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- 独立記念日の慶州史跡めぐり (韓国)慶州
-
エリア:
- アジア>韓国>慶州(キョンジュ)
- テーマ:世界遺産 その他
- 投稿日:2001/08/15 14:56
今日8月15日は日本では終戦記念日、鳴り響くサイレンの下静まる、球児と観衆達の甲子園が、テレビ画面に映し出されていることだろう。
それは、我々戦争を知らない世代には普段の生活の中にはその記憶すらない第二次世界大戦を、遠くない過去のことだったと教えてくれる、一年に一度の唯一のセレモニー。戦争世代には、毎年心の刻印を締めつける忘れらないその時の記憶。
そしてここ韓国では、同日同じ出来事は、「独立記念日」の祝日として暦にそして人々の心に刻まれているのだ。
ここのとことろ雨がちだった天気も、祝日の今日は晴れ。
古都慶州の史跡巡りに出ると、韓国の国旗をかかげた家が目立つ。
特に街外れの郷校一帯の木造の古い家並の一角に立入ると、そよ風になびく旗の数は増す。
長きに渡った日本の植民地支配から独立を果たしたと言う、韓国にとって一年で一番記念すべき日。韓国が今韓国であり得るゆえんの独立記念日、さぞ粛々とした空気に溢れているのかと思っていたら、郊外に散在する史跡はどこも、ワイワイと韓国の家族連れでにぎわい、休日の行楽ムードいっぱいだ。
のどかな郊外に朴突と散らばる悠久の新羅の遺跡群を歩いていると、以前日本の飛鳥を巡った時の気分を思い出した。
ただ、ここの所テレビでは、ほぼ毎日の様に今日の独立記念日に向けた特集番組が流れ、戦争中の日本の横暴ぶりや、今日の日本の脅威論から、日本の素晴らしさ問題点、日本で頑張る在日韓国人等々が報道されているのも現実。
「お帰り!今日はどこ行った?」と、宿でむかえてくれる老齢の宿のご主人とおかみさんの流暢な日本語は、もちろん日本の植民地時代の形見だろう。
史跡巡りの途中でもおばあさんに日本語で話しかけられた。
夜のテレビの天気予報。画面いっぱいに映し出された天気図には、大陸からちょこんと海に突起した朝鮮半島の鼻先に、沖縄から北海道まで南西から北東に弧を描いて、朝鮮半島を海上封鎖するかのように横たわる日本列島。後方の大陸側には北朝鮮と大国中国。
日本は小さな小さな国だと思っていたが、こうやって韓国から見てみると、随分大きく不気味に見える。
韓国の人々は、これを毎日天気予報のたびに見ているのだ。
【食事】
朝:ピーナッツクリームサンド
昼:エビセン、アイス
夜:韓国料理のビュッフェ(食べ放題)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
・ 本日まわった慶州見所、史跡群・・・
・ 五陸:ここら辺でよく見られる丘のような古墳、500W
・ 郷校:古い家並は中々の見応え、日本人の知名度は低いが、一見一歩きの価値アリ。慶州の隠れた名所。オススメ
・ 鶏林:入場は有料だが、外から見れば充分。
・ 半月城/石氷庫:無料、石造りの氷の貯蔵庫は飛鳥遺跡を思い起こされる。
・ 皇南洞古墳群:丘のような古墳群。外から見るのみ
・ せん星台:入場は有料だが、外からでも見れる。1500年前の石造りの天文台は、史跡群の中のシンボル的存在。形状に味わいがある。
・ 大陸苑:よく整備された巨大な古墳。復元された墓内、天馬塚が公開されている。1500W
・ 国立慶州博物館:400W 館内の展示物も中々だが、野外展示物がいい。特にエミレの鐘とその音色は必見、必聴。鐘に描かれた飛天像は見事。この鐘を作る際、神告に従って銅とともにいけにえとなって、るつぼに投げられ溶かされた幼女の悲声がのりうつったと言われる鐘の音には、その悲しくも理不尽な物語を説かれた者は耳を傾けざるおえない。(鐘を打つ事はできないので、流されるテープの音色を聞くことになる)
・ 芬皇寺 1000W 石塔は中々。
※上記全て、慶州中心街より歩って巡る。
