ケープタウンの基本情報Cape Town 南アフリカ共和国

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

概要

  • 都市概要
    1652年にオランダ東インド会社の補給都市として建設されたのがケープタウンの始まりである。現在では、南アフリカ共和国第2の都市であり、共和国議会が開かれる立法府の首都でもあり、国際色豊かな港町として、多くの観光客が訪れている。
  • 言語
    英語、アフリカーンス語、バンツー諸語(ズールー語、ソト語ほか)など合計11の公用語
  • 宗教
    キリスト教約80%、ヒンドゥー教、イスラム教など
  • 時差
    日本より7時間遅れている。
  • 祝祭日
    • 1月1日元旦
    • 3月21日人権の日
    • 4月10日グッド・フライデー★
    • 4月13日家族の日(イースター・マンデー)★
    • 4月27日自由の日
    • 5月1日メーデー
    • 6月16日青年の日
    • 8月9日女性の日
    • 8月10日振替休日(女性の日)
    • 9月24日文化遺産記念日
    • 12月16日和解の日
    • 12月25日クリスマス
    • 12月26日親善の日
    • ※★印の祝祭日は年によって日にちが変動する。
  • 気候・服装・
    ベストシーズン

    気候
    ケープタウンは南半球に位置している為、季節が日本とはほぼ逆になる。地中海性気候に属しているので、はっきりとした季節の変化がある。5月~9月ごろまで続く冬は雨季であるため降水量が多く、平均気温も7度ぐらいである。地域、場所によっての降水量の差も大きい。特に山間部では降水量が多くなる。10月~3月ごろまで続く夏は、乾季であり、空気も乾燥していて平均気温も26度ぐらいで温暖である。

    服装
    南半球なので、日本とは逆の季節になり、準備する服装には注意が必要。5月~9月ごろまで続く冬は朝晩冷え込むのでセーターなど、暖かくなる服装を用意しておきたい。10月~3月ごろまで続く夏は日中の日差しが強く気温も高くなり、半袖などで過ごしやすい季節ではあるが、朝晩の冷え込みや、風が強く肌寒く感じられることもあるので、上から羽織るものなどを用意して気温の変化に対応できるようにしておきたい。

    1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
    旅行ベスト
    シーズン
    服装
    《旅行シーズン》 ◎:ベストシーズン ○:適シーズン 
    《服装》 :半そで :長そで :要上着 :要防寒着
  • 平均気温・降水量


ツアー代金

  • 所要時間
    • 東京(成田):23.5時間(経由)
    • 東京(羽田):23.5時間(経由)
    • 大阪(関空):22時間(経由)
    • 名古屋:23.5時間(経由)
    • 福岡:25時間(経由)
    • ※所要時間は目安です。特に経由便の場合は、出発曜日や搭乗便によって変わることがあります。最新情報は各航空会社公式サイト等でご確認ください。
  • ホテル軒数
    • 5つ星ランク:104件
    • 4つ星ランク:364件
    • 3つ星ランク:148件

お金

  • 通貨
    ランド[ZAR]
    レート
    1ランド[ZAR] = 約7.908996円※2024/03/19現在
  • 物価 水(330ml)
    約12ランド (日本円 約95円)
  • チップ
    あり
    チップを渡せばサービスが手厚くなるだけでなく、安心を買うことにもつながるので惜しみなく渡した方がいい。
    レストラン:会計の10-15%
    ホテル:ポーター、ルームサービス、ドアマン、ベッドメイクなどにそれぞれ5ランド程度
    タクシー:5ランド程度
    駐車場の警備員(見張り):2-5ランド
    ガソリンスタンドの店員:2-5ランド
  • 両替
    都市部の空港、銀行、ショッピングセンターや街中にある両替所、ホテルなどで両替が可能。地域や店舗によっては日本円を受け付けない場合もある。米ドルも通用度が高い。
  • クレジットカード
    カードの流通度は比較的高い。本屋や地方のスーパーでもクレジットカードを使用できる。ただし、一部のカードブランドは使えない場合もあるので注意が必要。トラブルに巻き込まれないために、空港内や高級ホテルなど、信用できる場所以外では利用は控えた方が良い。

