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- 37カ国目、チェコの都プラハ (オーストリア)ウィーン→(チェコ)プラハ
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エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
- ヨーロッパ>チェコ>プラハ
- テーマ:街中・建物・景色 鑑賞・観戦 世界遺産
- 投稿日:2001/05/05 12:45
ウィーンからプラハへのバスでの道中はいい天気。
黄色いじゅうたんの様な菜の花畑など、車窓の景色も気持ちいい。
ところが北進し、プラハに着く頃には、空にはどんよりとした雲が立ちこめる。
プラハの春はまだ寒い。
宿を取ると上着を着て、時折小雨がパラつく中、旧市街に向かって散歩に出る。
旧市街の広場には、ティーン教会、旧市庁舎など、鋭角な円錐型の塔のまわりを、小さなロケット噴射口の様な飾りで囲またれそのシルエットは、まるでSF映画かアニメに登場する宇宙ロケットの様だ。
そんなロケット型の幾つかの黒い塔に見下ろされる広場と、そこから周囲に拡がる石畳の路地。これまで見て来た西欧の街並とは違う、独特の雰囲気が漂っている。
広場から路地を抜けると、ウルタヴァ川に突き当たる。
対岸の丘の上にはプラハ城。
その周囲から裾野に到るまで、オレンジ色の屋根の旧市街の家々が段々畑の様に立ち並ぶ。
美しい。正に絵に描いた様な美しさ。
あまりの美しさに、対岸のプラハ城下の街並を見て、しばらく身動きすることができなかった。
これが東欧、これがプラハだ。
今日は天気も良くないし、もう暗くなりかけている。
橋を渡ってプラハ城下へ行くのは明日にしよう。
旧市街の路地を戻っていると、小さなマリオネット(人形劇)劇場に差し掛かる。
見ると、あと30分程で丁度開演だ。
マリオネットはチェコの伝統芸能のひとつで、一度は本物を見てみたいと思っていたのだ。
演目はモーツァルトのオペラ・ドンジョバンニ。
ところが、当たり前の事なのだが、セリフは全てチェコ語。
何を言っているか全くわからず。
まあ、本場のマリオネットの雰囲気だけ、少々見させて頂いたという感じ。
スーパーで晩ご飯の自炊用の食材を仕入れて宿へ戻ろうかという時、ついに空をおおう黒い雲から、冷たい雨が絶え間なく降り始めてしまう。
スーパーで折りたたみカサを一つ買って、2人でカサの中に入り、急ぎ足で宿に向かう。
雨足は次第に強まり、宿に着く頃には、足元はビショビショ、体も冷え切ってしまう。
どんよりとした曇り空に冷雨、その下に静かにたたずむ美しい旧市街。
なかなか味わい深い、東欧第一歩の一日だった。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)ビーフストロガノフ・パスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
1US$ ≒ 40CK(チェコ・クローネ)
・ウィーン→プラハ(バス)7:00発 12:00着 325AS
・マリオネット/ドンジョバンニ 450CK
【宿】
(プラハ)Hostel Elf 260CK/ドミトリ1人/朝食付
黄色いじゅうたんの様な菜の花畑など、車窓の景色も気持ちいい。
ところが北進し、プラハに着く頃には、空にはどんよりとした雲が立ちこめる。
プラハの春はまだ寒い。
宿を取ると上着を着て、時折小雨がパラつく中、旧市街に向かって散歩に出る。
旧市街の広場には、ティーン教会、旧市庁舎など、鋭角な円錐型の塔のまわりを、小さなロケット噴射口の様な飾りで囲またれそのシルエットは、まるでSF映画かアニメに登場する宇宙ロケットの様だ。
そんなロケット型の幾つかの黒い塔に見下ろされる広場と、そこから周囲に拡がる石畳の路地。これまで見て来た西欧の街並とは違う、独特の雰囲気が漂っている。
広場から路地を抜けると、ウルタヴァ川に突き当たる。
対岸の丘の上にはプラハ城。
その周囲から裾野に到るまで、オレンジ色の屋根の旧市街の家々が段々畑の様に立ち並ぶ。
美しい。正に絵に描いた様な美しさ。
あまりの美しさに、対岸のプラハ城下の街並を見て、しばらく身動きすることができなかった。
これが東欧、これがプラハだ。
今日は天気も良くないし、もう暗くなりかけている。
橋を渡ってプラハ城下へ行くのは明日にしよう。