【宿】(慶州)西川旅人宿 13000W/W1室
それは、我々戦争を知らない世代には普段の生活の中にはその記憶すらない第二次世界大戦を、遠くない過去のことだったと教えてくれる、一年に一度の唯一のセレモニー。戦争世代には、毎年心の刻印を締めつける忘れらないその時の記憶。
そしてここ韓国では、同日同じ出来事は、「独立記念日」の祝日として暦にそして人々の心に刻まれているのだ。
ここのとことろ雨がちだった天気も、祝日の今日は晴れ。
古都慶州の史跡巡りに出ると、韓国の国旗をかかげた家が目立つ。
特に街外れの郷校一帯の木造の古い家並の一角に立入ると、そよ風になびく旗の数は増す。
長きに渡った日本の植民地支配から独立を果たしたと言う、韓国にとって一年で一番記念すべき日。韓国が今韓国であり得るゆえんの独立記念日、さぞ粛々とした空気に溢れているのかと思っていたら、郊外に散在する史跡はどこも、ワイワイと韓国の家族連れでにぎわい、休日の行楽ムードいっぱいだ。
のどかな郊外に朴突と散らばる悠久の新羅の遺跡群を歩いていると、以前日本の飛鳥を巡った時の気分を思い出した。
ただ、ここの所テレビでは、ほぼ毎日の様に今日の独立記念日に向けた特集番組が流れ、戦争中の日本の横暴ぶりや、今日の日本の脅威論から、日本の素晴らしさ問題点、日本で頑張る在日韓国人等々が報道されているのも現実。
「お帰り!今日はどこ行った?」と、宿でむかえてくれる老齢の宿のご主人とおかみさんの流暢な日本語は、もちろん日本の植民地時代の形見だろう。
史跡巡りの途中でもおばあさんに日本語で話しかけられた。
夜のテレビの天気予報。画面いっぱいに映し出された天気図には、大陸からちょこんと海に突起した朝鮮半島の鼻先に、沖縄から北海道まで南西から北東に弧を描いて、朝鮮半島を海上封鎖するかのように横たわる日本列島。後方の大陸側には北朝鮮と大国中国。
日本は小さな小さな国だと思っていたが、こうやって韓国から見てみると、随分大きく不気味に見える。
韓国の人々は、これを毎日天気予報のたびに見ているのだ。
【食事】
朝:ピーナッツクリームサンド
昼:エビセン、アイス
夜:韓国料理のビュッフェ(食べ放題)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
・ 本日まわった慶州見所、史跡群・・・
・ 五陸:ここら辺でよく見られる丘のような古墳、500W
・ 郷校:古い家並は中々の見応え、日本人の知名度は低いが、一見一歩きの価値アリ。慶州の隠れた名所。オススメ
・ 鶏林:入場は有料だが、外から見れば充分。
・ 半月城/石氷庫:無料、石造りの氷の貯蔵庫は飛鳥遺跡を思い起こされる。
・ 皇南洞古墳群:丘のような古墳群。外から見るのみ
・ せん星台:入場は有料だが、外からでも見れる。1500年前の石造りの天文台は、史跡群の中のシンボル的存在。形状に味わいがある。
・ 大陸苑:よく整備された巨大な古墳。復元された墓内、天馬塚が公開されている。1500W
・ 国立慶州博物館:400W 館内の展示物も中々だが、野外展示物がいい。特にエミレの鐘とその音色は必見、必聴。鐘に描かれた飛天像は見事。この鐘を作る際、神告に従って銅とともにいけにえとなって、るつぼに投げられ溶かされた幼女の悲声がのりうつったと言われる鐘の音には、その悲しくも理不尽な物語を説かれた者は耳を傾けざるおえない。(鐘を打つ事はできないので、流されるテープの音色を聞くことになる)
・ 芬皇寺 1000W 石塔は中々。
※上記全て、慶州中心街より歩って巡る。
【宿】(慶州)西川旅人宿 13000W/W1室
- パキスタン北部へ (パキスタン)チトラル
-
エリア:
- アジア>パキスタン>パキスタンその他の都市
- テーマ:その他
- 投稿日:2001/07/01 10:14
「意外と暑いんだな。」
涼を期待してパキスタン北部のチトラルへやって来たのだが、北部とは言えども季節は真夏。標高が高い分日中の日差しはかなり強い。気温は30℃強はあるだろう。
