ナポリの基本情報Naples イタリア

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

概要

  • 都市概要
    ナポリはイタリア南部最大の都市で、カンパニア州の州都である。ローマ、ミラノに次ぐイタリア第3の都市である。ナポリ湾岸から見えるヴェスヴィオ火山の風景は「ナポリを見てから死ね」と言われるように美しく、有数の名所が残るその市街地は「歴史地区」として世界遺産にも指定されている。また、ピザやエスプレッソの発祥の地としても知られ、美しい街並みだけでなく「食」の街としても人々を魅了している。かつてナポリを訪れたゲーテが「楽園」と賞賛したように、今なお旅人たちを感動させてやまない。
  • 言語
    イタリア語
  • 宗教
    キリスト教(カトリック)約80%、キリスト教(プロテスタント)、ユダヤ教、イスラム教、仏教など
  • 時差
    日本より8時間遅れている。サマータイム期間中(通常3月最終日曜~10月最終日曜)は7時間の時差となる。
  • 祝祭日
    • 1月1日新年
    • 1月6日エピファニア(主顕節)
    • 4月20日-21日イースター・ホリデー★
    • 4月25日イタリア解放記念日
    • 5月1日メーデー
    • 6月2日共和国記念日
    • 8月15日聖母被昇天祭
    • 9月19日聖ジェナーロの祝日
    • 11月1日万聖節(諸聖人の日)
    • 12月8日聖母受胎祭
    • 12月25日クリスマス
    • 12月26日聖ステファノの日
    • ※上記は2025年の日程。★印の祝祭日は年によって日にちが変動します。
  • 気候・服装・
    ベストシーズン

    気候
    ナポリの気候は地中海性気候に属しており、冬は一定の降雨はあるが、夏は日差しが強く乾燥している。夏の暑さは湿度が低い分、日本の平地の夏より過ごしやすく感じられる。冬は天気が良くない日が多く、温暖な気候のナポリだが10度以下になる日も多く肌寒く感じられる。

    服装
    夏は、乾燥した暑さになる為、サングラスや日焼け止めグッズなどで紫外線対策が必要。朝晩に気温が低くなることもあるので、温度の変化に対応できる服装を用意したい。冬は東京の冬より少し暖かく感じられるが、マフラーやコートなどの基本的な防寒着は必要。ナポリの街並みは石畳であったり坂が多かったりするので、歩きやすい靴で移動したほうが良い。スリやひったくり対策として貴重品は取り出しにくい場所に入れる、持ち歩かないなど、予め持ち物・服装にも工夫や準備をしたほうが良い。

    1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
    旅行ベスト
    シーズン
    服装
    《旅行シーズン》 ◎:ベストシーズン ○:適シーズン 
    《服装》 :半そで :長そで :要上着 :要防寒着
  • 平均気温・降水量


ツアー代金

  • 平均旅行日数 ?
    8日間
  • 人気のツアーの
    平均料金 ?
    357,498円
  • 所要時間
    • 東京(成田):17時間(経由)
    • 東京(羽田):18時間(経由)
    • 大阪(関空):20時間(経由)
    • 名古屋:20時間(経由)
    • 福岡:20.5時間(経由)
    • ※所要時間は目安です。特に経由便の場合は、出発曜日や搭乗便によって変わることがあります。最新情報は各航空会社公式サイト等でご確認ください。
  • ホテル軒数
    • 5つ星ランク:84件
    • 4つ星ランク:627件
    • 3つ星ランク:417件

お金

  • 通貨
    ユーロ[EUR]
    レート
    1ユーロ[EUR] = 約180.667785円※2025/12/05現在
  • 物価 水(330ml)
    約1ユーロ (日本円 約181円)
  • チップ
    多少あり
    チップの習慣はあまりなく、義務ではない。レストランでは、請求額にCoperto(コペルト)と呼ばれる席料が含まれていることが多い。
  • 両替
    イタリアでは主要な空港、銀行、郵便局、街中の両替所などで両替が可能。ただし手数料、レートは比較的割高なところが多く、日本でユーロに両替する方がお得な場合もある。
  • クレジットカード
    クレジットカードの流通度は非常に高いが、個人商店や市場、露店などでは現金のみの場合がある。また、一部のカードブランドは使えない場合があるので注意。

