
ハバナの基本情報Havana キューバ
掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。
新型コロナウイルスやサル痘ウイルスの感染拡大を受け、全世界を対象に危険情報が発出されています。また、日本からの渡航が制限されている国・地域もあります。渡航予定のある方は最新情報にご留意ください。
■外務省HP: https://www.anzen.mofa.go.jp/
- 概要言語・祝祭日・ベストシーズンなど
- ツアー代金平均旅行日数・ツアー代金など
- お金物価・通貨・レート・両替・チップ
- 交通機関空港からのアクセスなど
- 生活プラグ・Wi-Fi・飲み水など
- パスポート・
ビザパスポート・ビザ・予防接種など - 入国・出国出入国カード・持込制限など
- トラブルに
あったら警察・消防・救急車・病院・大使館など
概要
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都市概要ハバナはキューバの首都であり、キューバの政治、商業の主要機関を担う大都市である。街は新市街と旧市街に分かれる。新市街は革命広場を中心に国家の中枢機関が集まり、キューバの政治、社会を多く学ぶことができる。旧市街は、さまざまな時代の文化の影響を受けた煌びやかなコロニアル建築が残り、その街並みは世界遺産にも指定されている。街中には1940年から50年代のアメリカ車が今もなお現役で活躍しており、時が止まったかのような景色を見ることができる。ノリの良いカリブの音楽とラム酒を味わい、街を歩けばヘミングウェイが愛した風情を堪能できる。国交の関係からアメリカからの物資が入ってこなかった影響で、古き良きノスタルジックな面影を残し続けてきたキューバであるが、近年はアメリカとの関係が正常化に向けて動きだしている。時が止まったかのような景色もこの先、動き出すのかもしれない。
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言語公用語はスペイン語。観光地では英語も通じる
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宗教無宗教がほとんどだが、キリスト教(カトリック)、アフリカ宗教など
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時差日本より14時間遅れている。サマータイム期間中は13時間の時差となる。
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祝祭日
- 1月1日解放記念日
- 4月10日(2020年)聖金曜日(※年によって異なる)
- 5月1日メーデー
- 7月26日革命記念日
- 10月10日独立戦争開始記念日
- 12月25日クリスマス
- 上記祝日のほかに、1月2日 革命勝利の日、7月25・27日 革命記念日を挟んだ記念日、10月8日 チェ・ゲバラ司令官死去の日、12月2日 革命軍の日は、公式記念日となり、行政機関や一部のオフィスは休みとなる。
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気候・服装・
ベストシーズン気候
ハバナの気候は亜熱帯気候に属しており、乾季は冬の11月から4月頃、雨季が夏の6月から10月頃である。冬の平均気温は21度ぐらい、夏の平均気温は27度ぐらいで、年間を通して気温の変化は大きくない。9月から11月頃はハリケーンが通過することが多く、注意が必要。服装
年間を通じて温暖であり、最も寒くなる1月から2月ごろでも平均気温は20度ぐらいであるので、基本的に半袖でよい。冬は上から羽織るものをあれば十分。1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 旅行ベスト
シーズン◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ 服装 《旅行シーズン》 ◎:ベストシーズン ○:適シーズン《服装》:半そで
:長そで
:要上着
:要防寒着
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平均気温・降水量
ツアー代金
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平均旅行日数 ?7日間
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人気のツアーの
平均料金 ?366,005円 -
ツアー代金
最安値変動※2019/01/01時点- 東京発 7日間
- 大阪発 7日間
- ベストシーズン
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ホテル軒数
- 5つ星ランク:6件
- 4つ星ランク:8件
- 3つ星ランク:5件
お金
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通貨1兌換ペソ(外国人向け)[CUC]レート1兌換ペソ(外国人向け)[CUC] = 約132.051875円※2023/02/06現在
