-
エリア:
- 中近東 > トルコ > カッパドキア
- 中近東 > トルコ > トルコその他の都市
-
テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 世界遺産
「ハァハァ・・・暑いな・・・」
照りつける太陽の下、したたる汗をぬぐい、空を仰ぐ。先を見ると道のりはまだ長そうだ。
「やっぱりバイクにしとけば良かったかな・・・。」
一休みし、またマウンテンバイク風オンボロ自転車にまたがり、ペダルを踏みこぐ。
朝、ギョレメの旅行会社で、価格表に並ぶ割高なレンタルバイクを横目に、一番安い自転車をレンタルし、1日カッパドキアを自分の足でこいで回ることにしたのだ。
道は良く舗装されており、初めのうちこそ爽快だったのだが、何しろ暑い。そして、こいでも、こいでも中々思ったように進まないオンボロ自転車。道のりは思ったより長い。
キノコ岩などの奇岩が林立するカッパドキアの見所を一通りまわり、ギョレメへ戻ろうとした夕暮れ時、最後の最後に道を間違えてしまい、こいでもこいでも道は続くばかり。
やがて日は沈み、あたりはすっかり真っ暗に。
「距離的にみて、どう考えても道を誤ったようだ。」
と悟り、しばらく走った道を大急ぎで戻る。
暗闇の中を一生懸命自転車をこいでいると、後ろからついて来る筈のJunkoの姿が夜のせいもあって見えない。
ガソリンスタンドで道を尋ね、その明かりの下でJunkoを待っていると、しばらくして半ベソをかきながらJunkoが現れる。時折大きなトラックも脇を通り過ぎる暗がりの道で、前も良く見えず心細くなってしまったようだ。
ようやくギョレメの街に近づくと、道はそれまでのアスファルトの舗装から、石畳の急な下り坂に変わる。
暗い夜道でハンドルをとられて転げ落ちないように、最後の握力をふりしぼって、ガタガタとタイヤを鳴らして湾曲する坂を下る。
朝9時に借りた自転車、返却時間は夜9時なのだが、戻り道で急いだ甲斐もなく、道を迷ったせいで時刻はとうに9時を越えている。
ようやくギョレメに戻って自転車を返却したのは9時40分過ぎ。お店の人の善意で追加料金は徴収されなかったが、ともかく大変だった。
それでも終わってみれば、なかなか、楽しかった。
特に帰り道、真っ赤に染まる夕焼け空にゴツゴツとしたウチヒサルの丘のシルエットが浮かび上がり、丘の斜面の民家の明かりが灯されると、その光景はまるでSF映画の未来都市の要塞のようで美しかった。
もっともその時は、道に迷い、戻ることで一生懸命で写真を取る余裕もなかったのだが。
ギョレメの宿に戻り、シャワーを浴びるとようやく一息。宿の共同キッチンで自炊したパスタを屋上で星空を眺めながら、頂く。 「あの美しい夕焼けは明日も見れるかな?」
明日はもう少しゆっくり、このカッパドキアを楽しもう。
【食事】
朝:パン
昼:パン、プディング
夜:パスタ、ヨーグルト
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・レンタサイクル:700000tl/12時間1台
*本日まわったカッパドキアの見所*
?ギョレメのパノラマ:ギョレメからウチヒサルへ至る坂の上から見える奇岩が立ち並ぶ景観。無料
?ウチヒサル:丘の上から、カッパドキアが一望できる。本来有料だそうだが、なぜか今日は無料だった。
?パシャバー:キノコ岩(キノコの形の岩、キノコが生えている岩ではない)が林立。無料
→車道を下記?から?へ向かう途中にも大きなキノコ岩が見れる
?セルヴェ屋外博物館:峡谷の壁面に拡がる穴倉住居跡。4000000tl
?ローズバレー:波打つ山肌の景観が有名。夕日に染まる姿が美しいと聞いていたのだが、この日は特にどうという事はなかった。
我々が苦労して行った、ローズバレー正面のView Pointへのは入場料1000000tl。
ローズバレーは、ギョレメ博物館近くや、ウチヒサルからタダで遠くに望むことができ、それでも充分と思う。
