デリーの基本情報Delhi インド

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

概要

  • 都市概要
    1912年に英国が首都をカルカッタから移し、ニューデリーとオールドデリーが組み合わされた。
    市内には、13世紀から16世紀にデリーがイスラム王朝の首都であった名残の建造物などがあちこちに見られ、この街に与えられている「歴史と現代の調和」という言葉を体現した不思議な魅力を持ちつづけている。
  • 言語
    ヒンディー語、ほか21言語(公認されている州の言語)
  • 宗教
    ヒンドゥー教約80%、イスラム教、キリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教など
  • 時差
    日本より3時間30分遅れている。
  • 祝祭日
    • 1月26日共和国記念日
    • 2月26日ヒンドゥー教祭日★
    • 3月14日水掛け祭(ホーリー祭)★
    • 3月31日イスラム教断食明け祭★
    • 4月10日ジャイナ教マハビラ生誕日★
    • 4月18日聖金曜日★
    • 5月12日釈迦生誕日★
    • 6月7日イスラム教犠牲祭★
    • 7月6日イスラム教新年★
    • 8月15日独立記念日
    • 8月16日クリシュナ神生誕日★
    • 9月5日イスラム教ムハンマド生誕祭★
    • 10月2日マハトマ・ガンジー生誕日
    • 10月20日ディワリ(ヒンドゥー教新年祭)★
    • 11月5日シーク教ナナック生誕日★
    • 12月25日クリスマス
    • ※上記は2025年の日程。★印の祝祭日は年によって日にちが変動します。
  • 気候・服装・
    ベストシーズン

    気候
    ベストシーズンは乾季の11~3月。ただし、1月は濃霧が発生し交通に影響が出る場合も多い。4~10月が長い夏で、特に暑季の4月~5月は40度台まで上がり、覚悟が必要。7~9月が雨季で蒸し暑い。

    服装
    4~10月までは夏服。暑季の4~5月は日差しが強烈なので薄手の長袖があるとよい。11~3月はとても気候が良く、長袖のシャツでちょうどよい。ただし、12月と1月は夜間0℃近くまで下がることもあるので防寒対策が必要。

    1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
    旅行ベスト
    シーズン
    服装
    《旅行シーズン》 ◎:ベストシーズン ○:適シーズン 
    《服装》 :半そで :長そで :要上着 :要防寒着
  • 平均気温・降水量


ツアー代金

  • 平均旅行日数 ?
    5日間
  • 人気のツアーの
    平均料金 ?
    116,100円
  • 所要時間
    • 東京(成田):10.5時間(直行)
    • 東京(羽田):16時間(経由)
    • 大阪(関空):16時間(経由)
    • 名古屋:16時間(経由)
    • 福岡:14時間(経由)
    • ※所要時間は目安です。特に経由便の場合は、出発曜日や搭乗便によって変わることがあります。最新情報は各航空会社公式サイト等でご確認ください。
  • ホテル軒数
    • 5つ星ランク:78件
    • 4つ星ランク:132件
    • 3つ星ランク:301件

お金

  • 通貨
    インド・ルピー[INR]
    レート
    1インド・ルピー[INR] = 約1.725017円※2025/12/05現在
  • 物価 水(330ml)
    約14インド・ルピー (日本円 約25円)
  • チップ
    あり
    レストラン:サービス料が含まれていない場合、合計から5~10%程度
    ホテル:荷物を部屋まで運んでもらった場合、荷物1個あたり20~50ルピー程度
  • 両替
    インドルピーは日本では入手できないので、両替は現地で。大都市なら日本円からの両替が可能ですが、地方都市では米ドルが必要になる。両替は空港や街中の両替所、銀行、ホテルなどで可能。一般的に街中の両替所のレートが良いが、必要のない手数料を取られたり騙される場合もあるので注意すること。
  • クレジットカード
    主要ホテルやレストラン、土産物店などではクレジットカード(VISA、MasterCard)が利用可能。

