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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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アルゲ・バム (イラン)バンダルアッバス→バム

2001/06/21 14:21
アルゲ・バム 1
エリア:
  • 中近東 > イラン > イランその他の都市
  • 中近東 > イラン > バム
テーマ:
  • 世界遺産
「プップー」
我々が乗ったバム行のバスが荒涼としたしゃく熱の荒地でクラクションを鳴らすと、どこからともなく大量の荷物をかついだおばあさん達が腰を曲げてバスの方へ向ってくる。

 バスは路肩に停まり、乗務員らは全員手分けして、運ばれた荷物を確認し、バスにのせている。

 見てみると、おばあさん達が運んできたのは大量のタバコ。
 どうやらこのバス、怪しい非合法な商売も兼業しているらしい。

 一仕事終えたおばあさん達は、にぎやかにお喋りし、何やらまくし立てながらバスに乗り込んで来る。
 身を低くし、荒地にへばり付くように隠れて、このバスが来るのを待っていたと思われるが、日陰もほとんどない炎天下の中、一体どれくらい待っていたのだろう。大変な仕事だ。

 バスがバムに着き、宿を取ると、早速アルゲ・バム遺跡を訪れる。

 アルゲ・バムは、泥でできたかのような、日干しレンガの大きな城壁都市の遺跡だ。

アルゲ・バム 1

 チュニジアやトルコでは、遺跡というと、ガレキの廃墟の様な所が多かったが、アルゲーバムはかなりよく修復されている。

 城の上に登ると、バムのオアシスと、その向こうの砂漠の大地が良く見渡せる。

 アルゲーバムから宿へ戻る途中、ナン屋を発見。
 ちょっとした人だかりができており、皆、競うように焼きたてのナンを、焼き上がったそばから買い求めている。

 ではでは我々も。
 今食べる分と、明日のパキスタンへの道中の手弁当用に、少し多めに買っておこう。

 「おいくらですか?」
 大きなナンなのに一枚150Rl、約3円。

 随分お手頃なんですね。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:ソーセージサンド、ナン

【トラベルメモ】

1US$≒約8000Rl(イラン・リアル)
・バンダルアッバス→バム (バス)7:00発15:30着 12500Rl
・アルゲ・バム遺跡 入場料30000RL

【宿】
(バム)Guest House Ali Amir 25000Rl/ドミ一人
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