⇒結論を言うと、我々みたいにそんなに動き回らずにとも、ギョレメ近郊の?と?が一番良かった。
【宿】
(ギョレメ)Atak Hotel 5000000/W-1人
照りつける太陽の下、したたる汗をぬぐい、空を仰ぐ。先を見ると道のりはまだ長そうだ。
「やっぱりバイクにしとけば良かったかな・・・。」
一休みし、またマウンテンバイク風オンボロ自転車にまたがり、ペダルを踏みこぐ。
朝、ギョレメの旅行会社で、価格表に並ぶ割高なレンタルバイクを横目に、一番安い自転車をレンタルし、1日カッパドキアを自分の足でこいで回ることにしたのだ。
道は良く舗装されており、初めのうちこそ爽快だったのだが、何しろ暑い。そして、こいでも、こいでも中々思ったように進まないオンボロ自転車。道のりは思ったより長い。
キノコ岩などの奇岩が林立するカッパドキアの見所を一通りまわり、ギョレメへ戻ろうとした夕暮れ時、最後の最後に道を間違えてしまい、こいでもこいでも道は続くばかり。
やがて日は沈み、あたりはすっかり真っ暗に。
「距離的にみて、どう考えても道を誤ったようだ。」
と悟り、しばらく走った道を大急ぎで戻る。
暗闇の中を一生懸命自転車をこいでいると、後ろからついて来る筈のJunkoの姿が夜のせいもあって見えない。
ガソリンスタンドで道を尋ね、その明かりの下でJunkoを待っていると、しばらくして半ベソをかきながらJunkoが現れる。時折大きなトラックも脇を通り過ぎる暗がりの道で、前も良く見えず心細くなってしまったようだ。
ようやくギョレメの街に近づくと、道はそれまでのアスファルトの舗装から、石畳の急な下り坂に変わる。
暗い夜道でハンドルをとられて転げ落ちないように、最後の握力をふりしぼって、ガタガタとタイヤを鳴らして湾曲する坂を下る。
朝9時に借りた自転車、返却時間は夜9時なのだが、戻り道で急いだ甲斐もなく、道を迷ったせいで時刻はとうに9時を越えている。
ようやくギョレメに戻って自転車を返却したのは9時40分過ぎ。お店の人の善意で追加料金は徴収されなかったが、ともかく大変だった。
それでも終わってみれば、なかなか、楽しかった。
特に帰り道、真っ赤に染まる夕焼け空にゴツゴツとしたウチヒサルの丘のシルエットが浮かび上がり、丘の斜面の民家の明かりが灯されると、その光景はまるでSF映画の未来都市の要塞のようで美しかった。
もっともその時は、道に迷い、戻ることで一生懸命で写真を取る余裕もなかったのだが。
ギョレメの宿に戻り、シャワーを浴びるとようやく一息。宿の共同キッチンで自炊したパスタを屋上で星空を眺めながら、頂く。 「あの美しい夕焼けは明日も見れるかな?」
明日はもう少しゆっくり、このカッパドキアを楽しもう。
【食事】
朝:パン
昼:パン、プディング
夜:パスタ、ヨーグルト
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・レンタサイクル:700000tl/12時間1台
*本日まわったカッパドキアの見所*
?ギョレメのパノラマ:ギョレメからウチヒサルへ至る坂の上から見える奇岩が立ち並ぶ景観。無料
?ウチヒサル:丘の上から、カッパドキアが一望できる。本来有料だそうだが、なぜか今日は無料だった。
?パシャバー:キノコ岩(キノコの形の岩、キノコが生えている岩ではない)が林立。無料
→車道を下記?から?へ向かう途中にも大きなキノコ岩が見れる
?セルヴェ屋外博物館:峡谷の壁面に拡がる穴倉住居跡。4000000tl
?ローズバレー:波打つ山肌の景観が有名。夕日に染まる姿が美しいと聞いていたのだが、この日は特にどうという事はなかった。
我々が苦労して行った、ローズバレー正面のView Pointへのは入場料1000000tl。
ローズバレーは、ギョレメ博物館近くや、ウチヒサルからタダで遠くに望むことができ、それでも充分と思う。
⇒結論を言うと、我々みたいにそんなに動き回らずにとも、ギョレメ近郊の?と?が一番良かった。
【宿】
(ギョレメ)Atak Hotel 5000000/W-1人