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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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船でチュニジアへ (フランス)マルセイユ→(チュニジア)チュニスへ

2001/04/19 14:51
船でチュニジアへ  1
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス > マルセイユ
  • アフリカ > チュニジア > チュニス
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / 鉄道・乗り物
 マルセイユの街には、なんとも妙な雰囲気が漂う。

 街中には、ジュラバの姿の北アフリカ系の人々が徘徊し、目にするその数は白人よりも遥かに多い。
 彼らは街の中心部の広場で青空マーケットを盛大に催し、公園にたむろし、通りには、シャワルマ屋やタシンの土鍋を並べたモロッコ料理屋が並ぶ。

 パリに次ぐフランス第2の都市ながら、中心部はまるでヨーロッパに浮かぶマグレブ(北アフリカ)の小都市のようだ。

 そんな彼らがやって来たのであろう北アフリカの国の一つ、チュニジアへ、今日我々は船で航海に立つ。

 マルセイユの港の乗船ターミナルで出国手続きを済ませ、ターミナルの外のタラップに出てみると、タラップの先には何とも大きく立派なフェリー。

船でチュニジアへ  1

 側面に並んだキャビン(客室)の窓の数々に、未だ季節に達していないので水は張られていないが、大きなプールまである。

 我々がこれ迄乗った中で、最もデラックスな豪華客船だ。
 船内には、バー、レストラン、免税ショップ、インフォメーションデスクなどももちろん完備。

 我々は、そんな、チュニジアのチュニスまで一泊二日かけて地中海を渡るの豪華客船風のフェリーの中の、最も安い自由席のソファーに寝床を取ると、甲板に上がって、洋上から色々あったマルセイユの街に別れを告げる。

 マルセイユに来る途中の夜行列車でビデオカメラを盗まれてしまい、未だそのショックから立ち直り切れてはいないが、
 罪を憎んで人を憎まず。罪を憎んで街を憎まず。

 その直後は大嫌いだったマルセイユだが、海から臨むその風貌に別れを惜しむようにカメラのレンズを向ける。

 そしてこれから約24時間の地中海クルーズの後、我々は再びのアフリカ、北アフリカはチュニジアの地に足を降ろす。


【食事】

朝:サンドイッチ、リンゴ
昼:サンドイッチ、リンゴ
夜:サンドイッチ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 6.5FF(フランス・フラン)
1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・マルセイユ→チュニス(フェリー、夜行)14:00発 翌11:00着 1000FF/1人(週2便)
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