1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. イチローとジュンコさん
  4. ジンバブウェの記事一覧

  海外エリア: アフリカ > ジンバブウェ の他のブログはこちら|

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
8月<2022年9月    
123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

記事一覧

1 - 5件目まで(9件中)

ビクトリアの滝で泳ぐ! 1
ビクトリアの滝で泳ぐ! (ジンバブエ)ビクトリアフォールズ→(ザンビア)リビングストン
エリア:
  • アフリカ>ジンバブウェ>ビクトリアフォールズ
  • アフリカ>ザンビア>リビングストン
テーマ:世界遺産 
投稿日:2000/10/04 15:16
 ビクトリアの滝は、今は乾季。ナイアガラやイグアスを知っている人は、この時期のビクトリアの滝は、意外にそれ程大きくないなと思うかもしれない。雨季だったらそれはもう大迫力なのだろうが(ただし、水煙で良く見えないとの情報あり)。しかし今日は、乾季のビクトリアの滝ならではお楽しみがあるのだ。昼過ぎ、滝を挟んで反対側にあるザンビアの街、リビングストンの宿のピックアップサービスで、国境を越えザンビアへ。

 何とザンビア側では、滝に続く谷の絶壁の上を歩いて行って、滝の上で泳ぐ事ができるのだ。

 遊歩道を越えて、ゴロゴロの大きな岩肌を歩く。遠くの森の陰ではゾウの家族が砂浴びをしている。

 2〜30分歩くと、滝の上に到着。もちろん水着を着て来たので、すぐに、川の水が落ちて滝になるギリギリのところに飛び込む。

 滝の落ちて行く崖を覗き込むと、すごい勢いで水が下へ下へなだれ落ちて行く。じっと見てると吸い込まれてしまいそうだ。滝のヘリには二重の虹のアーチがかかっている。

ビクトリアの滝で泳ぐ! 1

 暑い中、汗だくで岩の上を歩いてきたので、ザンベジ川の水は肌にとても心地良い。それにしても滝の真上でおよげちゃうなんて、こんな楽しみ方ができる世界遺産はここしかない!!

 ビクトリアの滝、満喫させてもらいました☆


 滝になる前のザンベジ川、流れは穏やかに見えて、特に浅い所の流れはかなり強い。そりゃそうだ。もうすぐまっ逆さまに落ちて行くのだから。
 なので、川を渡る時は要注意。足が付く浅い所の方が歩き易いだろうと思って渡ろうとすると、強い流れに足を取られそうになって、とても危険。我々も何度か、冷や冷やさせられた。なんでも年に1人はここから滝壷に落ちて「事故」を起こす人がいるとか。
 また、滝へ至る岩肌も滑りやすいので、泳ぐからといってサンダル等で行かず、スニーカーで行った方が良い。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:ステーキとコーラ♪

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
1US$ ≒ 3000ZK(ザンビア・クワチャ)
・Jolly Boysの10$セット
 ジンバブエ・ビクトリアフォールズからザンビア・リビングストンへの車、ザンビアVISA(我々のは2週間有効だった)、ザンビア側の滝の入場料、一泊分の宿泊、ディナー+ビールorソフトドリンク、全て付いてたったのUS。これはお得。オススメ! 宿の人はとても親切。ジンバブエ・ビクトリアフォールズの宿で予約できる。TC払いOK。
・滝で泳ぐ時は貴重品は宿に預けた方が良い。

・リビングストンの街から滝の公園入り口まで10km。タクシーで片道2000〜2500ZK。

・午前中、ジンバブエ・ビクトリアフォールズのインターネットカフェでインターネットにトライ。
 15分100Z(ジンバブエドル)。30分150Z。日本語のホームページは全く見れない。フォントがインストールされていないため。ものすごく遅いので、画像を短時間で見るのは困難。hotmailで英字のメールが数件、何とかやり取りできる程度。がんがんつなぎたい人は、南アの主要都市でやった方が良い。南アでは「Internet.Digital」という看板を掲げている所もあった。