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通貨2人民ペソ(キューバ国民向け)[CUP]レート1人民ペソ(キューバ国民向け)[CUP] = 約5.128228円※2023/02/06現在
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物価 水(500ml)約1兌換ペソ(外国人向け) (日本円 約133円)
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チップあり
レストラン:1人当たり1-2ペソ、サービス料が会計に含まれていればチップは不要。
ホテル
ポーター:荷物1つにつき1ペソ
ベッドメイク:1-2ペソ
タクシー:チップは不要だが、最近はお釣りを受け取らないのが慣例となっている。
トイレ:入り口に清掃の人がいれば20-30セント。 -
両替日本国内での兌換ペソへの両替はできない。現地での日本円からの両替は、銀行、空港、街中にある両替所(CADECA)、ホテルなどで可能。それぞれ、レートの差はほとんどない。米ドルから兌換ペソへの両替は10%の手数料がかかるので注意。キューバ国民向けの人民ペソも、日本円からの両替が可能。
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クレジットカードカードの流通度は高いとは言えない。ほとんどの店が現金払いのみ。カードが使える店であっても、VISA、Master Cardしか使用できないことが多い。
交通機関 ※2020/02/28時点の情報
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空港情報・空港
からのアクセスハバナの主要空港にはホセ・マルティ国際空港(市内から35km)がある。
ホセ・マルティ国際空港から市内への交通手段としては、タクシー(約30分、30キューバツーリストペソ(CUC))、ローカルバス(約60分、1人民ペソ(CUP))、ホテルシャトルバスがある。 -
交通機関
- バス停には長い列ができており、非常に混雑し時間がかかる。路線や時刻表は当てにならないので時間に余裕を持つこと。運賃は市内全域一律、お釣りのないように小銭を用意し車掌に直接支払う。旅行者にわかりやすいのは、Pで始まる路線番号の連結バス(カメーリョ)。大きな通りを走行しており、旧市街からベダード地区やミラマール地区に行く時に便利。
- タクシー街を走るタクシーには、観光タクシー、自転車タクシー、コレクティーボ(クラッシックカータクシー)、ココタクシーと呼ばれる黄色いスクーターなど様々な種類がある。観光タクシーは空調付き、メーター制でよく整備されており、兌換ペソで支払う。料金はタクシーの種類によって大きく変わるので、ホテルなどで相場を聞いておくと良い。
- 観光用二階建てバス(ハバナ・バス・ツアー)市内の観光に便利なのが、1日乗り降りし放題で英語とスペイン語のガイド付きのツアーバス。始発点はセントラル公園で、2路線ありどちらも30分間隔の運行。乗車時にスタッフに料金を支払うと日付入りのチケットをくれる。
生活
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電圧・周波数
・プラグ- 電圧 :110ボルト、220ボルト
- 周波数:60ヘルツ
- プラグ:
Aタイプ
Cタイプ
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ネット・Wi-FiハバナのWi-Fiの普及度は高いとは言えない。空港、ホテル、インターネットカフェではインターネットに接続できるが、それ以外の場所でWi-Fiに繋ぐことはほとんどできない。一部の高級ホテルで繋がる場所もあるが、有料で料金設定は高め。インターネットカフェはいつも混雑しており待ち時間が長く、速度も非常に遅い。
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マナー・習慣
タバコ・トイレ■マナー、習慣
・社会主義国のため我々とは政治に関する考えや価値観が違うこともあるが、政府や革命を批判する言動は控えるべき。
・軍や政府関係施設のみならず、道路や橋、商店でも撮影が禁止されているところがあるので撮る前によく確認しよう。
・レディーファーストを重んじる。ドアを出入りするときなどは積極的にエスコートしよう。女性の方も気を使って遠慮する必要はない。
■トイレ
便座がなく、紙も置いてない場合が多い。使用する際はポケットティッシュを携帯し、便座から足を滑らせないように注意しよう。キューバのトイレはチップ制で、空港やレストランのトイレでもチップを求められる。その時は入り口にいる人に20-30セントほど渡せばいい。
■その他
周辺諸国に比べて治安がいいキューバだが、社会主義の国であるということを忘れてはならない。自国の体制を維持するため、観光客であろうと公安組織の監視対象になり得る。滞在中の軽率な行動は控えたい。 -
飲み水不可
水道水は飲用に適さないのでミネラルウォーターを購入しよう。
