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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ジャガランダの花 1
ジャガランダの花 (スワジランド)マンジニ→(南アフリカ)プレトリア
エリア:
  • アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
  • アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2000/09/25 12:05
 今日も快晴、ここ南アフリカの首都プレトリアは朝夕こそ涼しかったが、日中の日差しは強く、暑いほどで、「これで春?」と思わせられる。

 昨日から体調の悪いと言うJunkoは宿に寝かせたまま、一人で街へ散歩へ繰り出す。

 9月、南半球では、季節は秋ではなく、春。春のプレトリアと言えば、有名なのが紫の花を咲かせたジャガランダ並木。日本の春を象徴するのはサクラ並木だが、ここでは紫のジャガランダなのだ。

 このジャガランダ、我々はスワジランドで幾つもの紫の美しい花が咲く木立を見ていたので、ここプレトリアのジャガランダ並木を期待していたのだが、街の通りに出て唖然。ズラッと並木はあるものの、花は散ってしまって枝葉のみ。丁度、日本のサクラが散った後のようだ。

 スワジランドでは探さなくても目に付いたジャガランダの花を、ここプレトリアでは街を練り歩き、ようやく遅咲きの花を付けている木を見つけ、写真をパチリ。一応プレトリア名物だから撮っておかないと。

ジャガランダの花 1

 お昼の食材をスーパーで仕入れて宿に戻ると、Junkoが宿の庭のベンチに腰掛けている。顔色も大分良い。どうやら体調は回復しつつあるようだ。

  お昼はスーパーで買った玉子をゆでただけのゆで玉子に、パンにバナナにリンゴ。たくさん食べて、栄養取らないとね。夜はもちろん、ガーリックパスタ☆


【食事】

朝:バナナ
昼:ゆで玉子、パン、バナナ、リンゴ
夜:パスタ

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド)

【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良

NoPhoto
南アの首都・プレトリア (スワジランド)マンジニ→(南アフリカ)プレトリア
エリア:
  • アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
  • アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2000/09/24 11:49
 美しい紫のジャガランダの花が咲き誇るスワジランドを後にし、バスで南アフリカの首都、プレスリアへ向かう。バス途中、南アフリカ最大の大都市、治安の悪いことで有名なヨハネスブルグを経由する。

 スワジランドと南アフリカの国境を越えて、しばらくすると、広い牧草地と畑が地平線まで広がる。畑なので、木もほとんどない。地平線まで見渡す限りの畑地に木が一本だけという風景は、まるでファンタジックな絵画を見ているようだ。恐らく、かつてサバンナの大地を開拓したため、このような風景になったのだろう。

 しかしながら、やがて景色には建物の密度が増し、夕日を背にビルのシルエットが逆光に浮かび上がる。ヨハネスブルグだ。プレトリアはヨハネスブルグから車で数十分のところ、もう間もなくだ。

 バスの中ではJunkoがシートに横になって寝ている。具合が悪いと言うのだ。マラリヤ等も心配したが、まだ汚染地域には一度も入っていないし、第一、蚊には全く刺されていないと言う。風邪でもひいたか、疲れがたまっていたのだろう。

 プレトリア到着後、Junkoを寝かせ、宿のキッチンでさつまいもをゆでる。依然具合が悪いと言うJunkoに、「何か食べたいものある?」と尋ねると、「さつまいもと牛乳が食べたい。」と言うので、 スーパーで買ってきたのだ。

 ところが、こっちのさつまいも、あまり甘くない。じゃがいもとさつまいもの中間のような味だ。仕方ないので、マヨネーズを付けて食べると、うん、なかなかいける。サラダ向きのイモのようだ。

 明日は、にんにく味のパスタでも作ってあげよう。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:さつまいも

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・(スワジランド)マンジニ→(南ア)ヨハネスブルグ/プレトリア
8:00発17:00着 140R/1人 (バズバス社)

【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良

南アの首都・プレトリア1

スワジ族3
スワジ族 (スワジランド)マンジニ→マテンガ
エリア:
  • アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
テーマ:買物・土産 街中・建物・景色 鑑賞・観戦 
投稿日:2000/09/23 11:38
 今日は宿の1日ツアーでマンジニ近郊を周る。

スワジ族1

 日本のガイドブックではサファリ以外の観光についてはほとんど何も触れられていないが、たった1日連れて回ってもらっただけでも、スワジランドは魅力のある楽しい場所だ。

 ツアーはまず、マンジニのマーケットへ。マーケットには、南アでは感じられなかった、アフリカらしい混沌さが漂っている。食料品の物価は南アとほとんど変わらないが、お土産の工芸品などは南アの1/5〜1/10程度。かなり安く感じる。

 工芸品もスワジランド独特の伝統工芸品があり、興味深い。アフリカの風景や動物、人々を大胆にしかも繊細に描いたロウケツ染めのバディック、 アフリカンアートのろうそくなどが有名だそうだ。マーケット見学後はこれらの工芸品の工房兼ショップを訪れる。

スワジ族2

 そして何と言っても一番面白かったのは、昼食後に訪れたマテンガ・ネイチャー・リザーブにあるスワジ族の村。 観光用に開放された村ではあるが、そこには本物のスワジ族が伝統的な暮らしを営む生きた村だ。村にはアシを編んだだけのドーム状の家が並ぶ。