旧市街の路地を戻っていると、小さなマリオネット(人形劇)劇場に差し掛かる。
見ると、あと30分程で丁度開演だ。
マリオネットはチェコの伝統芸能のひとつで、一度は本物を見てみたいと思っていたのだ。
演目はモーツァルトのオペラ・ドンジョバンニ。
ところが、当たり前の事なのだが、セリフは全てチェコ語。
何を言っているか全くわからず。
まあ、本場のマリオネットの雰囲気だけ、少々見させて頂いたという感じ。
スーパーで晩ご飯の自炊用の食材を仕入れて宿へ戻ろうかという時、ついに空をおおう黒い雲から、冷たい雨が絶え間なく降り始めてしまう。
スーパーで折りたたみカサを一つ買って、2人でカサの中に入り、急ぎ足で宿に向かう。
雨足は次第に強まり、宿に着く頃には、足元はビショビショ、体も冷え切ってしまう。
どんよりとした曇り空に冷雨、その下に静かにたたずむ美しい旧市街。
なかなか味わい深い、東欧第一歩の一日だった。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)ビーフストロガノフ・パスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
1US$ ≒ 40CK(チェコ・クローネ)
・ウィーン→プラハ(バス)7:00発 12:00着 325AS
・マリオネット/ドンジョバンニ 450CK
【宿】
(プラハ)Hostel Elf 260CK/ドミトリ1人/朝食付
- 王宮ガーデンで、 (オーストリア)ウィーン
-
エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2001/05/04 12:42
午前、美術史博物館で常設展示と特別展示のエルグレコ展を見た後、隣の王宮のガーデンのベンチでひと休みのつもりが、ぐっすり昼寝。
うたかたの春の穏やかな気候のせいだろうか、それともさすがに長旅の疲れがここに来て出てきたのだろうか。
とにもかくにも、
「昼寝って気持ちいいね♪」
と、寝るのが大好きな我々。
ウィーンの王宮のガーデンでお昼寝なんて、これもまた、最高に贅沢な旅のひと時でありました。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:クッキー、ポテトチップ
夜:(自炊)トマトパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・美術史博物館 100AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
うたかたの春の穏やかな気候のせいだろうか、それともさすがに長旅の疲れがここに来て出てきたのだろうか。
とにもかくにも、
「昼寝って気持ちいいね♪」
と、寝るのが大好きな我々。
ウィーンの王宮のガーデンでお昼寝なんて、これもまた、最高に贅沢な旅のひと時でありました。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:クッキー、ポテトチップ
夜:(自炊)トマトパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・美術史博物館 100AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
- ウィーンお散歩 (オーストリア)ウィーン
-
エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2001/05/03 12:35
朝、昨日申請したスロバキアVISAを受け取りにスロバキア大使館へ。
スロバキア大使館は、ウィーン中心街よりほんの少しだけ郊外にあるのだが、一帯は緑の畑地の丘陵に囲まれたのどかな住宅地。
ウィーンが、森の都と呼ばれるゆえんだ。
程近くには、ドナウ川が流れており、スロバキアVISAを受領すると、その足でドナウ川まで散歩。
だが、ここはオーストリアの首都ウィーン。
ドナウ川に近づくと川に沿ってドカーンと大きな高速道路が頭上にそびえる。
川辺は舗装されたサイクリングロードが敷かれ、遠くにはガンガン車が行き交う、味も素っ気もない鉄の橋。
「何だか江戸川と変わらないね。」
ドナウ川も、もっと郊外へ流れ出ないとその優雅な流れを楽しめないのかも知れない。
目の前を遊覧船が通り過ぎて行く。
午後は中心街に戻って、繁華街を散歩。