【宿】(リビングストン)Jolly Boys の10$セット 詳細は上記参照

ビクトリア大瀑布に架かる虹1
ビクトリア大瀑布に架かる虹 (ジンバブエ)ビクトリアフォールズ
エリア:
  • アフリカ>ジンバブウェ>ビクトリアフォールズ
テーマ:世界遺産 
投稿日:2000/10/03 14:36
 ゆったりとアフリカの大地を走る列車の揺れが心地良く、昨晩はいつの間にかぐっすりと寝てしまった。朝起きて、車窓の外を見ると、昨日は物凄く遅かったこの列車、お世辞にも速いとは言えないが、そこそこのスピードで快調に飛ばしているではないか。「よしよし、その調子、その調子。」

 やがて、サバンナの景色が続いていた車窓の外に、入り組んだ巨大な絶壁のキャニオン(谷)がこつ然と視界に飛び込んで来ると、列車は終点ビクトリアフォールズ駅に無事到着。

 時刻はまだ朝の7:30。宿を取ると早速、世界三大瀑布の一つ、世界遺産ビクトリアの滝見物へ直行だ。

 ビクトリアの滝一帯はナショナルパークとなっていて、入場料いる。入り口で入場料を払い、ナショナルパーク内へ。  轟音がブッシュの向こうから聞こえてくるが、滝は未だその姿を現さない。100m程進むと、「サーッ」と霧雨のような細かい水滴が風に乗って降り注ぐ。そしてブッシュが割れ視界が開けると、目前に地球の裂け目になだれ落ちる瀑流が現れる。谷の深さは100m前後もある。「これだ!!」

 公園内の散歩道は巨大な滝に沿って、数百m続いている。ゆっくりと滝を見ながら散歩道を歩いていると、風向きの加減で、滝つぼから沸き上がる水しぶきが、時に霧雨のように、時ににわか雨のように降り注いでくる。
 特に、メインフォールズの前の林は、お天気の方はカラっとした快晴にも関わらず、常に滝からの「雨」が降りしきる、そこだけムシムシの熱帯雨林気候になってしまっている。その林の木立の幹にはタニシも生息している。この、ここだけ超極所的な環境と生態系は、実に興味深い。

 ガイド本にはよく「ビクトリアの滝見物の際は、カメラはビニール袋などで保護して行くように。」と書かれてある。特に今の時期は、乾季で水量が少ないと聞いていたので、「本当?」と思っていたのだが、これは本当だ。カメラ類はビニールで二重にくるみ、風が吹いて滝つぼからの「スコール」が来ると、滝に背を向けて、降りしきる水滴から機材を守った。

 用意して行ったジャムのサンドイッチの昼食を取ったりして、しばらく滝を見ながらのんびりとこのアフリカ南部のハイライトと言われる景観を味わっていると、午後2時ごろ、突然、滝の中腹よりやや下のあたりがぼんやりと色づき始める。さあ、ハイライトの中のハイライト、自然が織り成すパフォーマンスショーの始まりだ。

 そのぼんやりと色づき始めた部分は、ゆっくりとその色彩を強め、鮮やかに彩度を増す。やがて七色のアーチができあがる。

ビクトリア大瀑布に架かる虹1

 物凄い勢いで、莫大な水量が滝つぼに一気に、しかも絶え間なく落下し続け、そこからは非常に細かい水滴が雲のようになって、空に向かって湧きあがる。
 そこに映し出された虹もまた七色の炎のように、メラメラと空に向かって揺らいでいる。

 「虹が燃えている!!」

 その圧倒的な迫力と、これ迄見た事もない燃える虹。そして対照的に、滝となる前のザンベジ川の穏やかな流れと、静かな周辺の緑の木立。強烈な日射しの下で、耳をつんざく爆音と、降りしきる水滴の清涼感。 全てが我々の五感を包み込む。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)野菜炒め

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
クラフトセンターのトラディショナル・ダンスショー
毎日18:30〜20:00 1020Z/1人

 夜、余興で見に行く。マリンバによる伝統音楽の演奏や、ジンバブエ各地の民族の伝統ダンス。なかなか楽しい。
 特に下にひょうたんを付けた、いくつものマリンバのリズミカルで耳に心地良い音色をバックに、素敵なコーラスで歌い踊るダンスや、水木しげるの漫画に出てきそうな、おどろおどろしい仮面を付けたマキシ族のダンスなどはとても面白い。
 また、獅子舞ならぬゾウ舞やワニ舞もある。どちらも布や皮で作られ、中に人が入って舞う、伝統的なものらしい。
ビクトリア大瀑布に架かる虹2ビクトリア大瀑布に架かる虹3