それでも24時間息苦しい程の暑さだったモエンジョダロやラワールピンディより、はるかにマシだ。
何しろ日が落ちてしまえばこっちのもの、寝苦しさは感じない。
「安らかに
寝れるだけでも
恩の字だ」(字余りなし)
【食事】
朝:なし
昼:ケバブライス、ヤギ肉煮込み、オニオンフライ、ミルクチャイ
夜:オニオンサンド、パンケーキ、ミルク
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 60PR(パキスタン・ルピー)
【宿】(チトラル)Al Falooq Hotel 160PR/W一室
涼を期待してパキスタン北部のチトラルへやって来たのだが、北部とは言えども季節は真夏。標高が高い分日中の日差しはかなり強い。気温は30℃強はあるだろう。
それでも24時間息苦しい程の暑さだったモエンジョダロやラワールピンディより、はるかにマシだ。
何しろ日が落ちてしまえばこっちのもの、寝苦しさは感じない。
「安らかに
寝れるだけでも
恩の字だ」(字余りなし)
【食事】
朝:なし
昼:ケバブライス、ヤギ肉煮込み、オニオンフライ、ミルクチャイ
夜:オニオンサンド、パンケーキ、ミルク
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 60PR(パキスタン・ルピー)
【宿】(チトラル)Al Falooq Hotel 160PR/W一室
- 48カ国目、どうなってんだ!トルコのお金 (トルコ)イスタンブール
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エリア:
- 中近東>トルコ>イスタンブール
- テーマ:その他
- 投稿日:2001/05/31 16:27
100円≒ 1000000トルコ・リラ(100万トルコ・リラ)
1000円≒ 10000000トルコ・リラ(1千万トルコ・リラ)
1万円≒100000000トルコ・リラ(1億トルコ・リラ!!)
このゼロがいっぱい並んだトルコ・リラの額面を見て、瞬時にいくらか判断できますか?!
10000000リラ札(1千万リラ≒千円)で、
250000リラ(2万5千リラ≒25円)のパンを買うと・・・
ゼロがたくさん並んだいろいろな種類のお札で、お釣りが返ってきてしまって、お釣りを勘定するだけでも一苦労。このせいで、お釣りを何桁もごまかされられる旅行者も多いとか。
いくらインフレがひどいからって、これはどうかしている。何でもゼロを3つくらい取った新しい通過の発行を検討しているらしいが、そんなことしたら、ゼロがいっぱい並んだ旧札と、ゼロが取り除かれた新札が入り混じり、返って混乱を増すんじゃないか・・・?
イスタンブールは2008年のオリンピック開催地に立候補しているそうだ。もしこんなところでオリンピックが行われたら、世界中から押し寄せる観光客も選手も、大混乱してしまうことになるだろう。
とにもかくにも、トルコのお金はどうかしている!!
【食事】
朝:スミット
昼:スミット
夜:(自炊)ご飯と野菜炒め
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・トルコ入国 日本人旅行者はビザ不要
・本日イラン・ビザの申請に行きました。
8日後受取 1ヶ月のツーリストビザ一人50USD 日本大使館のレターは不要
イラン領事館は、金曜は休みなので注意。受領までパスポートを預ける必要はない。
・本日訪れたイスタンブールの見どころ
ブルーモスク(無料)、
地下宮殿(メドゥーサの首の柱台が有名、入場料400万TL)、
アヤソフィア(700万TL)
【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人
1000円≒ 10000000トルコ・リラ(1千万トルコ・リラ)
1万円≒100000000トルコ・リラ(1億トルコ・リラ!!)
