

デモタイムズ
※10月30日17時くらいの銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズスクエアの様子





【2014年10月17日:追記】

本日も、いまだすっきりした解決を見ない香港から現状をレポート。
今日は九龍半島側の旺角の様子を見てきました。
九龍半島側
■ 旺角(モンコック) …
砵蘭街(ポートランドストリート)の封鎖解除に続き、彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)交差点のバリケードは今朝一度警察により撤去されましたが、民主派が再び集まり交差点エリアの道路は尖沙咀方面に向かう車線(北→南 車線)のみ使用不能となっています。
もんこっく
※ 10月17日今朝09:20前後の彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)の交差点付近の様子。(交差点付近に立ち、ネーザンロードを南に向かって撮影。北→南に向かう車線は封鎖。南→北の車線は開通。)


ねいざんろーど

※ 同じく、10月17日09:20の彌敦道(ネーザンロード)様子です。交差点の南側から北側に向かって撮影。バスの行く先が交差点。南→北への車線は完全に開通し公共バスも運行しています。



香港島側
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
… 政府関連の建物が並ぶ幹線道路、千諾道中(コノートロード)の一部が封鎖状態。また警察による撤去オペレーションにより夏悫道(ハーコートロード)と遮打道(チャターロード)周辺、皇后大道中(クイーンズロード)の南側部分が、一部ですが、それぞれ解放されています。



■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … そごうなどが並ぶ軒尼詩道(ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)周辺で封鎖が継続中ですが、一部、封鎖が解除されています。多少の混雑はありますが、通行可能です。






【2014年10月15日:追記】
ご無沙汰いたしました。

香港で行われているデモですが
大幅な縮小傾向にあるものの、以前活動は続いています。


昨日10月14日は各エリアにて
警察によるバリケード撤去作業が行われ、
道路封鎖が部分的に解除されています。


日本の報道では夜間の警察とデモ隊との攻防が流れており
心配の方も多いように聞きますが、
実際の所経済活動が行われる昼間の時間帯では、
公共バスやタクシーなどの便も改善され日常を取り戻しつつあります。


【道路の封鎖状況】
九龍半島側
■ 旺角(モンコック) …
彌敦道(ネーザンロード)と亜皆老街(アーガイルストリート)
交差点を中心に引き続き道路は封鎖状態です。

※ 警察による撤去オペレーションにより彌敦道(ネーザンロード)の
西側、砵蘭街(ポートランドストリート)の封鎖が解かれました。

香港島側
■ 中環(セントラル)〜金鐘(アドミラリティー)
… 政府関連の建物が並ぶ幹線道路、千諾道中(コノートロード)の
一部が封鎖状態となります。

※ 警察による撤去オペレーションにより夏悫道(ハーコートロード)と
遮打道(チャターロード)周辺、皇后大道中(クイーンズロード)の
南側部分が、一部ではありますが、それぞれ解放されております。

現場の様子↓
がむじょん
※ 10月15日、今朝10:30前後の中環(セントラル)中国銀行ビル、
リッポービルの連なる皇后大道中(クイーンズロード)の様子です。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)行きの公共バスも通常運行。

ちょんわん
※ 10月15日、今朝10:30前後の金鐘(アドミラリティー)エリアの様子です。
幹線道路の封鎖が一部解除。



■ 銅鑼湾(コーズウェイベイ) … ソゴウなどが並ぶ軒尼詩道
(ヘネシーロード)から怡和街(イーウォーストリート)周辺で
まだまだ封鎖が続いていますが、一部、封鎖が解除されました。

とんろー
※ 今朝11:00くらいの軒尼詩道 (ヘネシーロード)様子です。
道路の片側が解放され、車両が通行可能です。



【交通機関への影響】
公共交通機関への影響は下記のとおりです。



・地下鉄MTR … 通常どおり運行中。

・公共バス・トラムなど…香港島・九龍半島ともに上記のエリアに関わるコースで運休またはルートの変更中。

・タクシー … 上記エリアを迂回する形で営業中。

・スターフェリー … 通常どおり運行しています。



【観光への影響】
香港島と九龍半島での主要な観光地へ影響は限定的です。

・ヴィクトリアピーク … ピークトラムは通常通り動いています。
ヴィクトリアピークへの道中にも影響はありません。

・女人街 … 営業はしていますが運動が活発なエリアの近くですので注意が必要です。旅行客も普段に比べると非常に少ないです。

・オープントップバス …旺角エリアでの運動の影響から
各社オープントップバスは女人街を外したり、旺角での走行部分を西九龍地区へコース変更をしたりしながら営業中。

・アベニューオブスターズ … 影響はありません。

以上、本日の状況です。




【2014年10月1日:追記】

座り込み拠点に
尖沙咀(=チムサーチョイ)

が新たに追加。

集会は行われていませんが、あちこちにメッセージを掲げ
座り込みをしています。
観光客も立ち寄ることはできますが、ちょっと異様な空気です。


本日の占拠エリア情報は以下の通り。
拡大している場所もありますのでご注意ください。
※クリックで大きくなります。


香港島西部

セントラル_141001


香港島中央部

ワンチャイ_141001


香港島東部

コーズウェイ_141001



九龍半島旺角
旺角_141001


九龍半島尖沙咀
尖沙咀_141001



主要な観光地の状況は以下の通りです。

ビクトリアピーク
⇒ピーク自体には問題ありませんが、ピークへ上る際の定番「ピークトラム」が運休しています。向かわれる際は公共バスやタクシーをご利用ください。

女人街
⇒デモ拠点のすぐ近くということもあり、営業を行っていません。
付近のレストラン、ショップも営業していませんので近づかないようにしましょう。

ディズニーランド、オーシャンパーク
⇒いずれも問題ありません。

ビクトリアハーバー沿い・アベニューオブスターズ(尖沙咀)
⇒一部の場所で一般市民の座り込み運動の拠点となっています。
一般の立ち入りは可能ですが、刺激しないようにしてください。

シンフォニーオブライツ
⇒今のところ中止の連絡は来ていません。


九龍公園・ビクトリアパーク
⇒特に問題はありませんがいずれもデモ拠点の近くになり混雑しています。






【2014年9月30日:追記】

本日も
中環(=セントラル)
金鐘(=アドミラリティ)
銅鑼湾(=コーズウェイベイ)
旺角(=モンコック)

以上の4エリアでの集会、デモ運動が続いています。

そのほか、各学校では授業のボイコットが起こるなど事態は深刻です。

本日の交通制限エリアが判明しましたのでご参照ください。
※それぞれクリックで拡大します。

香港島西部
西

香港島中央部
中央

香港島東部
東

九龍半島旺角周辺
九龍





加えて、昨日中止が発表された今年の花火のメインイメージが公表されましたが…これはやっちゃいけないでしょ、という代物。
楽しみにされていた方には申し訳ないですが、やらなくて良かったと心から思います。
それがこちら↓
花火2014国慶節
実際にこれをやっていたら大変なことになっていたでしょう。
(漢字が香港で使われている繁体字ではなく、中国本土の簡体字なところもポイント!)

本日も午後になり、
また人が増えてきているとの報道です。

香港は明日(国慶節)明後日(重陽節)と2連休です。
仕事が休みの人たちでデモ参加人数はますます増えることが予想されます。

香港にお越しの皆さん、滞在中の皆さん、
デモ参加者が旅行客に危害を加えることはまずありませんが、デモの騒動の中、何があるかわかりませんので、出来るだけ現場には近寄らないように、また交通事情や観光地などに影響が出ていますので、十分にお気を付けください。

=================================
【2014年9月29日】
日本でもちらほら報道されていることかと思いますが
今現在、香港では97年の中国返還後
最大規模のデモ
が起こっています。

しかもその中心となっているのは香港の学生たち。

日本にお住まいの皆さんにとっては
晴天の霹靂?
寝耳に水?

それもそのはず、だって香港に住んでいる人だって
こんな大事になるとは思っていなかったんです。

どれくらい大事かというと…
10月1日の国慶節の花火イベントが
中止になりました!!!
※詳しい話は後ほど。

デモ? 学生? 花火?
なんだソレ????
なんだかわかんないけど危なそう…と香港旅行を諦める前に
こちらを読んでお勉強!
今回は騒動の解説を香港から生でお伝えいたします!


さて、まずは今回の件の背景から見てみましょう。
そもそも香港は1997年に中国に返還されたとはいえ
長い間イギリスの植民地でした。
そのため中国が
「しばらくは今まで通りのやり方でやっていいよ」
と許可を出します。
これを「一国二制度」と言います。
しかし、いつまでも自由にやれるだけではありません。
期限は50年。
ですから2047年には香港は完全に中国と一体化するという約束のものです。

まぁ期限はあるものの、50年は自治をおこなって良いという話で納得した香港の人たちでしたが、実際はそうはいきません。
曽蔭権(ドナルド・ツァン)前香港特別行政長官も梁振英(Leung Chun-ying)現香港特別行政長官もいわゆる「親中派」が占める選挙委員会によって選出され、政治や教育などにおいて中国共産党に干渉される場面が多くなっていました。

そんな中、香港市民の一大関心は
2017年の「完全な形での普通選挙」でした。
これで少しは自分たちの政治が取り戻せるかもと思っていた…

ところが中国政府は一旦は認めたこの制度を
事実上拒否する声明を出したから大変です。

民主派と呼ばれる人たちが一斉に蜂起。
今回の暴動へとつながっていきました。
こちらのメンバーは立法会(香港議会)の議員、学者や学生、
それに一般市民。
特に若い世代の人々が親世代よりも積極的に民主化に向けた運動に参加しているようです。確かに自分たちの未来がかかっているわけですから熱くなるのもわかります。
中でも中心となって活動をしているのが
「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、)」というグループ。
非公式の住民投票を行ったり、ストライキを行ったりしています。

さて、その流れの中で最も大きなデモが行われたのが
昨日の9月28日です。
香港島のセントラル・ワンチャイ・コースウェイベイといった政治と経済の中心地へとなだれ込み、警官隊と衝突しました。
死者は出ていませんが負傷者41名、逮捕者が78名に上っています。
特に夕方から夜にかけて地下鉄(MTR)がデモの影響が強いアドミラリティ駅をスキップ運行したり、公共バス・タクシーがセントラル・アドミラリティ地区を迂回するなどの混乱がありました。

本日はその流れを受けて、昨日の活動エリア+九龍半島一の繁華街、モンコックを拠点に加え、活動を続けています。

只今【29日20:00】の状況としては
香港島・九龍半島で以下のバスが運休になっています。
1、3B、6A、11、12、12A、12M、103、13、15C、18P、18X、23、25A、26、66、101、104、109、111、113、115、182、590A、601P、621、629A、641、680X、681P、701、720、722、780、788、789、969A、969B、967X、H1、H2。