交通機関 ※2020/02/28時点の情報

  • 空港情報・空港
    からのアクセス
    ケープタウンの主要空港にはケープタウン国際空港(市内から約22km)がある。
    ケープタウン国際空港から市内への交通手段としては、エアポートバス(約20~30分、75南アフリカ・ランド~)、タクシー(約30分、150~250南アフリカ・ランド)がある。
  • 交通機関
    • タクシーメーター制が多いが、料金は会社によって異なる。街中には流しのタクシーが走っているが、悪質なドライバーもいるのでホテルやレストランで呼んでもらう方が安心。
    • 市内循環バス(マイ・シティ)MyCitiバスは安全で信頼でき、市内の運行範囲も拡大している。街の見どころを巡るのに便利。運賃は距離により異なり、乗車前に券売所でチケットを購入し運転手に提示する。交通ICカード(My citiカード)を利用するのが便利。チャージ式で乗車時と降車時にカードリーダーにタッチする。
    • バズ・バス(Buzbus)中型バンの乗り合いバスのこと。色々なところに立ち寄りながら進むので時間はかかるが、長距離バスに比べ安く利用できる。地方の町にも行けるので便利だが予約が必要。
    • ミニバス大きく分けて近距離用と都市と都市を結ぶ長距離用のルートがある。ドライバーによってルールが違い、乗り方もばらばら。時刻表はなく、人数が集まり満員になったら出発。事故の発生率が高くトラブルが多い為あまりお勧めはできない。

生活

  • 電圧・周波数
    ・プラグ
    • 電圧 :220ボルト、230ボルト
    • 周波数:50ヘルツ
    • プラグ:
      • B3タイプ
  • ネット・Wi-Fi
    インターネットは普及しており、その人口は徐々に増加傾向にある。しかし、日本に比べ速度は遅くその上、容量の制限があり料金も高めに設定されている。定められた要領を越えると突然止まってしまい、インターネットにアクセスできなくなる。街中にはインターネットカフェが多くあり気軽に利用可能。インターネットカフェを利用する場合は、個人情報の取り扱いに注意。ホテルで、無線LANのサービスを行っているところもあるので、事前に確認するとよい。また、カフェなどでもWi-Fiサービスを提供しているお店もある。
  • マナー・習慣
    タバコ・トイレ
    ■マナー、習慣
    ・ 日本と比較して何事も効率が悪いが、イライラしないこと。
    ・海岸、公園など公共の場での飲酒禁止。
    ・公の場で黒人の人を蔑視・侮辱するような発言は慎むこと。
    ・南アフリカ滞在中は、パスポート等の身分を証明するものを常時携帯することが義務付けられている。

    ■タバコ
    ・レストランや公共の場所、路上では禁煙。

    ■その他
    ・軍関連施設、空港のイミグレーション、警察関係施設、原子力発電所等の撮影は禁止。
    ・カジノやステージ、ショー等も撮影禁止。
    ・黒人居住区にはガイド付きツアーに参加する以外は絶対に立ち入らない。
    ・ニセ警官による事件もあるので注意。
  • 飲み水

    水道水を飲むことができる。ミネラル分が多く、硬度が高いので心配な人は一度沸騰させて飲むか、ミネラルウォーターを購入しよう。市販のミネラルウォーターは炭酸入りのものもあるので購入の際には確認することも忘れずに。”Still”が炭酸なし。価格は500mlあたり5-7ランドほど。
  • 治安・危険情報
    ケープタウン中心部、特に駅周辺と内部は治安が悪い。ケープフラット地域へは、日中でも近寄らないこと。

    夜の一人歩きは絶対しない。黒人居住区にはガイド付きツアーに参加する以外は絶対に立ち入らない。

    交差点で一時停止している車の中にある荷物を奪う犯罪も多く発生している他、高速道路上での犯罪も多いので、運転中も気を抜かないこと。
  • イベント情報
    • 1月上旬ミンストレル・カーニバル
    • 3月上旬ケープタウン・サイクルツアー
    • 3月下旬ケープタウン国際ジャズ・フェスティバル
    • 3月下旬ケープタウンカーニバル
    • 4月上旬~下旬ツーオーシャンズ・マラソン
    • 10月下旬ケープタウン国際凧祭り
  • 電話の掛け方

    南アフリカから日本へ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     00(南アフリカの国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    日本から南アフリカへ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→27(南アフリカの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     国際電話会社の番号※→010(日本の国際電話識別番号)→27(南アフリカの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)
    ※NTTコミュニケーションズ:0033/ソフトバンク:0061など。固定電話で「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要(http://www.myline.org/

  • 国際免許での
    運転

    旅行者は日本で発給された国際運転免許証により運転できる。
  • ビジネスアワー
    銀行:[月-金]8:30-15:30、[土]8:30-11:30
    商店:[月-金]8:30-17:00、[土]8:30-13:00

パスポート・ビザ(査証) ※2019/07/26時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • パスポート
    残存有効期間が滞在日数プラス30日以上必要。
    パスポートの未使用査証欄が2ページ以上必要。
  • ビザ(査証)
    不要
    滞在期間が90日以内の場合は査証不要。ただし、往復の予約済み航空券が必要。
    ※滞在費用証明の提示を求められる場合あり。海外旅行保険の加入が望ましい。
  • 予防接種
    黄熱病:条件により必要(黄熱汚染国から入国、または乗り継ぎのため経由して10日以内の渡航者(1歳以上)は、黄熱予防接種証明書が必要)
    マラリア:渡航する地域・時期により防蚊対策要、予防薬服用を検討。
  • 在日大使館・
    領事館

