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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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秘境の国境越え (エチオピア)メッタマ→(スーダン)ガラバート→ゲダレフ

2000/12/28 14:21
エリア:
  • アフリカ > エチオピア > エチオピアその他の都市
  • アフリカ > スーダン > スーダンその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / 鉄道・乗り物
  • / グルメ
 朝8時、軽い朝食を済ますと、エチオピアのイミグレ係官の先導で、歩いて国境を渡り、スーダン側のガラバートへ。

 ガラバートのスーダンのイミグレーションの話では
 「今スーダンはラマダン明けの祝日中で、今日は車はない。多分2〜3日は待つことになる。」

 しばらくして「ここで車を待つ様に。」と、パスポートコントロールオフィスの敷地(と言ってもワラの塀で囲まれただけの場所)内のワラブキの小屋へ通され、そこのベッドで日がな2人で昼寝をしてゲダレフへ行く車が現れるのを待つ。

 「今日にもゲダレフ行の車に乗れるのだろうか?それともここで2〜3日待つのだろうか?今日車がなければ、もしかしたら、(エチオピア側の)メッタマへ返されてしまうのだろうか?」

 小屋の中は、強烈な日差しがさえぎられ、いくらかは過ごし易いとは言え、うだるような暑さ。それに昨日からパンばかり、でロクな物も食べてない。
 お昼前、うなだれるJunkoを置いてガラバートの集落へ昼食の買い出しに出る。

 ここガラバート、街と言うほどでもない、エチオピアとの輸出入の物資が積まれ、その作業者達が働くそれだけの場所で、宿もなければ人々の生活している空気もうかがえない。 作業員や働く人向けの屋台だけは幾つか並んでいる。

 屋台街へ分け入ると、それでもここはスーダン、エチオピアの村などとは売られている食べ物が明らかに異なっている。エチオピアではほとんど見られなかった卵焼き(スクランブルエッグ風)、や、油がギトギトのヤギか羊のシシカバブ風の焼肉などもある。

 栄養を付けなければと言う思いも山々だが、この猛暑だ。さっぱりとしたトマト一山と、大きなおわんに入った冷えたオレンジジュースを持ってJunkoがうなだれる小屋へ戻る。

 手持ちのパンと併せてトマトをしゃぶる。乾いた体に冷えたオレンジジュースでクールダウン。どうやらJunkoも生き返った様だ。

 「もう今日は車はないだろう。」とあきらめかけた夕方4時過ぎ、突然、小屋に男が入って来る。
 「車が来たから荷物を持って来い。」
急いで荷物を持って外に出て聞き返す。
 「我々のパスポートはどこにあるのか。」

 実は昨日、エチオピアのイミグレ官にパスポートを預けてからずっと自分たちのパスポートを手にしていないのだ。パスポートは、エチオピアのイミグレ官からスーダンのイミグレ官に渡っている様子だが、心配だ。
 「パスポートはドライバーが持っている、大丈夫だから乗れ。」

 「本当に大丈夫なのだろうか。」と、外で待っているオンボロトラックの荷台の荷物の上に乗り込む。

 トラックは、これまでエチオピアでは峠道が多かったのとは一変し、真っ平らな大地が夕日に染まる中、ゴトゴトとひた走る。久しぶりに見るアフリカの地平線に、真っ赤な夕日が沈もうとしている。

 トラックは途中、荷物の積み降ろし作業の為、幾つか小さな村を経由する。そのたび荷台の上から目を凝らす。
 とにかく情報が少ないスーダンという国、「いったいどんな所でどんな人達が暮らしているのか?」
 そして一番大事なのは「どんな物を食べているのか?」 これから先、水や食料は大丈夫なのか。

 どうやら小さな村でもパンや焼肉、ミルク等は売っている様だ。トマトなどの野菜も、お茶やジュース、コーラなどの飲み物もある。まあ、これなら何とか飢えずにやって行けそうだ。

 すっかり日が落ちて暗くなると、夜空に薄いおわん型の三日月とその真上に一番星が輝く。
 「これがアラブの、イスラムの月と星か!」
 一ヶ月前、この三日月と一番星でイスラム教最大のイベントの一つ、ラマダン(断食)が始まり、それから一ヶ月後の幾日か前、この三日月と一番星でラマダンが明けた(終わった)のだ。

 やがて空には天の川が流れ、満天の星空に。

 「ア、ヤ、ヤ、ヤ、ヤ、ヤ、ヤー」前方から歌声とも奇声とも聞こえる、ウラ声による人の声の束が聞こえてくる。トラックのサーチライトに照らし出されたのは、美しい布をなびかせたスラッと背筋が伸びた女性達。

 トラックの荷台から手を振ると、更に声高らかに、星空に向かって元気良く跳躍してダンスまでしながら、楽しそう夜道を皆で歩いている。

 女性達の歌声が遠ざかってしばらくすると、スーッと目の前を流れ星が大きな弧を描く。


【食事】

朝:パン、カルカデ茶
昼:パン、トマト、オレンジジュース
夜:インジェラ(トラックのドライバー宅でごちそうになる)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ガラバート→ゲダレフ(トラック/ローリー)150US$/1人 16:30発00:00過着

【宿】
・(ゲダレフ)ゲダレフ郊外のドライバー宅の小屋のベッドで、トラックの助手達と一緒に寝かせてもらう。 無料。
※この所、トラックにばかり乗ってると思いませんか? 結構大変です。しんどくないと言ったらウソになります。。。応援よろしくお願いします。
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コメント
  • MBTシューズは、踵がグニャグニャでかなり不安定な構造になっています。一本歯の下駄や竹馬みたいなものと同じで、骨盤をしっかりと起こして身体全体でバランスを取って立姿勢を維持しなければなりません。従ってMBTシューズを履いて立っているだけでもエクササイズになります。MBT 激安通販店http://www.toppest123.com Posted by MBTシューズ 【2009/11/10 17:41:00】