このゼロがいっぱい並んだトルコ・リラの額面を見て、瞬時にいくらか判断できますか?!
10000000リラ札(1千万リラ≒千円)で、
250000リラ(2万5千リラ≒25円)のパンを買うと・・・
ゼロがたくさん並んだいろいろな種類のお札で、お釣りが返ってきてしまって、お釣りを勘定するだけでも一苦労。このせいで、お釣りを何桁もごまかされられる旅行者も多いとか。
いくらインフレがひどいからって、これはどうかしている。何でもゼロを3つくらい取った新しい通過の発行を検討しているらしいが、そんなことしたら、ゼロがいっぱい並んだ旧札と、ゼロが取り除かれた新札が入り混じり、返って混乱を増すんじゃないか・・・?
イスタンブールは2008年のオリンピック開催地に立候補しているそうだ。もしこんなところでオリンピックが行われたら、世界中から押し寄せる観光客も選手も、大混乱してしまうことになるだろう。
とにもかくにも、トルコのお金はどうかしている!!
【食事】
朝:スミット
昼:スミット
夜:(自炊)ご飯と野菜炒め
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・トルコ入国 日本人旅行者はビザ不要
・本日イラン・ビザの申請に行きました。
8日後受取 1ヶ月のツーリストビザ一人50USD 日本大使館のレターは不要
イラン領事館は、金曜は休みなので注意。受領までパスポートを預ける必要はない。
・本日訪れたイスタンブールの見どころ
ブルーモスク(無料)、
地下宮殿(メドゥーサの首の柱台が有名、入場料400万TL)、
アヤソフィア(700万TL)
【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人
- 38カ国目、ポーランドの古都クラクフ (チェコ)プラハ→(ポーランド)クラクフ
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エリア:
- ヨーロッパ>チェコ>プラハ
- ヨーロッパ>ポーランド>クラクフ
- テーマ:その他
- 投稿日:2001/05/08 14:23
プラハの街は本当に美しい。すっかり気に入ってしまった。
日本に帰ったら、部屋の壁にその写真を大延ばしして飾っておきたい位だ。
それ程、いつまでもプラハに居てその街並を眺めていたいものなのだが、我々には日本までの長旅の途中。進まなければ、帰れない。
後ろ髪を引かれる思いで列車でプラハを後にし、ポーランドの古都、クラクフへ。
夕方着いたクラクフは、あいにくの小雨混じり。
ユースホステルに宿を取って、食料調達にとぶらぶらと街に出ると、スーパーマーケットの前を流れる川の向こうの方に、小雨にかすむ城のシルエット。
そもそも東欧なんて、当初、全く来る予定も無かったのだが、その中でもポーランドなんて全く眼中になかった。
それが、ウィーンのユースホステルで会った何人もの旅人が、「クラクフはいいよ。」と、口を揃えて言っていたので、そこまで言うのならと来てみたものだが・・・。
ポーランドの古都クラクフ、一体どんな街なんだろう。
【食事】
朝:ホットドッグ
昼:ホットドッグ
夜:ロールキャベツ、ピエロギ(ギョウザみたいなもの)、即席ラーメン
※ロールキャベツとピエロギは、スーパーのお惣菜コーナーで買ったポーランド料理
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 40CK(チェコ・クローネ)
1US$ ≒ 4.3ZT(ポーランド・ズオティ)
・プラハ→クラクフ(列車)7:50発 16:50着 671CK
【宿】
(クラクフ)Youth Hostel PTSM 22ZT/ドミトリー1人
※巨大なユースホステル。宿泊者が多く、うるさくて落ち着けない。
日本に帰ったら、部屋の壁にその写真を大延ばしして飾っておきたい位だ。
それ程、いつまでもプラハに居てその街並を眺めていたいものなのだが、我々には日本までの長旅の途中。進まなければ、帰れない。
後ろ髪を引かれる思いで列車でプラハを後にし、ポーランドの古都、クラクフへ。
夕方着いたクラクフは、あいにくの小雨混じり。
ユースホステルに宿を取って、食料調達にとぶらぶらと街に出ると、スーパーマーケットの前を流れる川の向こうの方に、小雨にかすむ城のシルエット。
