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エリア:
- 東北 > 青森 > 黒石・青荷温泉
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 歴史・文化・芸術
青岩秋子です。
きた東北には昔ながらの建物が残されている場所がありますが、そのひとつが青森県黒石(くろいし)市にもあるんですよ。
歴史の面影を感じられる町並みを見に行ってきました〜ヽ(・∀・)ノ
弘前駅から弘南(こうなん)鉄道に乗り、30分程で黒石駅に到着。
町歩きは観光協会を通じて申し込んだ、観光ボランティアガイドさんに案内をしていただきましたよ☆
駅から歩くこと約15分、まず最初に見えたレトロな消防署。
大正13年に建てられた火の見やぐらです。
市消防団第三分団 第三消防部屯所
建物の中には、なんと現役で使われている日本最古の消防車が待機していましたよ〜!
屯所を過ぎて間もなく、目の前に大きな通りが横切ります。
ここが重要伝統的建築物群保存地区に指定されている「中町こみせ通り」で、江戸時代から続く造り酒屋や呉服屋、餅屋などの商店が今も残されています。
江戸時代前期、弘前3代藩主津軽信義の急死によって、幕府から津軽4代藩主信政の後見役に命じられた津軽信英(のぶふさ)が、弘前藩から五千石を分知されて「黒石津軽家」が誕生し、黒石初代領主となった信英が、分知以前からある古い町並みに侍町、職人町、商人町を加えて新しい町割りを行ったのが現在の町並みの基本となっているそうです。
そして中町〜前町には商店が立ち並んで、浜街道として多くの人々が集まるにぎやかな通りとして栄えていたんですって☆
松の湯交流館
長く銭湯として親しまれてきた建物で、建物から突き出た松の木がシンボルとなっています!現在は地域の交流の場であり、観光の情報収集や休憩所として利用できる場所。建物内に残された銭湯の浴槽が斬新でしたよ〜( ^∀^)
高橋家住宅(国重要文化財)
主に米穀、その他に味噌や醤油、塩などの製造や販売をしていた黒石藩御用達の商家で、通り土間や吹き抜け天井など歴史ある佇まいがそのまま残されていました。
現在お住まいの14代当主が喫茶店をされており、お庭を眺めながらコーヒーをいただくことができますよ。
中村亀吉酒造
大正2年(1913)創業、NHK大河ドラマ「いのち」の舞台となった造り酒屋です。
「玉垂(たまだれ)」「亀吉」という名前の日本酒を販売。玄関の杉玉がとても大きくて立派ですよね〜!
津軽くろいしこみせ駅
黒石の特産品やおみやげが揃い、観光情報も入手できます。
食事や休憩もできるほか、津軽三味線の生演奏もありますよ〜♪
ところで建物を見て気づきました?
どの家の前にも木製のアーケードがあるんです。
この木製のアーケードが「こみせ」と呼ばれるもので、夏の陽射しや雨風、冬の雪を防いでくれる優れものなんです。初代領主の信英が町割りをした時に作らせたそうですよ。
(ボランティアガイドさん資料より)
冬は柱と柱の間に蔀(しとみ)と呼ばれる板が取り付けられ、吹き込む雪を防いでくれるとのこと。そんな画期的な公共の設備が江戸時代からあったなんて驚きですね!
ガイドさんが小さい頃は、学校までずっとこみせが続いていてひとりで通学されていたそうです!雨や雪の日でも傘を差さずに歩けるのは、ありがたいですよね〜
さらに「こみせ」と並んで、黒石の見どころとして案内していただいたのが・・・
鳴海氏庭園(国登録記念物)
江戸時代後期から大正にかけて弘前、黒石、尾上(おのえ)地区を中心に普及した、津軽特有の流派「大石武学流(おおいしぶがくりゅう)庭園」です。
池を中心とする回遊式庭園になっていて、各所に配置された大きな石が特徴的でした。
趣ある建物と風流な庭園。
中町こみせ通りには豊かな時代の面影が満載でした☆(*ゝ∀・*)
町歩きを終え、いただいたグルメはPOPなアメリカンスタイル☆
カフェ ゴエモン
青森県五戸市のブランド牛である「倉石(くらいし)牛」を使った「倉石牛バーガー」ヽ(≧▽≦)ノ
とってもジューシーでこのボリューム。おいしくて大感激でした☆
こみせ通りから徒歩約10分の、金平成園(かねひらなりえん)別名澤成園(さわなりえん)では、国の名勝に指定されている大石武学流庭園が以下の時期に公開されます。
(金平成園チラシより掲載)
春の一般公開日 2019年4月19日〜5月6日
夏の一般公開日 2019年7月26日〜8月18日
秋の一般公開日 2019年10月18日〜11月4日
みなさんも黒石こみせ通りの散策と庭園鑑賞で、津軽の歴史を感じてみてはいかがですか?