【宿】シュートリングス ドミトリー 9$/1人 在住日本人女性経営。看板がないので見付けにくいが、駅などで人に聞けば、ホテルのあっせんをしている人が案内してくれる。

寝台列車に乗ってビクトリアの滝へ1
寝台列車に乗ってビクトリアの滝へ (ジンバブエ)ブラワヨ→ビクトリアフォールズ
エリア:
  • アフリカ>ジンバブウェ>ブラワヨ
  • アフリカ>ジンバブウェ>ビクトリアフォールズ
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/10/02 14:18
 昨日は、列車の脱線で足止めをくらった我々。今日は、朝一番でブラワヨの駅へ、今日のビクトリアフォールズ行の列車は運行するのか、チェックに行く。「今日は大丈夫」との事なので、切符を購入。

寝台列車に乗ってビクトリアの滝へ1

 列車は夜行で、出発時刻は夜の19:00。宿のチェックアウトの時間は、朝の9時。10時間余り、何もする事がない。荷物もあるので、動き回る事もできない。仕方なく駅の待合室で、今日もダラダラと時間をつぶす。

 このブラワヨという街、ジンバブエではハラレに次ぐ大都市なのだが、その象徴的存在が駅の隣、街のど真ん中に建てられている、どでかい火力発電所。4つの大きな煙突が、街中に不気味にそびえる。
 道にはジンバブエの他の都市と同様、ジャガランダの街路樹が植えられ、きれいな並木道を作り、紫の花をたわわに付けたその眺めはハラレのものより見事だ。

 夕方18時、バックパックを背負って、駅の待合室からホームへ出る。ものすごくオンボロの蒸気機関車がシュポシュポと音を立てながら、客車を数車両ずつ運んでは、ホームの前で列車をつないでいる。

 車両の連結作業が終わり、列車が完成すると、乗客が次々に乗り込む。我々は2等のコンパートメント。室内の装飾は実に味わいのあるアンティークなもので、木目を基調に、化粧だな、鏡、水道の蛇口付きの洗面台まで備え付けてある。

 19:30、汽笛と共に、ゆっくりと列車が動き出す。車輪がレールとかみ合う音、車両がきしむ音、それらが一大ハーモニーを奏で、旅情をかき立てる。食堂車では陶器のお皿を並べ、ディナーに舌づつみを打つ人達もいる。我々の方は、列車の旅情をおかずに、持参のパンの夕食を取る。

 夜も更けてくると、ベッドメーキングの人が来て、コンパートメント内のベッドにシーツと毛布、枕をセッティングしてくれる。

 それにしても出発してからだいぶ経つのに、列車の速度は一向に上がらない。それどころか恐ろしく遅い。時々立ち止まったりする。
 ゆっくりでいい、どんなに遅くてもいい、この列車だけは脱線などしませんように。無事、ビクトリアフォールズに着きますように。


【食事】

朝:ビスケット
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
・ブラワヨ→ビクトリアフォールズ 19:00発 列車夜行 翌7:00着 2等寝台 576Z/1人
 駅のチケット売り場で事前予約可能。 座席No.はホームの端に、名前と共に当日貼り出される。ブラワヨ近くはホームレスの溜まり場となっていて、雰囲気が悪いので注意。

NoPhoto
列車脱線! (ジンバブエ)マシンゴ→ブラワヨ
エリア:
  • アフリカ>ジンバブウェ>ジンバブウェその他の都市
  • アフリカ>ジンバブウェ>ブラワヨ
テーマ:鉄道・乗り物 
投稿日:2000/10/01 14:11
 旅を始めて30日目、今日はある意味、この旅のこれからを象徴する「旅らしい1日」となった。

 バスでブラワヨまで行き、そこから夜行列車でビクトリアフォールズへ向かう予定。朝6:30に宿を出て、ブラワヨ行のバスに乗る。ブラワヨまでは3〜4時間。ブラワヨ発の列車は19:00発だから、こんなに早いバスで行く必要は無いのだが、「何かあったら大変だから」と早目に行動する事にしたのだ。