そもそも東欧なんて、当初、全く来る予定も無かったのだが、その中でもポーランドなんて全く眼中になかった。
それが、ウィーンのユースホステルで会った何人もの旅人が、「クラクフはいいよ。」と、口を揃えて言っていたので、そこまで言うのならと来てみたものだが・・・。
ポーランドの古都クラクフ、一体どんな街なんだろう。
【食事】
朝:ホットドッグ
昼:ホットドッグ
夜:ロールキャベツ、ピエロギ(ギョウザみたいなもの)、即席ラーメン
※ロールキャベツとピエロギは、スーパーのお惣菜コーナーで買ったポーランド料理
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 40CK(チェコ・クローネ)
1US$ ≒ 4.3ZT(ポーランド・ズオティ)
・プラハ→クラクフ(列車)7:50発 16:50着 671CK
【宿】
(クラクフ)Youth Hostel PTSM 22ZT/ドミトリー1人
※巨大なユースホステル。宿泊者が多く、うるさくて落ち着けない。
- モンジュイックの丘とミロ (スペイン)バルセロナ
-
エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
- テーマ:街中・建物・景色 その他
- 投稿日:2001/04/14 14:20
まだまだ記憶に新しいバルセロナ・オリンピック。今日はそのオリンピックスタジアムがあるモンジュイックの丘を中心に幾つか美術館などをまじえ、ゆっくり散歩。
丘の上からバルセロナの街を見渡すと、小さくなったサクラダ・ファミリアと、大通りの街路樹、そして遠くの山々と、パノラマが楽しめる。
そしてバルセロナと言えば、ガウディに勝るとも劣らぬ有名アーティストがもう一人、ジョアン・ミロだ。
モンジュイックの丘のふもとにはミロ公園、丘の上にはミロ美術館が設けられている。
正直に言います。はっきり言って私にはミロの芸術はわかりかねます。まるで幼稚園のラクガキの様な、誰でも描ける様な・・・。
そんな事を思う人も多いと思いますが、絵を見ているとなんだか楽しい気分になってくるのも事実。
でも全く同じ絵を自分が描いたとしたら、誰もほめてくれないだろうに・・・そんな事もふと思ってしまう。。。
夜、我々が滞在する安宿のドミトリーのベッドが並ぶ大部屋に、日本人の女の子が転がり込んで来る。
我々もバルセロナに着いた夜は、なかなか空部屋がみつからない宿探しにへとへとになったが、今夜は彼女が宿探しに疲れ果てている様子だ。
「コーラでも飲む?」
昼間、市場近くのスーパーで無印の激安のコーラ(コカコーラではない)を、安いからって、「こんなに飲める?」なんて言い合いながら1.5リットルのペットボトルで買ってしまっていたのだ。
くたくたの彼女にコーラとパンを差し出すと、
「ありがとうございます!!」
と、せっせと口に運んでいる。お腹も空かしていた様だ。
「コーラならたんまりあるから、思う存分飲んでいいよ☆」
彼女は、ドイツや東欧の数カ国をまわってここに来たそうだ。
「このガイドブック、もう要らないんで、良かったらいりますか?」
と、彼女が手にしているのはチェコ、ポーランド、スロバキアの地球の歩き方。
我々はこの後、フランスから船でチュニジアに渡り、リビアを越えてトルコまで行く予定だが、リビアのVISAが取れない場合、再びヨーロッパへ戻り、東欧からトルコへ抜ける事も考えている。
「いいんですか?どうもありがとう!!」
とその本を頂き、お互いホクホク顔。
安いからって言って、1.5リットルも買いすぎたと思っていたコーラがこんな風に役に立つとは。
本を開くと、キレイなプラハのカラー写真が。
「プラハか、行ってみたい気がするね。」
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ、イワシの酢漬、タコマリネ
夜:クリームチーズサンド、コーラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったバルセロナの見所*
・ミロ公園 :無料
・モンジュイックの丘
・国立カタルーニャ美術館 :600pt
・オリンピックスタジアム :タダで中を覗ける
・ミロ美術館 :800pt
・メルカート(市場)
→(アフリカで汚れましたイチローの)ズボンを新調しました。これでもうヨーロッパを歩いても恥ずかしくない???