      南アフリカ共和国大使館
      住所:東京都千代田区麹町1-4 半蔵門ファーストビル4階
      電話:03-3265-3366
      URL:http://www.sajapan.org/

入国・出国 ※2019/05/22時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • 入国カード
    原則不要
  • 出国カード
    原則不要
  • 持込制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金 :1万米ドル相当以上の外貨現金やトラベラーズチェック、現地通貨2万5,000ランド(約18万円)以上
    タバコ:紙巻きタバコ200本、葉巻20本及び刻みタバコ250gを超える
    酒  :ワイン(2Lを超える)、蒸留酒やその他アルコール飲料(1Lを超える)
    香水 :50mlを超える(オードトワレは250ml)
    衣服・その他:新品・中古にかかわらず合計で5,000ランドを超えるもの(個人使用のパソコン、ビデオやカメラ、出発空港や機内で購入した免税品や菓子など)

    ■主な持ち込み禁止品
    銃器、爆発物、花火、麻薬等の薬物、ポルノ雑誌・ビデオ・DVD、偽造ブランド品、植物類や動物類のうち指定されたもの

    ■その他
    医薬品(医師からの処方薬が明記された英文診断書等の携行を推奨)
  • 持出制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金 :1万米ドル相当以上の外貨現金やトラベラーズチェック、現地通貨2万5,000ランド(約18万円)以上

    ■主な持ち出し禁止品
    サイの角、象牙等の動物製品、未加工の象牙、あわび、絶滅に頻している動物の皮
  • 免税制度
    1度の買い物で総額250ランド以上の買い物をすると、付加価値税が返金される。5,000ランド以上の品物の場合には購入者の氏名や購入物品の明細が記載されている必要がある。

    ※還付額が3,000ランド以上であるか否かで還付金の受取方法が異なる。
    詳細はTax Refund ホームページなど参照。
    https://www.taxrefunds.co.za/

トラブルにあったら・・・

  • 緊急
    警察:10111
    消防・救急:10177
    ※携帯電話の場合はいずれも112で連絡可能
  • パスポート紛失※2019/04/22時点

    新規発給または「帰国のための渡航書」の発行を下記で行う。どちらも有料。

    Republic of South Africa Embassy of Japan
    住所:259 Baines Street, Crn Frans Oerder Street, Groenkloof, Pretoria, Republic of South Africa (Private Bag X999, Pretoria, 0001, Republic of South Africa)
    電話:27-12-4521500
    FAX:27-12-460-3800
    URL:http://www.za.emb-japan.go.jp/index_jp.html

    Cape Town Office of Consul of Japan
    住所:21st Floor Office, The Towers, 2 Heerengracht Corner, Hertzog Boulevard, Cape Town 8001, The Republic of South Africa (Office of Consul of Japan Heerengracht, Cape Town 8001, Republic of South Africa)
    電話:27-21-4251695
    FAX:27-21-4182116
    URL:http://www.za.emb-japan.go.jp/jp/embassy/consular_contact.html

  • 病気・ケガ
    ホテルのフロントから医師を呼んでもらうか、海外旅行傷害保険の冊子に記載されている病院に連絡する。保険に入っている場合、医療費を請求できるので診断書・領収書は必ずもらっておくこと。
  • 携行品の紛失
    ・盗難
    すぐに警察へ行き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらう。ホテルの場合はホテルからも発行。海外旅行傷害保険に入っている場合は、帰国後、証明書があれば請求できる。

大使館・総領事館のできること

  • 事件・事故
    ・緊急入院
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 医療機関に関する情報提供
    • 家族との連絡を支援
    • 現地警察や保険会社への連絡に関する助言
    • 緊急移送に関する助言や支援 など
  • 盗難・紛失
    • 現地警察への届出に関する助言
    • 家族や知人からの送金に関する助言
    • パスポートの新規発給または「帰国のための渡航書」の発給(要手数料)など
  • 災害・騒乱などの
    緊急事態
    • 日本人の安否確認に対する最大限の努力
    • 日本人被害者に対する支援
    • インターネットや連絡網を通じた情報提供
    • 退避の支援
  • 行方不明
    • 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願に関する助言
    • 現地警察に対する捜査の申し入れ
  • 逮捕・拘禁
    • 領事による本人との面会または連絡
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 家族との連絡支援
    • 差別的、非人道的な扱いを受けている場合における関係当局への改善要求
  • 海外で困ったら

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