繁華街の中心には、お姫様風の教会、シュテファン寺院が、そそとたたずむ。
そんな繁華街の一角に、人だかりに沸く、小さなショップを目にする。特に日本人観光客の姿が多い様だ。
ショップのショーウィンドゥには、大き目のまん丸いチョコレートが並んでいる。
ここはチョコレートで有名な、ザッハトルテという店で、ウィーンのお土産の定番になっているそうだ。
「知り合いに買って来てって頼まれたんですけど、どれがいいんですかね?」
と、突然、熟年のご夫婦に尋ねられる。
「そんなぁ・・・。我々だってわからないよ。」
と、返答に困っていると、
「これ、これ、これでいいんだろ。」
と、ご主人が指さしている立派な木箱に入った丸いチョコレートケーキは、1つ3000円程もする。
安めのチョコでもひとつ2000円は下らない。
店先のオープンカフェのテーブルで、薄ぺらい三角状にカットされたものを頼んでも1000円程する。
テーブルでは、カップルで一人前を注文し、小さな三角チョコを2人でつつましやかに「シェア」する白人旅行者の姿も目にした。
「そんなに有名なものなら・・・。」
とさんざん悩んだあげく、我々はパス。
「どうせ、ちょっとおいしい甘いチョコなんだろ、(我々は)ガーナで本場のチョコを食べたし。」
などと、苦しい言い訳で自分自身を納得させる。
「でもガーナってチョコの本場って言うより、単なるカカオの産地なんじゃ・・・。」
「目の毒、目の毒、宿に戻って今日も(自炊の)パスタだ☆☆☆」
【食事】
朝兼昼:カツレツ、ハンバーグ
(スーパーのお惣菜コーナーで買ってドナウ川辺で食べる。スーパーのお惣菜は格安ながら結構おいしくあなどれません)
夜:(自炊)ツナパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・今日ウィーンでインターネットをしました。
※ウィーンミッテ駅のすぐそばにある、バス会社、ユーロライン社のオフィスで無料でできる。
※日本語ページのブラウジング不可(セキュリティーがかかっていて、ダウンロードできない。)
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
スロバキア大使館は、ウィーン中心街よりほんの少しだけ郊外にあるのだが、一帯は緑の畑地の丘陵に囲まれたのどかな住宅地。
ウィーンが、森の都と呼ばれるゆえんだ。
程近くには、ドナウ川が流れており、スロバキアVISAを受領すると、その足でドナウ川まで散歩。
だが、ここはオーストリアの首都ウィーン。
ドナウ川に近づくと川に沿ってドカーンと大きな高速道路が頭上にそびえる。
川辺は舗装されたサイクリングロードが敷かれ、遠くにはガンガン車が行き交う、味も素っ気もない鉄の橋。
「何だか江戸川と変わらないね。」
ドナウ川も、もっと郊外へ流れ出ないとその優雅な流れを楽しめないのかも知れない。
目の前を遊覧船が通り過ぎて行く。
午後は中心街に戻って、繁華街を散歩。
繁華街の中心には、お姫様風の教会、シュテファン寺院が、そそとたたずむ。
そんな繁華街の一角に、人だかりに沸く、小さなショップを目にする。特に日本人観光客の姿が多い様だ。
ショップのショーウィンドゥには、大き目のまん丸いチョコレートが並んでいる。
ここはチョコレートで有名な、ザッハトルテという店で、ウィーンのお土産の定番になっているそうだ。
「知り合いに買って来てって頼まれたんですけど、どれがいいんですかね?」
と、突然、熟年のご夫婦に尋ねられる。
「そんなぁ・・・。我々だってわからないよ。」
と、返答に困っていると、
「これ、これ、これでいいんだろ。」
と、ご主人が指さしている立派な木箱に入った丸いチョコレートケーキは、1つ3000円程もする。
安めのチョコでもひとつ2000円は下らない。
店先のオープンカフェのテーブルで、薄ぺらい三角状にカットされたものを頼んでも1000円程する。
テーブルでは、カップルで一人前を注文し、小さな三角チョコを2人でつつましやかに「シェア」する白人旅行者の姿も目にした。
「そんなに有名なものなら・・・。」
とさんざん悩んだあげく、我々はパス。
「どうせ、ちょっとおいしい甘いチョコなんだろ、(我々は)ガーナで本場のチョコを食べたし。」
などと、苦しい言い訳で自分自身を納得させる。
「でもガーナってチョコの本場って言うより、単なるカカオの産地なんじゃ・・・。」
「目の毒、目の毒、宿に戻って今日も(自炊の)パスタだ☆☆☆」