スワジ族3

 ダンスを見るからに、大きく足を上げる様など、先日ダーバン近郊サウザンド・ヒルズで見たズール族のダンスにそっくり。スワジ族はズール族の系統であることが良くわかる。

 しかしながら、赤いバティックを羽織る衣装はこちらスワジ族独自のものだ。また、最も異なっているのは、サンゴーマと呼ばれる、占い師兼医者兼イタコ。ズールではこのサンゴーマが必ず女性と決まっているようだが、スワジ族のこの村では、奇怪な姿のおじさんだった。

  ダンスではバックの女性のコーラスが美しく、ドラムは激しくリズミカル、アフリカを感じさせてくれる。

 ここマテンガ・ネイチャー・リザーブは緑多く、川が流れ、滝もある。マンジニまでの道路からは満開のジャガランだの紫の花があちこちに見える。天気の良さも手伝って、なかなか楽しい一日となった。

 お土産の方はと言えば、結局買ったのは、1R(20円)の木彫りの仮面のキーホルダーと12R(200円)の手編みのカゴだけだった。


【食事】

朝:パン
昼:サンドイッチ、サラダ
夜:ビスケット

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・スワジランドバックパッカーズの1日ツアー100R/1人 ランチ付き。オススメ!

【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。

4カ国目、スワジランドへ1
4カ国目、スワジランドへ (南アフリカ)ダーバン→(スワジランド)マンジニ
エリア:
  • アフリカ>南アフリカ共和国>ダーバン
  • アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
テーマ:街中・建物・景色 その他 
投稿日:2000/09/22 11:28
 朝、宿をチェックアウトする時、受付のインド人のおじさんに
 「ダーバンはとっても危ないから気を付けて。特にお金は。」
と念を押さる。自分達が滞在中は特に何もなかったが、やっぱり大都会ダーバンは危険なんだなと思わさせられる。そういえば、路上にはホームレスの人が目に付く。
 今日は移動日。朝9時のバスでスワジランドのマンジニへ。

 ダーバンを出たバスは海岸線に沿って北上して行く。今日も昨日に引き続き快晴。右手にインド洋。左手には緑が広がる。

 そのうち、なんだかほのかに甘い香りが。外を見ると一面サトウギビ畑。
 「まさか、いくら一面のサトウキビ畑だからといって、甘い匂いがする筈ない。錯覚だろう。」
と思っていたら、所々でサトウキビ畑に炎がメラメラとあがっている。

 「そうか、今収穫の季節なんだ(実際には年に何回か収穫するのかもしれないが)。」
サトウキビ畑からの煙がほのかに香っていたのだ。

 バスは途中、ウエットランドと呼ばれる地域にあるリゾート都市、セント・ルシアでお昼の休憩。ウエットランドはその名のとおり、湿地帯で、川では釣りを楽しむ観光客を乗せたボートが幾つも浮かぶ。セント・ルシアからは野生のカバを見に行くツアーや、近郊のズールー族の村へ行くツアーなどが人気だそうだ。緑が多く、水多く、とても居心地の良さそうな所だ。

 セント・ルシアを出ると、バスは一気に南アとスワジランドのボーダーへ。スワジランドへ近付くと、背の高い木々も並ぶ緑多い景色から、サバンナの様相へと変わっていく。同時に、道路沿いにはサファリツアーを売り物にする宿の看板も目に付きだす。 ただナミビアの乾いた褐色のサバンナと比べると、緑が多く、大地は春の訪れを歓迎し、萌えている。

 国境で、南ア、スワジランド両国のイミグレーションを越えると、ここで一仕事。「TAX REFUND」だ。南アでは、物を買うと14%の消費税が掛かるが、 出国時にレシートを見せて申請すると消費税分が戻ってくるのだ。これが「TAX REFUND」。

4カ国目、スワジランドへ1

 我々はケープタウンでバックパック等大物の買い物をしているので、これを見逃すわけにはいかない。手続きは思ったより簡単で、レシートと現物を見せるだけ。返戻金は後で自宅に小切手で送られるそうだ。

 この南アの「TAX REFUND」。空港でないと手続きできないと言う人や、そのように書いてあるガイド本があるようだが、 そんな事はない。陸路の国境でもほとんどの所で24時間可能なので、是非トライして下さい。ただし、食料品や消耗品は対象外。 また必ず14%の税金額が表示されているレシートが必要なのでもらい忘れのないように、なくさないように。

 【「TAX REFUND」後日談】この約1年後、自宅に届いていた小切手を日本の銀行(東京三菱銀行)で換金しようとしたら、手数料が高額で換金額を超えてしまうので、換金不可能と受け付けてもらえなかった。高額な手数料には換金手数料に加えて、小切手発行元の現地銀行への問合せ手数料も加算されるそうだ。せかっくいい制度の「TAX REFUND」なのに、日本じゃほとんど無効のようだ。これって日本だけ?これは一体どういうこと?


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パスタ

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・ダーバン→スワジランド・マンジニ バズバス社140R/1人 朝9:00発 18:30着

・スワジランド入国 日本人ツーリストはビザ不要。

【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。

・「TAX REFUND」については、現地でパンフレットが入手できますので、詳細はそちらを参照して下さい。

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