詳しくはこちら ↓↓↓
黒石観光協会
https://kuroishi.or.jp/
きた東北には昔ながらの建物が残されている場所がありますが、そのひとつが青森県黒石(くろいし)市にもあるんですよ。
歴史の面影を感じられる町並みを見に行ってきました〜ヽ(・∀・)ノ
弘前駅から弘南(こうなん)鉄道に乗り、30分程で黒石駅に到着。
町歩きは観光協会を通じて申し込んだ、観光ボランティアガイドさんに案内をしていただきましたよ☆
駅から歩くこと約15分、まず最初に見えたレトロな消防署。
大正13年に建てられた火の見やぐらです。
市消防団第三分団 第三消防部屯所
建物の中には、なんと現役で使われている日本最古の消防車が待機していましたよ〜!
屯所を過ぎて間もなく、目の前に大きな通りが横切ります。
ここが重要伝統的建築物群保存地区に指定されている「中町こみせ通り」で、江戸時代から続く造り酒屋や呉服屋、餅屋などの商店が今も残されています。
江戸時代前期、弘前3代藩主津軽信義の急死によって、幕府から津軽4代藩主信政の後見役に命じられた津軽信英(のぶふさ)が、弘前藩から五千石を分知されて「黒石津軽家」が誕生し、黒石初代領主となった信英が、分知以前からある古い町並みに侍町、職人町、商人町を加えて新しい町割りを行ったのが現在の町並みの基本となっているそうです。
そして中町〜前町には商店が立ち並んで、浜街道として多くの人々が集まるにぎやかな通りとして栄えていたんですって☆
松の湯交流館
長く銭湯として親しまれてきた建物で、建物から突き出た松の木がシンボルとなっています!現在は地域の交流の場であり、観光の情報収集や休憩所として利用できる場所。建物内に残された銭湯の浴槽が斬新でしたよ〜( ^∀^)
高橋家住宅(国重要文化財)
主に米穀、その他に味噌や醤油、塩などの製造や販売をしていた黒石藩御用達の商家で、通り土間や吹き抜け天井など歴史ある佇まいがそのまま残されていました。
現在お住まいの14代当主が喫茶店をされており、お庭を眺めながらコーヒーをいただくことができますよ。
中村亀吉酒造
大正2年(1913)創業、NHK大河ドラマ「いのち」の舞台となった造り酒屋です。
「玉垂(たまだれ)」「亀吉」という名前の日本酒を販売。玄関の杉玉がとても大きくて立派ですよね〜!
津軽くろいしこみせ駅
黒石の特産品やおみやげが揃い、観光情報も入手できます。
食事や休憩もできるほか、津軽三味線の生演奏もありますよ〜♪
ところで建物を見て気づきました?
どの家の前にも木製のアーケードがあるんです。
この木製のアーケードが「こみせ」と呼ばれるもので、夏の陽射しや雨風、冬の雪を防いでくれる優れものなんです。初代領主の信英が町割りをした時に作らせたそうですよ。
(ボランティアガイドさん資料より)
冬は柱と柱の間に蔀(しとみ)と呼ばれる板が取り付けられ、吹き込む雪を防いでくれるとのこと。そんな画期的な公共の設備が江戸時代からあったなんて驚きですね!
ガイドさんが小さい頃は、学校までずっとこみせが続いていてひとりで通学されていたそうです!雨や雪の日でも傘を差さずに歩けるのは、ありがたいですよね〜
さらに「こみせ」と並んで、黒石の見どころとして案内していただいたのが・・・
鳴海氏庭園(国登録記念物)
江戸時代後期から大正にかけて弘前、黒石、尾上(おのえ)地区を中心に普及した、津軽特有の流派「大石武学流(おおいしぶがくりゅう)庭園」です。
池を中心とする回遊式庭園になっていて、各所に配置された大きな石が特徴的でした。
趣ある建物と風流な庭園。
中町こみせ通りには豊かな時代の面影が満載でした☆(*ゝ∀・*)
町歩きを終え、いただいたグルメはPOPなアメリカンスタイル☆
カフェ ゴエモン
青森県五戸市のブランド牛である「倉石(くらいし)牛」を使った「倉石牛バーガー」ヽ(≧▽≦)ノ
とってもジューシーでこのボリューム。おいしくて大感激でした☆
こみせ通りから徒歩約10分の、金平成園(かねひらなりえん)別名澤成園(さわなりえん)では、国の名勝に指定されている大石武学流庭園が以下の時期に公開されます。
(金平成園チラシより掲載)
春の一般公開日 2019年4月19日〜5月6日
夏の一般公開日 2019年7月26日〜8月18日
秋の一般公開日 2019年10月18日〜11月4日
みなさんも黒石こみせ通りの散策と庭園鑑賞で、津軽の歴史を感じてみてはいかがですか?
詳しくはこちら ↓↓↓
黒石観光協会
https://kuroishi.or.jp/
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