モンコックでは放課後の時間から制服を来た学生たちが次々と集まり始め、今現在は1000人を超える大集会となっています。
多くの店が早々に店じまいをしている状況です。

また、香港島のコーズウェイベイでは終業時刻以降、集会に集まる人が増えてきています。地下鉄の出口が閉鎖されていたり、コーズウェイベイのランドマークである日系百貨店のSOGOが18時で営業を終了したりと多くの店が営業終了しています。

現在、香港にいらっしゃる皆様は上記エリアにはご注意ください。


さて、長々とお付き合いいただきましてありがとうございます。
あと、ちょっとです。

これからの事を少しだけ。
現時点での彼らの要求は、現香港特別行政長官、梁振英(Leung Chun-ying)の退任や完全普通選挙の実施としていますが、中国政府には拒否されており、すぐすぐ何らかの進展があるとは思えません。
そのため、しばらくは不穏な動きが続くかもしれません。

そんな中、反中感情の高ぶっている今、中華人民共和国成立記念日=国慶節を祝うのは非常に危険ということ、また観光客や無関係な外国人を巻き込む可能性などもあり、冒頭に述べました通り、人が非常に多く集まる「花火イベント」が中止となった次第です。

これから香港へお越しになる皆さん、十分にお気をつけください。

現地infoでは引き続き、香港より随時状況をお伝えしていきたいと思います。

もしご質問などございましたら、お気軽にお寄せください。
出来る限りお答えさせていただきます。

デモ
【7月12日/最新情報】タイ・バンコクへ向かわれる方へ!デモ長期化の兆し有り!
エリア:
  • アジア>タイ>バンコク
テーマ:旅行準備 
投稿日:2014/07/12 17:39
コメント(374)
【2014年7月12日:追記】

皆さま、ご無沙汰しております。

久しぶりに更新してみました。

が。

別に何もありません!!!

バンコクは今日も[デモ?クーデター?ナンデスカソレハ?」
というレベルで平和です。(景気は良くないですけど…)

「便りが無いのは良い知らせ」です。

もう2度とこの記事の更新が無ければいいなぁと思います。

別に面倒くさいって訳じゃないですよ!!!




【2014年6月14日:追記】

祝!夜間外出禁止令解除!!

昨日(13日)夜、国家平和秩序評議会がタイ全土において
夜間外出禁止令を解除する旨発表しました。
<大使館からのお知らせ>
http://www.th.emb-japan.go.jp/140613.pdf

上記お知らせの通り、タイ国内は引き続き戒厳令下にあるものの、ここ数日はクーデター反対のデモなどは発生しておらず、平静な状況を保っています。

しかし…この夜間外出令解除、実はとってもわかりやすい事情があるようです。
ブラジルで開催中のサッカーW杯の国内放映権に関して
当初、全64試合を有料チャンネルのみで放送する予定でしたが、
軍の行政機関である国家平和秩序評議会が、「公共の利益を損なう」
「タイ国民の幸福の為」として地上波で無料放送するように命じました。

これを受けてW杯試合時間がタイ時間で深夜から早朝に掛けてであることから、初日(13日)夜からタイ全土で夜間外出禁止令を解除し、国民への懐柔策をとっているのだとか。

一国の政治・軍事も動かすW杯の威力。すごいです。






【2014年6月5日:追記】

何ら自体は進展していませんが
街は平和
です。

どれくらい平和かと言いますと、
タイの小売大手セントラルグループが、反政府デモや戒厳令、クーデターなどで落ち込んだ消費喚起を目的として、6月6日〜7月15日に掛けてグレイテストグランドセールを行なうことを発表した、くらい平和です。

グレイテストグランドセールとは簡単に言うと夏のバーゲンです。
詳しくはこちらにまとめてみました。イタリア旅行が当たるかも!

観光旅行のご予定の方、今はご心配ありませんよ。


【2014年6月3日:追記2】

速報!

ただいまタイ全体に出されている夜間外出禁止令ですが
パタヤ、サムイ島、プーケット島
の3エリアのみ 解 除 が決まったとの報道がなされています。

尚、バンコクを含むその他の地域は引き続き0:01〜04:00は夜間外出禁止です。

これはありがたい!




【2014年6月3日:追記】
プチ朗報です。

今までクーデターにより、静止画像となっていたタイのローカルテレビ並びに
衛星ニュースチャンネル(NHKワールドプレミアム日本語放送、CNN、BBCなど)が
昨日(2日)午後より視聴出来るようになりました〜

滞在中の方には嬉しいですね。

そしてそして街中は今日も特に変わりありません。



【2014年6月2日:追記】
6月2日朝現在、
バンコク市内並びにその周辺地域は平静を保っており
反クーデターのデモは発生しておりません


昨日は(6月1日)、正午過ぎよりBTSアソーク駅周辺で発生した小規模デモにより軍が治安維持の為、警戒にあたり、一時的に駅に隣接するショッピングモール「ターミナル21」を閉鎖しました。また、デモの警戒により、BTSアソーク駅、プルンチット駅、チットロム駅、ラチャダムリ駅、パホンヨーティン駅の計5駅を一時閉鎖しましたが、デモによる大きな混乱はなく、同日15:30には全ての駅において運行を再開しました

という、多少の混乱はありましたが依然危険と言った状況にはありません。

が、戒厳令発令中ということもあり、いちいち軍が出てくるのが結構仰々しいです。

いつになれば落ち着くやら…

<ご連絡>
半年以上にわたり続けてきたこちらのブログですが、実は今回の更新で記事の文字数限界の5万をオーバーしてしまいました!!すごい量です。
そこで昨年の記事を別建てにしました。もし過去の様子をお知りになりたい場合は【〜2013年末まで】タイ・バンコクへ向かわれる方へ!デモ長期化の兆し【過去更新】をご覧ください。



【2014年5月28日:追記】
朗報です!
本日より夜間外出禁止令の制限時間が緩和されました!

22:00〜05:00
00:01〜04:00 になりました!

しかし1分って…。何か意味があるんでしょうね?


それに伴いましてBTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、エアポートリンクも本日28日より運行を23:000まで延長します。

また、サイアムパラゴンセントラルワールドエンポリウムなどの主要ショッピングモールも、20:00までになっていた営業時間を通常の22:00までに戻すと決定しています。

TVに関してのみ軍政による報道規制が続いており、CNN、BBC、NHKワールドプレミアムなどのニュースチャンネルは未だ視聴することが出来ません。




【2014年5月26日:追記】
昨日そこそこ大きな規模の
反クーデターデモがあったバンコク中心部ですが
本日は非常に平穏です。

アメリカ大使館前で発生しましたクーデター反対のデモはアマリンプラザ(BTSチットロム駅付近)前にて集会を開催、数百人が集まり、軍と警官が周辺に配置する事態となりました。
その後、デモ隊は戦勝記念塔へ向かい夕刻過ぎに散会したそうで、特に負傷者などは発生していません。

本日26日も夜間外出禁止令(22:00〜05:00)が発令されているのでBTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、エアポートリンクなどの公共交通機関は21:00までの運行となる予定です。

また、26日11:00時点で、ニュースチャンネルであるNHKワールドプレミアム、CNN、BBCなどはタイ国内での放送が中止されたままとなっています。

日本人が多く集まる歓楽街であるタニヤ通りなどは夕刻から21:00頃まで
平常営業をしている状況です。
こんな感じ↓ 21:00まではこんな様子です。
5月25日タニヤ通り_2100頃まで平常

パッポン通りの週末名物、ナイトバザールは開かれていませんでした。↓
5月25日パッポン通り_ナイトバザール中

危険は無いとは言え、観光のお客様にも多少の影響が出ていますね。



【2014年5月23日:追記】
昨日は何もわからぬまま、とりあえず
クーデター勃発
をお知らせいたしましたが、一夜明け現在分かっていることをまとめます。

⇒昨夜より22:00〜05:00の間の夜間外出禁止令が発令され、
如何なる人物の外出も控えるよう通達。つまり海外旅行客も例外ではありません
が、フライト到着、出発時間の関係で夜間、早朝にならざるを得ない場合はパスポートを所持していることを条件に外出が認められています。
十分にお気を付けください。

⇒BTS・MRT6:00〜21:00に時間短縮して運行を予定しています。

⇒主な商業施設(ショッピングモールやデパート、スーパー)も 早期閉店をする予定との情報があります。

⇒クーデターにより、タイローカルTVが静止画像のままとなっています。
NHKワールドプレミアムなど衛星放送に関しても静止画像となっています。
↓こんな画面です。
5月23日_タイTV静止映像

【午後の追加情報】
⇒軍より全閣僚に出頭命令が出ていましたが、
正午前にインラック首相が出頭したとのことです。

⇒政府支持勢力、反政府勢力の双方のデモ共、集会場の撤収が
行なわれ、現時点で殆どの参加者が散会しています。


政府支持派と反政府支持派との調停が不調に終わったことから
軍として平和的に速やかに平穏に戻すことをこの目的としています。


とはいえ、街中は至極平穏です。
日中のご滞在・観光には何ら支障はありません。


ご安心ください!



