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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ブレッド湖?(スロベニア)ブレッド→リブリャーナ

2001/05/16 12:32
41カ国目、スロベニア 1
エリア:
  • ヨーロッパ > スロヴェニア > ブレッド湖畔
  • ヨーロッパ > スロヴェニア > リュブリャナ
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 抜けるような青空、快晴だ!!今日こそはどブレッド湖畔に出る。少し歩いて湖畔に沿って回り込むと、、いたいた、現れた。白銀の頂のユルリナアルプス。ドーンと裾野までクリアに、視界いっぱいに飛び込んでくる。

ブレッド湖?1ブレッド湖?2

 湖面に映るブレッド城に聖マリア教会。そこをスーッと白鳥が通り過ぎて行く。湖畔では、小枝を集めて作った巣で一休みしている白鳥と挨拶を交わす。
 「きれいだねー!!」
これでもう満足。ゆっくり宿に戻ってチェックアウトを済ます。

 バス停でリブリャーナ行きのバス待ちをしていると、
 「やあ、ここはいいところだね。僕はカナダから来たんだけど、
  ここはバンフそっくりだ。バンフみたいに大きなホテルが見えないし、
  静かで観光客が少ない分、こっちの方がいいねえ。」
我々はカナダに行ったことはないのだが、カナダ人が言うのだから本当なのだろう。あのあこがれのバンフにも勝るとも劣らないブレッド湖、静かにのんびり、気軽に最高の景観が楽しめる。

 そしてバスでスロベニアの首都リブリャーナへ。すっかりいい気分で三本橋のたもとの教会の階段でくつろいでいると、自転車に乗った制服姿の若い警官がこちらへ近づいてくる。
 「パスポート!」
 「パスポートはホテルに預けている(実際にそうしていた)。」
 「それは法律違反だ。外国人は常時パスポートを携帯しなければいけない。罰金を払え。」

 出ました!久しぶり、恐喝ポリスだ。恐喝ポリスはアフリカ以来、ヨーロッパでは初登場だ。制服を着ているし、恐らくニセポリスではなく本物。

 大声でごねまっくっていたら、何とか追い払うことができたけど、やれやれだ。整然とした小ぢんまりとしたきれいな街並みはまるで西欧のようだけど、こんなのが出没するとは。
 旧ユーゴから独立して10年足らずのスロベニア、まだまだ国家としての秩序がなっていない部分があるのかな。

 いいところだっただけに、自由と独立が悪い方向に行かないよう切に願う。桑原、くわばら、油断大敵。暗くならない内に宿に戻るとしよう。


【食事】

朝:パン、シリアル、ハム、チーズ、カルカデジュース、コーヒー
昼:春巻き、カッテージチーズのパプリカ詰め
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 240ST(スロヴェニア・トラール)
・ブレッド→リブリャーナ(バス)1時間 1090st

【宿】
(リブリャーナ)Hotel Bllevue 7300st/ダブル一室
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