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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ネムルート・ダゥ と マラテヤのあんず (トルコ)マラテヤ⇔ネムルート・ダゥ→ドゥ・バヤ・ズィット

2001/06/12 12:00
ネムルート・ダゥ と マラテヤのあんず1
エリア:
  • 中近東 > トルコ > マラティヤ
  • 中近東 > トルコ > トルコその他の都市
  • 中近東 > トルコ > ドウバヤジット
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / 世界遺産
  • / グルメ
 市場の脇にズラっと並ぶ名物干アンズ屋。アンズの鮮やかなオレンジ色で街角が埋め尽くされ、見事だ。

ネムルート・ダゥ と マラテヤのあんず2

 小ぢんまりした繁華街には、イスタンブールよりずっと庶民的な店舗や食堂が多いようだ。
 おししい水でも有名との事。

 そんなマラテヤに我々がやって来た理由、お目当ては、ネムルート・ダゥ。地元の人からネムルートと呼ばれる山の頂きにある遺跡だ。
 刀のサヤの様なスラッとした形の帽子をかぶった大きな頭だけの石像がゴロゴロと散らばるその写真を見て、いつか一度は訪れてみたいと思っていたのだ。

 念願かなって実際に目にしたその姿は、石像群が並ぶそのエリアは「意外に小さいな。」と言うのが正直な所。

 ただ、不思議な形の帽子をかぶった面長のたんせいな顔立ちの大きな石像が散らばる様に在り様は期待通り。
 向こうからたてがみを従えた大きなライオン像もこちらを伺っている。

 意外に小さいエリアに、小ぢんまりとかたまって石像群があるお陰で、かえって写真に収め易く、そういう意味では「写真映りがいい」遺跡と言えるだろう。
 そんな訳で、我々も記念写真をパチリ。夕刻、ネムルートの山を後にする。

ネムルート・ダゥ と マラテヤのあんず1

 夜、ドゥバヤズィット行の夜行バスの中でマラテヤ名物干アンズをかじる。
 おいしいし、腹もちもいい、何より体にいいとも聞いている。
 そんなフレッシュな干しアンズが1kg、ビニール袋いっぱいでわずか100円余り。食べても食べてもなくならない。

 ネムルートの遺跡もまぁ、中々ではあったが、このマラテヤ名物を思う存分味わえた事こそ、マラテヤに来た甲斐があったと言うものだ。


【食事】

朝:スミット
昼:ドルネケバブ、プディング、チェリー、スイカ
夜:スミット、干アンズ、パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
・マラテヤ発ネムルートダゥ日帰りツアー:24000000tl
・マラテヤ→ドゥバヤズィット:夜行バス20:30発、翌8:30着
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