【2014年5月22日:追記】
速報です。


先ほどプラユット陸軍司令官↓が
プラユット陸軍司令官
「陸海空軍などでつくる委員会が全権を掌握した」と発表。
どうも軍による
クーデターのようです。

詳細分かり次第またお伝えします。


【2014年5月21日:追記】
戒厳令の発令から一夜明け
本日も特に変わった様子はありません。
ご安心ください。

が、報道によりますと戒厳令発令を受けて昨日より
下記の7か所に軍隊を転換配置しているとのことです。

パトゥムワン区-サラデーンからラチャプラソン
バンナー区-バンナー・トラッド通り
サパーンスーン区-ラムカムヘン通りと有料道路の交差点
バンクンティアン区-ラマ2世通り、ソイ80付近
タウィーワッタナ区-UDD集会場周辺
ラクシー区-警察クラブ(ウィパワディ・ランシット通り)
ノンダブリー県ムアンノンタブリー郡


上記で一般的な旅行客が立ち寄る地域は
パトゥムワン区-サラデーンからラチャプラソンになります。
同地区にはデュシタニ、セントレジス、フォーシーズン、
グランドハイアット、インターコンチネンタル
などのホテルがあります。

直接行って現場を確認してきました。
5.20 軍配置2
↑歩道の入り口に1台のジープ。
5.20 軍配置3
↑人ごみのど真ん中です。
5.20 軍配置1
↑お姉さんが記念撮影をしています。

ご覧の通り陸軍兵の方々が駐留しているものの、ジープが1台止まっている
のみという状況で、緊張の度合いは低く、同地区に滞在をされても特に支障となることはない見込みです。
しかし、あまり近づきすぎたり、挑発行為をするなどした場合には安全が保障されない可能性がありますので、興味本位で近づくのはやめましょう。


【2014年5月20日:追記】
ご無沙汰しておりました。
またしても雲行きが怪しくなってきたバンコク情勢を受けて
こちらのブログも再度更新を行わせていただきます。

さて、今日のTOPニュースといえば
本日(20日)の午前3時タイの陸軍司令官より
戒厳令が発令
されたことですね。

戒厳令発令により、軍が治安維持の全権を握ることになり、
半年以上にわたって続く反政府デモで揺れてきたタイ政局は
新たな段階に入り
、混乱収束につながるかどうか今後の動きが注目されています。

プラユット陸軍司令官によりますと
「陸軍は可能な限り平和を早く回復したい。全ての当事者にデモを中止するように促す」と述べ、ステープ元首相ら反タクシン派と、タクシン派組織「反独裁民主統一戦線(UDD)」の双方にデモ中止を呼びかけています。
また、国民に対し「平常通り生活するように促す。パニックにならないで欲しい」と訴え、「戒厳令はクーデターではない」と強調し、国民に理解を求めております。


現地のテレビでは、朝からプラユット司令官のスピーチが繰り返して流され、「戒厳令はクーデターではない」事を強調しております。
今回の戒厳令は、夜間の外出を禁止したり国民の動きを制限するものではなく、デモ隊の動きを制限し、タイの現在の情勢を平和解決に導いていく事を目的に行うと繰り返し強調しております。

現時点ではバンコク市内に混乱等は全くなく、バンコク市内は通常通りの平穏状態であり市内のBTS(高架鉄道)、MRT(地下鉄)、エアポートリンクなども平常通りの運行をしています。

また動きがあればお知らせいたします。





【2014年3月19日:追記】


いよいよ待ちに待った
祝・非常事態宣言解除
ですよ!

3月2日にデモ隊がバンコク都内のルンピニ公園に撤退してから、バンコクは
ほぼ通常の状態に戻り、海外から来られる観光客にとっては、何ら支障のない状態であったため、観光業界や小売業界などからの強い要望もあっての決定と見られています。

何はともあれ、また一歩前進といったところです。
しかし引き続きルンピニ公園にはデモ隊が終結しておりますので油断することなく滞在の皆さまの安全のために尽力してまいります!!


【2014年3月3日:追記】
・封鎖解除

長きに渡ったバンコクシャットダウンが解除されたとのことで今朝一で現場を確かめに行ってきました!!!
こちらがその様子です!
3月3日朝のスクンビット・アソーク交差点↓↓↓↓
3/3アソーク
以前はこんな感じでした。

3月3日朝のシーロム交差点↓↓↓↓
3/3シーロム
以前はこんな感じでした。

引き挙げた人達は現在ルンピニ公園に集合中とのことですが数はかなり少なく終結は間もなくと思われます。ようやく終わりそうな気配に我々もほっとしています。


【2014年3月1日:追記】
急展開です。

昨日28日夜に反政府デモリーダーが演説により、3月3日に郊外チェーンワタナを除く市内主要交差点の封鎖を解除すると発表し、ルンピニ公園にデモ隊を集約させることを明らかにしました。

ルンピニ公園隣接のシーロム交差点も封鎖解除されるということで、無秋に渡った市内における交通混乱は改善される見通しです。発表のあった昨夜から今朝にかけて大きな混乱はなく、爆発や発砲などの事案も生じていません。

1月13日から49日間続いたバンコク・シャットダウンが3月3日で終了し、一部ではこれをもって事実上のデモ終息とするとの見方もありますが、正式な発表はなされていません。


【2014年2月24日:追記】

昨日大規模な爆発が起こり、一時周辺が大混乱となりました。

23日現地時間17:00頃にバンコク市内ラチャプラソン交差点付近で爆発があり、タイ人の子供を含む2名が死亡、20名以上の負傷者が生じている模様です。


ラチャプラソン交差点は伊勢丹デパートに近く、今回の爆発現場となりましたビッグCスーパーマーケット前は外国人も多い地域ですが、怪我人が収容された病院に確認しましたところ、外国人は含まれていないとのことで、また日本大使館に確認しましたところ、現在まで日本人が巻き込まれているとの情報はないとのことです。

引き続き、情報確保に努めます。



【2014年2月19日:追記】
昨日の続報
本日新たに行われたデモのお知らせです。

まずは昨日起こった反政府デモ隊と警官隊の衝突から。昨日のラチャダムヌンノーク通りで発生した警官隊とデモ隊との衝突による死傷者は60名以上に上ったとの報道がありました。ここ最近では一番被害の大きな衝突です。

また、本日はバンコク郊外北部にあるムアントンタニ国防省秘書官事務所周辺で反政府デモが行われました。
ここは首相府が閉鎖状態の中、今現在インラック首相が主に執務をとっている事務所となります。首相の退陣を求めるデモ隊が集まった形とですが、首相はその場に現れなかったそうです。

尚、郊外でデモが行われていた関係から、本日市街地の封鎖拠点は終日静かな状況で、滞在中の皆さんに支障をきたす状況は全くありませんでした。

しかし緊張感はまた高まりつつある状態と言えます。
ご滞在の皆さまは引き続き注意をお願いします。


【2014年2月18日:追記】
お久しぶりです。
この1週間は特にお伝えすることもなく、仮初めの平和状態だったのですが
本日大規模な衝突が発生、市内に緊張感が走っています。

18日午前、警察は首相府周辺を封鎖していたデモ隊に対して強制排除を行なった結果、
デモ隊との衝突で現在まで59名の死傷者が発生した模様です。

場所はラチャダムヌンノーク通りの国連ビル前パンファー橋付近で、
このエリアには大理石寺院、アナンタサマーコム宮殿、ヴィマンメーク宮殿などの
有名観光地がありますが、王宮・エメラルド寺院、涅槃寺からは2km以上離れており
観光に支障は出ていません。

地図はこちら↓クリックで大きくなります。
18日市内中心部


今回の騒動がデモ隊の反感を買い、状況が悪化しないことを祈るばかりです。



【2014年2月11日:追記】
今日もバンコクはデモってます。

本日はなんと
非常事態宣言違反で逮捕者
が出たとのニュース。

バンコクなどに発令されている非常事態宣言に違反したとして逮捕状が出ていた反政府デモ隊幹部のタイ人男性、ソンティヤーン容疑者が10日、バンコク都内のホテル、センタラ・グランド・アト・セントラルプラザ・ラープラーオ・バンコクで逮捕されました。、デモ隊側は容疑者の保釈を求める方針だそうです。
実は今回の反政府デモでは指導者のステープ元副首相(元民主党幹事長)など現時点で、野党民主党の前下院議員を中心とする19人に逮捕状が出ているのだそうです。

これにより特に市民や滞在中の方に影響はありませんが、「非常事態宣言」なかなか奥が深いなと思いました。


【2014年2月8日:追記】
ご無沙汰しておりました。
と言うのも特に状況に変わりない日々が続いているからなんですね。
でも収まる気配もない…
一体どうしたいんでしょうね、この国は。

さて本日は一難去ってまた一難!?
次の選挙のお話をお知らせいたします。

実は、先日行われた下院議会選挙(まだ結果も出ていませんが…)に続き上院議会が3月2日に任期満了となり、それに伴う選挙が3月30日に予定されております。
それに伴い、「禁酒日」というのが設定されています。
こちらは「前日飲みすぎて選挙に行かないことが無いように」と言うことで期日前投票日と投票日に設定されています。
店頭でのアルコールの提供、販売が一切禁止となりますので、旅行者や短期滞在者にも影響があります。
該当日にお越しの予定の皆さまはご注意ください。

期日前投票 : 3月23日 (日曜日)
禁酒期間 : 3月22日 18:00 - 3月23日 深夜0時

投票日 : 3月30日 (日曜日)
禁酒期間 : 3月29日 18:00 - 3月30日 深夜0時


ちなみにこちらの選挙においてもデモ隊は何らかの動きを見せて来ることが予想されます。と言うことで、デモ隊の解散・退去にはまだまだ時間がかかりそうです。




【2014年2月4日:追記】
本日、2ヶ所の集会所が撤収されました。

昨日お伝えしたとおり、7か所のシャットダウン箇所の内ラップラオ5差路戦勝記念塔です。しかしこれはデモの終息に向けての行動ではなく、人数が減ってきたデモ隊を重要個所に集約させることで今後の人数を集めやすくし、運営費用を節約するための措置であり、デモ隊はまだまだやる気を見せています。

またジェーンワタナに関しては反省デモ隊上層部は撤退の意思を表明しているものの、現場を率いるリーダーが拒否しており、撤去が進んでいません。

選挙の行く末については、未だ何ら具体的な報道はありません。

現時点でのデモ隊の集会場所を地図にまとめました。ご参照ください。
<郊外地図>クリックで大きくなります。
4日近郊



<市内拡大地図>クリックで大きくなります。
4日市内




【2014年2月3日:追記】
昨日、問題の総選挙が終了しました。

が、しかし結果としてバンコクとタイ南部の計10300箇所の投票会場にて投票が行なわれず、再選挙など何らかの対応が必要な状態であり本来は即日開票とされていましたが、現時点で選挙結果の発表が出来ていない状況となっています。

また1月13日から占拠していた7ヶ所の拠点のうち、ラップラオ5差路戦勝記念塔はデモ隊の保安上今日から3日中に撤収する予定。政府合同庁舎があるジェーンワタナについても撤収するかどうかはデモ隊の判断に委ねたとの声明が出ました。

一見自体が収束の方向に向かっている様子にも見えますが、残念ながら反政府デモ隊今朝もバンコク都内にて行進を行ない、引き続き活動資金や支持者を募っている状況です。何かまたやらかす気まんまんと言った感じです。

久しぶりに現場の様子をお届けします。
昨日のアソーク&シーロム。
2日アソーク 2日シーロム

今朝のアソーク&シーロム。
3日アソーク 3日シーロム



【2014年2月1日:追記】
いよいよ明日、選挙当日です。

再三の延期要求をはねのけ、政府側が推し進めは下院議員総選挙がいよいよ明日に迫ってきています。情報が錯綜している状況であり、明日の具体的なデモ隊の動きなどは判明していません。しかし複数の地域で準備が整わず選挙をできない地域がある、また開票に関しては基本的に即日開票を予定しているが、反政府デモ隊による妨害行為が発生した場合状況に応じ、即日開票を行わない地域も発生し得るなど破れかぶれの総選挙となるようです。