 案の定、バスは30分程走ると、ドライブインの様な所で停まり、動かなくなってしまう。初めは「休憩かな」と思ったのだが、30分しても全く動く気配がなく、乗客が全員降り始めたので、尋ねると、「ステアリングがおかしなくなって動かなくなった」との事。更に待つ事30分、別のブラワヨ行バスが通り掛かり、乗客は全員そのバスに乗り移る。同じバス会社のバスなので、料金を払い直す必要はなく、ほっと胸をなで下ろす。

 乗り移ったバスには、前にテレビが付いている。映画か何かやるのかなと思っていたら、聞こえてきたのは大音量のリンガラミュージック。画面にはリンガラを演奏し、そのリズムに合わせてひたすら陽気に踊る人々の姿。 「うるさーい!」 「バスが着くまで、あと何時間もこの調子なの?!」
 バスの乗客の中には、立ち上がってノリノリで肩をふるわせて、大声で歌い出すやからも。別に見たくもないのに、ついノー天気な画面に目をやってしまう。「ハーッ。」

 近くの席に座ったおばさんが、にこやかに声をかけてくれる。
 「ブラワヨからビクトリアフォールズに行くのかい?」
 「Yes,列車で行く予定です。」
と返すと、
 「ハハーン、今日の夜行で行くんだね。」
とおばさん、わかっている。
 「Yes,Yes,その通り。」
その後もおばさんと少々おしゃべり。勝手がわからない旅先での道中、こうやって地元の人を見方に付けておくと心強い。
 「いいかい、ブラワヨの中心街で降りるんだよ。」
とおばさん。バスがブラワヨに着くと、おばさんが駅までの道を案内までしてくれた。親切なおばさん、どうもありがとう。

 昼過ぎ、重いバックパックを背負って汗をかきながら駅に着くと、「Victoria Falls Cancelled .Derailed」と書かれている。
 「ガーン! 脱線!?」。

 バスでビクトリアフォールズまで行く事も考えたが、駅員さんが「明日は大丈夫。」と自信満々で言うので、今日はブラワヨに泊まって、明日の列車でビクトリアフォールズに行く事にする。
 「明日は何事もなく、スムーズにビクトリアフォールズにたどり着けますように。」

 今日は日曜日。ブラワヨの街は静まり返り、商店街の店は全て閉まってる。宿の部屋でただひたすらだらだらと、明日に願いを託す。
 宿のおじさんの話だと、ビクトリアフォールズ行の列車は、昨日も脱線で動かなかったそうだ。明日は大丈夫だろうか。。。


【食事】

朝:パンとゆで玉子
昼:パンとゆで玉子
夜:ドーナツ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)

【宿】(ブラワヨ)New Waverly Hotel 470Z(W一室)。駅の近く。キッチンなし。

世界遺産「グレートジンバブエ」1
世界遺産「グレートジンバブエ」 (ジンバブエ)ハラレ→マシンゴ
エリア:
  • アフリカ>ジンバブウェ>ハラレ
  • アフリカ>ジンバブウェ>ジンバブウェその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産 
投稿日:2000/09/30 12:48
 朝、ハラレからバスに乗り、マシンゴへ。大型の長距離バスだが、南アでのデラックスバスとは違い、見るからに年季が入っている。

 車内ではリンガラ・ミュージック(アフリカ全域で聞かれるピチカートが効いたエレキギターとコーラス、 そしてリズミカルで単調なリズムが繰り返される陽気なポピュラーミュージック)が鳴り続ける。南アのデラックスバスで、ハリウッド映画のビデオが流れていたのとは対照的に、アフリカの大衆的な雰囲気が旅の情緒を感じさせる。

 ハラレの街を離れた車窓の外には、サバンナの奥で立派な角のシカがこちらを見ている。顔はオリックスと似ているが、角の先が曲がっている。 (オリックスは角がまっすぐ)

 マシンゴには昼前に到着。宿に荷物を置いて、早速、近郊にある世界遺産「グレートジンバブエ」遺跡を訪れる。

 ローカルバスで遺跡近くのバス・ストップで降り、道行く人や道沿いの露天の土産屋に道をききながら、遺跡の入り口に近づいて行くと、 目の前にちょっと大きな丘が現れる。丘の頂上には石垣のようなものがあり、人の影が動いている。
 「もしかして、グレートジンバブエってあのてっぺん??」

