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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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トルコ・バスの旅 (トルコ)ギョレメ→カイセリ→マラテヤ

2001/06/11 11:53
エリア:
  • 中近東 > トルコ > トルコその他の都市
  • 中近東 > トルコ > カイセリ
  • 中近東 > トルコ > マラティヤ
テーマ:
  • 鉄道・乗り物
 バスでのトルコの旅は概ね快適だ。
 切符売場では、目的地まで行くバスがない場合でも、乗り継ぎ地点までのバスと、接続を取ってその先の目的地まで乗り継ぐバスの切符まで手配してくれる。
 バス自体も大型のエアコン付きで、乗り心地も良く、夜行長距離バスも多く走っているのでぐっすり寝ている内に目的地に着いてしまう。

 そしてトルコの長距離バスならではと言えるのが、少々過剰とも思える車内サービス。
 バスには必ずパーサならぬ専門のサービスボーイが乗車しており、折あるごとに乗客一人一人にコロンヤと呼ばれる香水をふりまく。その量からして差し出した手の平の内にしたたるほどの過剰ぶり。
 おしぼりに、コーラやコーヒー等の飲み物のサービスは当たり前、時にはおやつまで差し出される。

 そんなにサービスを提供しているのに、もっとなんとかして欲しいのがトイレ。
 どのバスにもトイレは設置されてはいるのだが、我々が乗車した全てのバスで、そこは単なる物置になっており、トイレとして機能しておらず。
 エアコンがガンガンに効いた車内では、コーラやコーヒーを差し出されるがままに飲まされると、どうしてももよおしてしまうのが人間の生理。ところがバスは中々休息を取らず、やっと停まったドライブイン兼ガソリンスタンドの様な所ではトイレは有料ときた。

 今日もそんなトルコ各地を縦横無尽に結ぶ長距離バスにて、マラテヤを目指す。

 恒例の車内サービスで差し出された小さな紙のパッケージ。 「お菓子かなにかの様だが、何だろう?」と開けてみると、鮮やかなオレンジ色のツヤの良いプクプクの干しアンズが2つばかり。
 我々が乗っているのはマラテヤに本社があるバス会社のバス。そして干しアンズはトルコでも有名なマラテヤ名物なのだそうだ。

 かじってみると、干されているとは言え、半生タイプ、その柔らかい食感としつこ過ぎない酸味の効いた甘味がとてもおいしい。

 ご当地の名産を出すとは、これは過剰サービスの中にあっても、とっても嬉しい気の利いたサービスだ。


【食事】

朝:(自炊)パスタ
昼:パン、干杏、クッキー
夜:ドルネケバブ(焼きチキンそぎ肉のサンドウィッチ)、ギョズレメ(パイ)、プディング、ヨーグルト

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・ギョレメ→マラテヤ(バス、カイセリで乗り継ぎ)11:00発、19:00着 15000000tl

【宿】
(マラテヤ)Hotel Taharan 4000000/W-1人
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