交通機関 ※2020/02/28時点の情報

  • 空港情報・空港
    からのアクセス
    ナポリの主要空港はナポリ・カポディキーノ空港(市内から約6km)。
    ナポリ・カポディキーノ空港から市内への交通手段としては、タクシー、シャトルバス、市バスがある。
  • 交通機関
    • タクシー流しのタクシーは少ないので、タクシー乗り場(TAXIの表示)から乗車、もしくはホテルなどで呼び出してもらうのがいい。空港や中央駅には外国人旅行者に声をかけてくる白タクもいるので、利用の際は充分に注意すること。
    • 鉄道駅構内にある乗車券売り場や自動券売機、また事前に鉄道予約サイトにて乗車券を購入できる。
      購入した乗車券で、座席番号が記載されていない自由席のものや、乗車日時が記載されていないものは、乗車の前に刻印機で必ず日付を刻印すること。抜き打ちの検札時に刻印がなかった場合、罰金が科せられる。
      全席指定席の列車に乗車する場合は刻印は必要ない。駅内には電光掲示板があり、出発ホームや運行状況を確認できる。
      ストライキが起きて運行が休止になることもあるため、事前に確認しておきたい。
    • 地下鉄乗車券は駅の窓口や券売機、駅付近のタバッキ(タバコ屋)やエディーコラ(売店)で購入できる。
      乗車の際に改札でチケットを通し、必ず刻印をする。抜き打ちの検札時に刻印がなかった場合、罰金が科せられる。
      スリが多いため貴重品の管理は徹底すること。特に混雑時は注意する。
      イタリアではよくストライキが起きるため、事前に確認をしておくと安心。
    • バス一部の路線では交通渋滞が多く、定刻通りバスが運行されることは少ない。混雑時はスリ被害が多い。また路線が多く複雑なため、初めての旅行者にはあまりおすすめできない。
      バス乗車券はタバッキ(タバコ屋)や、エディーコラ(売店)などで購入できる。
      乗車の際にチケットを刻印機に通し、刻印することを忘れないように。抜き打ちの検札時に刻印がなかった場合、罰金が科せられる。
      イタリアではストライキがよく起きること、日曜日や祝日の運行本数が少なくなることに注意。
    • ケーブルカーCentrale線、Chiaia線、Montesanto線、Mergellina線の4線があり、ヴォメロの丘など、小高い地区へ行く際に便利。
      乗車券は駅の自動券売機でも購入可能だが、故障して使用できなかったり、お釣りが出ない場合があるため、タバッキ(タバコ屋)や、エディーコラ(売店)で購入しておくのがおすすめ。
      またイタリアではストライキがよく起きるため、事前に確認をしておくと安心。

生活

  • 電圧・周波数
    ・プラグ
    • 電圧 :220ボルト
    • 周波数:50ヘルツ
    • プラグ:
      • Cタイプ
      • SEタイプ
  • ネット・Wi-Fi
    空港や街中のカフェ、宿泊施設などで無料Wi-Fiを利用可能。宿泊施設はWi-Fi環境の有無や利用料金に違いがあるので、事前に通信環境を確認しておくといい。
  • マナー・習慣
    タバコ・トイレ
    ■交通機関
    交通機関が遅れるのは日常茶飯事なので気長に待つ。
    鉄道、バスの無賃乗車に対し係員の抜き打ちチェックがある。切符を所持していても、刻印がないと無賃乗車とみなされるので、乗車前に駅のホームやバスの車内の刻印機で使用開始日時を刻印するのを忘れないこと。

    ■たばこ
    レストランやホテル等、公共施設屋内は紙巻タバコ、電子タバコ共に禁煙(レストラン・バーで喫煙ルームを用意しているところを除く)。禁煙場所で喫煙した場合200~2,000ユーロの罰金刑が科されるので注意。

    電子タバコ/加熱式タバコ、電子葉巻、電子パイプは機内持ち込みのみ可。タバコの葉の部分は、受託手荷物および機内持ち込みどちらも可。

    ■写真撮影禁止・規制場所
    教会内やその他の場所で人物を入れて撮影をしない。特に子供の写真はNG。撮影したい場合は保護者に許可をとること。教会ではミサ中の撮影は厳禁。
  • 飲み水

    水道水は飲用可能だが、石灰分が多いため旅行者はミネラルウォーターを飲む方が安心。
    お店では炭酸入り(gassata)と炭酸無し(naturale)のミネラルウォーターが売っているため、購入時はよく確認すること。
  • 治安・危険情報
    観光スポットはスリ、置き引き、ひったくりなどが多いため要注意。余分な金品は持ち歩かず、荷物は常に身体の前で持つようにし、貴重品やパスポート類からは目を離さないよう心がけたい。
    ひったくりは特にナポリやシチリアなどの南イタリアで多発。オートバイを使用した犯行が多いため、車道の側を歩かないなど気を付ける。

    制服を着た偽警官が検査と称して、財布やクレジットカードの提示を求め、そのまま盗まれる被害がたびたび報告されている。警察官が路上で一般旅行者に財布やクレジットカードの提示を求めることはないので、安易に信用しないこと。また、警察署へ連行するので車に乗るように言われたら、大声で警官を呼ぶなどして逃れること。

    繁華街で言葉巧みに食事に誘い高額請求するぼったくりバーや睡眠薬強盗の事例が発生している。
    請求額に納得できない場合は、「支払いを行う前」に現場から警察(112番)に通報して介入を求める。
    また、見知らぬ人からバーを勧められたり、飲食物を差し出されたりしても相手にしないこと。

