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- 世界遺産ヴォーバンの要塞、サン・マルタン・ド・レ
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- ヨーロッパ>フランス
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/07/09 00:00
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先日書いたルイ14世直属軍事建築家ヴォーバンの要塞が残るベルフォールブログの続きです。今日は実際に世界遺産に登録されている、サン・マルタン・ド・レという街の要塞を紹介します。
サン・マルタン・ド・レ(Saint-Martin-de-Ré)は、レ島 (Île de Ré)という大西洋の島にあるちいさな街。現在は太陽がまぶしいフランスの大リゾート地でありながら、過去イギリス軍との激しい攻防の地として戦争の歴史を持つ島。かつての立派な要塞が残ります。とはいっても、現在要塞のもっぱらの使用目的は、ピクニックです。。 みんな芝生に寝そべってたのしそうにしています〜
街中からみるとわかりにくいのですが、サン・マルタン・ド・レの要塞は空から見ると見事な星型になっています。近くでみると大きすぎてパーツパーツだけではそれは感じられないのがちょっと残念。空から見てみたい!
サン・マルタン・ド ・レの街は、港を中心にカフェやレストラン、石造りの家々がならびます。わたしが行った日はお天気がとってもよくてテンションがあがりました!海がとってもとってもとってもキレイです^^ さすがリゾート地ですね。
お土産やさん通り。帽子やサンダルなどの夏グッズがいっぱい!
港のテラス席、どのレストランもいっぱいです。屋内はガラガラなのに。
世界遺産に登録されている12のヴォーバンの要塞はフランス全土に点在しています。興味あるかたはぜひ要塞めぐりをしてみてくださいね。
(城)
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- フランス ヴォーバン 世界遺産 要塞 レ島
- ルイ14世直属軍事建築家ヴォーバンの要塞が残るベルフォール
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- ヨーロッパ>フランス
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/07/08 00:00
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フランスには2017年現在42の世界遺産がありますが、そのうちの1つ、『ヴォーバンの防衛施設群』をご存知でしょうか。 ヴォーバン(Vauban)とは、フランス太陽王ルイ14世直属の軍事建築家で、ルイ14世率いるフランス軍がヨーロッパ各地で陣地争奪を行うにあたり、要塞の築城を一任され、フランス軍の強固な守りに貢献した人物。その後ヴォーバンの築城術は世界の要塞建築史に多大な影響をもたらしました。
パリからTGVで2時間半のところにある、ベルフォール Belfortという街にも、そのヴォーバンが築いた要塞がいまでも街中に残っています。 ベルフォールの要塞は1687年ヴォーバンによって構築され、現在はフランスの歴史的建造物に認定されています。ベルフォールの要塞は先述の世界遺産『ヴォーバンの防衛施設群』には含まれていません。世界遺産に登録されているヴォーバンの要塞は12カ所のみ、彼は生涯150もの要塞を構築していて、そのうちヴォーバンの建築理論が巧みに表されているものが上位12に登録されているのだとか。
なぜベルフォールに要塞を?ベルフォールはドイツ、スイス国境に近いブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏というところに位置します。そのため長い歴史の中両軍との領土攻防に何度も影響を受けた地にありますが、1870年普仏戦争ではこの要塞のおかげでプロイセン領への併合を免れ、フランス領に残ることになりました。
要塞ではジョギングしたりお散歩したりピクニックしたり、今ではすっかり街の一部の建物です。
さて、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏といえば???そうです、フランスで最も愛されている熟成ハードチーズ、コンテチーズの生産地なんです!!!コンテチーズは、この地方、ジュラ山脈一帯で作られるチーズで、香り高くクセがなく、一年中食べても飽きない風味豊かなチーズですね。
フランスの魅力はパリだけではありませんね!地方にも魅力がいっぱいです♪
(城)
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- フランス ベルフォール 要塞 ヴォーバン 世界遺産
- 廃墟の修道院 シャアリ Chaalis 6月のバラ祭り
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/06/17 00:00
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パリの北東50km、車で1時間ほどのところにある人口350名ほどの小さな小さな村シャアリ Chaalis。シャアリ村のはずれにある修道院で、毎年6月にバラ祭りが行われています。
フランス国王ルイ6世の命により12-13世紀に建設されたシャアリ修道院。1000ヘクタールにも及ぶ広大な敷地内には、現在は廃墟となっているシトー会修道院、修道内所属のチャペル、現在は美術館となっている旧邸宅、そして広大な庭園!