交通機関 ※2020/02/28時点の情報

  • 空港情報・空港
    からのアクセス
    デリーの主要空港はインディラ・ガンディー国際空港(市内から約20km)。
    インディラ・ガンディー国際空港から市内への交通手段としては、メトロ(約23分)、シャトルバス、タクシーがある。
  • 交通機関
    • タクシー流しのタクシーはほとんどなく、各所にあるタクシー乗り場から乗車。悪質なドライバーも多いので、深夜の利用や女性1人での利用は避け、空港で声をかけてくるタクシーには絶対乗らないこと。空港からの移動にはプリペイドタクシーがおすすめ。プリペイドタクシーカウンターで行き先を告げ、チケットを受け取り、指定された車両番号のタクシーに乗車する。必ず、チケットに記入してある車両番号と乗車するタクシーの車両番号が同一かを確認してから乗ること。深夜や早朝は25%割増になる。ほとんどが個人タクシー。
    • メトロ9路線のメトロがあり、各線ごとに色分けされているので分かりやすい。
      有人の窓口、または券売機にてトークン(コイン型切符)を購入できる。交通系ICカード(Travel Card)の利用も可能。
      改札を通る前に、手荷物のX線検査とボディチェックを受ける。お酒は持ち込み禁止で、持っている場合は没収されてしまうので注意。
      車内は冷房完備で女性専用車もあり、安心して利用できる。
    • 市バス市内を網羅していて料金も安い。女性は無料で乗ることができる。後乗り前降りで、切符は乗車したらドア近くに座っている係員に料金を払い、切符を受け取る。お釣りは出ないこともあるため、小銭を用意しておいた方がいい。女性は乗車したら係員からピンク色のチケットを受け取る(チケットの色はバスによって違うこともある)。
      しかし路線が複雑なため、観光客にはなかなか難しい。またラッシュ時は交通渋滞がひどく、時間がかかる。混雑時はスリや痴漢に注意。
    • オートリキシャ黄色と緑などのカラフルな車体が目印の三輪タクシー。料金は乗る前に交渉して決める。
      観光客に対して高い料金で乗せようとしたり、目的地へ行ってくれなかったり、違う場所へ連れて行かれたりすることもあるので注意。
      街中にオートリキシャはたくさんいるので、料金でドライバーと折り合いがつかなかった場合は、ほかのオートリキシャを探した方がいい。

生活

  • 電圧・周波数
    ・プラグ
    • 電圧 :230ボルト
    • 周波数:50ヘルツ
    • プラグ:
      • Bタイプ
      • B3タイプ
      • BFタイプ
      • Cタイプ
  • ネット・Wi-Fi
    空港や鉄道の車内、一部の宿泊施設などで無料Wi-Fiが利用可能。
  • マナー・習慣
    タバコ・トイレ
    ■マナー、習慣
    ・イスラム教徒に豚肉料理、ヒンズー教徒に牛肉料理、シーク教徒に煙草はタブー。
    ・寺院では動物製の皮製品はタブー。
    ・イスラム教寺院ではスカート等、肌を出すことはタブー(できるだけ長袖の方がよい)。
    ・公共の場所(列車やバス、路上など)での飲酒が禁止。
    ・高速道路周辺500m以内にあるホテル、レストランに対し「アルコール提供禁止令」が出されている。
    ・性に関する話題もしないほうが良い。
    ・麻薬、ヤミのドル両替は罰金対象。

    ■タバコ
    ・公共の場所での喫煙は禁じられている。喫煙すると罰金が科せられる場合がある。また電子たばこは禁止。
    ・電子タバコの生産・販売・購入・輸入が全面禁止。観光客も対象となるため、電子タバコの喫煙や持ち込みは禁止。

    ■トイレ
    ・場所によってはトイレを利用すると1~2ルピー程度のチップを要求される場合がある。

    ■その他
    ・軍関連施設のほか、空港内(特にイミグレーション)や橋梁などの撮影は禁止。
    ・インド全土で、SINGLE USE PLASTIC製品の使用および製造が禁止されているため、ラスチック製品は外で持ち歩かないほうが良い。ただし、200ml以上のペットボトルは可。違反した場合、罰金対象。
  • 飲み水
    不可
    水道水は衛生状態が良くないため、ミネラルウォーターを購入しよう。購入の際に、キャップを開けた形跡がないか確認すること。観光地や駅、空港などの売店で売られているものは信用できないことが多いので、少し高くてもホテルのレストランやコーヒーショップなどで購入するのが良い。レストランでは、提供される水ではなくミネラルウォーターを注文すること。また氷も水道水で作られていることが多いため、レストランなどで飲み物を飲む際は氷を避けること。
  • 治安・危険情報
    デリーは犯罪発生率がインドの中で最も高い。
    特にカシミール、パンジャブー、アッサムなどは、治安が悪い。KAROL BAGH(ニューデリー地区)、CHANDNI CHOWK(オールドデリー地区)のバザールではスリ事件が発生しやすいので注意。
    荷物や、貴重品やパスポート類からは目を離さないよう心がけたい。

    インディラ・ガンディー国際空港やデリーメトロのニューデリー駅には悪質な白タクや客引きが常時存在していて、日本人旅行者がターゲットにされている。
    客引きたちが勧めるホテルへ行くと、高額なホテル代金を請求されたり、旅行会社に連れて行かれて法外な値段の観光ツアーを組まされたという事例が頻発している。
    空港からホテルへ行く際は、必ず自分が泊まるホテルに前もって出迎えの車両を依頼する。

    また、親しげに声をかけてきた者と飲食などを共にした際に強力な睡眠薬を飲まされ、寝ている間に金品を盗まれたり、性的暴行を受けた事例が報告されている。
    見知らぬ者から親しげに話しかけられても相手にしない。安易に信用せず、勧められた飲食物は決して口にしない。少しでも不審に感じたら、はっきりと断り、相手から離れること。また、女性は夜間の外出を避け、一人や少人数で行動しないこと。
  • イベント情報
    • 3月ホーリー祭
    • 9月または10月ダシャラー祭
    • 10月~11月ディワーリー祭
  • 電話の掛け方