デモ隊の妨害も当然あるものと思われます。

明日バンコクにご滞在の場合は
ひとまず外の様子を観察してから行動頂くのが賢明かと思われます。

くれぐれもご注意ください。



【2014年1月30日:追記】
本日10:00 BTSオンヌット駅付近にてデモ隊が集結し夕刻までスクンビット大通りを行進しました。10:00過ぎには反政府デモリーダーのステープ氏が合流し、デモ行進を先導していた模様です。

また、改めて2月2日に実施が決まった総選挙に向けて政府、反政府デモ隊双方の対応について様々な報道が飛び交っています。

政府側はタイ全土で200,000人の警官を動員し選挙会場の警備にあたるとか。
反政府側は選挙当日は「Completely Shut Down Bangkok」と称しバンコクの
道路を歩行者専用とする、人々は選挙に行かなくても良い状態とするとのこと宣言をしていますが具体的な道路封鎖の内容は明らかになっておりません。

泥沼化しています…


【2014年1月29日:追記】
前日の(1)について、結果が報道されました。

インラック首相と選挙委員会との協議の結果最終的にやはり政府側は譲らず、選挙委員会の延期要請を拒否2月2日に当初の予定通り実施するとしました。これに伴い、2月3日より政府が警察と軍に要請しバンコク首都圏の政府庁舎の奪回を開始する方針を明らかにしています。前日の(2)でお伝えした通りです。


【2014年1月28日:追記】
本日は大きく3つの動きが報道がなされています。
(1)本日28日、インラック首相と選挙委員長が2月2日に予定されている総選挙の延期時期について協議を行なうとのことです。こちらの協議の結果如何ではデモ隊を刺激することになりかねません。

(2)反政府デモ対策本部を指揮するチャルーム労相は27日、反政府デモ隊が封鎖占拠したバンコク首都圏の政府庁舎(ジェーンワタナ)とラマ8世橋の奪還に乗り出すと表明し、デモ隊に対し72時間以内に政府庁舎とラマ8世橋から退去するよう警告しました。
ちなみに奪還作戦は警察が担当し軍は参加せず、またバンコクの主要交差点を占拠するデモ隊の強制排除は行なわない。また、戦争用武器の不使用や夜間の強制排除も行なわないとのことです。

(3)6日に発生した反政府デモ隊リーダーの一人が銃撃受け、死亡した件に関して、更なる事件を防ぐ為に反政府デモ隊リーダーのステープ氏が軍に対してデモ隊の保護を要求しましたが、軍はその要求を断りました。軍は現在、封鎖拠点を管理する警察のサポート役に廻っており、法律を遵守しその役割を担っているとのことです。クーデターの噂もあった軍ですが、今のところは中立を保ち職務を全うしている状況です。

(1)と(2)の結果次第ではまた大きく事態が変わることも予測されます。
引き続き警戒が必要です。

街中は道路の封鎖状態が日常的なものになりつつあります。
デモ参加者たちにも疲労の色は濃くいつまで続くのかが焦点となっています。


【2014年1月27日:追記】
昨日、非常事態宣言発令後、最初の死者が出ています。
昨日から始まった不在者投票。これを妨害していた反政府デモ隊が投票所近くで発砲に遭い、そのうちのデモ隊リーダーの1人が死亡しました。場所は現在封鎖をおこなっている7ヶ所の交差点ではなく、バンコク東部郊外のバンナー地区(シーナカリン通り沿い)です。
現時点では、この件を経てさらなる衝突は発生しておらず、市内は平静を保っておりますが、2月2日の総選挙実施の可否を含めて今後の情勢が注目されています。

27日シーロム
こちらはシーロム交差点に新たに登場した大型テントです。
週明けということもあり、本日は各拠点におけるデモ参加者は非常に少ない状況です。シーロム交差点では先週末より大型テントを交差点に追加設営しさらなる長期化に備えている状況です。


【2014年1月23日:追記】
昨日は非常事態宣言というショッキングな言葉が飛び交いましたが
実際のところ、街中はいつも通りです。
発令以降、爆破や銃撃など特に過激な行動もありません。

反政府デモ隊は「非常事態宣言もどこ吹く風」 とばかりに、本日はリーダー・ステープ氏が先導の元、午前10:00頃アソークを出発し、チットロム、ランスワン、サラシン、ウィッタユなど都内中心の各通りを現在デモ行進中です。

また、今まで中立かつ動く意思がないとの発言をしてきた陸軍のプラユット司令官は昨日インタビューにて「軍は介入する準備はある。状況が暴力的で不安定になればこれらの問題解決をしなければならないだろう。」との発言をしたとの報道があり、軍による強制介入でデモを終わらせる、あるいはクーデターが起きるのではなどなどいろいろな憶測が飛び交っている状態です。




【2014年1月22日:追記】
とうとう
非常事態宣言
発令されました。

タイ政府は昨夜(21日)18時過ぎにバンコクとその周辺地域に対して、
本日(22日)より60日間非常事態宣言を発令したと発表しました。
非常事態宣言が発令されると、集会の制限や指定地域への移動の禁止、容疑者の拘束などを命令できる強い権限が首相に与えられるとされています。

具体的な命令はまだ何も発表されていませんが、詳細は分かり次第順次お伝えしていきます。


ちなみに反政府デモ隊代表ステープ氏は非常事態宣言発令を受けて「3ヶ月も活動を続けてきて、今更なぜ非常事態宣言なのか、どこが非常事態なのか」と怒りをあらわに会見を行い、「いかなる命令にも従わない」という断固拒否の姿勢を示しています。まだまだ荒れ模様のバンコクです。

しかしいつもながら、各所観光地には混乱はなく、デモ集会所を避ける形で交通も滞りなく運行されています。ただちに危険な状態になるような気配はありません。


【2014年1月20日:追記】
本日より一部地域(ラチャダムヌン地区)を除いて、バンコク都内ほぼ全ての学校が一週間ぶりに再開されました。その影響から本日は朝から大渋滞が発生しました。

爆発騒ぎが後を絶たない中、ジェーンワタナの警備員詰所に銃撃があったとの報道もありますが、負傷者は今のところ報じられておらず、デモ隊と関係のない場所では相変わらず平穏です。

観光などもスケジュールに若干の遅れは生じているものの平常通り行われていますが、やはり交通状況だけは改善していませんので、引き続き移動には時間のゆとりをもって、タクシーはできる限り使わないことをおススメします。

2月2日が徐々に近づいてきていますが、事態が早急に解決する気配はありません。




【2014年1月17日午後:追記】
本日(17日)午後1時頃、市内のバーンタットンエリアにおいて反政府デモ隊の行進に何者かが手榴弾を投げつけ、爆発。20名以上が負傷するという事件が発生致しました。反政府デモ隊のリーダー・ステープ氏を狙った可能性が高いと報道されております。犯人が逮捕されたとの報道はまだ無く、不安が広がっています。
⇒その後のエラワン救急医療サービスセンターの発表では負傷者は36名とのこと。一連のデモ最大の負傷者数となっています。


【2014年1月17日午前:追記】
大規模デモもいよいよ4日目
現時点での様子をお届けします。

デモの拠点近辺では深夜から早朝にかけて散発的に小規模ながらも爆発事案が発生しており、昨夜もパトゥムワン交差点に近いパヤタイ地区のバンコク都知事スクンバン氏の自宅にて爆発が発生しています。

その反面、日中のデモ参加者は日を追って少なくなっており、午後から夜に掛けては出店が軒を連ね、デモ記念Tシャツや、リストバンド、帽子などが売られている他、靴や財布、洋服などの日用品や食堂や屋台などが続々に出てきておりオフィス帰りの人々が立ち寄るなど、<歩行者天国のお祭り>のような光景です。(道路の封鎖はまだ続いています。)
デモ隊ピックアップ車

ただインラック首相が改めて「2月2日に総選挙を行なう」との声明を出したことから、事態の打開を狙った過激派が週末に動くとの予想もあり、未だ終息の見通しは立たないままと言った感じです。




【2014年1月15日午前9時:追記】
昨夜、爆破&発砲&放火騒ぎが起こっています。

爆破があったのは、スクンビット地区にある前首相・現民主党党首アピシット氏の自宅。何者かによって爆発物が投げ込まれたとのことですが、家には誰もおらずけが人などはありませんでした。

発砲は本日未明、ラチャーウィー地区のデモ集会所近くで起こっており
少なくともとも2人が負傷しているとの報道がなされています。

他にも数件の騒ぎがあった模様です。
確認が取れ次第、更新いたします。

追加:首相府近くのナンラーンの競馬場付近にてバスが放火される事件がありました。またシーロムソイ4でも爆発騒ぎがあったようですが、これはデモの直接関係のない可能性が高いようです。

いずれにせよ夜間がきな臭い状況になってきています。
本日以降も夜間の外出等には十分お気を付け下さい。


【2014年1月14日午後6時:追記】
現時点では目立った動きはありません

シーロム交差点(BTSサラデン駅付近、MRTシーロム駅&デュシタニ前)を確認したところ、引き続き封鎖を続けてはいますが参加者数は昨日より少なく
なっています。
大音量の演説が流されていますが、笛を吹く支持者も少なく、休憩する参加者が大半など疲労モードが漂ってきています。

またデモ集会拠点付近のサイアム・チットロム地区にあるショッピングモールのうち
・サイアムパラゴン、
・サイアムディスカバリー
・サイアムセンター
・セントラルワールド

の4モールは本日14日通常22:00閉店のところ、18:00に早期閉店するとの連絡が入ってきています。




【2014年1月14日午前10時:追記】
バンコクシャットダウン2日目の状況をお伝えします。

パトゥムワン交差点(BTSナショナルスタジアム駅付近、MBK前)
…交差点中央に大型ステージを設置しており、引き続き交差点の交通は遮断されています。


アソーク交差点(BTSアソーク駅前、MRTスクンビット駅前)
…交差点中央に大型ステージを設置、スクンビット通りは迂回させるなどして一車線のみ開放し、それ以外は全て封鎖しています。デモ隊の人向けの屋台がにぎわっています。
14日アソーク

シーロム交差点(BTSサラデン駅付近、MRTシーロム駅前、デュシタニ前)
…ルンピニ公園前広場にステージを設置、ラマ4世通りはスリウォン通りとの交差点から
サトーン・ウィッタユ通りとの交差点付近まで封鎖中、それに伴いシーロム〜ラチャダムリ間も遮断されています。人は少ないですが「歩行者天国」状態です。
14日ルンピニ