【食事】
朝兼昼:カツレツ、ハンバーグ
(スーパーのお惣菜コーナーで買ってドナウ川辺で食べる。スーパーのお惣菜は格安ながら結構おいしくあなどれません)
夜:(自炊)ツナパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・今日ウィーンでインターネットをしました。
※ウィーンミッテ駅のすぐそばにある、バス会社、ユーロライン社のオフィスで無料でできる。
※日本語ページのブラウジング不可(セキュリティーがかかっていて、ダウンロードできない。)
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
- ウィーン名作めぐり (オーストリア)ウィーン
-
エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2001/05/02 12:27
今日は2日目のウィーンで、これぞ名品とうならさせられる物を見させてもらった。
まずその一つは、昨日も訪れた、かつてのハプスブルグ家の宮殿、シェーンブルン宮殿内にある、馬車博物館。
昨日、宮殿を訪れた時、この馬車博物館だけは閉館していたのだが、どうしても気になって今日、再度来てみたのだ。
そしてそこに並べられた馬車の豪華絢爛たるや、期待を裏切らず。
特にマリアテレジが嫁入りに使った馬車は、正に芸術品、ため息が出る程だ。
それにしても王族の最高の贅沢品の一つ、豪華な馬車は、思ったよりずっと大きく、一つの馬車を引くのに4〜8頭もの馬に引かせていたそうだが、こんな重そうなものを引かされる馬達はさぞかし大変だったろうに。。。
次に向かったにはベルベデーレ宮殿、ここは美術館になっている。
そこで我々、特にJunkoをうならせたのは、近代画家クリムトのコレクションだ。
大胆な色使いは、どこか日本画にも似ている。ただ、女性の表情を描写する色使いはうって変わって繊細そのもの。その対比が不思議で、妖艶な雰囲気をかもし出す。
最後に、我々、特に自分をうならせたのは、馬にのり、勇壮に振舞う歴史上ハプスブルグ家の最大のライバル、そうフランスのナポレオンの絵。
教科書等でナポレオンを紹介する時に、必ず載っているものだ。
あの絵は、ここベルベデーレ宮殿の美術館にあったのか、知らなかった。
その絵を直に見れるなんて、予想していなかっただけに、感激もひとしおだ。
さあ、今日も一日ウィーンで名作、名品を楽しんだ後は、ホステルへ戻って、スーパーで買った食材で自炊。
「あの馬車、凄かったねえ。」
「クリムトは素敵だったなあ。」
などと、昼間見た名作、名品の余韻もおかずに、つつましやかなディナー。
そしてドミトリーのベッドで就寝。
オーストリアはウィーン、居心地はなかなか、悪くない。
【食事】
朝:チーズサンド
昼:チーズブレッド
夜:(自炊)ツナパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・今日朝、スロバキアのVISA申請に行きました。翌日受取 379AS
・馬車博物館 60AS
・ベルベデーレ宮殿 100AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
まずその一つは、昨日も訪れた、かつてのハプスブルグ家の宮殿、シェーンブルン宮殿内にある、馬車博物館。
昨日、宮殿を訪れた時、この馬車博物館だけは閉館していたのだが、どうしても気になって今日、再度来てみたのだ。
そしてそこに並べられた馬車の豪華絢爛たるや、期待を裏切らず。
特にマリアテレジが嫁入りに使った馬車は、正に芸術品、ため息が出る程だ。
それにしても王族の最高の贅沢品の一つ、豪華な馬車は、思ったよりずっと大きく、一つの馬車を引くのに4〜8頭もの馬に引かせていたそうだが、こんな重そうなものを引かされる馬達はさぞかし大変だったろうに。。。
次に向かったにはベルベデーレ宮殿、ここは美術館になっている。
そこで我々、特にJunkoをうならせたのは、近代画家クリムトのコレクションだ。
大胆な色使いは、どこか日本画にも似ている。ただ、女性の表情を描写する色使いはうって変わって繊細そのもの。その対比が不思議で、妖艶な雰囲気をかもし出す。
最後に、我々、特に自分をうならせたのは、馬にのり、勇壮に振舞う歴史上ハプスブルグ家の最大のライバル、そうフランスのナポレオンの絵。
教科書等でナポレオンを紹介する時に、必ず載っているものだ。
