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パリの老舗マスタードといえば、ここ!

2016/12/04 00:00
マイユ
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス > パリ
テーマ:
  • 買物・土産
  • / グルメ

フランスの老舗マスタード店といえば、マイユ。

その歴史は今から267年前、18世紀にまでさかのぼります。

18世紀の前半、フランスではペストが猛威を振るっていました。マイユの創始者の父に当たるアントワーヌ・クロード・マイユ(父)はビネガー製造者でした。かれは、ビネガーに殺菌能力があることから、毎日カフェスプーン一杯のビネガーをとることを推奨します。

実際にマスタードの販売を開始したのは、その息子、全く同名のアントワーヌ・クロード・マイユ(息子)です。1747年、パリのサンジェルマン界隈、Saint-André des Arts通りに一号店を出します。すでに、商品棚にはさまざまな味がついたマスタードが並んでいました。

そのクオリティーはすぐに評判になり、ルイ15世の宮廷での正式なマスタード業者になります。当時ルイ15世の愛人だったポンパドール夫人はSaint-André des Arts通りに住んでいて、マイユの常連さんだったともいわれています。皇后と同じマスタードを食べるのは癪だったかもしれませんが。

評判はヨーロッパ中に広がり、オーストリア、ハンガリーの宮廷もマイユを正式なマスタード業者に選びます。ロシアのカトリーヌ2世までもがマイユを贔屓にするという、まさにヨーロッパの王室ご用達のマスタード屋の地位を築きました。

その後も、フランスの政体が王政から帝政、共和制とコロコロかわっても、常にマスタードをフランスの中枢に提供し続けました。

パリ1号店開店から250年周年に当たる1996年、マイユはパリのマドレーヌに新たに店を出しました。

このマドレーヌ教会の界隈はパリ中の高級エピスリー(食料品や雑貨を扱った店)があります。マイユが誇る多種のマスタードに加え、ポンプから直にビンに入れてくれる新鮮なマスタードを販売しています。

マイユの詰め替え用の入れ物に、フレッシュマスタードをいれて、おいしいソーセージなどいかが?

 

Maille マドレーヌ店

6, place de la Madeleine Paris 75008

月から土 10時から19時

祝日 11時から18時

 

 

 

 

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