ラチャプラソン交差点(セントラルワールド前、BTSチットロム駅付近)
交差点中央に大型ステージを設置しており、交差点の交通はチットロムのアマリンプラザからラチャダムリ方面への左折のみ開放している以外は全て遮断されています。

道路の封鎖状況は依然悪い状態ですが、車の通行量自体が少なく
今のところは大きな問題はありません。

今日も徐々に人が集まりつつある状態です。



【2014年1月13日午後5時:追記】
先ほど弊社スタッフから届きました撮れたて
スワンナプーム空港の様子お伝えします。

空港は現時点では何の問題もありません。
人もデモを警戒して渡航者が減っているせいかいつもより少ないくらいです。
13日空港3 13日空港2

空港前の道路もこの通り。
13日空港1

現時点では全く影響がないと言ってよいでしょう。
明日以降も引き続き、空港担当が様子を見ていきます。


【2014年1月13日午前10時:追記】
今の状況を現場写真とともにお伝えします。

<主なデモ集会開催場所の状況>
パトゥムワン交差点(BTSナショナルスタジアム駅付近、MBK前)
…交差点中央に大型ステージを設置しており、交差点の交通が完全に遮断されています。
13日朝_パトゥムワン

アソーク交差点(BTSアソーク駅前、MRTスクンビット駅前)
…交差点中央に大型ステージを設置、スクンビット通りは片道一車線のみ
開放し、それ以外は全て封鎖しています。
13日朝_アソーク

シーロム交差点(BTSサラデン駅付近、MRTシーロム駅前、デュシタニ前)
…ルンピニ公園前広場にステージを設置、ラマ4世通りはスリウォン通りとの交差点からサトーン・ウィッタユ通りとの交差点まで封鎖中、それに伴いシーロム〜ラチャダムリ間も遮断されてます。
13日朝_シーロム
ラチャプラソン交差点(セントラルワールド前、BTSチットロム駅付近)
…交差点中央に大型ステージを設置しており、交差点の交通はチットロムのアマリンプラザからラチャダムリ方面への左折のみ開放している以外は全て遮断されています。

今のところ、人は続々集まってきていますが大きな混乱や渋滞はまだ発生していません。



【2014年1月13日午前8時:追記】
いよいよ本番。道路封鎖が始まっています。

昨夜の段階ですでに
・パトゥムワン交差点(MBKセンター前、BTSナショナルスタジアム駅付近)
・戦勝記念塔(BTSビクトリーモニュメント駅付近)
・ラープラオ5差路(バンコク北部近郊)
・政府総合庁舎(ジェーンワタナ通り、バンコク北部郊外)

の4か所にて封鎖が終わっており、残りの箇所も間もなくといった状況です。

BTSスカイトレインやMRT地下鉄に関しては予定通り運行をしていますが道路は非常用の1車線を残して封鎖を行っており、通勤時間には早くも大渋滞となりそうです。
スワンナプーム国際空港では空港タクシー6000台に通行証を渡し、デモ隊に対して旅行者の通行をスムーズに行うよう呼びかけていますが、渋滞はまず免れないと思われます。

くれぐれも外出にはお気を付けになられ、デモ隊の集合場所には近寄らないようにして下さい。




【2014年1月11日:追記】
13日のデモの規模(見込み)は参加者10万人以上びの政府の発表です。かなりの大規模です。

そしていよいよ外務省・在タイ日本大使館からも渡航情報が出ました。
こちらからご参照いただけます。⇒大使館からのお知らせ目新しい情報はないですが…

その他の情報としては当日400以上のバンコク都内の学校が臨時休校と
なる一方、会社や銀行、公的機関などはほぼ全て平常通りの営業となる予定です。
アメリカ大使館が「2週間分の食料や水、薬など必要不可欠な物資を蓄えておくように」との勧告を出したとの報道もありますが、小売各社やコンビニなどはデモに備え十分な仕入れを行っているとしています。

しかしいくらお店に商品があっても当日外出できる状態かどうかわかりませんんので、とりあえずのものはホテルにご用意いただくのが良いかもしれません。

いよいよ来週月曜日が本番です。
バンコク滞在の皆さま、お気を付けてお過ごしください。



【2014年1月9日:追記】
嵐の前の静けさでしょうか。

本日はバンコク西部(チャオプラヤ川西岸)にてデモ隊による行進が行なわれましたが、参加者も少ない模様で大きな混乱には発展しておりません。

13日の大規模なデモについての報道に新たに有力な情報は出ていませんが、13日の首都封鎖で直接影響の出る道路及び間接的な影響が考えられる道路が判明しましたので、地図にまとめました。
ぜひご参照下さい。

<郊外地図>クリックで大きくなります。
13日近郊2



<市内拡大地図>クリックで大きくなります。
13日市内2





【2014年1月7日:追記】
明日のデモ情報が入りました。


明日8日(水)午前11時30分から午後1時30分ごろBTSアソーク駅前で13日のデモへの参加を呼び掛けるための集会が行われます。
しかしながらこちらの集会はランチタイムのビジネスマンやOL、学生を対象にしたものであり、仮に規模自体は大きいものとなっても、長引いたり危険な状態となる可能性は非常に低いとみられています。

とはいえ、この時間にはそこそこの人が集まることが予想されます。
無暗に近づかないようにお気を付け下さい。




【2014年1月6日:追記】
13日の大規模デモに関し、新情報です。
バンコクの占拠計画「バンコク・シャットダウン」においてデモ隊が占拠する拠点となるステージを設営する重要拠点7箇所を明らかにしました。

デモ隊集会ステージ設営場所
・BTSアソーク駅前(ターミナル21、ウェスティン、シェラトングランデ付近)
・ルンピニ公園(デュシタニ前)
・パトゥムワン交差点(MBKセンター前、BTSナショナルスタジアム駅付近)
・ラチャプラソン交差点(セントラルワールド前、BTSチットロム駅付近)
・戦勝記念塔(BTSビクトリーモニュメント駅付近)
・ラープラオ5差路(バンコク北部近郊)
・政府総合庁舎(ジェーンワタナ通り、バンコク北部郊外)


場所は地図にまとめました。ご参照下さい。
<郊外地図>クリックで大きくなります。
13日近郊地図


<市内拡大地図>クリックで大きくなります。
13日市内地図



尚、反政府デモ隊側は、この計画により空港や公共交通機関(BTSスカイトレインやMRT地下鉄)の占拠は行なわないことを明らかにしています。
が、当日の混乱は避けられないと見て、弊社でも当日車を使うツアーに関しては催行の是非を検討することになりました。

※本日、デモの影響による乗客減少を懸念し、今月シンガポール航空・キャセイ航空・香港航空がタイに乗り入れるフライトの減便を計画しているとの報道がありました。他にもこの動きに乗っかる航空会社も出てくると思われます。
特にシンガポール航空は14日-2月25日にかけバンコクに乗り入れる19便を取りやめる予定とのことです。

バンコク側での空港への働きかけはなさそうですが、航空会社の判断が今後決まってくる模様です。今月バンコクへのご旅行・ご滞在をお考えの皆さまは引き続きご注意ください。





【2014年1月3日:追記】
昨日お伝えしました13日の大規模デモに関し、
新たな情報が出てきています。

新たな情報として、13日は主要道路を封鎖する他、政府庁舎やインラック首相宅などのライフライン(電気や水道など)を止めると宣言。また公務員にはゼネラル・ストライキを呼びかけ、政府寄りのテレビ局の乗っ取りも示唆しました。
しかも勝利するまで続けるとしており
同日は混乱が予想されます。

その他13日までの間は予行演習として小規模なデモ行進・集会を繰り返すとの発表もあり、気が抜けない状況です。





【2014年1月2日:追記】
あけましておめでとうございます。
とはいえ、めでたいとも言ってられない事態となっています。

昨日デモ隊リーダー代表のステープ氏より首都閉鎖を行うと宣言があり、緊迫した状態となっています。

具体的には1月13日バンコク中の全道路を封鎖するとの宣言ですが政府に圧力をかける目的ための呼び掛けと見られていますので実行が確定しているわけではないようです。
しかし実際に行われた場合、観光にも確実に影響が出るものと思われますので引き続き実際に行うのかどうか、実施範囲はどの程度かなど情報収集に努めてまいります。

当該期間にご旅行予定の皆さまは十分にお気を付け下さい。


ご質問のある際はコメント欄でお尋ね下さい。
わかる範囲でお答えさせていただきます。
タグ:
警察 治安 バンコク デモ 

NoPhoto
【〜2013年末まで】タイ・バンコクへ向かわれる方へ!デモ長期化の兆し【過去更新】
エリア:
  • アジア>タイ>バンコク
テーマ:留学・長期滞在 旅行準備 
投稿日:2014/06/02 12:47
コメント(0)
※こちらは最新記事ではありません!

2013年11月29日〜12月28日の内容を移動させました。
最新の情報はこちらの記事をご覧ください。

=========================過去更新=========================

【2013年12月28日:追記】
26日に起きた警官隊と反政府デモ隊との衝突により、153名の負傷者、2名の死者が生じたとのことです。
これを受けて中央選管が2月2日の総選挙の延期を政府に求めましたが、政府は改めてそれを拒否しています。

また、本日28日午前3:30ごろ首相府周辺で何者かの発砲があり、反政府デモ隊の1名が死亡、3名が負傷したと報じられています。

28日現在の市内の様子は、首相府周辺の集会開催場所を除き平静で、支障をきたす状態にはございません。
BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)、市内ショッピングセンター、各観光地についても平常通りとなります。

弊社の28日出発の全ての現地ツアーや観光バスもデモの影響を受けずに運行しております。

コメント欄にも記載の通り、今後もデモの影響は首相府・国会議事堂・警察本部・労働省・民主記念塔など政治や選挙に関連する一部のエリアに限られると予想できます。

年末年始にバンコクにお越しの皆さまにおかれましては、さすがにご心配をされている方を多くお見受けしますが、こうした一部のエリアを避けさらに人が集まる場所を避けさえすれば、平常時のバンコクと同等の治安が保たれているものと考えてよいかと思います。

ただ、念のため常に最新の情報に目を配られておく必要はあるかと思います。




【2013年12月26日:追記】
ここ2-3日静かでしたが、本日またまた
デモ隊による突入&衝突発生

今朝、タイ労働省本省(ディンデーン区)に反政府デモ隊が侵入。そのため同省では本日業務を中止しています。また、隣接するバンコクユースセンターでは下院総選挙を阻止を掲げる反政府デモ隊が突入を図り、警官隊と衝突。催涙ガス弾、ゴム弾を発射したとのことで負傷者も発生しているとの報道です。