 昼下がりの日差しは強烈で、既に汗が体中にしたたっている。巨大な石の遺跡と聞いていたので、 すっかり平坦な土地に築かれているものだとばかり思っていたのだが・・・。

 「ふうっ」と一息付いて、意を決すると、丘の頂上へ登山開始。石の階段が組まれているのだが、一段の石の幅はとても狭く、常につま先だけで階段を登っている感じだ。

 苦労したかいあって、丘の頂上からの眺めはなかなかのもの。サバンナの向こうに湖も見える。眼下には、丘の東側のふもとにも遺跡が見える。なるほど、 遺跡はアフリカには珍しく広大で、都市の様相をていしている。この「ヒル・コンプレックス」と呼ばれる丘の頂上に石を積んで作られた遺跡は、城か要塞か?

世界遺産「グレートジンバブエ」1

 石の階段を下って丘を降りるのは、上ってくるより神経を使う。何しろ階段の幅が狭いので、常にカカトだけを使って足を運ばなくてはならない。しかも階段といっても所々崩れかけている遺跡の一部だ。

 つい、よろめいて両脇の石積みの壁に手をつくと
 「グラッ!」
 危ない、危ない。もう少しで世界遺産を崩してしまう所だった。

 丘を下りて、ふもとの遺跡群へ。

 このグレートジンバブエ遺跡、「アジアや中南米の遺跡を見慣れてる人が行くと肩透かしを食う。」 と言われているようだが、石を積んで作った巨大な壁は、右へ左へなだらかな美しい曲線を描き、それが幾重にも重なって遺跡を囲む。なかなか良くできている。

 入り口近くには小さな博物館があり、入ってみると遺跡から出土した鳥の木彫りの像が幾つか展示されている。 しっかりした丸木棒の上部に胸を張って上を向くタカだかワシだかが、りりしく彫られていて、権力や栄華を誇示しているかのようだ。

 博物館に掲示してある説明には、積まれた石の分析から、遺跡は2〜4世紀頃から15〜6世紀頃まで段階的に築かれたらしい、という事が書かれているだけ。 それ以外にこの遺跡に関して、何ら解明はされていないようだ。

 大体、「グレートジンバブエ」という名称もいい加減だ。何ら史実に由来していない。飛鳥遺跡を「すごい日本の遺跡」って言るようなものだ。

 遺跡からは何と中国の陶器も出土されたそうで、「本当? そこら辺の現代人が捨てたんじゃないの?」とも思ってしまうが、本当ならすごい。

  確かにこのアフリカの南に何らかの権力と都市が存在し、石で街を築き、交易を行い、そして滅んでいった様だ。
 その歴史はどこにも記されず誰も知らない。


【食事】

朝:パン
昼:なし
夜:ご飯とロースとチキン(自炊)
…今日の料理は大成功。ご飯もチキンの焼き加減も最高。どうやらナベでのご飯炊きも慣れてきたようだ。

【トラベルメモ】

1US$ = 50Z(ジンバブエドル)
・ハラレ市内→バスターミナル・タクシー240Z …メーター通り払ったが、事前に交渉しておけば値切れるそうだ。ジンバブエのタクシーはそれが常套手段らしい。
・バス ハラレ→マシンゴ470Z/1人 5時間。バスはひんぱんにある。
・マシンゴ市内→バスステーション ミニバス(コミューターと呼ばれている) 10Z/1人 数分 1km強の距離なので歩いても行ける。コミューターは街の中心のシェルのガソリンスタンドの裏「TMスーパーマーケット」前より。
・グレートジンバブエ遺跡 入場料520Z(又は10US$)/1人 丘登りもあり、最低2時間は必要。バスストップ前でオレンジが1個2Z。遺跡を見て、さんざん汗をかいた後、これで喉を潤す。

【宿】(マシンゴ)PawPaw Lodge 400Z(W一室)。ハラレのPawPawとは大違いでキレイで良い。キッチン有り。

1 - 5件目まで(9件中)