価格は500mlで0.5-1ペソぐらい。 -
治安・危険情報2022年4月1日現在、新型コロナウイルスの影響で、キューバへの不要不急な渡航は止めるようにとの感染症危険情報(レベル2)が発出中。
治安はおおむね良好で観光客が事件に巻き込まれることは少ない。それでも観光客をターゲットにしたスリ、置き引き等の
軽犯罪はたびたび発生するので荷物、貴重品やパスポート類からは目を離さないよう心がけたい。特に夜間のセントロハバナ地区周辺は要注意。
二重通貨制度の弊害として、人民ペソと兌換ペソのレート差を利用した両替詐欺やぼったくりがある。両替は正規の所で行い、おおまかで良いので各ペソのレートを把握しておこう。 -
電話の掛け方
キューバから日本へ
119(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番、携帯電話番号(最初の0は取る)→相手の電話番号日本からキューバへ
国際電話会社の番号※→010(国際電話識別番号)→53(キューバの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取らない)
※)KDDI:001/NTTコミュニケーションズ:0033/ソフトバンクテレコム:0061
(「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要。詳細は右記URLを参照http://www.myline.org/) -
国際免許での
運転可
旅行者は日本で発給された国際運転免許証により運転することができる。ただし、未舗装の道が多く、街灯や道標が少ないため、旅行者が運転するには難しいだろう。 -
旅行会社・クレジ
ットカードデスク
の現地支店※2020/03/31時点- H.I.S.海外支店 キューバツアーデスク
住所:Edificio Bacardi Oficina #111 Monserrate No.261. Habana Vieja, La Habana Cuba C.P. 10100
電話:+53-7864-2428
営業時間:[月-金]10:00-16:00、[土]9:00-13:00
休日:日曜日・祝日
アクセス:旧市街(ハバナビエハ)にあるパルケセントラルから1ブロック入ったところ。MONSERRATE通り沿いプラザホテルの向かいのバカルディビル1階です。
受付にて、オフィス111のHISへ訪問の旨お伝えください。 - マスターカード グローバルサービス緊急連絡番号
電話:1-800-307-7309 - アメリカン・エキスプレス オーバーシーズ・アシスト(海外からのお問い合わせ先/24時間日本語で対応)
電話:1-804-673-1669
- H.I.S.海外支店 キューバツアーデスク
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ビジネスアワー銀行:[月-金]8:00-12:00、13:30-15:00
商店:9:00-日没
パスポート・ビザ(査証) ※2019/07/26時点の情報
掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。
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パスポートキューバ入国時に残存有効期間が3ヵ月以上必要。かつ、未使用査証欄が1ページ以上必要。
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ビザ(査証)必要(簡易的)
30日以内の観光目的の滞在の場合、ビザは不要だがツーリストカードが必要。ツーリストカードは大使館領事部で申請できる。
滞在期間をカバーする海外旅行保険(米国系の保険会社は不可)への加入が必要で、入国時、英文の契約証明書の提示が必須。
また、アメリカを経由する場合は、ESTAの取得が必須。
※キューバへの入国審査後、ツーリストカードの半分(出国用部分)が返却される。これはキューバ出国時に必要で、紛失すると再発行のための手数料がかかる。 -
予防接種黄熱病:条件により必要(黄熱リスク国を経由して入国する場合、予防接種証明書が必要。ただし、経由地での滞在が12時間以内かつトランジットエリアを出ない場合は不要)
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在日大使館・
領事館駐日キューバ共和国大使館
住所:東京都港区東麻布1丁目28-4
電話:03-5570-3182
URL:http://misiones.minrex.gob.cu/ja/ri-ben/zhu-ri-kiyu-bagong-he-guo-da-shi-guan
入国・出国 ※2019/05/22時点の情報
掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。
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入国カード不要(ツーリストカード必須)
※2020年4月1日から、海外からの渡航者のキューバ上陸を禁止する(人道的なフライト、貨物及び供与は除く)。 -