ディンデーン区は観光・ショッピングエリアからは外れていますのでご旅行の皆さまには特に影響は起きていません。

<市内拡大地図>クリックで大きくなります。
市内中心部_131226

収まったかと思えば動きだす…この流れは総選挙(2月2日)まで続く恐れがあります。
まだまだ注意して行きたいと思います。




【2013年12月23日:追記】
最大規模のデモ活動を終え未だ終息の目途立たず
の状況です。

昨日、今回の一連のデモ活動中最大規模のデモ集会が市内各地で行われました。
中でも首相官邸には15万人もの人が集まり、官邸を取り囲みました。
また本日は総選挙の立候補届け出を阻止するため、届け出会場であるタイジャパニーズスタジアム(戦勝記念塔近く)の前に約3000人が座り込みを行いました。
が、主な9政党は包囲網を掻い潜り早朝3時から届け出を行っており、デモ隊の勝利とはいかなかった上(それでも25政党は阻まれましたが…)、届け出期間はまだまだ続きますので完全撤退まではまだ時間を要する見込みです。
また最大野党の民主党は早々にボイコットを表明しており選挙まで政治的混乱はまだまだ続く模様です。現時点でのデモ隊の要求は選挙の延期インラック首相の即時退任です。

市内各所で交通に大きな影響が出ましたが、大きな衝突などはなく
けが人等の報告もありません。観光ツアーなども通常通り行われています。

昨日の集会会場の様子↓
デモ23日_1デモ23日_2



【2013年12月21日:追記】※なぜか19日20日の更新が消えていました…ショック。
明日いよいよデモ最終決戦

明日、反政府デモ隊はバンコク市内15か所にて抗議集会を開くことを表明。
その規模は今回の一連のデモの中では最大の170万人〜230万人が集まる予定とのことです。目的は23日から始まる総選挙の立候補を阻止するというものです。時間は13:00〜18:00としていますが、終了後もその場に居座ることが十分に考えられますので、明日は1日中警戒が必要です。

また集会を行うとされている場所の中には日本人観光客の多い観光地・ホテル・ショッピングエリアに近いところもありますので、ご滞在の方はご注意ください。
↓こちらに集会場所、全15箇所をまとめました。クリックで大きくなります。



【2013年12月18日:追記】
ここに来て一転デモ再活発化の様相へ。

本日午前、野党民主党が率いる反政府デモ隊がバンコク都内ラマ1世通りのタイ警察本部前(セントラルワールドプラザの向かい側)に集結し、デモ活動を行ないました。
※場所は下にある地図をご参照ください。

また、デモ隊の代表ステープ氏は
明日の19日(木)と20日(金)と22日(日)にそれぞれ
バンコク市内にてデモ行進を行なう計画を発表しました。

ルートは以下の通り。
・19日:民主記念塔⇒ペッブリ通り⇒アソーク通り⇒スクンビット通り⇒サイアムスクエア
・20日:民主記念塔⇒フアランポーン駅⇒シーロム通り⇒ヤワラート通り
・22日:未定


月末にかけて、今後どのように動くかは分かりませんが
とりあえず上記の日程で行進を行うエリアは大きなショッピングセンターが立ち並び
買い物などで立ち寄ることも多い箇所ですのでくれぐれもご注意ください。

引き続き、情報が分かり次第ご報告します。

セントラルワールドプラザのクリスマスデコレーション↓
セントラルワールドのクリスマス


【2013年12月17日:追記】
日に日に反政府デモに関する報道が少なくなってきています。

現時点の報道によると、14日タイ軍が主催した政治改革を話し合うフォーラムが開催され、反政府デモ主導者のステープ元副首相も出席。タイ軍に対して協力を求める発言があったがフォーラム後の記者会見で国軍最高司令官、陸海空軍の司令官と共に「2月2日の総選挙を公正なものにするために何をすべきか考えてほしい」と述べ、総選挙を支持する考えを示しているとのこと。
反政府デモ隊は軍の支持を得られずとの報道が目立っています。



【2013年12月13日:追記】
実はまだ
デモ隊の座り込みが続いています。


一時より数は減りつつありますが、一報道では昨日タイ首相府前で警官隊ともみあいになり、デモ隊が首相府の電気、水道を止めたとの。デモ隊側は首相府敷地内の警官隊に撤退するよう要求しましたが警官隊はこれを拒否し、予備電源を使って警戒にあたっている状況です。

デモ隊・ステープ代表は2月2日の総選挙を阻止するべく、今後も活動を行っていくことを明言しています。

まだまだ長引きそうな情勢ではありますが、バンコク市内は首相府を除き、まったく騒動の影響はなく、ご滞在や観光・交通等には支障ありません。
今週末バンコクにご旅行予定の皆さまはご心配なさそうです。

事態は動き次第、また更新致します。




【2013年12月10日:追記】
更新が遅くなりましたが、現在
デモ隊はまだ首相府に居座っています。


ですが、特に衝突はなく危険な状態ではありません。
デモ隊の代表ステープ氏は「3日間は抗議を続ける」よう呼びかけていることからデモ隊解散は早くても明日以降になりそうです。
また、ステープ氏が要求した内閣に対する24時間以内の総辞職はインラック首相により拒否されました。今回の下院議会解散に伴う総選挙は2月2日に決まりましたが、現状では占拠を行っても反政府派に勝ち目はなく、またタクシン派が政権を握るであろうことが明白な為、引き続き反政府派は抗議を続ける構えであり、まだまだ騒動は収まりそうにありません。

現在時点ではは次の大きなデモについては政府側・反政府側ともに予告されていません。

新たな局面を迎えたバンコクのテロ騒動ですが、引き続き警戒して行きたいと思います。



【2013年12月9日:追記】
とうとう最後(?)にして最大のデモ行進がスタート。

先日よりお伝えしていました最終デモ行進が本日現地時間7時25分からスタートしています。
本日の各地スタートのデモ行進ルートは以下の通りです。

(1) 政府合同庁舎⇒ ウィパワディーランシット通り→戦勝記念塔→
ラーチャウィティー通り⇒首相府【既に出発済】

(2) SCBパークプラザ⇒ ラチャダピセーク通り→フォーチューンタワー→
戦勝記念塔→パヤタイ通り→シーアユ タヤ通り→大理石寺院⇒首相府

(3) スクムビット地区⇒ エカマイ→スクムビット通り→パラゴン→
ペッブリー通り⇒首相府

(4) サトーン地区⇒ サトーン橋→ジャルンクルン通り→ラマ4世通り→プラーンルアン通り⇒首相府

(5) 財務省⇒ ラマ6世→キヤガイ交差点→テーウェー交差点→教育省⇒首相府

(6) 民主記念塔⇒ サトリーウィッタヤ校→ワンデーン交差点⇒首相府

(7) 民主記念塔⇒ サナームルアン→ビンクラオ橋→ジャルンサニットウォン通り→バーンプラット交差点⇒首相府

(8) シーロム地区⇒ ラマ4世通り→ワンブラパー交差点→競馬場⇒首相府

(9) 貢献党⇒ 貢献党本部(ペッブリー)→ペッブリー通り⇒首相府

万一の事態に備え、デモ隊の進行ルート等多数の人が集まる場所には、決して近付かないようにしてください。

※それぞれの場所に関しては下にある地図(ポイント追加済)をご参照ください。

【注意】今朝、インラック首相より 議会の解散・総選挙が宣言されました!
これによりデモの目的は果たされたことになりますがデモは続いています!!
油断されないようにご注意ください。


【2013年12月7日:追記】
いよいよ最終局面に突入です。

昨夜、デモ隊の代表ステープ氏が
週明けの9日に国民に全国的に大規模なデモを行なうよう呼びかけた上で
「私は9日の結果を受け入れ、もし我々が勝利できなければ警察に出頭し抗議行動はそれまでだ」と述べました。
これにより、結果がどうあれ一連のデモ活動は9日に終息するとの見方が強まっています。

しかしながら、全てのバンコク市民に9日午前9時39分には街頭に繰り出して首相府に、地方住民は地元の政府庁舎に向かってデモ行進を行うよう呼びかけており、当日は大混乱となる可能性もあります。

9日にバンコク市内にご滞在の皆さまはどうかお気を付け下さい。



【2013年12月6日:追記】
国王の誕生日から1日明け、
現在目立った動きはありません。

しかし現地の報道では昨夜未明から本日に掛けて反政府デモ会場の財務省付近で
2度の衝突があり3名の負傷者が出た
とエラワン救急センターが発表したとのことです。

また別の新聞ではUDD(タクシン派組織-赤シャツ組)リーダーのウェン氏が
声明を発表し、12月10日1万人規模の集会をアユタヤにて行なう旨を
明らかにしたとの報道もあります。

こちらの報道を受け、現時点ではオプショナルツアーの中止などはございませんが今後の状況次第で検討する可能性もございます。


当該期間にご旅行予定の方は引き続き続報をお待ちください。





【2013年12月5日午前:追記】
本日、国王誕生日の祝日につき停戦状態。

と言うことで、本日中は大きな動きは無いものと見ていいかと思います。
この機会に今回のデモで名前の挙がっている場所を整理しました
<広域地図>クリックで大きくなります。
広域地図

<市内拡大地図>クリックで大きくなります。
市内中心部

明日以降の事態に備えご確認ください。



【2013年12月4日午前:追記】
現在 一時停戦状態継続中。

昨日の報道の通り、今日は特に目立ったでも活動はなく、市内穏やかな様子です。明日の国王誕生日に向け、デモ隊によるデモ後の後始末(バリケードの撤去・掃除)などが街中で行われています。政府側・反政府側ともに特に新たな動きは見られません。ただし、6日午前から再びデモを再開するとの話もあり、つかの間平穏と言えそうです。市民の注目は明日の誕生日当日にプミポン国王が本デモについて何らかの言及があるのではという点に集まっています。

デモ隊が引き続き集合しているのは
・民主記念塔
・財務省(Sanam Pao BTS Station‎)
・政府合同庁舎(Lak Si Railway Station‎)
になりますので
これらには引き続き近寄らないようにご注意ください。




【2013年12月3日午後:追記】
朗報? 一時停戦状態に!?

本日実施予定であったデモを受けてどうやら何らかの停戦協定が結ばれたのでは?という報道がなされています。デモ隊は首相府、首都警察本部を既に退去し、バンコク北部郊外にある政府合同庁舎に集まっているようです。
これで市街地からは一旦デモ隊が引いた形になります。
しかしながらデモ隊の代表ステープ氏は「部分的勝利」としながらも「インラック政権の退陣・タクシン派一掃まで戦い続ける」との声明も発表しています。

やはり当初の予想通り国王誕生日を前にして両者が一時停戦へと持ち込んだようです。
こうなると心配なのは誕生日明けの週末の様子です。
年末にかけてご旅行予定の方も多くいらっしゃるようですので、現地infoでは引き続きレポートを続けてまいります!!




