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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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マドリッド美術館めぐり (スペイン)マドリッド

2001/04/08 11:45
エリア:
  • ヨーロッパ > スペイン > マドリード
テーマ:
  • 鑑賞・観戦
 世界に名だたる名作、有名美術館が立ち並ぶマドリッド。
 その中でも我々が一番に目指した作品は、そう「ピカソのゲルニカ」。

 ゲルニカのあるソフィア王妃芸術センターには、朝から長蛇の列。もちろんゲルニカの前には黒山の人だかり。
 それでも、実物で見るゲルニカは凄い迫力だ。

 ソフィア王妃芸術センターを出て、ティッセン・ボルネミッサ美術館へ行く途中、通りがかったプラド美術館、今日、日曜日は入場無料だと言う。
 一日に3つもの美術館を見てまわるのは大変なので、プラド美術館は後日ゆっくり来ようと思っていたのだが、無料と聞くと話は別、プラド美術館の入口の門をくぐる。

 このプラド美術館、所蔵の作品数は8000点は下らないと言う、世界でも有名な美術館。もちろん世界に名だたる名作揃い。
 とは言っても、我々には十分な前知識がある訳ではない。

 そこでおススメされたのが、「短時間で見れるプラド美術館」と言う日本語の本。
 広大なプラド美術館の莫大な展示品の中から、特に見逃せない名作を効率良く見てまわる為の、ガイドブックだ。

 ここまで来て、世界的名作の数々をただ見て流してしまうのはもったいない。
 美術館入口で、この「短時間〜」を買って、見てまわる事にする。

 「え〜と、入口の階段を上がって右手の部屋には・・・ん???」
ガイド本「短時間〜」にそこにあるとされている絵がない。
 「第××室には・・・ん??」
またもや本のナビゲーション通り進んでも、そこにあるとされている絵はない。
 「あれ、こんな所に見逃せないって書いてある絵が・・・。」
そこは本に書かれているのとは全く別の展示室。

 どうやら、見逃せない名作を始め、美術館内の展示品は大幅に配置換えされており、「短時間〜」で書かれてあるガイドは更新されておらず昔のまま。
 せっかくなけなしのお金を払って買った「短時間〜」だが、この本に従おうとしたばかりに返って短時間で思いっ切り迷ってしまう。

 今日、日曜日のプラド美術館は、入館料は無料だが、閉館時間は午後の早い時刻。
 結局ほとんど館内の数ある見逃せない名画をゆっくり見る事なく、プラド美術館を後にする。

 「またもう一度、朝からゆっくり来ようね。」
と、リベンジを誓い、次のティッセン・ボルネミッサ美術館へ向かう。

 一日で3つもの美術館をハシゴし、プラド美術館ではガイド本「短時間〜」に振り回され、さすがに疲れ果てて夕方を迎える。

 それもその筈、どこも世界に名立たる名美術館、そしてその中は世界的名作揃い。
 自然の美しさ、厳しさ、人間の美しさ、愚かさ、喜怒哀楽・・・その一枚一枚に凝縮された世界が、画家達の思いが、見る我々の目に飛び込み、訴えかけて来るのだ。

 そんな絵画を、今日一日で一体何枚、いや何百枚見た事だろう。もう頭がクラクラだ。

 沢山の絵を見て、疲れて、お腹が空いて。
 夜はスペイン料理食べ放題の「ビュッフェ」で、「モトを取らなきゃ!」と、つい食べ過ぎ、胃まで疲れ果てる。



【食事】

朝:バゲット、カフェオレ
昼:ポテトチップ
夜:ビュッフェ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったマドリッドの見所/美術館*
・王宮 :1000pt
 →まぁまぁ
・ソフィア王妃芸術センター :日曜に付き無料 
 →ゲルニカはじめ、なかなか。ミロ、ダリの作品も充実。
・プラド美術館 :日曜に付き無料
 →本文の通り「短時間で見るプラド美術館」は買ってはいけません。かえって迷うだけです。
・ティッセン・ボルネミッサ美術館 :1100pt
 →見応えあり!!一枚、一枚、特に前知識がなくても十分に堪能できる。わかり易くも素晴らしい名作揃い。

【宿】(マドリッド)G.H.Prado 4000pt/シングルを2人で利用
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