出国カード不要(ツーリストカード必須)
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持込制限現地通貨:持ち込み禁止
外貨:5,000米ドル(トラベラーズチェック含む)相当以上は要申告
タバコ:400本、または葉巻50本、または刻みタバコ500g(18歳以上)
酒:3本まで(18歳以上)
その他個人携行荷物:1,000キューバペソ相当まで(10歳以上)、免税薬は処方箋がある場合にのみ10kgまで可
持ち込み禁止品:肉製品、乳製品、果物、野菜、種子、火器、麻薬、わいせつ物、生鮮品、公序良俗に反する書籍、爆発物、電力消費の多い家電製品など
制限あり(許可を得れば持ち込める場合あり):Wi-Fiルーターモデム、ドローン、無線機などの通信装置(ポケットWi-Fi、ワイヤレスマイクなど)、動植物、一部の芸術品、歴史的収集価値のあるものなど -
持出制限現地通貨:持ち出し禁止
外貨:5,000米ドル(トラベラーズチェック含む)相当以上は要申告(5,000米ドル以上の持ち出しは入国時に要申告)
タバコ:200本、または刻みタバコ250g(18歳以上) ※葉巻は20本までは口頭での申告でよい。50本までは確認シール貼付済みで公式ホログラムによって厳封されたオリジナルパッケージ入りのものであることが必要。また50本を超える場合(5,000兌換ペソまで)は正規販売店発行のインボイスを提示することで輸出することができるが、確認シール貼付済みで公式ホログラムによって厳封されたオリジナルパッケージ入りのものであることが必要
酒:3本まで(18歳以上)
その他土産品:商用と認められない程度の量まで
持ち出し禁止品:1940年以前の出版物、薬類、切手、古銭、貴金属、宝石
トラブルにあったら・・・
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緊急消防:105
警察:106
救急:7-8381185、7-8382185 -
パスポート紛失※2019/04/22時点
新規発給または「帰国のための渡航書」の発行を下記で行う。どちらも有料。
Cuba Embajada del Japon
住所:Centro de Negocios Miramar, Edificio No.1, 5to. piso, Ave. 3ra., esq. a 80, Miramar, Playa, La Habana, Cuba C.P. 11300
電話:53-72048904、53- 72043355、53-72043598、53-72043507、53-72043508
FAX:53-7-2048902
URL:http://www.cu.emb-japan.go.jp/ -
病気・ケガホテルのフロントから医師を呼んでもらうか、海外旅行傷害保険の冊子に記載されている病院に連絡する。保険に入っている場合、医療費を請求できるので診断書・領収書は必ずもらっておくこと。
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携行品の紛失
・盗難すぐに警察へ行き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらう。ホテルの場合はホテルからも発行。海外旅行傷害保険に入っている場合は、帰国後、証明書があれば請求できる。
大使館・総領事館のできること
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事件・事故
・緊急入院- 弁護士や通訳に関する情報提供
- 医療機関に関する情報提供
- 家族との連絡を支援
- 現地警察や保険会社への連絡に関する助言
- 緊急移送に関する助言や支援 など
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盗難・紛失
- 現地警察への届出に関する助言
- 家族や知人からの送金に関する助言
- パスポートの新規発給または「帰国のための渡航書」の発給(要手数料)など
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災害・騒乱などの
緊急事態- 日本人の安否確認に対する最大限の努力
- 日本人被害者に対する支援
- インターネットや連絡網を通じた情報提供
- 退避の支援
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行方不明
- 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願に関する助言
- 現地警察に対する捜査の申し入れ
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逮捕・拘禁
- 領事による本人との面会または連絡
- 弁護士や通訳に関する情報提供
- 家族との連絡支援
- 差別的、非人道的な扱いを受けている場合における関係当局への改善要求
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海外で困ったら