【2013年12月3日午前:追記】
引き続き ご注意ください!

昨夜、デモ隊のリーダーであるステープ氏が声明を発表し、
本日(3日)朝より首都警察本部(ドゥシット地区)を15:00までに制圧するとしてデモ隊を集結させる旨を明らかにしました。今まさに集合中の状況です。対して、政府側は裁判所よりステープ氏の逮捕状を取ったとの報道もあり対立は深まるばかりです。

引き続き
・ヴィマンメーク宮殿
・アナンタサマーコム宮殿
・大理石寺院(ワットベンチャマボビット)
へは観光を見合わせるツアーが出ています。
旅程内に上記箇所を含むツアーにご参加の方は確認をお願いします。

また昨日発令されていた外出禁止令は今日は出されていませんが
引き続き、デモ警戒地域への夜間外出はお控え下さい。



【2013年12月2日:追記】
残念ながら 過激化しています!

1日、とうとう死亡者・負傷者が出ています。
反政府デモ隊に参加する大学生と政府側デモ隊(赤シャツ)が衝突して銃撃戦が起こったり(タイでは合法的に銃の所持が認められています。)両者の衝突で国際電話会CATの電力供給に支障が生じ、一時バンコクの市内電話とインターネットが不通になったりとデモの混乱は広がりつつあります。

これを受けて政府は
午後10時から午前5時までの外出禁止を勧告しています。
夜間はホテルから出歩かないよう、ご旅行の方はくれぐれもご注意ください!!


【2013年11月29日:記】

11月初頭から度々起こっていた小規模デモから発展し
25日から始まった大規模デモ。

現在まだ終息していません!!


そもそもこのデモがなぜ起こったかと言いますと…
簡単に言えば、
現インラック政権に反対する人たちが政権退陣を求めて集会(デモ)を続けているからです。

インラック首相もうすこし詳しく言うと、
現首相のインラックさん。お兄さんはかつての首相タクシンさんです。このタクシンさん、2006年に軍事クーデターにより、今はタイにいられないのですが、この度、亡命中のタクシン元首相をタイに帰国させよう!という恩赦法案を妹さん率いる政府が通過させようしたことから反対派の皆さんが立ちあがったということのようです。もうすでに法案は否決されましたが一度騒乱が盛り上がってしまうと収まらないようで、そのままインラック政権の退陣要求へと進展しています。
←インラック首相。美人です。


思い起こせば2010年。大規模なデモが行われ、バンコクが機能停止状態となりましたが
あれもタクシン派のデモによるもので軍隊のデモ弾圧の為、90人以上の死者が出ました。
2010年デモ

さて、では今回のデモの被害はというと
25日に財務省、予算庁、外務省、広報局を占拠し、財務省からは撤退。
26日に観光スポーツ省、運輸省、農業共同組合省に侵入し、内務省を包囲。
27日までに国防省を除く、18の省庁全てでデモを行ったそうで、
既に19省庁の内、9つの庁舎が閉鎖に追い込まれています。
2日にはとうとう国営テレビを占拠し自分たちの主張を放送するように要求しているそうです。

この事態に対し、11月29日時点でインラック首相は 武力による強制排除はしないと話し合いでの解決を要求していますが、その反面辞任も解散もしないと表明しているため
議論は平行線をたどっています。これを受けてデモ隊のリーダー:ステープ元副首相は当初3日の予定だったデモを延長すると宣言。 27日以降も緊張状態が続く見込みです。

【12月2日追記】
ステープ元副首相は正式にインラック首相との対話を拒否。
倒閣・タクシン派の一掃を掲げています。未だ解決の方法は定まりません。


そのため
要注意レベルと言えます!目立つ行為は止めましょう。

では
はてな本日以降バンコクへ向かわれる皆さまにはどんな影響が考えられるかはてな
と言いますと

(1)官庁街であるデュシット地区を中心とした幹線道路上で交通規制が行われています。
その関係で周辺の道路が渋滞しているかもしれません。

(2)バンコクの国際空港周辺の警察官を200人以上配置し警戒態勢を強める予定。
その他にも市内各所で警戒に当たる警察官の姿が目撃できるかもしれません。

(3)王宮前広場など市内の一部でたむろしたりパレードを行うデモ隊の人々を目にするかもしれません。挑発行為等はやめましょう。

(4)赤いシャツ・黄色いシャツはおススメしません。
赤&黄シャツ

【12月2日追記】
(5)電力やインターネットの供給がストップする可能性があります。
現地での通信手段が一時的に失われることがありますのでご留意ください。




来る12月5日はタイ国民の崇敬を集める

プミポン国王の誕生日です。
この日は国民全体が静かにしなければならないという決まりですので
当初この日までに決着がつくのでは?という話もありましたが
どうも収まりは付きそうにないという見方が強いようです。
5日までに一度鎮静化し(←3日現在読み通り!)、再度激化する恐れもありますので、引き続きニュースをチェックしてください。

香港ドル
2014年夏直前!初めての方も安心の香港最新両替事情!
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:買物・土産 観光地 旅行準備 
投稿日:2014/05/27 16:27
コメント(2)
★本記事は2014年度の情報です。★
2015年夏直前!円安待ったなし!香港最新両替事情
も併せてどうぞ!

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海外旅行をしたことのある方が一度は頭を悩ます
両替問題

せっかくの旅行ですからちょっとしたことで大切なお金を無駄にはしたくないですよね?
しかも時期はおりしも円安傾向
今年の年始からは少し戻りましたが、以前に比べれば円安なのは間違いありません。

そもそも円安とか円高とか関係あんの?という方も中にはいるかも知れません。
簡単に言えば"同じ日本円を両替してもらえる現地通貨が多くなるか少なくなるか"という問題です。
円高になればもらえる金額が多くなり、円安になればもらえる金額は少なくなります。
同じ日本円で使える現地通貨が少なくなるわけですから、海外旅行には円安は大敵と言えるでしょう。

だからこそ!両替で損はしたくありませんよね?
海外では、「どこで両替をするか」によってレートが全然異なるということがよくあります。
中でも香港は場所・店によって違うことで有名です。
そこで今回は香港両替最新情報
どれくらい最新かと言うと、本日5月27日(火)午後2時の情報!
こちらをHow to 両替情報とともにお送りします。

さて、まず香港でよく言われている両替場所の鉄則は
街中(重慶マンション)>銀行>街中(その他)>空港
というものですが
どこであっても両替の方法は同じですから、まずはそちらを抑えておきましょう。
=================================
両替の際は各店舗の内外にあるレート表を見てください。
※ここでは参考資料として円高だった2011年7月時のものを使用します。
後ほどショックで気を失いたくなりますのでご注意を。

円高のころ
ここには各通貨の表示の横にBUYSELLの文字があります。
BUYは「我々(両替商)がその通貨をいくらで買うか」
SELLは「我々(両替商)がその通貨をいくらで売るか」
という意味になります。
私たちが両替と呼んでいるのは「お金の売買」です。
ですから日本円を香港ドルにするには「日本円を買ってもらう」ということになります。だから「BUY」の方を見るんですね。
この値段で買いますよ、と言っている訳です。
さてでは実際にいくらで買ってくれるのかというとここでは「99.700」とあります。
※店舗によりますが日本円の場合は「1円」ではなく「100円」「1000円」単位になっている場合があります。この場合は1000円=99.7香港ドル(長いので以降はHKDとします。)1万円=997HKDです。ほぼ10円=1HKDですね。
※これはあくまで2011年の円高期のものです。

では見方が分かったところで実際に両替します。
非常に簡単。替えたい金額を窓口に「ん!」と突きだすだけでOKです。
後は中の人が計算して香港ドルを渡してくれます。

※お金の前にいったんレシートをみせてくれるときがあります。
これは最終的なレートを確認させてくれる場合ですのでキチンと確認し
先に確認したレートより悪くなっていたらはっきり「NO!」と言いましょう。


お金を受け取ったら焦らずにその場で金額を確認します。
一端仕舞ってしまうとあとで足りなくても文句のつけようがありません。
渡してくれた人の前できっちり全額そろっているかを確認します。

以上。=========================

ではでは、続いて見るも恐ろしい円安時代のレートを見て行きます。
本日午後2時の様子になります。

空港と言えば空港内で全19店舗も展開している「Travelex」がありますが
こちらのレートがあまり良くないといわれています。
travelex
本日のレートは、BUY=0.0713
こちらは1円当たりですから、1万円出すと713HKDもらえるということになります。
円高の時は997HKDもらえたところが円安の今713HKDに…。円安恐るべしです。

さて、香港内ワースト1と言われる空港ですが、実はそんなに悪くないことが今回の調査(?)でわかりました。

≪街中その壱≫
街中その1
見えにくいですが、BUY=0.0676となっています。1万円=676HKD…。
空港よりかなり悪いです。
レートが悪い自覚があるのか、写真を撮ろうとすると「撮るな!ク△バ△ア!」と怒鳴られました。
お姉さんと同じ年くらいなんですけども。


≪街中その弐≫
街中その2
これまた見難いですがBUY= 0.0675です。1万円=675HKD
こちらどこかと言うと、レートがいいと有名な重慶マンションの中の1店舗。
こんな店も中にはありますので、重慶マンションとは言え注意が必要です。

≪街中その参≫
moneyfram
チェーン店のレートです。BUY=0.0705ですから1万円=705HKD
前の2つに比べればいいですが、これでも空港には敵わないです。

中間報告:空港が一番悪いから絶対両替すべきでない!
ということはない。


さて、では"いいところ"というのはどれくらいになるのかということで
いよいよ本丸、重慶マンション の中へ入って見ます。

重慶マンションというのはMTRチムサーチョイ駅のすぐ近くにある古いビル。
雑居ビルになっており、インド系の方の出入りが多いビルとしても有名です。
重慶入口

数多くの両替店が並んでいますが、注目すべきは奥の方。
正面入り口から遠いほどレートは良くなります。
入口
一番手前のお店が前述のところ。向かい側にもありますがレートも同様。
手前A 手前B

そして続いて少し踏み入れると左右にずらっと両替商が並んでいます。
また2階に続く細い階段を上がった先にも2-3軒。

実は先に結論から言ってしまうと、ここにならんだ店
本日は全て0.0757でした!つまり1万円=757HKD!!
いつもなら多少違っているのですが、なぜか本日はぴったり横並び。
しかも下の階よりちょっといいといわれている2階の店舗も同じです。
唯一0.0758を出していたのがこちら↓
758
やはり2階の店舗ですが、1万円で1ドルの差…。
階段上がる労力返せ、というレベルです。

本日調べでは最高が758HKD、最低が675HKDですのでその差は83HKD
1万円を替えるのに83HKD=約1000円も違う訳ですからやはり場所は選びたいところです。

もちろん、いくら重慶マンションがいい!とは言え、ディズニーランドしか行かないや、マカオがメイン!という人にはわざわざ来るのはかなりの時間のロスになります。そんな場合は空港で替えてしまってもそんなに悪くはないと思います。

これからの香港旅行にぜひ参考になさってください!!