    一流ホテルのセーフティボックスでも盗難事件が増えており、あまり安全でなくなったため、最も信用できるのは自分自身だと思ったほうがいい。
  • イベント情報
    • 5月上旬、9月19日、12月16日サン・ジェンナーロの奇跡
    • 6月下旬フェスタ・デイ・ジーリ(ユリ祭り)
  • 電話の掛け方

    イタリアから日本へ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     イタリア(00の国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    日本からイタリアへ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→39(イタリアの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     国際電話会社の番号※→010(日本の国際電話識別番号)→39(イタリアの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)
    ※NTTコミュニケーションズ:0033/ソフトバンク:0061など

  • 国際免許での
    運転

    旅行者は日本で発給された国際運転免許証により運転できる。

パスポート・ビザ(査証) ※2024/03/10時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • パスポート
    残存有効期間:出国時3カ月以上
  • ビザ(査証)
    不要
    180日間の期間内で90日以内の観光は査証不要。ただし出国用航空券が必要。

    ※2025年以降、アイルランドを除くEU各国では電子渡航認証(ETIAS)が導入される予定。対象の国、詳細はETIAS公式サイトを参照。
    https://www.etias.co.jp/
  • 予防接種
    破傷風:推奨
  • 在日大使館・
    領事館

      在日イタリア大使館
      住所:東京都港区三田2-5-4
      電話:03-3453-5291
      FAX:03-3456-2319
      営業時間:[月-金]9:30-11:30
      休日:土・日曜日、祝日
      URL:https://ambtokyo.esteri.it/ambasciata_tokyo/ja/

      イタリア総領事館
      住所:大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー17階
      電話:06-4706-5815
      FAX:06-6201-0590
      営業時間:[月-金]9:30-12:30
      休日:土・日曜日、祝日
      URL:https://consosaka.esteri.it/consolato_osaka/ja/

入国・出国 ※2024/03/01時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • 入国カード
    不要
  • 出国カード
    不要
  • 持込制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金や有価証券など:1万ユーロ相当額以上
    その他:1人あたりの価値相当額の合計が430ユーロを超える物品(陸路の場合は300ユーロ)
  • 持出制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金や有価証券など:1万ユーロ相当額以上
  • 免税制度
    70ユーロ以上の購入で免税対象となる。
    商品を購入した店でTax Refundの書類を作成してもらい、EU出国時に税関(Customs)でスタンプを押印したうえで、空港のTax Refundカウンターで手続きを行う。
    税関でスタンプをもらうためには、免税を受ける商品(未使用)と購入の際に渡されたタックス・フリー書類が必要。出国時の税関のスタンプがないと払い戻しは受けられない。

トラブルにあったら・・・

  • 緊急
    警察:112(軍警察)、113(国家警察)
    消防:115、112
    救急:118、112
  • パスポート紛失※2024/03/10時点

    新規発給または「帰国のための渡航書」の発行を下記で行う。どちらも有料。

    在イタリア日本国大使館(Italia Ambasciata del Giappone)
    住所:Via Quintino Sella, 60 00187 Roma
    電話:06-487-991
    FAX:06-4201-4998(領事部)
    営業時間:領事部 - 9:30-12:45、14:15-16:30
    休日:土・日曜日、祝日
    URL:https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

  • 病気・ケガ
    ホテルのフロントから医師を呼んでもらうか、海外旅行傷害保険の冊子に記載されている病院に連絡する。保険に入っている場合、医療費を請求できるので診断書・領収書は必ずもらっておくこと。
  • 携行品の紛失
    ・盗難
    すぐに警察へ行き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらう。ホテルの場合はホテルからも発行。海外旅行傷害保険に入っている場合は、帰国後、証明書があれば請求できる。

大使館・総領事館のできること

  • 事件・事故
    ・緊急入院
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 医療機関に関する情報提供
    • 家族との連絡を支援
    • 現地警察や保険会社への連絡に関する助言
    • 緊急移送に関する助言や支援 など
  • 盗難・紛失
    • 現地警察への届出に関する助言
    • 家族や知人からの送金に関する助言
    • パスポートの新規発給または「帰国のための渡航書」の発給(要手数料)など
  • 災害・騒乱などの
    緊急事態
    • 日本人の安否確認に対する最大限の努力
    • 日本人被害者に対する支援
    • インターネットや連絡網を通じた情報提供
    • 退避の支援
  • 行方不明
    • 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願に関する助言
    • 現地警察に対する捜査の申し入れ
  • 逮捕・拘禁
    • 領事による本人との面会または連絡
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 家族との連絡支援
    • 差別的、非人道的な扱いを受けている場合における関係当局への改善要求
  • 海外で困ったら

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