あの絵は、ここベルベデーレ宮殿の美術館にあったのか、知らなかった。
その絵を直に見れるなんて、予想していなかっただけに、感激もひとしおだ。
さあ、今日も一日ウィーンで名作、名品を楽しんだ後は、ホステルへ戻って、スーパーで買った食材で自炊。
「あの馬車、凄かったねえ。」
「クリムトは素敵だったなあ。」
などと、昼間見た名作、名品の余韻もおかずに、つつましやかなディナー。
そしてドミトリーのベッドで就寝。
オーストリアはウィーン、居心地はなかなか、悪くない。
【食事】
朝:チーズサンド
昼:チーズブレッド
夜:(自炊)ツナパスタ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・今日朝、スロバキアのVISA申請に行きました。翌日受取 379AS
・馬車博物館 60AS
・ベルベデーレ宮殿 100AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人
- これぞ宮廷文化・シューンブルン宮殿 (オーストリア)ウィーン
-
エリア:
- ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
- テーマ:鑑賞・観戦 世界遺産 グルメ
- 投稿日:2001/05/01 12:17
「ウィーン」、この優雅な響き。
頭の中では既にドナウ川が流れ、ウィンナワルツが奏でられている。
そんな我々の心のウィーンのイメージがぴったりなのが、シェーンブルン宮殿。
まずは、庭が広い。
宮殿前のメイン・ガーデンになめらかな曲線の花模様。その背後にはでっかい調度品の様な噴水と神殿の様な形のテラスかこちらを向いている。
豪華絢爛な宮殿内は、ただ豪華なだけにあらず。
ここで、あそこの部屋で、マリア・テレジが、マリーアントワネットが、モーツァルトが立ち振るまい、数々の実話のドラマが産み出されたのだ。
そんな華やかな歴史の舞台に今、自分が立っている。
おとぎ話か宝塚のお話の様に思っていた数々のエピソードや登場人物はやっぱり現実の事だったんだと思い知らされる。
お昼は、王室時代から続く伝統ある宮廷ベーカリーで、伝統のパイ包みのお菓子作りの実演を見た後、宮廷御用達の甘味やケーキを、クラシック音楽のBGMの中でご賞味。
「いやー何だかヨーロッパ、ウィーンて感じだね」
なんて、いい気分にひたっていたのだが、夕方、宮廷の庭を見下ろすテラスのレストランで、いい気分に誘われるまま奮発してお食事。
だが、大忙しのウェイターに、チェック時にからまれてしまう。
お釣だと、どさっとテーブルの上に置かれた山積みの小銭のコイン。
「普通のお金で釣をくれ」
と、訴えると、そのウェイターはこちらの腕をつかみ、真っ赤な顔で、
「これだって金だ。」
と、凄まれる。
大声で抗議すると、さすがにまわりの目を気にしたのか、普通の妥当なコインでお釣を手渡される。
このウェイターはさっきも、ビールの空きビンをほとんどわざと落として割ったりと大暴れ。
いくら大忙しだからって、この伝統ある宮廷で、せっかく優雅なムードにひたってたのに・・・。
夜は、宮廷一角のオランジェと言うホールで行われるウィンナワルツのコンサートへ。
大奮発でチケットを買い、やっぱりウィーンで本場のウィンナワルツを聴かないと、と期待に胸を膨らます。
ホール内の他のお客さんの多くは日本人観光客で、皆かなりめかし込んでおり、その期待の大きさがうかがえる。アフリカからの旅の道中の、我々のみすぼらしい格好は、どうやら浮き気味だ。
だが、ホールの音響は良くなく、演奏のクオリティも高くない。
連夜行われているこのコンサートは、完全に観光客用のショーに過ぎないのだ。
かつてヨーロッパに、世界に、その名を響かせたウィーンの宮廷文化も、今や一大観光名所ということだろう。
そしてウィーンも人の子、人の街。
ビールにソーセージ等肉食、脂食のせいでしょうか、街にはぜい肉たっぷりの思いっ切りお腹をたらした方々の姿が、殊に目に付く。
これもまたウィーン。
ウィーン中に見られるお寿司のファーストフード店、それをハシでつまむウィーンの人々は、本当においしいと思って食べているのだろうか。恐らく健康に気を使ったヘルシー志向の上だと思われる。
高貴な都市だと思っていたウィーンだが、寿司をちびちびとハシでつまみ、ひたすらランニングやサイクリング、ローラーブレードで汗を流す大勢のウィーン子達に目を細めてしまう。