最後に。
円高がMAXだった時(2012年1月)のレートをご覧ください。
衝撃の円高
今から考えると嘘みたいな数字ですね(笑)

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

★本記事は2014年度の情報です。★
2015年夏直前!円安待ったなし!香港最新両替事情
も併せてどうぞ!

全部。
【追記あり】ただのブームではありません!香港における「出前一丁」の存在感!
エリア:
  • アジア>香港>香港(ホンコン)
テーマ:買物・土産 グルメ 
投稿日:2014/01/24 10:55
コメント(7)
バンコク・デモに大騒ぎの弊社に
最近こんなニュースが飛び込んできました。

“「出前一丁」中国ですさまじい人気 日清、香港で工場新設へ ”

中国で人気? 香港で工場新設???
これ如何に。

“即席麺「出前一丁」が香港で品薄状態に陥っている。「高品質で安心」のイメージがある香港製の人気が、中国本土で高まっているからだ。日清食品ホールディングス(HD)は、新工場を香港に建設し、本土への「出前」を強化する。”(朝日デジタル2014/01/08より)

つまり香港製の「出前一丁」を中国に輸出するために工場を新たに作りましょうということですね。

香港製の「出前一丁」…?「出前一丁」は日本のものでは?

という皆さまに今回は驚くべき【香港と出前一丁の関係】をご紹介したいと思います。
※ちなみに言うまでもなく弊社は旅行会社で日清さんとも「出前一丁」とも何の関係もありません。あしからず。
日本の出前一丁
まず初めに、確認ですが「出前一丁」というのは皆さまご存知ですね?
日清食品が1968年に販売を開始したインスタントラーメンの銘柄でこちらのパッケージでお馴染みです。


香港の出前一丁
実はこの商品、販売直後には香港に輸入が始まり、なんと1985年には香港での現地生産が始まるほどの人気。
今では香港のインスタントラーメンシェア60%を誇るナンバーワン商品です。
★香港版には輝く「香港製造」の文字。そして微妙にキャラクターの顔が違います。なぜか色白&そばかす。

しかしどれだけ人気でも1銘柄でシェア60%とは!と思われる方も多いでしょう。
そこでそのカラクリをここだけでご紹介いたします。


<その1:内食編>
一口に「出前一丁」と言えどその数なんと17種類
日本で「出前一丁」と言えば醤油ゴマラー油一択。
しかし香港では現在17種類の味が存在します。
スーパーでもこの通り。しかもここには半分以下の8種類しか置いていません。
8種類でも十分なんですが。
スーパー棚

インスタントラーメン発祥の国を凌駕する怒涛のラインナップはこちら。
<オリジナル>
1)麻油味                          2)香辣麻油
香港の出前一丁香辣麻油味
<豚骨アレンジシリーズ>
3)黒蒜油豬骨湯味              4)極辛豬骨濃湯味
黒蒜油豬骨湯味極辛豬骨濃湯味
<海鮮シリーズ>
5)海鮮味                           6)火辣海鮮味                   7)辛辣XO醤海鮮味
海鮮味火辣海鮮味辛辣XO醤海鮮味
<アジアンシリーズ>
8)鶏蓉味                          9)サテー味                         10)微辛カレー味
鶏蓉味サテー味微辛カレー味
<牛肉シリーズ>
11)紅燒牛肉味                  12)五香牛肉味
紅焼牛肉味五香牛肉味
<日本地名シリーズ>
13)九州濃湯豬骨湯           14)東京醤油豬骨湯         15)北海道味噌豬骨湯味
九州濃湯豬骨湯東京醤油豬骨湯北海道味噌豬骨湯味
16)神戸照燒牛肉風味      17)札幌香蒜照燒鶏風味
神戸照燒牛肉風味札幌香蒜照燒鶏風味


他にもカップめん(大)にはXO醤+海鮮味高菜+豬骨濃湯味などの+別添え付きの豪華版やカップめん(小)には地獄辣海鮮味などもありとにかくバラエティ豊か。
大カップXO醤海鮮味大カップ高菜豬骨濃湯味小カップ海鮮地獄味
実際に「高菜+豬骨濃湯味」を食べてみました!
中身はこんな感じです。
出前カップ中身出前カップ
リアル高菜が効いていておいしいです。


他の国や地域の方(日本以外でも!)がお土産に買って帰られることも多いです。
スーパーマーケットなら全種類とはいかなくてもどこでも手に入りますよ!

=================追記=================
本記事UPの後も街をうろついては「出前一丁」を探す日々。
そこで見つけたこんなもの↓↓↓↓
SIN出前一丁(鶏)SIN出前一丁(トムヤム)SIN出前一丁(蝦)

「出前一丁」ではありますが…香港のものより色がPOP!?
実はこちら何と新加坡=シンガポールの「出前一丁」!
SIN出前一丁値段表
シンガポールでも作られていたのは驚きですが、それ以上に
わざわざシンガポール製まで輸入して食べたがる香港人の「出前一丁」愛に驚愕です。
結構売れてるようでした。
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<その2:外食編>
レストランで食べる「出前一丁」!

「出前一丁」の勢いはスーパーマーケットにとどまらず、しっかりと外食産業にまで浸透しています。
また一般的なインスタントラーメン(=公仔麺)と「出前一丁」を区別し、特別料金をとる店もあるほどそのブランド力は高いのです。
しかしそもそも「どうしてわざわざ外でインスタントラーメンを食べなきゃならないの?」と思われる方も多いと思いますが、それを理解するにはポイントが2つ。
1つは香港は外食の敷居が日本より圧倒的に低いということ。
香港では共働きの家庭が多く、日常的に外で食事を取る文化があります。1日3食外食の人も少なくありません。また冷たい食事を取りたがらないため、お弁当文化もなくレストランへ行くことになります。ですが毎日のこととなると必然的に外食にかける最低消費額も低くなってきます。


もう1つはインスタントラーメンとは言えそこはやっぱり美食の街。
家庭では作ることのできない、一工夫も二工夫もある料理が提供されています。わざわざインスタントラーメンを食べに行くことだって珍しいことではありません。


では実際に街中で食べられる「出前一丁」をいくつかご紹介。
<朝の定番>
朝ごはんにインスタントラーメンは定番中の定番。
主に日本と同じような一般的な形で提供されます。
朝食-太興-朝食2-太興-
上の具はランチョンミート(俗に言うスパム)に菜心という中華野菜とスクランブルエッグ。
他にもサーザイだったりハムやソーセージだったりと必ず具がのってきます。
こちらは香港で人気のチェーン店【太興】の朝食メニュー。
飲み物がついて31ドル≒420円です。昨今の円安のせいで円にすると高い!!
太興メニュー
店名:太興
アドレス:銅鑼湾謝斐道470-484號信諾環球保險中心1號地舖
他分店多数。

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=================追記=================
上記よりもっとポピュラーなファストフード系レストランでも朝食に登場。
しかもメニューに燦然と輝く「出前一丁」の文字!
美心MX美心一丁
こちら、香港島と九龍にそれぞれ20店舗、新界・離島に22店舗もあります。
ご旅行中にも一度は目にするはず。ぜひお試しください。
店名:美心MX(美心快餐)
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<コンテストでNo1!?>
あるところにはあるんですね…「創作出前一丁コンテスト」なるものが。
このコンテストで優勝したのがこちらの「金黄鶏翼炒出前一丁麺」。
ちなみに「炒出前一丁」(略して「炒丁」)は一旦湯がいた麺を炒めて作る
焼きそば風の料理です。
金黄鶏翼炒出前一丁麺金黄鶏翼炒出前一丁麺2
実は麺のみ「出前一丁」で味付けはお店のオリジナル。
それって最早「出前一丁」ではないのでは…なんて小さいことは言いません!
他にも出前一丁シリーズがたくさん!普通のスープ式もあります。
極之好粥麺茶餐店メニュー

店名:極之好粥麺茶餐廳
アドレス:旺角通菜街154號地下

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<香港で生まれた食べ方>
老舗の茶餐店【蘭芳園】で生まれたのが「撈出前一丁」(略して「撈丁」)。
湯がいた麺に調味料を和えて混ぜる食べ方です。
トッピングにバリエーションがあり、お好みの具をチョイスできます。
ここでのおススメは「心多多撈丁」。
心多多撈丁心多多撈丁2
トッピングは手羽先・五香肉・目玉焼きです。お店自慢の葱ソース付き。
量は少ないので小腹がすいた時におススメ。
その他にもトッピング&ソースのアレンジメニューがいろいろ。
蘭芳園メニュー1蘭芳園メニュー1

店名:蘭芳園 Lan Fong Yuen
アドレス:中環結志街2號 他分店多数。

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上記のお店以外でもいろいろなお店で見かけることができます。
メニューに「丁」の文字が入っていれば、それは間違いなく「出前一丁」!

他にも香港ローカルお気に入りの食べ方はこちら。
鍋鍋一丁
THE 鍋の締め。
スープの素に見えるかすかな「出前一丁」の文字が見えます?
日本でのうどん・そばと同じように一食材として立派な地位を築いているのが
香港での「出前一丁」なのです。

最後におまけ。
<番外編>
「出前一丁」は食べるだけじゃない?香港人を魅了する「清仔ファミリー」
この子、日本では「出前坊や」と言うそうですが
こちら香港では「清仔」と呼ばれ人気キャラクターとして確固たる地位を築いています。
香港日清のサイトでもこの扱い。
ホームページ
出前坊や=清仔だけでなく、一家全員そろってます。ゲームコンテンツもあります。

時折こんなバスも登場します。
バス
こちら普通の路線バスです。期間限定で「出前一丁」仕様に。

タクシーも発見。
出前一丁タクシー
「PIRIKARA!」と書いてあります。辛い系の広告です。


日本から来たのに、日本でよりもずっと知名度高いです。
以上めくるめく香港「出前一丁」の世界、いかがでしたでしょう?
日本生まれのブランドがここまで独自の発展を遂げているんですね。


皆さんも香港に来たら一度は「出前一丁」に触れてみてください!!

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