【宿】
(バルセロナ)Hotel Colon 2900pt/ドミトリー1人
丘の上からバルセロナの街を見渡すと、小さくなったサクラダ・ファミリアと、大通りの街路樹、そして遠くの山々と、パノラマが楽しめる。
そしてバルセロナと言えば、ガウディに勝るとも劣らぬ有名アーティストがもう一人、ジョアン・ミロだ。
モンジュイックの丘のふもとにはミロ公園、丘の上にはミロ美術館が設けられている。
正直に言います。はっきり言って私にはミロの芸術はわかりかねます。まるで幼稚園のラクガキの様な、誰でも描ける様な・・・。
そんな事を思う人も多いと思いますが、絵を見ているとなんだか楽しい気分になってくるのも事実。
でも全く同じ絵を自分が描いたとしたら、誰もほめてくれないだろうに・・・そんな事もふと思ってしまう。。。
夜、我々が滞在する安宿のドミトリーのベッドが並ぶ大部屋に、日本人の女の子が転がり込んで来る。
我々もバルセロナに着いた夜は、なかなか空部屋がみつからない宿探しにへとへとになったが、今夜は彼女が宿探しに疲れ果てている様子だ。
「コーラでも飲む?」
昼間、市場近くのスーパーで無印の激安のコーラ(コカコーラではない)を、安いからって、「こんなに飲める?」なんて言い合いながら1.5リットルのペットボトルで買ってしまっていたのだ。
くたくたの彼女にコーラとパンを差し出すと、
「ありがとうございます!!」
と、せっせと口に運んでいる。お腹も空かしていた様だ。
「コーラならたんまりあるから、思う存分飲んでいいよ☆」
彼女は、ドイツや東欧の数カ国をまわってここに来たそうだ。
「このガイドブック、もう要らないんで、良かったらいりますか?」
と、彼女が手にしているのはチェコ、ポーランド、スロバキアの地球の歩き方。
我々はこの後、フランスから船でチュニジアに渡り、リビアを越えてトルコまで行く予定だが、リビアのVISAが取れない場合、再びヨーロッパへ戻り、東欧からトルコへ抜ける事も考えている。
「いいんですか?どうもありがとう!!」
とその本を頂き、お互いホクホク顔。
安いからって言って、1.5リットルも買いすぎたと思っていたコーラがこんな風に役に立つとは。
本を開くと、キレイなプラハのカラー写真が。
「プラハか、行ってみたい気がするね。」
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:サンドイッチ、イワシの酢漬、タコマリネ
夜:クリームチーズサンド、コーラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
*本日まわったバルセロナの見所*
・ミロ公園 :無料
・モンジュイックの丘
・国立カタルーニャ美術館 :600pt
・オリンピックスタジアム :タダで中を覗ける
・ミロ美術館 :800pt
・メルカート(市場)
→(アフリカで汚れましたイチローの)ズボンを新調しました。これでもうヨーロッパを歩いても恥ずかしくない???
【宿】
(バルセロナ)Hotel Colon 2900pt/ドミトリー1人
1 - 5件目まで(44件中)