約15年も続くシャアリ6月のバラ祭り。今年も100以上もの展示者によるバラやその他の花々の展示が行われ、お庭いじりが大好きなフランス人たちでとってもにぎわっていました〜
手前にあるのが廃墟の修道院、置くにあるのがチャペルです。
ここのチャペル、日本人のウェディングでも使用されたことがあるそうです。
現在は美術館になっている旧邸宅。イタリアのルネサンスや18世紀のフランス美術品を中心に展示されています。ここ実はパリにあるジャックマール・アンドレ美術館のオリジナル館。というのもここの邸宅はマダム・ジャックマールの所有だったそうなんです。
シャアリの村では、年に1度このバラ祭りに合わせて、OPEN GARDENというイベントをやっています。個人宅の庭をこの日に限り一般に開放するイベントです。私たちが見せてもらったおうちは2500?という広大な敷地のお宅・・・。老夫婦がお2人でケアしているそうですが、ものすごく大変、とおっしゃっていました^^; お庭の中にいると、鳥の鳴き声と風でそよぶ木々の音しかしませんでした。なんともステキなおうち。
6月、バラの季節ですね♪♪
シャアリ修道院 l'Abbaye de Chaalis
60300 Fontaine-Chaalis
(城)
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- フランス パリ シャアリ 修道院 バラ
- ロワール地方のフォトジェニックな城・シュノンソー城
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>ロワール
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2017/06/11 00:00
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- 城 シャトー ロワール 散歩 地方
- 「星の伝説」のあるフランスで最も美しい村「ムスティエ・サント・マリー」
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 自然・植物
- 投稿日:2017/06/09 00:00
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フランスで最も美しい村の一つであり、2013年には、フランスの人気テレビ番組でプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏から「地域でもっとも美しい村」に選出された、「ムスティエ・サント・マリー」村を訪れてきました。
なんと、断崖の上に教会があります。村に2つあるノートル・ダム寺院のうちの1つで、こちらは、岩山の上に造られた修道士たちの教会。こちらまで階段で登れますので、村を訪れた際は、ぜひ登っておきたいです。上からの村の眺めも抜群です★
そして、岩と岩の間をズームすると・・・。
見えますか?星が、鎖につながれた星が吊るされています★
なぜ星が吊り下げられたのかは明らかにはなっていませんが、2つの有力説があります。
ひとつは、1210年にサラセン(イスラム教徒)の捕虜となっていた十字軍兵士ブラカス騎士が、「もし私が無事にムスティエ村に戻ることができたら、聖母に捧げる星を掲げましょう」と祈り誓い、後に村に戻った兵士が約束どおり星を掲げた、という説。
こちらが、村の中心に立つレンガ造りのもう一つの教会です。塔の隙間からも緑の葉っぱがのぞいていて、微笑ましいです。
村の看板もかわいい♪
村のマルシェにも行ってみました。星の伝説にあやかった、素朴なはちみつとラベンダーの星の形のクッキーが売っていました★ 村歩きのお供に買っておくと小腹がすいても大丈夫です♪
そして、ムスティエ・サント・マリーは、あのマリー・アントワネットも大好きだったという、「ムスティエ焼き」という陶器の村でもあります。
17世紀に、イタリアのマジョリカ陶器の製法が、この村に伝えられ、上薬をかけて美しい装飾を施したファイアンス焼きの一種、「ムスティエ焼き」が、その後の伝統産業となりました。
ルイ14世が、領土の拡張政策をとり、戦費の調達に銀食器を供出させ、陶器に変えることを命じたことから、ムスティエのファイアンス陶器への需要が急増しました。19世紀以降は、競合する産地が現れ、徐々に勢いを失って行きましたが、それでもこうやって味わいのあるムスティエ焼きを生み出しています。
大事な方へのおみやげにもオススメです。
(桃)
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- 美しい 村 ムスティエ アントワネット マリー
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