    インドから日本へ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     00(インドの国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    日本からインドへ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→91(インドの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     国際電話会社の番号※→010(日本の国際電話識別番号)→91(インドの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)
    ※NTTコミュニケーションズ:0033/ソフトバンク:0061など

  • 国際免許での
    運転

    旅行者は日本で発給された国際運転免許証により運転できる。
  • 旅行会社・クレジ
    ットカードデスク
    の現地支店※2024/03/01時点
    • HISデリー支店
      住所:GF Narain Manzil, Barakhamba Rd, Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001
      電話:011-4516-1111
      営業時間:[月-金]10:00-18:00
      休日:土・日曜日、祝日
  • ビジネスアワー
    銀行:一般的な営業時間は次のとおりだが、あくまでも目安であり、銀行によって異なる。[月-金]9:30-17:00[土]9:30-14:00
    商店:一般的な営業時間は次のとおりだが、あくまでも目安であり、時間・定休日は店によって異なる。10:00-19:00

パスポート・ビザ(査証) ※2024/03/10時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • パスポート
    残存有効期間:査証発給時6カ月以上
    未使用査証欄:2ページ以上(見開きでなくてもOK)
  • ビザ(査証)
    必要
    事前にビザまたは電子観光ビザ e-VISAを取得する。e-VISAは下記インド内務省ホームページで申請可能(申請は入国4日以上前に行うこと)。
    https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

    観光目的などで最長60日を超えない範囲で滞在する場合、かつデリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6空港のいずれかを利用の場合は、空港到着時に査証取得(Visa on arrival)も可能。なお、空港での手続きには英語でのコミュニケーションが必要となるほか、査証取得までに相応の時間を要する場合もあるため注意。

    ビザ・オン・アライバル制度(Visa on arrival)については下記インド内務省ホームページを参照。
    https://indianvisaonline.gov.in/visa/visa-on-arrival.html
  • 予防接種
    B型肝炎、破傷風:推奨
    狂犬病:犬や野生動物との接触が予想される場合は推奨
    黄熱病:黄熱リスク国から6日以内に入国する生後9か月以上の渡航者などは、黄熱予防接種証明書が必要
  • 在日大使館・
    領事館

入国・出国 ※2024/03/01時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • 入国カード
  • 出国カード
    不要
  • 持込制限
    ■申告が必要な主なもの
    外貨:1万米ドル相当額以上

    ■免税範囲・制限
    タバコ:100本、または葉巻25本、または刻みたばこ125gまで
    酒類:2リットルまで

    ■主な持ち込み禁止品
    金銀、衛星携帯電話、GPS専用機器
  • 持出制限
    ■主な持ち出し禁止品
    現地通貨、古美術品(インド政府の許可が必要なものもあり)
  • 免税制度
    なし

トラブルにあったら・・・

  • 緊急
    警察:112
    消防:101
    救急:102
  • パスポート紛失※2024/03/10時点

    新規発給または「帰国のための渡航書」の発行を下記で行う。どちらも有料。

    在インド日本国大使館(Embassy of Japan in India)
    住所:Plot No.4&5, 50-G Shantipath, Chanakyapuri, New Delhi 110021
    電話:011-4610-4610
    FAX:011-2467-8081(領事直通)
    営業時間:領事 - 9:00-13:00、14:00-17:30
    休日:土・日曜日、祝日
    URL:http://www.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

  • 病気・ケガ
    ホテルのフロントから医師を呼んでもらうか、海外旅行傷害保険の冊子に記載されている病院に連絡する。保険に入っている場合、医療費を請求できるので診断書・領収書は必ずもらっておくこと。
  • 携行品の紛失
    ・盗難
    すぐに警察へ行き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらう。ホテルの場合はホテルからも発行。海外旅行傷害保険に入っている場合は、帰国後、証明書があれば請求できる。

大使館・総領事館のできること

  • 事件・事故
    ・緊急入院
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 医療機関に関する情報提供
    • 家族との連絡を支援
    • 現地警察や保険会社への連絡に関する助言
    • 緊急移送に関する助言や支援 など
  • 盗難・紛失
    • 現地警察への届出に関する助言
    • 家族や知人からの送金に関する助言
    • パスポートの新規発給または「帰国のための渡航書」の発給(要手数料)など
  • 災害・騒乱などの
    緊急事態
    • 日本人の安否確認に対する最大限の努力
    • 日本人被害者に対する支援
    • インターネットや連絡網を通じた情報提供
    • 退避の支援
  • 行方不明
    • 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願に関する助言
    • 現地警察に対する捜査の申し入れ
  • 逮捕・拘禁
    • 領事による本人との面会または連絡
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 家族との連絡支援
    • 差別的、非人道的な扱いを受けている場合における関係当局への改善要求
  • 海外で困ったら

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