豊かな国オーストリアでも、日本でも、成人病は怖いんですね。
【食事】
朝:チーズサンド、クッキー
昼:王宮ベーカリーのケーキ
夜:パスタ、フランクフルトソーセージ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・シェーンブルン宮殿 195AS
・シェーンブルン宮殿オランジェホールでのコンサート(モーツァルト、ウィンナワルツなど)390AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人 キッチン付き ウイーンでは格安の宿。
頭の中では既にドナウ川が流れ、ウィンナワルツが奏でられている。
そんな我々の心のウィーンのイメージがぴったりなのが、シェーンブルン宮殿。
まずは、庭が広い。
宮殿前のメイン・ガーデンになめらかな曲線の花模様。その背後にはでっかい調度品の様な噴水と神殿の様な形のテラスかこちらを向いている。
豪華絢爛な宮殿内は、ただ豪華なだけにあらず。
ここで、あそこの部屋で、マリア・テレジが、マリーアントワネットが、モーツァルトが立ち振るまい、数々の実話のドラマが産み出されたのだ。
そんな華やかな歴史の舞台に今、自分が立っている。
おとぎ話か宝塚のお話の様に思っていた数々のエピソードや登場人物はやっぱり現実の事だったんだと思い知らされる。
お昼は、王室時代から続く伝統ある宮廷ベーカリーで、伝統のパイ包みのお菓子作りの実演を見た後、宮廷御用達の甘味やケーキを、クラシック音楽のBGMの中でご賞味。
「いやー何だかヨーロッパ、ウィーンて感じだね」
なんて、いい気分にひたっていたのだが、夕方、宮廷の庭を見下ろすテラスのレストランで、いい気分に誘われるまま奮発してお食事。
だが、大忙しのウェイターに、チェック時にからまれてしまう。
お釣だと、どさっとテーブルの上に置かれた山積みの小銭のコイン。
「普通のお金で釣をくれ」
と、訴えると、そのウェイターはこちらの腕をつかみ、真っ赤な顔で、
「これだって金だ。」
と、凄まれる。
大声で抗議すると、さすがにまわりの目を気にしたのか、普通の妥当なコインでお釣を手渡される。
このウェイターはさっきも、ビールの空きビンをほとんどわざと落として割ったりと大暴れ。
いくら大忙しだからって、この伝統ある宮廷で、せっかく優雅なムードにひたってたのに・・・。
夜は、宮廷一角のオランジェと言うホールで行われるウィンナワルツのコンサートへ。
大奮発でチケットを買い、やっぱりウィーンで本場のウィンナワルツを聴かないと、と期待に胸を膨らます。
ホール内の他のお客さんの多くは日本人観光客で、皆かなりめかし込んでおり、その期待の大きさがうかがえる。アフリカからの旅の道中の、我々のみすぼらしい格好は、どうやら浮き気味だ。
だが、ホールの音響は良くなく、演奏のクオリティも高くない。
連夜行われているこのコンサートは、完全に観光客用のショーに過ぎないのだ。
かつてヨーロッパに、世界に、その名を響かせたウィーンの宮廷文化も、今や一大観光名所ということだろう。
そしてウィーンも人の子、人の街。
ビールにソーセージ等肉食、脂食のせいでしょうか、街にはぜい肉たっぷりの思いっ切りお腹をたらした方々の姿が、殊に目に付く。
これもまたウィーン。
ウィーン中に見られるお寿司のファーストフード店、それをハシでつまむウィーンの人々は、本当においしいと思って食べているのだろうか。恐らく健康に気を使ったヘルシー志向の上だと思われる。
高貴な都市だと思っていたウィーンだが、寿司をちびちびとハシでつまみ、ひたすらランニングやサイクリング、ローラーブレードで汗を流す大勢のウィーン子達に目を細めてしまう。
豊かな国オーストリアでも、日本でも、成人病は怖いんですね。
【食事】
朝:チーズサンド、クッキー
昼:王宮ベーカリーのケーキ
夜:パスタ、フランクフルトソーセージ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・シェーンブルン宮殿 195AS
・シェーンブルン宮殿オランジェホールでのコンサート(モーツァルト、ウィンナワルツなど)390AS
【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人 キッチン付き ウイーンでは格安の宿。
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