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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > パリ
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日は、パリのルーブル美術館から隠れた名品のご紹介です。
フランス王政の絶頂期をつくったルイ14世と、最後はフランス革命によって断頭台の露と消えた悲劇の王様ルイ16世の間にあって、どちらかというと華やかなプライベートの方が有名なルイ15世。の、妻である王妃マリー・レクザンスカは、ポーランドの由緒ある貴族出身とはいえ、次の王妃がマリー・アントワネットなのだからちょっと影が薄い。でも、どうだろう、この威風堂々とした立ち姿、特別な機会用と思われる絢爛豪華な衣装、さらにこれでもかと王家の紋章の百合の花のついた台座に載った王冠を指し示している。典型的な公式な肖像画そのものともいえるけれど、つい本人よりも書き込まれた豪華な装飾に目がいってしまう。
ルイ・トケ作「マリー・レクザンスカの肖像」はシュリー翼3階、18世紀のフランスの絵画コーナーにある。
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